ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

カテゴリ:乃木坂46 > その他考察

ラスサマトリミング
2022年7月に公開され、ロングヒットとなった映画『ラストサマーウォーズ』。

井上小百合が出演しているので映画館に足を運びました。

嫌なところがひとつもない


内気な小学6年生の男の子が好きな女の子のために、仲間を集めて自主映画を撮り始める。

「映画作り」映画、しかもジュブナイル。
好きな人にはたまらん設定でしょう。

あらすじはこちら。

 「ボクの映画の……ヒロインになってくれない!?」

 小学6年生の男の子・陽太(阿久津慶人)は内気な映画オタク。持っているタブレットで日々アクション映画やホラー映画を観るのが日課。クラスに友達はいなかったが、自分の世界でそれなりに楽しく生きていた。

 だが1学期の終業式の日。クラスメイトの明日香(飯尾夢奏)が、夏休み終わりに外国に引っ越してしまうことを知る。密かに明日香に想いを寄せていた陽太に、ホームルームでの担任教師・土方(井上小百合)の言葉が響く。
 「最後の夏休み。やり残したことがないかしっかり思い返して、後悔のないものにしましょう」

 陽太は思わず明日香を呼び止めると、僕の自主映画に出てほしいと言ってしまうのだった-

公式サイトより抜粋)

この後、土方先生の助言によりクルーを集め撮影に入るのですがそこで様々な困難が立ちはだかり…というまあお決まりの展開。

この映画を一言で評するなら「嫌なところがひとつもない」。

捻りも裏切りもなくて素直なハッピーエンドで、でもそこが素晴らしい

「粗」はいっぱいあるんです。
ストーリーはご都合主義だし映画の撮影シーンはかなりチープ感が漂っています。
子供キャストの演技もやや素朴に過ぎる気がするし、登場人物の心理描写は浅い。

でもね。
何かそういうのはもう全部どうでも良くて。

というか上で挙げた粗はほとんど全部「わざと」だと思います。

この映画を小学生に観て、何かを感じてほしいから。
制作サイドが本気でそう考えているからこそ、枝葉を削ぎ落しスリム化した。

テンポの良い展開も80分という短めな上映時間も、小学生という観客を飽きさせないため

子供たちの素朴な演技は、過剰な演技をしないように指導したんじゃないかという気がします(子役で十分経験のある子たちなのでなおさら)。
そして母親役の櫻井淳子さんは「わかりやすい敵キャラ」になるようにステレオタイプの演技を求められたのではないかと。

チープな撮影シーンは「リアリティ」ですよね。
子供たちの取る映像が当然ながらチープなものであることを、その映像を見せずに表現しているのだと解釈しています。

「子供を飽きさせない」映画ですが、決して「子供向け」映画ではありません。

大人の観客もセンチメタリズムを刺激されまくりです。

演技の「行間」を読んで登場人物の感情の機微に思いを馳せるもよし、随所に散りばめられた小ネタを楽しむのもまたよしです。

大切なのは、その一歩


この映画を通して子供たちが感じてくれたら嬉しいこと。

その一歩目が周りを動かす、踏み出す勇気の大切さ。

仲間と何かを作ることの楽しさ。
誰かの助けで自分一人では決してたどり着けなかった場所へと行けること。
そして異なった個性を持つメンバーを組み合わせることによってより大きなことが成し遂げられるというチームビルディングの極意笑

この映画を通して大人たちが思い出すあの頃のこと。

仲間と集まるだけでなんか強くなった気がしたこと。
変なノリが楽しくて、無駄に走って大声出して、バカみたいに笑ったこと

何かものづくりをやりたくて、でもどこから始めたらいいかわからなくて。
最初だけ作って放り出しちゃったこと。

夏休みは何でもできる気がして、でも何もできずに終わっちゃったこと。


あらゆる年齢層の観客に「なんかちょっと、頑張ろう」と思わせてくれる素敵な映画だと思います。

上映期間終了して円盤発売とか諸々のビジネス展開が一息ついた後でいいので、全国の小学校で映画鑑賞会として上映してくれないかな~。
(私の頃は体育館に全校生徒を集めての映画鑑賞会があったんですが、今もあるんでしょうかね?)

