ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

2019年04月

炸裂する超有名店のDNA


東急東横線綱島駅から10分ほど歩いた住宅街の中に突如現れる大行列。
それが「中華そば 笑歩」。これで「えふ」と読むそうです。

店主さんの修行先はあの「多賀野」。もうこれだけで美味いの確定ですよね笑
東急池上線荏原中延駅徒歩30秒で今も昔も大行列を作り続ける名店中の名店です。

多賀野は醤油・塩・酸辛担麺とそれぞれのつけ麺、さらにごまの辛いそば(担々麺)とメニューが豊富でしかも全部美味いという化け物のような店です。
それに対しこちらは醤油とつけ、そして数量限定でごまの辛いそばという構成になっています。

ラーメンデータベースなどの写真からも出身店のDNAを色濃く受け継いでいるのが見て取れますので、期待しかありません。

訪問したのは祝日。大行列店ということで遅めのランチ時間帯に到着したのですが、20人ほどの店外行列。その後もどんどんお客さんが来ます。

なかなか行列が進まず、結局着丼したのは到着の1時間後。

遅い時間にもかかわらず限定が残っていたのでごまの辛いそばに。そして大行列でそうそう再訪できないという判断が働き特製にしました。

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特製ごまの辛いそば 1,150円

ほら美味そう笑

見た目通りかなりクリーミーでゴマの薫りが立っています。辛味は意外と強い、という感じ。油断しているとむせるレベルですね。
そして全体を覆うしっかりした旨味。魚介も結構はっきり感じられます。やはりベースのスープの元値が高いのでしょう。一口飲むと美味いな~と笑ってしまう奥行きのある味わいで、味は濃いのに全体の印象は優しい。実に素晴らしいです。

麺は中太。しなやかかつしっかりした歯ごたえ。145gとのことですが、数字よりボリューム感を感じました。

具はラー油のかかった白髪ネギ、チャーシュー、刻みチャーシュー、ひき肉、味玉、メンマ、海苔。味玉以降とチャーシュー増量が特製の差分と思われます。
チャーシューや味玉の出来も良く、全体に抜かりなくビシッと作られた一杯ですね。
デフォの中華そばも食べてみたいです。

接客も細やかで感じが良く、ぜひ再訪したいお店のひとつです。ただ行列が長すぎるので行くには気合が必要ですね。

久々に多賀野にも行きたくなっちゃいました。

ごちそうさまでした。

地元に愛された名店、平成とともにその幕を閉じる


小田急線鶴川駅から少し歩いた住宅街に佇む尾道ラーメンの名店。
営業時間が昼の2時間半のみという敷居の高いお店なのですが、このたび平成の終わりとともに閉店するという噂を聞き急ぎ行ってきました。

平日のランチ時間帯に到着。店内行列6人。その後も次々とお客さんが来店します。
調理は女将さんが一手に担い、ご主人さんは接客をするという役割分担。

尾道ラーメンの定義は諸説ありますが、醤油ダレに鶏ガラベースのスープと瀬戸内海の小魚煮干しの出汁を合わせ、麺は平打ち。そして見た目の特徴は豚の背脂を浮かせる、というのが一般的なイメージでしょうか。

待っている間にオーダーを聞かれます。
地元の常連客が多いようで、言う前からご主人さんがオーダーを当ててしまうお客さんが多数。

こちらは尾道ラーメンを標榜していますが、醤油だけでなく塩や味噌味もあります。
しかしここはやはり王道の醤油。そしてチャーシューの評判がかなり良いのでチャーシューメンにし、さらに中盛(1.5玉210g)にしました。閉店されるので悔いを残さないように注文も全力です笑

餃子の注文が多かったこともあり、到着から着丼まで20分ほどかかりました。

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チャーシューメン 900円 + 中盛 100円

見てください、このチャーシュー!
デフォのラーメンはこの半分くらいのサイズのチャーシューが2枚。
チャーシューメンはこの大ぶりのやつが豪勢に7枚。+250円でこれなら、自分は絶対にこっちですね。

鶏ガラベースに煮干し出汁を加えた優しいスープ。体にスーッと染みこんで、やっぱこういうの好きだよな~俺って日本人だよな~と思ってしまいます。煮干しはさほど強くなく風味を補強している感じですね。
後でけっこう喉が渇いたので恐らく強めの醤油ダレなのでしょうが、食べている最中はキツさは全く感じません。
表面の背脂はそれほどの量がなく、甘みと旨味のサポートを加えている印象です。

