タオル補正

前作割れのプレッシャー


2.どうするのがベストだったのか

ひとつ前の記事で書いた通り、4期は全員アンダーにすべきだったと思います。そこでアンダーライブの熱さと伊藤純奈や和田まあやの実力に触れてほしかった。

では、その場合の選抜はどうすべきだったか。
特にセンターは誰に任せるべきでしょう。

現状、目に見える人気指標では白石麻衣と齋藤飛鳥が先頭を走り、そして与田祐希と生田絵梨花がそれを追うという構図に見えます。
全員まるっきりタイプが違い、支持層も活躍分野も少しずれているのが興味深いですね。

単純に考えれば舞台でシングルプロモーションに穴を開ける可能性の高いいくちゃんは外れ、次にセンターになる時は卒業と噂されるまいやんも外れ、飛鳥ちゃんと与田っちょの一騎打ち。

前作でセンターに指名され涙を流した飛鳥ちゃん。卒業生続出=前作割れが確実視される状況で任された重圧と責任感を感じていたことと思います。

しかし今回、さらに前作割れの危機があります。
個別握手会の発売部数が前作の929から835へ大幅に減少しているのです。

ここで連続でセンターをやらせるのはさすがに厳しい。となると消去法では与田っちょ一択になります。

しかし彼女も単独センターは初。そこで仮に2作連続前作割れとなった場合、受けるショックはかなり大きいのではないでしょうか。
同期の盟友が相次いで離脱する中、ここまで獅子奮迅の働きを続けてきた与田っちょの心身が限界を超えてしまいかねない。それは今乃木坂が抱えるリスクで最大級のものです。絶対に避けなければなりません。

今回4期抜擢に踏み切った理由のひとつがここなのでしょう。大きな話題を作って前作割れを回避。あわよくば新規も獲得したい。連続前作割れのプレッシャーを新人に背負わすのもいかがなものかと思いますが。

では、どうすればよかったのか。
ここは久保史緒里と山下美月のWセンターが良かったのではないでしょうか。
(現実には久保ちゃんのセラミュ主演により難しかったと思いますが)

乃木坂愛の久保ちゃんとド根性の美月。バディ感もばっちり。

美月の復帰即センターにまた「休んだ奴を優遇するな」と批判が集まるでしょうが、これは過去にも散々やってきましたしね…
久保ちゃんへの負担もWにすることで軽減。

クレバーなふたりであれば、仮に前作割れしても状況を理解して納得してくれるのではないかという期待もあります。

そして、最大の狙いは与田っちょの突出を抑えること。

正直、3期の中で人気では彼女が抜け出しつつあると思います。
しかし与田1強状態を作ると、いよいよ本当に潰れかねない。

だからこそ、ここでくぼしたのWセンターです。


物語が再び始まる


そしてこれは『逃げ水』から、いや3期加入時点から始まっていた「よだももとくぼしたの物語」の再開でもあります。

無垢の天才vsストイックなエリートという構図。
これ、『ガラスの仮面』ですね。

よだももは北島マヤ、くぼしたが姫川亜弓。

圧倒的な完成度で先を進んでいた(『3人のプリンシパル』)はずのエリートが覚醒した天才に逆転(『逃げ水』)される。エリートの挫折。しかし諦めることなく泥臭くストイックに歩みを続けたエリートは2年の時を経て再び天才と並び立つ。(余談ですが、大人になるとマヤよりも亜弓さんに感情移入するようになります笑)

「与田、安心しろ…私たちはもうお前をひとりにはしない」
ふたりが某B誌あたりでこんなコメントしてくれたら激熱ですね笑

実際の4人の歩みはこんな単純なものではなく、加入からわずか3年弱の間にも様々な浮き沈みがありました。
それでも今なおこのライバルストーリーが続いていること自体が素晴らしいと思います。

そしてこの物語は大園桃子の復帰へとつながっていくのです。


残りのフロントはセンター候補に挙げた4人が妥当でしょう。

2列目以降はまあ揉めるところなので詳細は省略します。
堀未央奈と北野日奈子を改めてシンメ売りして、ふたりが星野みなみを挟む2列目真ん中なんて絵的に新鮮で面白いと思いますけどね。


続きます。

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