「Sense Style」とはコラボのことだった


2019年9月に日本国内正規販売を開始したセイコー5。
このブログでも繰り返し取り上げ実機レビューも行ないました。

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その記事の中でも書いた通りその後の展開に期待して注視していたのですが…予想の斜め上のやつが出てきました。

それがこちらのコラボ2種。

『ジョジョの奇妙な冒険』


そしてQUEENのギタリスト、ブライアン・メイ


おおう笑

ジョジョ コラボモデル

SBSA029/030/031/033/034/036/037/038



ジョジョは第5部「黄金の風」のキャラクターをモチーフにしています。

2013年にもセイコースピリットブランドでジョジョとのコラボモデルを出していて、それも同じ5部なので実はリバイバルですね。(前回はディアボロ以外の7人でした)

前回はクォーツクロノグラフ、今回は既発のセイコー5=「ボーイ」がベースなのでそこの違いはありますが、デザイン要素も流用されているやつが多いですね。まあ率直に言って「焼き直し」。

ただ前回も即完売だったらしいので、買い逃した人にとっては嬉しいんじゃないでしょうか。

機能面はベースモデルと同様で、ムーブメントは4R36です。10気圧防水にハードレックス風防で裏蓋はスケルトン。

ベゼルと文字盤、そしてインデックスは個々のキャラクターやスタンドのビジュアル・特性に合わせたモチーフが取り入れられており元の影も形もありません。(ケースと針の形状は同じ)

そして大胆なカラーリング。あとはリューズの形状が異なり先にポッチのような装飾がついています。ベルトはすべてレザーですが、型押しのバリエーションを使い分けていたり芸が細かいですね。

個人的に格好いいと思うのはディアボロとフーゴ、それにジョルノですね。

ただ自分は「腕時計は使ってなんぼ」だと思っているので、その観点からするとジョジョ独特のカラーリングは自分の普段の服装と合わないので厳しいです笑

2019年11月22日に各限定1,000本で発売。価格は税込51,700円。流通限定で値引きなし。今回も一部モデルは瞬く間に完売し、記事作成時点に楽天市場で残っていたのはアバッキオ、ナランチャ、フーゴ、トリッシュだけでした。

ブライアン・メイ コラボモデル SBSA073


公式サイトによれば、

50年以上前にブライアン氏が自作し、今なお愛用しているギター<レッドスペシャル> の佇まいをダイヤルデザインで大胆に表現。
自作ギターを6ペンス硬貨で奏でるという独自のスタイルを貫くブライアン氏の魂と情熱を再現した特別なモデルです。

とのこと。

こちらはベースモデルからの変更点は文字盤だけ。

「木の質感を思わせる型打ち模様にラップ仕上げ、グラデーション塗装を施し、伝説のギターが持つ細かいディテールを再現」と書かれている通り、写真を見る限りではなかなかの質感っぽいですね。かつてオリエントが出していた「オリエントスター レトロフューチャー ギターモデル」を思わせます。

そしてちょっと豪華な収納ボックス(6ペンス硬貨つき)。

限定9,000本で流通限定、価格は税込63,800円。
って高!ナイロンベルトでこの値段はどうかと。まあ伝説的ギタリストのファンアイテムですから、値段にどうこう言うのも野暮な話なのですが。

パンデミックの影響で発売が延び、2020年5月27日発売となっています。記事作成時点でどこも予約を受け付けていないのは、完売したのか延期の影響で売り止めしているのかちょっと判断がつきませんでした。

セイコー5に望むこと


個人的にはジョジョにもQUEENにも思い入れがないので買う買わないまでの興味はないです。

でもまあ、そもそもセイコー5って「何でもあり」だと思うんですよね。
なので今回のコラボ連発については別に否定的なわけではありません。

あれだけ細かいデザインいじって文字盤も加工してコラボ相手にライセンス料払ってもこれぐらいの値段で出せるんだ、というのも興味深かったですし。

ブライアン・メイはジョジョよりライセンス料が高いのかな?笑

ひとつだけ気になるのがセイコー5の幅を狭めないか、ということ。

せっかく復活したセイコー5が「ボーイ」だけになるとしたらそれは嫌ですね。

半年に1回ぐらいのペースで膨大なデザインソースの中から傑作を追加していってほしいんですけどね。セイコー5ファゾムスSNZH55とか。アトラスSKZ211とか。ダイバーズばっかになっちゃいますが。まあ正直国内正規品になると値上がりするのですが笑

楽天市場ではアトラスの取扱店が少なくなっていたのでひょっとしたらディスコン=国内正規発売の流れが既に決まっているのかもしれませんけど。
この記事を書いているうちに、自分が復活セイコー5に望んでいることが分かった気がしました。

私が求めているのは、過去の傑作デザインをムーブメントを4S系にし、質感をちょっと向上させて実勢価格は現行逆輸入品に+1万前後で出す。

これなんだと思います。

平たく言うと「安心して買える国産正規品に+1万までなら出すよ」ってことですね。

その中でボーイみたいにこれまでになかったバリエーションを増やすのもいいですね。

実勢価格3万前後で機械式時計の魅力を感じさせ、裾野を拡げる。
さらにコレクターも巻き込むには、手が出せる価格という意味でアンダー3万円って結構重要です。

本当に出ないかな、セイコー5ファゾムス笑