麺は中太ストレート。しっかりとした断面を持つかなり美味しい麺です。とは言っても「満鶏軒」の時に書いた昨今のセメント煮干しラーメン店のような細くてゴワ感あってパツパツなあれとは一線を画すしなやかな麺です。
あれはあれで好きなんですが、なんかつい焦ってワシワシ食べちゃうんですよね。たまにはこういう麺をゆっくり食べるのももいいな~。

具はネギ、メンマそしてチャーシュー。

このチャーシューが素晴らしい。

ホロホロ系なんですが箸で崩れるほどではなく絶妙な硬さが残っており、味もしっかり。そのままいただいても、麺と一緒に食べても、スープに浸しても、全部美味しい。
これが7枚も入っているんですよ。食べても食べてもなくならない幸せ。

半分以上食べたところでカウンターにあるおろしニンニクを投入し味変。これもまた合います。あっさり系ラーメンなのに、チャーシューとニンニクで食後感はガツン系の趣。

とても満足度の高い一杯でした。

2019年4月29日が最終営業日だそうです。
もう食べれないのがとても残念です。

ごちそうさまでした。



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波乱続出、大荒れの投票結果


そして発表された結果は衝撃的なものでした。
(カッコ内は落選者50音順)

ロミオ:筒井あやめ(早川聖来)

なんとここへ来て早川さんが初めて二幕出演を逃します。どよめく場内。
これは完全に8連勝の反動でしょう。「もう他の子に譲ってもいいだろう」という調整思考や「早川無双と聞いていたけどそこまでじゃない」という厳しい目線。
ファン心理という魔物が、ついに早川さんに牙をむいたのです。
筒井さんを祝福する早川さん。その目に光る涙は敗戦の悔しさか、それとも連勝のプレッシャーから解放された安堵なのでしょうか。

場内が騒然とする中、さらなる衝撃が続きます。

ジュリエット:田村真佑(賀喜遥香、北川悠理、柴田柚菜)

田村さん悲願の初勝利に場内大歓声。ジュリエットを得意とする北川さん、そしてここまで5勝の賀喜さんを抑えての二幕選出に、本人も顔を覆って泣き出します。
正直、演技の出来では劣っていましたので同情票を集めたものと思われます。でも、田村さんは胸を張っていいのです。自身の諦めない姿があったからこそ、同情でも何でも「彼女を二幕に立たせたい」と観客に思わせたのですから。

しかし、衝撃はこれで終わりではありませんでした。

ぜんぶ:遠藤さくら(掛橋沙耶香、金川紗耶、清宮レイ、矢久保美緒)

まだ客席から田村さんを祝福する声が飛び交う中、モニターに映し出されたのは「遠藤さくら」の文字!
湧き上がるウォォォォーーーッという大歓声。
一幕で見せた彼女の激情。それが観客の心を動かし、ついに掴んだ初勝利。4期生の発表当初から「エース候補」的な扱いを受けてきた彼女がここまで一度も勝てなかったことは、測り知れない重圧と苦悩だったことでしょう。顔をくしゃくしゃにして泣く遠藤さん。その元に何人ものメンバーが駆け寄り、彼女の頭を手荒になでます。それを見てもどれほど彼女が追い込まれていたかが伺い知れます。

「私たち、ライバルだけど、友達でしょ?」
この一幕の台詞をまさに地で行く4期生たちに、先輩たちの姿が重なります。

例えば『deux』の最終日昼公演。開幕から13連敗していた畠中清羅の二幕出演が発表された瞬間に、ステージ裏から響き渡ったのは「キャーーーーーッ!!」というメンバーたちの悲鳴のような大歓声でした。
誰もが追い込まれてキツい状態の中、それでも他のメンバーのことを気遣う姿勢。

やっぱ乃木坂だな。
今まで何度そう思ったかわかりませんが、これも忘れられないエピソードのひとつです。

新鮮な二幕


そして二幕が始まります。初選出ふたり、筒井さんもロミオでの二幕は初めて。フレッシュ極まりない組み合わせになりました。

筒井さんのロミオは生真面目で純粋。本来はもう少し洒脱な男性像な気もしますが、それには年輪が必要なので仕方ありません笑
本人は「緊張した」とのことですが、張りのある声で立派に演じ切っていました。

