ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

2019年05月

びーむ色調補正3
!!!注意!!!
これはあくまでも「想像上のライブレポ」です。
実際に行なわれたものではございませんのであらかじめご了承ください。

アンダラユニット曲セレクション


ステージにひとり残ったかりんが観客に問いかける。
「まだまだ、歌い足りない!もっと歌っても、いいですか~!?」

ウォォォォーーーッ!!という肯定の返事が消えるよりも早く、流れ始めたのは『逃げ水』。
どよめきに包まれた客席が、一瞬後に爆発する。

まずステージに現れたのは樋口日奈。
そしてその背後から卒業した能條愛未が登場し、かりんと抱き合う。
2018年アンダラ北海道シリーズでこの曲を歌った3人だ。

次の曲への期待が高まる中、静かなイントロから始まったのは『隙間』。

ふたりに代わって登場したのは斎藤ちはる。2017年アンダラ九州シリーズの再現だ。
ここで一部のファンが気づく。これがかりんのアンダラユニット曲セレクションだということを。

「なんと女子アナ様が来てくれました~」曲が終わり話し始めるかりん。
「会社にお願いしたら奇跡的にOKが出まして…」と照れるちはるに
「おお、社会人みたいだ」まぜっかえすかりん。
「いや社会人だから!」と突っ込み、へへへっと笑うちはる。

たった1年前までは当たり前にそこにあったのに、今ではとても貴重なもののように感じられるやり取り。

さらにゲストの登場は続く。優しいピアノのフレーズと共に現れたのは、伊藤純奈と久保史緒里。
2018年末のアンダラ東京シリーズで絶賛された『私のために 誰かのために』だ。

3人が織りなすハーモニー。そして最後のサビでシャウトする久保。
武蔵野の森総合スポーツプラザで多くの観客に鳥肌を立てさせた圧巻のパフォーマンスが再現される。

その余韻に浸る客席に向かい、かりんが話しかける。
「最後に、ずっと憧れていたあの人と一緒に歌わせてください」

その言葉に続いてステージに登場したのは高山一実だった。
ギターを持った松村沙友理と向井葉月も続く。

高山と白石麻衣のユニット「ホワイトハイ」の楽曲『渋谷ブルース』だ。
高山と顔を見合わせながら、笑顔で歌うかりん。

だが、サビに入ったところでそれは起きた。
ふたりのハーモニーに、もうひとつの声が重なる。

白石麻衣の降臨。

思わぬ「ご本人登場」にポカンと口を開けたまま固まるかりん。
満面の笑みで歌い続ける白石と高山。

「これは本当に聞いてなかった…」曲が終わり、苦笑しながら話すかりん。
「いや~来ちゃいました~!」と、どこまでも楽しそうな白石。

こうしてライブの本編は終了した。


世界一の乃木坂ヲタク


そして。
緑と紫。
場内は彼女のサイリウムカラーに染め上げられた。

「か~り~ん!」「か~り~ん!!」皆が彼女の名を呼ぶアンコール。

照明が灯り、ステージにひとり立ったかりんは、ファンへの感謝の手紙を読み、最後にこう結んだ。

「乃木坂にまつわるすべてが大好きです!夢のような6年間でした!本当に本当に、ありがとうございました!」

万雷の拍手。

この日登場した全メンバーとともに歌う最後の曲は、もちろん『乃木坂の詩』。
琴子も含め、全員が笑顔で高らかに旅立ちの詩を歌った。


メンバーが退場し客電がついても、ファンは再登場を信じて彼女の名前を叫び続ける。

そしてふたたび、あの陽気なイントロが爆音で流れ出す。
『白米様』だ。

「Wアンコールありがとうございます!これで本当に最後の最後です!」
またもこの日出演したメンバーが全員登場し、センターステージに向かって走る。

サビ。間違いなく世界で最も多人数で叫ぶ「はくまい」。

そして間奏を挟んだ最後のサビでは軍団員が縦に並び、軍団長の後ろから3人が顔をのぞかせる。彼女自身かつて「実はあの体勢凄くキツくて後ろから見ると間抜けなんです」と語ったその振り付け。
その背後では「白麻衣様」になりきった白石をメンバーたちが拝んでいる。なんというカオス。