全国の子供たちがこの映画を観て何かを感じてくれたら、それはとても素晴らしいですね。

はたゆりこさんの歌う主題歌『ラストサマーフィルム』がまた爽やかで、MVも映画の素敵なダイジェストになっているのでぜひこちらもご覧ください。



そして、担任の土方先生を演じた井上小百合について。

凄く、いい役

若くてはつらつとしていて、ちょっとドジで(寝坊のシーンあり)。
かつて映画業界を志したけれど挫折した経験があり、心に棘が刺さっていて。

直接手は貸さずにちゃんと距離を取って、子供たちの自主性を尊重して。
でも「大人」という最後の壁にぶつかった時、一緒に立ち向かってくれる。

いやホントに「いい役もらったな~」という感じです。

たぶん映画を観た人でキャラクター人気投票をしたら、1位は羽鳥心彩さん演じる栗原夏音で土方先生は堂々の2位なのでは
(夏音ちゃんはクールなブレーンっぷりと、主人公に対するほのかな恋心とすら呼べないような曖昧な好意が実に良いのです)

クルーが円陣を組んで「努力と感謝と笑顔で、うちらの映画完成させよう!」と叫んだり、当たりつきアイスで主人公が「はずれ」だったりと、井上小百合ファンに向けたサービスではないかと思えるシーンもありました。
(後者は『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』のMVが思い出されますね、念のため)

余談ですが乃木坂スター誕生!LIVEの直後だったため、クライマックスでさゆが鬼の角をつけて「鬼ゾンビ」を演じるシーンでは「そういえば『乃木坂工事中』の4期生紹介で遠藤さくらを担当したなあ」という感慨にふけりました笑


最後に(やや黒い)続編予告を。

 あれから3年…あの最強クルーが帰ってきた!

 街を離れた者、別の学校に通う者。
 今はそれぞれの場所で歩んでいた彼らが中学時代最後の夏に再び集結する。

 「明日香、もう一度僕の映画のヒロインになってくれ!」

 「いいけど私…彼氏いるよ?」


うわこれ、めちゃめちゃ観たい笑



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タオル補正
前の記事では5期生のお見立て会について書きました。

あらかじめ語られるトラジディー


楽しかった46時間TVのフィナーレ、スペシャルライブ。

その最終盤で行なわれた29thシングルセンター発表。
空虚なキャッチコピーの後に表示された「中西アルノ」の文字。

それはあらかじめ予想された悲劇でした。


そこからずっと耐ショック姿勢を固めてきたので「あ~はいはいそうだろうと思ってましたよ」という感じ(もちろん落胆はしましたが)。

ただ直後の歌披露は、まるで悪い夢を見ているようでした。

サビ前まではほとんど中西さんのソロ歌唱。1番のラストまでほとんど歌いっぱなし。
彼女にだけフォーカスした振り付けとカメラワーク。

それ以外のメンバーでカメラに抜かれるのは齋藤飛鳥と山下美月ぐらい。
与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香ですらほとんど映りません。

「もう決まったことだから仕方がない」と中西さんのセンターを受け入れようと構えていたところにあの一本かぶりの歌割と演出。

 そりゃねえだろ
 乃木坂は中西アルノのバックダンサーじゃねえぞ

さすがに顔から血の気が引く思いでした。

事前リークを知っていたファンの方で私と同じ感想を抱いた人も多いのではないでしょうか。

この後からの大荒れは29thシングルについての記事で別途扱うとして、46時間TVの記事として書いておきたいことがあります。

それは現在の乃木坂の顔であるメンバーたちの電視台。

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乃木坂を甘く見るな


齋藤飛鳥のタップダンス。
山下美月の殺陣。
賀喜遥香は46時間でメンバー全員のイラスト完成。
遠藤さくらのハウスダンス。
そして与田祐希の『逃げ水』ギター弾き語り。

どれも生披露でした。

表題曲センター経験者。
既にグループ内で確固たる地位を確立し、もはや何かを証明する必要のない彼女たち。
そんな5人が、奇しくも全員「チャレンジングな課題を」「生披露する」ことを選んだその意味。

いや、これはきっと「奇しくも」ではない。

メンバーのコメントからすると46時間TVの準備期間は2~3週間。(発表は1ヶ月前でした)

29thシングル選抜発表は一説によれば1月8日と言われていますから、中西さんの抜擢センターを知ってから電視台で何をやるのか決めたと考えるのが自然でしょう。恐らくはあの一本かぶりの歌割とダンスフォーメーションも知った上で。

そう思うと、彼女たち5人の電視台にはこんなメッセージが込められているように思えてなりません。

 乃木坂を甘く見るなよ

 その真ん中に立つってのは、そんな簡単なことじゃねえぞ

誰に対して?