田村さんは拙い演技ながらも、それが逆に無邪気で幼いジュリエット役にはまっていた気がします。今後は声音や抑揚の変化をつけられるとより良いのではないでしょうか。

驚きだったのが遠藤さん。
一幕の演技は決して褒められたものではありませんでした。しかし二幕に入ると一変。堂々とした振る舞いと凛々しい表情。本人も反省していた通りたびたび台詞を噛んではいましたが、それをどうこう言う気がしないほどの存在感。

上手い下手ではなく、スター性としか表現しようのない輝きを放ちます。

普段はふわふわしていて舞台に上がると別人、というパターンはありますが、一幕では自信なさげで二幕になると豹変するというのは新しい。衣装やかつらでスイッチが入るのか。それともやるしかないという覚悟が決まったからなのか。

終盤はずっと荒い呼吸音をマイクが拾っていました。本人のコメントから察するに緊張のあまり上手に息を吸えなくなっていたようですが、そんなことは感じさせない演技。

彼女はこの先何度も「エース候補」という肩書に苦しめられることでしょう。
それでも、きっと乗り越える。そう思わされる姿でした。


そして4番目の風が吹く


後半戦の始まりにふさわしい、密度の濃い公演でした。

前半戦までの演技力勝負から、それぞれの人間を見せる勝負になってきたように思います。

ですがこれがプリンシパル。
2日目のレポでも書きましたが「当日の演技もこれまでの経緯も同情も判官びいきも推しへの愛もすべてひっくるめて」票は投じられるのです。

その中で強烈な印象を残した遠藤さん。

一幕での壊れた人形のような儚い泣き顔と、二幕で突然見せたスターとしての煌めき。
やはりどこか、西野七瀬を思わせるところがあります。

そして、ただひとりの未勝利となってしまった柴田さん。

悔しくないはずはないですし、相当追い込まれているでしょうが、それでも笑顔で田村さんを称える姿に彼女の矜持を見ました。

それと掛橋さんはこの短期間で目に見える成長を遂げていました。
将来的に演技の仕事を定期的にやっていけば化けるんじゃないでしょうか。


そして最大の収穫は、4期生たちが「やっぱ乃木坂だな」と思わせてくれたこと。

これに尽きます。

この先も千秋楽まで彼女たちは様々な感情を味わうことでしょう。挫折や苦悩で折れそうになることもあると思います。
それでもきっといつの日か、笑顔で「プリンシパルは必要な試練だった」と語ってくれるでしょう。

先輩たちと同じように。

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分かれる明暗と厳しすぎるレギュレーション


2019年4月16日、乃木坂4期生初公演「3人のプリンシパル」を観劇しましたのでレポートします。

この日は7日目。全日程の半分が終了し、休演日を1日挟んでの後半戦スタートという公演でした。

ここまで8公演の結果は早川さんが負けなしの8連勝。3役制覇も3公演目にストレートで達成し、それ以降もまんべんなく立候補しています。
それに次ぐのが5勝の賀喜さん。まだ射止めていないのはジュリエット。そして北川さんは4勝。1回を除きずっとジュリエット1本でしたが8公演目にぜんぶ役に再挑戦し見事当選しています。

反対にいまだに二幕出演がないメンバーもいます。遠藤さん、柴田さん、田村さんの3人。遠藤さんはぜんぶ役、他のふたりはジュリエット役にこだわっていますがここまでのところ結果につながっていません。

後半戦に入り流れは変わるのか。そこに注目が集まりました。

2日目との違いにポイントを置いて書きます。

【乃木坂46舞台レポ】自分をさらけ出したその先に 4期生「3人のプリンシパル」2日目④

意気込みで語られる内容が2日目とまったく同じ。つまり噂通りここはフリーではなく台詞固定です(おそらく開幕前にそれぞれの思いを元に作られた台詞とは思いますが)。
つまり一幕で使える「言葉」は完全に固定であり、その内容で差をつけることはできません。となると変化をつけられるのは声や間、動きや表情などをひっくるめた「語り方」のみ。
これは非常に厳しいですね。

唯一、ずっと50音順だった演技の順番が、この日から監督の指名によるランダム順に変更されました。
最初のプリンシパルで、毎日高山一実が爆笑をかっさらった直後に自己PRを行なわなければならなかった中田花奈が「この順番キツすぎます」と訴えたことにより途中からランダム順に変更されたことが思い出されますね笑


今回もそれぞれの演技についての個人的な感想を書いておきます。例によって素人の主観です。
(カッコ内はここまでの結果。○:ロミオ、□:ジュリエット、△:ぜんぶ。黒が2幕進出)