こうして最高にバカバカしくて最高にキュートで、最高に最高な曲が終わった。
祭りのあとを思わせる余韻の中、メインステージで全員が1列に並ぶ。

1期も2期も3期も。選抜もアンダーも。現役メンバーも卒業生も。
全部ひっくるめひとつの「乃木坂46」。そう感じさせる光景だった。

伊藤かりんは決してその輪の中心にいたわけではないけれど、
その輪の一部は彼女がつないだ。

最後に彼女はこう叫んでステージから去っていった。
「私伊藤かりんは、乃木坂1の乃木坂ヲタクから世界一の乃木坂ヲタクになります!」

とびっきりの笑顔だった。


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これはあくまでも「想像上のライブレポ」です。
実際に行なわれたものではございませんのであらかじめご了承ください。

きっといつもこんな風に


2期生メンバーたちがステージからはけた後、モニターに浮かび上がった文字は「伊藤かりん卒業式 第2部 スペシャル座談会」。

若月佑美の卒業セレモニーと同様、ステージ上手側にひな壇が用意され2期生メンバーが着席する。
最前列に座っているのが、かりんと伊藤純奈だけであることに気づいたファンの間に「まさか?」の期待が膨らむ。

「はい、ということで2部は座談会なんですが、ここでスペシャルゲストを紹介したいと思います。どうぞ~」

かりんの声に導かれて登場したのは、斉藤優里、川後陽菜、そして西野七瀬。
期待通りの「スイカ」メンバー勢揃いに客席が揺れる。

「ゆったん、てぃーちゃん、にゃーが来てくれました~、みんな、ありがと~」

最初に口を開いたのは川後。
「まいちゅんからかりんに仕切らせないように言われたので、ここからは川後が司会を務めさせていただきます」

モニターに映し出されていく写真を見ながら思い出話に花を咲かせる5人。
場を回す川後、エピソードを話すかりん、それに大きなリアクションで応える優里。
純奈は普段の印象よりずっとテンション高く笑い、西野は忘れた頃にボソッと喋る。

きっと、いつもこんな感じで話していたんだろうな。
その楽しそうな姿に多くのファンが切なさを覚える。

時間はあっという間に過ぎ、川後が締めた。
「そろそろお時間ということで、座談会はここまで。第3部はまたライブです。誰が出るかは、お楽しみ」


駆け出してきたのは、あの4人


再びメンバーが退場し照明が落ちる。
モニターの表示は「伊藤かりん卒業式 第3部 スペシャルライブ」に変わった。

ひとときの静寂の後、ひたすら陽気なイントロとともに駆け出してきたのは松村沙友里、佐々木琴子、寺田蘭世、そしてかりん。

さゆりんご軍団。曲はもちろん『白米様』だ。
乃木坂ライブを常に盛り上げてきた、軍団の代名詞にして最高傑作。

続く曲は2018年の46時間TVで初披露された軍団メンバーの自己紹介ソング『ぐんぐん軍団』。
かりんの「いいです。何でもやりましょう!」という台詞に彼女のこれまでの貢献が垣間見え、とことん明るく楽しい曲なのに、今日はどうしようもなく胸に迫る。

そして不意に鳴り響くアコースティックギター。『サイレント…』いや違う、『さゆりんごマジョリティー』だ。
ぎこちなく踊る松村軍団長を笑顔で見守る軍団員。

最後に最新曲『さゆりんご募集中』を歌ってさゆりんご軍団ライブは終わった。

「それでは最後に私、松村沙友里から乃木坂46を卒業するかりんちゃんに卒業証書を授与します」
かつて乃木坂マネージャー兼さゆりんご軍団員だった「まゆこ」さんの時と同様に、卒業証書を渡す松村。

「…なお、さゆりんご軍団の卒業は認められないので、これからもずっとみんなの面倒を見てください!」足抜けは許さない軍団長。これもまゆこさんの時と同じだ。
「いやいやいや…」笑顔でやんわり断るかりん。

その横で、気がつけば2期生ライブからずっと笑顔だったはずの琴子が号泣していた。
泣き崩れる彼女の身体を優しくなでる3人。

「これからも、さゆりんご軍団をお願いしま~す!」
かりんが叫び、彼女以外の3人はステージからはけていった。


(つづく)

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びーむ色調補正3
!!!注意!!!
これはあくまでも「想像上のライブレポ」です。
実際に行なわれたものではございませんのであらかじめご了承ください。

グループに対し有形無形の貢献をしてきた伊藤かりん。
彼女にはどんな花道がふさわしいんだろう。そんなことを考えていたら色々と想像が膨らんでしまったので、記事にしてみました。

流れ出したのはもちろん、あの曲


開演前の場内。
モニターに映し出されるのは「伊藤かりん卒業式 第1部 2期生単独ライブ」の文字。

待望の2期生単独ライブ。

しかしそれがかりんの卒業と引き換えに実現したのだとすれば、あまりにもやるせない。

そんなファンの感傷をかき消すように、客席が暗転し『Overture』が鳴り響く。

モニターの映像が彼女たちが加入してからの日々に変わる。
かつて北野日奈子が「重い時間だった」と表現した、彼女たちの6年間。
それを観るファンにも様々な思いが去来する中、
流れ出したのはもちろん、あの曲-