中西アルノに。
秋元康に。
今野さんに。
今回の決定に関わった大人たちに。

そしてそこにはきっと、我々ファンに対するメッセージも込められていたのではないでしょうか。

元々は電視台でチャレンジングな課題に挑むメンバーはそれほど多くありません。
前回で言えば生田絵梨花、渡辺みり愛、金川紗耶ぐらいでしょうか。前々回はほぼゼロです。

それなのに今回、センター経験者が揃ってその選択をした。

さらに言えば、乃木坂愛では人後に落ちない久保史緒里が「乃木坂のピアノの文化を終わらせちゃいけない」とピアノの生演奏。(個人的には『羽根の記憶』という選曲にも「継承」の意志を感じました)

関連記事:


筒井あやめは書道パフォーマンス生披露。
そしてキャプテン秋元真夏も事前収録でしたが一輪車での演技。

つまり『Actually…』のフロントと2列目のほぼ全員が何らかのチャレンジをしていたのです。
(そんな中、副キャプテン梅澤美波が唯一ただの食べロケというのがなんか逆に面白かった笑)

久保ちゃんは「もうちょっと自分を追い込みたい」と譜面の難易度を上げ、飛鳥ちゃんはタップダンス披露後に倒れこみながら「チャレンジするのが乃木坂」と言い放ちました。

私にはそれらが単なる偶然とは思えません。

恐らくメンバーたちも予期していたのではないでしょうか。
今回のセンターとフォーメーションが大きな論争を巻き起こし「乃木坂終わった」というような意見が出ることを。
そしてファンからも「こんなの乃木坂じゃない」という声が(これまでの乃木坂を大切に思うあまりに)上がることも。

だから彼女たちは、乃木坂を愛するファンに向けてこう言いたかったのだと思います。

 乃木坂を甘く見るなよ

 こんぐらいで終わるわけねえだろ

なんて男前。

その下にあるもの


そしてもうひとつ、鈴木絢音の電視台。

事前の予告では「狂気的な彼女」というタイトルが明かされていました。
実際に電視台が始まった時に画面に表示された文字は

「真っ白いものを汚したい」。

この時点で思いました。まんま欅じゃん。
欅坂46のファーストアルバム『真っ白なものは汚したくなる』を直接的に想起させるサブタイトル。

控えめな音量でBGM(これも自作)が流れる中、真っ白な服を纏った絢音ちゃんが真っ白な壁と向き合います。

そして無言のままそこに色とりどりのペンキをぶちまけて汚していきます。

ただひたすらに。
ほとんどカメラに背を向けたまま。

美しくて不穏な静けさ、とでも表現すればいいのでしょうか。
鈴木絢音にしか出せない空気でその場が満たされます。

そしてそれは突然に終わりました。
満足したのか、ペンキが尽きたのか。私には「飽きた」ように見えました。

その後にMCのメンバーと会話をしながら「実は…」と真っ白に見えた壁に貼られていたシールをはがしていきます。

そこに現れたのは

 Effort Thanks Smile

言わずと知れた、乃木坂の基本精神でした。


ひとりだけにフォーカスした演出が欅坂的、もっと言えば『不協和音』以降の瓦解への道を進み始めた欅坂を思わせる『Actually…』。

その初披露を観た後に私が思い出したのは、絢音ちゃんがこの電視台につけた「真っ白いものを汚したい」というサブタイトルでした。

本人は「真っ白なものを汚してみたかったの~」とケラケラ笑いながら語っていましたが、こちらはどうしても勘ぐってしまいます。

不遇の2期と言われてきた。彼女自身も「実は29thが初めての連続選抜」。
そして抜擢センターとして強烈な反感を買った堀未央奈を同期として友人としてずっと見てきました。