遠藤さくらさん(△△○△△○△△)
ぜんぶ。トップバッターの重圧からは解放されたものの、完全に自信を失っているようで終始表情を曇らせ俯きかげん。そして意気込みを述べている最中、言葉が途切れ彼女の目から涙が溢れます。「少しずつでも上手くなりたい」という前向きな台詞と自分の現状との乖離に感情が爆発してしまったように見えました。

賀喜遥香さん(●□▲□□●▲●)
3役制覇を狙いジュリエット。2日目に観た時はロミオでしたが、その時と同様に舞台映えする演技が目を引きます。ただ意気込みの台詞が飛んでしまい、頭が真っ白になってしまった模様。台本を何度も見ながら最後まで行きますが、終わった時には痛恨の表情を浮かべていました。

掛橋沙耶香さん(□□□■□□●△)
3役制覇を狙いぜんぶ。演じ分けもそうですが、細かな表情と相手がそこにいるかのように見せる演技がとても良く、正直びっくりしました。掛橋さん、上手くなってます。前回のレポで「プリンシパルでは演技力は上がらない」と書いた私の立場がありません。後ろで他のメンバーの演技を見ている時も表情豊かで、時に爆笑までしていたのも好感度高いです。

金川紗耶さん(△▲□□○□△△)
唯一二幕出演したぜんぶで2度目を狙います。前回からさらにコミカルな方向に振れ、オーバーアクションでやり切る姿勢を見せてくれました。後ろで見ている掛橋さんも爆笑。ただ二幕に選出されるほどのインパクトは正直感じられませんでした。演技後の表情から本人もかなり悩んでいるようで少し心配です。

北川悠理さん(■□△□■■□▲)
3役制覇は狙わずに得意のジュリエット。前回からさらに豊かな感情表現で、いわゆる「憑依型」の迫力ある演技を見せました。ただ…正直、過剰に感じました。初めての恋に目覚めた幼いジュリエット、その強い感情と純粋さが後の悲劇を連想させる。それがこの場面だと思います。狂気すら感じさせるこの日の北川さんの演技はさすがにやりすぎではないかと(解釈の問題ですので意見の分かれるところですが)。

柴田柚菜さん(□□□□□□□□)
ブレずにジュリエット。前回同様やはり無難で印象に残りづらく感じました。新体操やチアの経験がある彼女、もっと身体を使ってダイナミックな演技をしてほしいところです。ここまで未勝利ながら悲壮感を漂わせていないのは個人的に好感が持てますが、人によっては同情を拒絶している感じを受けるかもしれません。

清宮レイさん(○■△□●□○△)
3役制覇を狙いぜんぶ。豊かな表情で楽しそうに演技をする姿が印象的。前回同様、どうしても台詞のトーンが一定になるのが気になりました。

田村真佑さん(□□□□□△□□)
1回を除きブレずにジュリエット。前回同様発声や台詞の間はワンペースで動きも小さいままでしたが、表情についてはだいぶ改善されており、硬い印象はかなり軽減されていました。

筒井あやめさん(△△△▲□○○○)
4公演連続でロミオ。初々しいロミオですが声量があるので凛々しい雰囲気が出ていました。ただやはり表情があまり豊かでないので、パンチに欠ける気がしました。

早川聖来さん(▲●■●▲▲■■)
3役制覇3周目を狙いロミオ。やはり一枚も二枚も上の安定感。とにかく静止した時のポーズが綺麗。一瞬たりとも「ただ立って台詞を言っている」瞬間がありません。台詞ももちろん上手なのですが、この日は前回ほどの声の迫力は感じませんでした。少し力みがあったのか、あるいは連日の二幕出演で疲労がたまっているのかもしれません。

矢久保美緒さん(△○●△△△△△)
こだわり続けるぜんぶ。前回は全く台詞の間が取れていませんでしたが、その部分は劇的に改善されていました。彼女のキャラクターからか、ややコミカルな印象を受ける演技でしたが一生懸命さが伝わってきました。


そして観客投票が終わり、二幕の出演者が発表されます。

続きます。
【乃木坂46舞台レポ】4番目の風が吹いた日 4期生「3人のプリンシパル」7日目②

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苦悩の先にあるもの


ここまで長々と書いてきたように、プリンシパルは様々な要素が絡んだ複雑なものです。

先輩たちも悩み苦しみ涙してきました。

この苦悩の先に何があるの?
落選続きのメンバーは考えてしまうでしょう。
もしかしたら「別に演技の仕事がやりたくて乃木坂に入ったわけじゃないのに」と思うかもしれません。