『バレッタ』。

突然の堀未央奈センター抜擢。それにより2期生はある意味で引き裂かれた。あの日に生まれた名状しがたい複雑な感情と、そこからの道のりと。
それぞれ抱く思いは違っても、決して忘れることのできないはじまりの曲であることに変わりはない。

そしてさらに曲は続く。
北野が2期生の第2弾として選抜入りし、その壁の高さに打ちのめされた『気づいたら片想い』。2期生全員がアンダーだった時の『嫉妬の権利』。どれも決してまぶしい思い出ではないけれど、とても大切な楽曲たち。

3曲が終わり、この日最初のMC。堀が口火を切る。

「皆さ~ん、こんばんは!」
「せ~の!乃木坂46、2期生です!」
ほとんど記憶にないこの挨拶に、どよめく客席。

「いや~始まっちゃったね~」と話し出すかりんを、新内眞衣が遮る。
「いやいやいや、今日ぐらいは仕切りは他のメンバーに任せてかりんはどっしり構えてなさいよ!」

その新内の「ちょっと重めで始まったんで明るい曲をやりま~す」という言葉の後に披露されたのは『そんなバカな…』『人はなぜ走るのか?』の2曲。

2度目のMCで堀が言う。
「気づいた人いますかね?実は今日のセトリ、2017年の神宮でやった期別ライブと同じなんです!」


あの日と同じセトリ、あの日とは違う彼女たち


そう、2017年7月に神宮球場で行なわれた乃木坂ライブでは各期別に時間が割り振られていた。
キラキラした輝きをまき散らす3期と圧倒的な貫録を示す1期に挟まれ、彼女たち2期は涙を流しながら歌い踊った。「不遇」と言われ続けた彼女たちにしか出せないあの日の激情がファンの脳裏をよぎる。

そんな思いを知ってか知らずか、堀は呑気な声で叫んだ。
「ということで、次はこの曲で~す」
そして始まるエスニックなイントロ。

『別れ際、もっと好きになる』。「ボーダー組」と呼ばれた研究生たちが初めて参加したアンダー曲だ。
さらにたたみかけるように、その『ボーダー』。
研究生として先の見えない日々の中で与えられた、メンバーにとってもファンにとっても決して忘れることのできない楽曲。この曲を聴くと極寒の西武ドーム、3rdバスラで正規メンバー昇格を告げられ流した歓喜の涙を思い出す。
そして初めての2期生曲、『かき氷の片想い』。

神宮と同じセットリスト。
あの日と同じ熱さをほとばしらせるメンバーたち。
だが、あの日悲痛な表情で涙を流していた彼女たちはもういない。
そこにいるのは、自信に満ち溢れた表情で堂々と歌い踊る2期生たちだった。

神宮ではこの後に『きっかけ』を歌って終わった。

しかし、流れ出したのは明らかにそれとは違うエキセントリックなイントロ。

そして、「こんばんは~来ちゃいました~」というポワポワした声。

ステージに現れたのは相楽伊織だった。
すかさず北野が全力疾走で駆け寄り彼女を抱きしめる。くしゃくしゃの笑顔で喜ぶ北野と優しく微笑む伊織。

彼女の登場でオリジナルメンバーが揃い、『ライブ神』そして『スカウトマン』の2期生曲が披露された。

最後の曲は『きっかけ』。

46時間TVで深川麻衣の、そして東京ドームで伊藤万理華と中元日芽香の卒業を見送ってきたこの特別な曲。
この日、伊藤かりんもそこに名を連ねた。


すべての楽曲が終わり、ステージ上で横1列に並んだメンバーが挨拶をする。
「ありがとうございました!乃木坂46、2期生でした!」

客席からの大歓声を浴び、誇らしげな笑顔を浮かべるメンバーたち。
6年間で積み上げてきたそれぞれの魅力をファンに見せつけるかのようなライブだった。


(つづく)

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タオル補正

メンバーをつなぐ接着剤


乃木坂を語るにあたり用いられる「くくり」には様々なものがありますが、代表的なものがシングル曲の歌唱メンバーである「選抜」とその選に漏れた「アンダー」。
そしてかりんちゃんの思い出で書いた「所属軍団」、さらに加入時期による「1期2期3期4期」また学年による「~年組」となります。