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そこへ今回発表された堀未央奈以来となる、単独での新人抜擢センター。

それに対し鈴木絢音が何も思わないはずがないし、ましてや鋭い言語感覚を持つ彼女が何の考えもなくこの言葉をチョイスしたとはちょっと考えにくい。

もちろん真っ白いもの=乃木坂です。

 たとえ表面的にはどんなに汚されたとしても

 その下にはちゃんと「努力、感謝、笑顔」がある

 乃木坂の10年間の歴史をなめるなよ

 私たちは汚されたりなんかしない

鈴木絢音はそう言いたかったのではないでしょうか。

そう考えるとなんだか「狂気的な彼女」も「欅的な彼女」のダブルミーニングな気がしてきました…まあこれはさすがに考えすぎですね笑


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タオル補正
前の記事までで3日間の印象に残ったシーンを列挙してきました。

当記事では5期生お見立て会について。

迎えたその日


まずはこの日に至るまでの流れをざっとおさらいします。

5期生11人が加入すると発表されたのは2月1日のことでした。
翌2日から公式Youtubeチャンネル『乃木坂配信中』で毎日正午にひとりずつプロフィール動画を公開。

そのトップバッターは井上和さん。
その完成されたビジュアルはかなりのインパクトを与え、一気に「乃木坂5期生」に対する注目度を上げます。

さらに17日と18日には29thシングル特典映像『乃木坂46 5期生 Background Story』の予告編が公開されます。

しかし最初の記事でも書いた通り、21日深夜に29thシングルでの「5期生抜擢単独センター」が発表されたことによりファンの頭に冷水が浴びせかけられます。

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そして迎えたこの日。

前日には冨里奈央(とみさと・なお)さんが欠席するという残念な発表もありました。

司会進行は信頼と実績の高橋大輔アナ

まずは50音順にひとりずつ入場してきます。
全員が揃ってから順に自己紹介。そして特技披露からミニライブという流れでした。

五百城茉央(いおき・まお)さん。

緊張した面持ちながらニコッと笑顔を見せます。
しかしステージのセンターから所定の位置に移動する時点で既に泣き顔に。

今回の7人の中で唯一といっていいド緊張。
その初々しい姿と「マグロが好き」で満面の笑みを浮かべるところ、特技披露での剣道、さらにそこで「あ~もうやだ~」と逃げ帰るあたりがどうしても大園桃子を思い出してしまいますね。(ぞのっちの場合は「トマトが好きです」でした)

「とりあえず5期の五がつく名前の子と憶えてください」というのもなんか奥ゆかしくて個人的に好感。

一ノ瀬美空(いちのせ・みく)さん。

とにかくニッコニコ。やっぱりお見立て会では笑顔が大事ですよね。
4期の時は「あのずっとニコニコしていたショートの子」が掛橋沙耶香と清宮レイのふたりいてファンが混乱したのが懐かしいです。
今回唯一の方言アピールでした。

特技披露はピアノ。久保史緒里が悲壮な決意で「乃木坂のピアノの文化を絶やしちゃいけない」と電視台で披露した翌日になんとも凄いバッティング笑

井上和(いのうえ・なぎ)さん。

プロフィール動画でもドキュメンタリー予告編でも「スピアヘッド」の役割を担い、見事にその期待に応えてきた彼女。

自己紹介でフリップにイラストを描いていた時点で「絵ウマ」確定でしたが特技ではさらにデッサン画を披露します。

落ち着き払った態度にシックな服装、そしてもの凄く整ったビジュアル。
一見とっつきにくそうなのにちゃんと目が笑っている自然な笑顔。

最初からインパクトがあり、新たな映像が出るたびにさらに好感度が上がってきたというのが個人的な印象です。

小川彩(おがわ・あや)さん。

乃木坂伝統「最年少らしからぬ最年少キャラ」の系譜を継ぐ者ですね。
先代の筒井あやめと同じく「どのタイミングでどの角度から見ても整った顔」。
そして歯を見せた時の、どこか渡辺みり愛の「イヒヒ顔」を思い出させる表情。
ところで「右手が常に勝つジャンケン」になぜステップをつける?