演技力が身につく?
いいえ。正直プリンシパルでは演技力は鍛えられません。

毎回キャストが変わるこの舞台で演技を深めていくことは極めて難しいです。
ましてや一幕だけしか出ていないメンバーの演技力向上は、望むべくもありません。

じゃあ何になるのか。


人前に立ち、その目にさらされ評価される怖ろしさを知ること。
そしてそれに立ち向かう経験をすること。

考えてみるとプリンシパルって、アイドル人生とよく似ています。
与えられたフォーマットの中でそれぞれが一生懸命自分をアピールする。
そして「人気」や「評価」という、形がなく時に理由すら不明瞭なものでポジションが決まる。

「自分のどこが悪いのかわからない」
「あの子よりどこが劣っているのかわからない」
「どうすればいいかわからない」


今苦しんでいるメンバーが抱えているかもしれないこんな疑問。
これはそのまま、グループアイドルの一員としてとしてこれから歩んでいく中で必ず直面する感情でしょう。

この感情に立ち向かい乗り越えるために必要なのは、自分をさらけ出すこと。

もう一度自分の良さを見つめ直し、どうすればそれがファンに伝わるのか考え抜く。そしてまだ開けていなかった引き出しから新たな武器を探し出す。そしてあとはひたむきに努力し続ける。

それが乃木坂46という巨大な肩書を背負うことになった4期生たちが、まず学ぶべきことなのではないでしょうか。


私なんぞに言われるまでもなく、彼女たち自身そのことを十分に理解しているようです。

公式特設サイトに置かれたプロフィールにはこんな言葉が並んでいます。

遠藤さん「恥を捨てる」
北川さん「湧きあがる思いと素直に目を合わせられるようになりたい」
田村さん「自分をさらけだす」
筒井さん「新たな私に」

彼女たちは、わかっています。

いつか話せる日が来るわ


記事作成時点で、メンバーの明暗はくっきりと分かれています。

早川さんが全勝する一方で、いまだ勝利のないメンバーもいます。

出口の見えないトンネルに、自分の存在を否定されているかのように感じてしまうことさえあるかもしれません。

でも、今回苦戦しているメンバーも演技に苦手意識を持たないでほしいと思います。

現在では乃木坂屈指の舞台メンとして演技力に定評のある井上小百合や桜井玲香もプリンシパルでは毎回苦労していました。
人気投票+一発芸大会だった最初のプリンシパルはともかくとして、『deux』ではふたりとも8/20の勝率。『trois』はさゆが10/22、キャプテンに至っては5/22です。

今回打ちのめされたとしても、いずれ演技力が開花するメンバーがきっといることでしょう。


この日、会場には今野義雄氏とともに向井葉月と吉田綾乃クリスティーのふたりの姿もありました。2年前のプリンシパルで地獄を見たふたり。葉月は2/15、あやてぃーはなんと全敗です。

ふたりをはじめとして、先輩メンバーたちは4期生、特に今悶え苦しんでいる子たちに伝えてあげてほしいです。

プリンシパルは始まりに過ぎないことを。

そしてここで得たものがこの先にそびえるもっともっと高い壁に立ち向かう時、必ず自分の力になることを。


千秋楽に向け期待すること


私個人はもう一度観に行くので、2日目からの変化を楽しみにしています。
次回もまたレポを書きたいと思います。その時はもう少し短めに。

あとは誰が早川さんを止めるのかもやはり気になります。

過去にも強メンに敢然と勝負を挑む姿にドラマが生まれてきました。

例えば3期のプリンシパル。スタートから「逸材」久保史緒里が別格のポテンシャルを見せます。久保無双が囁かれる中、それに泥臭くくらいついたメンバーがいます。

山下美月。「既に出来上がっている」と評されクールで完成度の高いビジュアルの彼女がそんなイメージをかなぐり捨て感情をむき出しにします。「気合」と「根性」でなりふり構わず勝ちに行く姿は多くのファンを惹きつけました。

そしてふたりは「一生に一度の出会い」というほど互いをリスぺクトする関係になります・

作り物ではない、本当の感情と感情がぶつかったときに生まれる物語。
プリンシパルにはそんな側面もあります。

賀喜さんが早川さんに挑み、意気込みで「早川は強い、とてつもなく…だからこそ勝ちたい!」なんて叫んだら、私は投票しちゃいますね笑

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