ゆったんとかりんちゃんは共に93年組。在籍メンバーでは秋元真夏と高山一実というバラエティ番組に呼ばれるふたりが同学年。かつてインタビューで「コミュ力の93年組」と表現された猛者ぞろいです。

控えめで人見知りなメンバーでも居心地が良く、孤独にならない空間。
そんな乃木坂の良さは結成から8年近くもの歳月をかけて育まれてきたものではありますが、93年組のコミュ力による貢献もきっと小さなものではないはずです。

前述の記事の中で言われていたのがゆったんとかりんちゃんは「積極型」。自分から見知らぬ人とコミュニケーションを取りに行ける、乃木坂には少ないメンバーとのこと。
ちなみにかずみんは誰にでも優しい「全方位いい人」、真夏さんは後輩の面倒見がいい「役割発揮型」という分析でした。

かずみんの醸し出す穏やかな雰囲気や真夏さんが上手に後輩を励ます姿は冠番組などでもおなじみです。笑顔を絶やさない彼女たちは乃木坂の雰囲気の良さを象徴する存在と言えるでしょう。

そしてゆったんとかりんちゃんは、持ち前の積極的なコミュニケーションで接着剤の役割を果たしていました。

選抜とアンダーを、
1期と2期を、そして3期を
つないできたふたり。


ちょっと話が逸れますが、これを書いていて思い出したのが大昔の乃木どこ運動会企画。

競技に勝って喜ぶメンバーの輪に入れず所在なげにしていた柏幸奈(学業優先で乃木坂の活動にあまり参加できていなかった)を「聖母」深川麻衣がごく自然に手招きして一緒に喜ぶ、乃木坂とまいまいの良さが垣間見えた名シーンがありました。

タイプこそ違いますが、ふたりはあの時のまいまいのようにメンバーに手を差し伸べてきたのではないでしょうか。

例えばゆったんは性格的には対照的なイメージのある西野七瀬と大の仲良しでした。

一匹狼的な印象を与えるなーちゃん。そんな彼女の心を乃木坂につなぎとめていた要素のひとつに、ゆったん(そしてスイカ)の存在があったかもしれません。
「スイカに入って人生変わりました」と言わされた時のなーちゃんは本当に楽しそうでした。

そしてかりんちゃんは将棋界と乃木坂までつないでみせました。

坂道TVで棋士の中村太地さんに「乃木坂には品がある」と言わしめたのは、もちろん彼女の功績が大きいでしょう。きっと外仕事で乃木坂の看板を背負って、立ち居振る舞いに気を配っていたことと思います。素晴らしいです。


「しあわせになった人が 手を差し伸べる番だ」


この先、ふたりと同じ役割を担えるメンバーは出てくるのでしょうか。

伊藤純奈はコミュ力も高く期を跨っての人望もありそうなので適任ですが、たったひとりのスイカになってしまった彼女にその荷まで負わすのは少し酷な気がします。
(スイカも犬メンのように卒業後も集まる関係が続いてほしいですね)

3期や4期でふたりのような積極型がいるでしょうか。
岩本蓮加はコミュ力高そうですが、皆より年齢が下なのがちょっと。
となるとお姉さんの吉田綾乃クリスティーに期待したいところですが、彼女のコミュニケーションは焼肉に偏っているのが難点笑
4期では個人的には金川紗耶がいけるんじゃないかと期待しています。コミカルに振り切った演技を見せたプリンシパルの印象だけなので、なんとなくですが。

運営がそういう子を選んでいるのか、乃木坂に憧れて入ってきたから本人たちが寄せている笑のかはわかりませんが、3期4期もどちらかと言えば控えめな子が多そうです。

でも、大丈夫。

きっとこれまでふたりに助けられてきた誰かが立ち上がります。
そして今度は別の誰かのために手を差し伸べるのでしょう。


今はただ、ゆったんとかりんちゃんがこれまで果たしてくれた役割に感謝を伝えたいです。

ありがとうございました。


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タオル補正

みんなの笑顔の源


小学生の頃に歌った『茶色の小びん』という歌があります。
ざっくり要約するとこんな歌詞。

 泣き虫な人も 怒っている人も
 小びんを見せれば たちまちにこにこ&ごきげん

まさにこの小びんのように、乃木坂において「みんなの笑顔の源」となってきたのが、「ゆったん」こと斉藤優里でした。

最近はそうでもありませんが、以前はよく「儚げでどこか陰がある」ことが乃木坂のイメージと言われていました。代表格はやはり西野七瀬でしょう。
しかしこれとは真逆の明るく元気でリア充感漂う陽キャラ(しかもぶりっ子笑)であるにも関わらず、彼女は箱推しのファンに広く愛されてきました。