特技はそろばん。このチョイスもどこかレトロ好きなあやめんテイスト。
「何か言いたいことは?」と大輔氏に聞かれ「特にないです」というのも最年少キャラの系譜だなあ。
「緊張はめちゃくちゃしました」というコメントでしたが全くそう見えませんでした。

奥田いろは(おくだ・いろは)さん。

子役出身という奥田さんですが、五百城さんほどではありませんがかなり緊張の面持ち。
それも相まってかなり素朴な印象を受けました。
「コーヒー店でのアルバイト再現」はよくわかりませんでしたが「鳩を威嚇すると必ず飛び立つ」は面白かった。西野七瀬の天敵ですね笑

特技のギター弾き語り、聴く者のセンチメンタリズムを刺激するソロシンガーっぽい歌声ですね。曲の後半は音を外していたようですが、ポテンシャルを感じました。

菅原咲月(すがわら・さつき)さん。

最初のプロフィール動画では「窓の外を眺める顔が橋本奈々未に似てる」「ラストの正面顔は柏木由紀だ」と話題騒然となりました。
個人的には見るたびに顔が違うという印象。

内気な儚い系かと思いきゃドキュメンタリー予告編では割とよくしゃべる明るい女の子。そこでは「上手く笑えない」的なことを言ってたのにお見立て会では誰よりも笑うという。(緊張するとヘラヘラしちゃうタイプなのかも)

最初のイメージからどんどん変わっていっているのですが個人的には別にそれが嫌じゃないです。現時点での印象はトータルで岩本蓮加っぽい感じかな?
「私のことを推して絶対後悔はさせません!」という気が強そうなコメントも良かった。

唯一残念だったのが特技披露のバスケで着ていたウェアが(日本人プレイヤー・八村塁の所属する)ウィザーズというベタなセレクトだったこと。個人的にはナゲッツなら100点でした。

中西アルノ(なかにし・あるの)さん。

この時点で既に「渦中の」だった中西さん。
彼女がセンターという事前リークも加入前の良くない噂も目にしていたので、個人的にはどうしてもネガティブなフィルターをかけて彼女を見ていたと思います。

だからでしょう、自己紹介の「爬虫類のペットいっぱい飼ってます」「それを友達の苗字で呼んでます」「よく変わってるねって言われます」の時点で思いました。

 苦手だわ~

「変わってるね」のくだりでの表情は堀未央奈の「ワタス顔」をちょっと思い出しました。
でも普通にニコニコ笑いながら話している時の表情は割と良い印象を受けました。

そして特技の歌披露。初めて観客の前での歌唱ですからこれをもってその歌唱力を判断することはできません。でも歌い出しの4小節で思ったのが「BiSHのアイナ・ジ・エンドみたいだな」でした。語尾の声の返し方からそう感じたんだと思います。

個人的にはこの歌唱法も(正直、選曲も)

 苦手だわ~

です。

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全体的に5期生は肝が据わった感じ。
五百城さんと奥田さんは緊張が表に出ていましたが、他の5人は堂々たるものでした。

「いきなり一輪車に乗って現れる」とか「Y字バランスをしながら般若心経」のようなぶっ飛んだ特技はありませんでしたね。

そして初の楽曲披露。

3曲とはいえフルサイズ。
センターは『ガールズルール』が一ノ瀬さん。『インフルエンサー』は井上さんと中西さんのWセンターで『君に叱られた』は奥田さんでした。

一ノ瀬さんはなんというか「めちゃめちゃこなれてんなあ」という感じ笑
キメポーズやカメラへのアピールなど、新人とは思えません。

小川さんは歌おうが踊ろうがとにかく顔が崩れない。このあたりも実にあやめんっぽい。

それに対し井上さんは様々な表情を見せつつそのどれもが綺麗。
『インフル』の髪をかき上げる振り付けの貫録たるや、なかなか衝撃的でした。

奥田さんはとにかくひたむき、全力という印象。
まだ緊張が残っているようでしたが、それはセンターのプレッシャーもあったのでしょう。

逆に五百城さんはさっきまで震えていたのはどこへやら、笑顔で堂々たるパフォーマンス。
歌って踊るのが好きなんだろうなと思わせました。

中西さんは『ガルル』のような笑顔の方が良いですね。
『インフル』での顎を上げてこちらを見下すような表情は「ああ…やっぱりそうなっちゃうのね」と残念に感じました。

菅原さんはなんだかやたらと楽しそう笑
他のメンバーと絡む振り付けでわちゃわちゃしたり、遊びの部分で「ガオ」ポーズを取ってみたり。
くしゃっと笑うのも好印象、というかこの時点でそんなに素直に笑えるのはどれだけ度胸があるのだろうという感じ。緊張しないんですかね?


5期生それぞれの魅力を垣間見ることができたお見立て会。

しかしこうしている間にも、刻々とその瞬間は近づいていました。

続きます。

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当記事ではDAY2と3の印象に残ったシーンを挙げていきます。

DAY1の感想はこちら:
 

DAY2


私がこの日最初に観たのは明らかに眠れていない賀喜遥香の姿。
正直、胸が痛みました。

今にして思えば2日目のラストには堀内健さんのアシスタントというカロリーの高い役割が待ち受けており、3日目にもお見立て会振り返りという出番があったわけですから「初日から行けるところまで行こう」と考えていたのだと思います。

先のことまで考えて必要と判断したら少々の無茶もする。そういうところが「これまでちゃんと物事に向き合ってきた(だからどうすれば成し遂げられるかを知っている)」と感じさせるかっきーの素晴らしさですよね。

関連記事:


3人組のトーク企画、岩本蓮加の「朝ちゃんと起きて3食食べるのに憧れる」に思わず「いやそれは憧れることではないぞ」とTVの前で突っ込んでしまいました。

電視台、樋口日奈は「WILD SPEED HINA」と題してバイクに乗って色々なチャレンジをするのですが…カットインがひとパターンしかなかったのはわざとですよね?

弓木奈於
シンデレラの衣装で罰ゲームに挑んでいくのですが、ビリビリペンでの「痛~い」というリアクションが阿佐ヶ谷姉妹にしか聞こえない。

黒見明香は「メンバーとびっくり実験に体当たり挑戦!!」。
チャイナドレスに白衣を羽織るという攻めた出で立ち。
指2本で次々とメンバーをなぎ倒していき。
だいぶ前倒しで爆発してしまったピンポン玉。
見どころ満載でした。

鈴木絢音の「狂気的な彼女」は別途。

早川聖来
ムチャぶりされながら賀喜遥香のためにあんかけ炒飯を作るという企画ですが、料理をしている人に電流を流すというのはちょっと正気の沙汰とは思えない。本当にヒヤッとしました。
「しゃくれる」は可愛かったのですが、料理が完成しなかったのも後味悪かったですね。タイムアップしちゃったけど頑張るかっきーのために最後まで作らせてくださいでいいじゃないですか。

そのかっきーは「凄く美味しい!」と言って食べていましたが、そういえば前回の46時間TVで彼女の舌が結構アレなことが判明していましたね。

乃木坂プレイルームでの卓球大会。

「卓球キャラ」として登場するほんわか姉さん吉田綾乃クリスティー
勝負事は全力でしかできない清宮レイのスイッチが入った表情。ポイントを取るたびに「よしっ!」と声を出すところも好感が持てます。
遠藤さくらの最初は全くフットワークを使わずに勝とうとしていたらあわや負けそうになり徐々に相手に合わせてレベルを上げていくのも面白かった。

電視台に戻って、SASUKEでんちゃんこと佐藤楓のパルクール。
変な人が映り込んでるな~とは思ったんですよね。

「まあやだ」

林瑠奈は「先輩!私に罰ゲームを受けさせて!」と題し、嬉々として罰ゲームを受けるのかと思いきゃタガメは悲鳴をあげながら全力拒否というのが面白かった。

大運動会はMVPも取った松尾美佑の負けん気の強さが出ていて良かったです。
まあ負けず嫌いは「ゲーム企画全部ガチでやるからだいたい勝っちゃう」1期生たちからの伝統ですよね。