とにかくいつも楽しそう。

最近では『乃木坂工事中』での設楽さんとのイチャイチャが印象深いですね。

クイズの回答をタブレットに書く企画で、MCには全員分の回答が見えていると知った彼女が「じゃあ優里が今ハート描いたら見えるんですか?見えた?」に設楽さん「見えた~笑」のやり取りとか。
別の企画で回答フリップを出したままにしていたゆったんに設楽さんが言った「斉藤優里下ろしてもらって」に、頭を抱えていた手を慌ててチャッと下ろしたのも可愛かった。

懐かしいところで言うと、ごく初期の『乃木坂って、どこ?』でやったドランクドラゴンのコント「ハチャメチャ拳法」。あれ最高でした。

ひな壇にいる時に素直にリアクションして番組に参加する姿勢も素晴らしかったです。

ライブの時も、やっぱりゆったん。
決してどちらも得意というわけでないのですが、歌って踊ることが好き!というのが伝わってくる満開の笑顔でいつもパフォーマンスしていました。

乃木中の「鈴木絢音の笑顔が見たい」で、本人はいたって普通に踊っているのですが、その姿が楽しげ過ぎて絢音ちゃんに笑われてしまうなんてのもありましたね。


「メンバーみんなを何度も助けてくれたよ」


とはいえ、彼女の乃木坂人生は決して平坦な道のりではありませんでした。

1st~3rdシングルまで連続で選抜入りするも、4thで初めてアンダーに落ちます。
そこから4年3か月間、4thから16thまでの13枚のシングルで選抜入りはわずかに3回。

すっかりアンダーのイメージが強くなった彼女でしたが、この時期に代表曲が生まれます。5thシングルのアンダー曲『13日の金曜日』。詞も曲も明るくMVもポップなカラーリングで統一されたこの曲はゆったんのイメージにぴったり。アンダラでも多くの場合終盤の盛り上げ曲として重要な役割を果たしてきました。

いつしか「夏女」と呼ばれるようになったのもこの頃でした。夏シングルは太陽ノックまでの4枚すべて選抜入り。逆にそれ以外はすべてアンダー。しかし15th『裸足でSummer』では初めて夏曲で選抜入りできず、暗雲が漂います。

余談ですが3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』のリード曲『スカイダイビング』で、サビ前の「な・つ・だ!!!」というフィルをゆったんが歌った時には「俺たちの夏女が帰ってきた!」と話題になりました。

しかし17th『インフルエンサー』から逆襲が始まります。1年8ヶ月ぶりの復帰を果たすと以降は19th、21st、22ndで選抜入りし、いわゆる選抜常連に次ぐ位置を保ちました。
もしかしたら3期生きっかけで乃木坂ファンになった方はゆったんのアンダー時代をあまりご存じないかもしれません。

選抜とアンダーを行ったり来たり。
もちろん、辛いことも悔しいことも悩んだことも数えきれないほどあったことでしょう。

ですが、彼女がそれをファンにさらけ出すことはありませんでした。

18thでアンダーに落ちた際のブログ。
「正直めちゃくちゃ悔しかった」と書いていますが、最後には「あ、後ねまた絶対選抜入ってやるー!選抜常連になってやるからな!!!!」と明るく宣言し、こう締めくくります。

 それじゃあ、今日も元気よく
 お仕事行ってきます( ˙˘˙ )
 
 行ってきまーす!


卒業発表を受けての生駒ちゃんのコメントに、ゆったんの素晴らしさが凝縮されています。
「ゆったん 誰よりも活動を心から楽しんでるその姿と明るさは、メンバーみんなを何度も助けてくれたよ」

ゆったんは、いつもゆったんであり続けました。


最後に例によって勝手ながら彼女の今後について考えてみました。

これ、自分の推しではないから言えることかもしれませんが、やっぱり「お母さん」かな。
よく「彼女にしたい乃木坂メンバーランキング1位」などと言われますが、私のイメージでは「赤ちゃんを連れた若いお母さん」。
赤ちゃんに振り回されてアワアワしながらも楽しく子育てしている幸せな姿が頭に浮かびます。

ノリの良さからなんとなく適当そうなイメージがありますが、実はきれい好きで料理上手。
お父さんがつけた秀逸なキャッチコピーが「見た目はチャラいが家庭的」ですから、いいお母さんになること間違いなしです。


これまでずっとファンとメンバーを笑顔にしてきたゆったん。
きっとこの先どこにいても、たんたんたーんと周囲に笑顔を届けるのでしょう。


斉藤優里さん、本当にお疲れさまでした。


続きます。

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