ちなみに清宮レイの応援団は残念ながらちょうど観ていない時でした。

「大根抜きサバイバル」における与田祐希の「無」も実に素晴らしい。

大運動会後の遠藤さくらのハウスダンス、そして与田祐希久保史緒里の弾き語りについても別途書きます。

「乃木坂三者面談」では堀内健さん登場。
さあ、悪夢の始まりだ笑

「誰か泣くまで帰らないよ!」という恐怖の宣言に、観る者の多くは遠藤さくらの大泣きを想像したと思いますが実際には早川聖来でした。
マラソン番組の深夜にホリケンはそりゃオーバーフローするよね…自分はめちゃめちゃ笑いながら観ていましたけどメンバーは恐怖だったでしょう。

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DAY3


この日は「4期生のお見立て会を振り返ろう」の終わりごろから観始めました。

続く「3期生のお見立て会を振り返ろう」。
すっかり大人になったメンバーたちが、同窓会のようにあーだこーだ騒ぎながら当時の映像を観るというのがなんかもう心暖まる。

当時の髪型を「引きちぎった前髪」といじってくる山下美月に「覚えてろよ山下」と凄む久保史緒里
その言葉通り美月の「フラミンゴになりたい」に対し「今でもなりたいの?」と反撃。美月のフラミンゴはこの後の中村麗乃の電視台でも(事前ロケだったのに)いじられているという奇跡の一致でした。

5期生お見立て会は別途書きます。

掛橋沙耶香の電視台。
大人の女性はランチのメニューを決めるのにコイントスなどしないぞ笑
清宮レイの小芝居と思い切りのいいハリセン、これまた好感度高し。

和田まあやのドッキリ企画。
10年選手の彼女が46時間TVの間中…というかそれ以前の収録からこまごま動き回っていたその仕事量と溢れるサービス精神。
そして梅澤美波はパフェふたつ食べてたんかい!笑

そして表題曲以外の「バナナ&メンバーが選ぶ! ベストソング歌謡祭」。

井上小百合推しの自分としてはやっぱり『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』に入っていてほしい。
でもメンバーも大幅に入れ替わったから正直30位くらいがいいとこかな、と思っていました。

ランキング発表が進み、残すはあと数曲。

「ああ…もうランクインはしてないな…」と思ったところで4位『自由の彼方』(井上小百合センター曲)。
1stアルバム『透明な色』に収録された10thアンダーメンバーによる楽曲。アンダラ2ndシーズンのエピローグのような曲です。

もうこれで満足だ、と思いきゃなんと3位が『咄嗟』。

アンダラ2ndのテーマソングにしてアンダラのアンセム。
当時を知るメンバーがもう7人しかいないのにこの順位。

さすがにウルッと来ました。

コーナー最後で北野日奈子が「『咄嗟』の時のアンダラはメンバーもファンもスタッフさんもなんかもう凄かった」と語り「ね!もの凄かったよね」とそれに同意する齋藤飛鳥

あの絶望の日々を、そしてその果てに見つけた希望を知るふたりのやり取り。
彼女たちの中にまだちゃんとあの日々が生き続けていることが垣間見えてこちらも感情が揺さぶられます。
(アンダラ2ndシーズンについてはぜひこの下で紹介している『アンダラ伝説』をご覧ください)

スペシャルライブも別途書きます。


続きます。

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過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。



タオル補正

浴びせられた冷や水


前回の46時間TV、記事の最初を私はこんな言葉で始めていました。

 毎回そうなんです。

 観ている間はちょっぴりグダグダ感を感じていたはずなのに。
 終わりが近づくにつれてこみ上げる「やっぱ乃木坂だな!」感。
 そして終わった後の強烈な乃木坂ロス。

 4度目の『乃木坂46時間TV』。
 今回もやっぱり同じでした。

前回(2020年)乃木坂46時間TVの記事:


そして迎えた5度目の46時間TV。残念ながら今回は「やっぱり同じ」ではありませんでした。

理由はご想像の通りです。

前日深夜から立ち込めていた暗雲。

『乃木坂工事中』で発表された29thシングルの選抜メンバー。

既に「29thセンターは5期生の中西アルノ」という(結果的に的中だった)リークも、加入前の彼女に関する良くない噂(こちらの真偽は存じません)も目にしていました。

発表されたのは齋藤飛鳥と山下美月というエース格ふたりにキャプテンと副キャプテンまでつけた「保護者4人」というフロント。そして5期生からたったひとりでの抜擢センター。

私はこの時点でリークが事実であることを確信しました。

例えば5期生抜擢センターが井上和さんであったらきっとこういう構成にはならなかった。恐らく4期生の時と同様に3人同時登用になったと思います。

しかしそうではなく、この違和感バリバリのフォーメーション。
特にキャプテンである真夏さんフロントの違和感が凄い。
それが指し示すものは、5期生の中でもファンが諸手を挙げて歓迎するタイプではない「誰か」の抜擢。

間もなく始まる46時間TVのラストにそのセンター披露が控えていると思うと、始まる前から冷水を浴びせられた気分でした。

余談ですが「あれ?もしかして真夏さん初フロントか?」と思って調べたら17th『インフルエンサー』以来5年ぶり2回目なんですね。
本人はもうポジションがどうこうというのはないでしょうが、こういう形で引っ張り出されるのは真夏さん推しの方からすると複雑なのではないでしょうか。


まあ言いたいことは山ほどありますがこれは46時間TVの記事ですので、まずはざっと時系列で印象に残った場面をピックアップしていきます。

「どうせ1週間ぐらいはアーカイブあるだろう」と思ってほとんどメモを取っていなかったのでいつものライブLVレポに比べてすごく粗いですが笑(時系列も間違っていたらすみません)

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DAY1


まずオープニング、『乃木坂配信中』での予告通りコスプレで登場した梅澤美波田村真佑与田祐希

そしてオープニングアクトを務めたのは齋藤飛鳥
『浅草キッド』にインスパイアされてのタップダンス。
見守る今野さんと菊池さんのカットイン。やり切って倒れこむ飛鳥。
後でファンの方から送られてきたイラスト「乃木坂キッド」も素晴らしかったですね。あれTシャツにしてほしい笑

書道パフォーマンスの筒井あやめ
まさに「凛」。
タスキを結ぶところから始めるのが良いですね。それにしても綺麗な顔してんなあ笑

大運動会のチーム分けのために行なわれた全メンバーの50m走タイム測定。

走る前の煽りVの中で「普段走ったりしないんですか?急いで駅に行く時とか」と聞かれて「駅?タクシーで行っちゃう」と素直に答える岩本蓮加
嬉しそうにニコニコ笑いながらダサい走り方をする山下美月(凄く褒めてます)。

3期生が集まってカメラに映るといつも後ろでジャンプする与田祐希

オープニングの時点で「電視台でティモンディ高岸さんインスパイアキャラをやるのでもしよかったら来てください!」と言っていた清宮レイ
願いが叶ってご本人登場。本物の横でもフルスロットルで走り続けるレイちゃんが素晴らしい。

そしてこの日のハイライトは「バナナ&メンバーが選ぶ! ベストソング歌謡祭」。

 その曲その曲に思い出があるから

これ、メンバーが言うならわかりますけどバナナマンの言葉なんですよ。

それってなんかもう、ファンじゃん。

10年半乃木坂を見守り続けてくれているおふたりの愛情。
この日はMCではなくひな壇での参加だったのでそれが素直に出ていたように思います。

齋藤飛鳥の「日村さんが好きだから」日村さん「やぁった!」設楽さん蹴りを入れる、の流れも良かった。

『裸足でSummer』について北野日奈子が語った「どうすれば選抜に入れるだろうねってひめたんと一緒に必死に考えていた時期で」という言葉。

弓木奈於「生田絵梨花さんっていう先輩がいて」への日村さん「知ってるよ!」の速さ。

佐藤楓が語った西野七瀬への想いも強く印象に残りました。

彼女が加入前からなーちゃんファンなのは知っていました。『帰り道は遠回りしたくなる』が初選抜なのももちろん知っていました。
でもでんちゃんにとって「推しの卒業シングルにギリギリ間に合った選抜入りだった」というのは個人的には気づいていなかったなあ。彼女も「最後の切符を掴んだメンバー」だったんですね。

「ベストソング歌謡祭」が終わり再び電視台へ。

賀喜遥香は「46時間、生絵カキ!」。46時間中にメンバー全員を描いたイラストを完成させるというチャレンジ企画であることを発表。衝撃的な量のコピックペンが衝撃的でした。

人狼が始まるところまで観てこの日は寝ました。


DAY2以降に続きます。


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「今にして思うこと」は各記事の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


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