ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

カテゴリ:乃木坂46 > 伊藤かりん

びーむ色調補正3
!!!注意!!!
これはあくまでも「想像上のライブレポ」です。
実際に行なわれたものではございませんのであらかじめご了承ください。

アンダラユニット曲セレクション


ステージにひとり残ったかりんが観客に問いかける。
「まだまだ、歌い足りない!もっと歌っても、いいですか~!?」

ウォォォォーーーッ!!という肯定の返事が消えるよりも早く、流れ始めたのは『逃げ水』。
どよめきに包まれた客席が、一瞬後に爆発する。

まずステージに現れたのは樋口日奈。
そしてその背後から卒業した能條愛未が登場し、かりんと抱き合う。
2018年アンダラ北海道シリーズでこの曲を歌った3人だ。

次の曲への期待が高まる中、静かなイントロから始まったのは『隙間』。

ふたりに代わって登場したのは斎藤ちはる。2017年アンダラ九州シリーズの再現だ。
ここで一部のファンが気づく。これがかりんのアンダラユニット曲セレクションだということを。

「なんと女子アナ様が来てくれました~」曲が終わり話し始めるかりん。
「会社にお願いしたら奇跡的にOKが出まして…」と照れるちはるに
「おお、社会人みたいだ」まぜっかえすかりん。
「いや社会人だから!」と突っ込み、へへへっと笑うちはる。

たった1年前までは当たり前にそこにあったのに、今ではとても貴重なもののように感じられるやり取り。

さらにゲストの登場は続く。優しいピアノのフレーズと共に現れたのは、伊藤純奈と久保史緒里。
2018年末のアンダラ東京シリーズで絶賛された『私のために 誰かのために』だ。

3人が織りなすハーモニー。そして最後のサビでシャウトする久保。
武蔵野の森総合スポーツプラザ多くの観客に鳥肌を立てさせた圧巻のパフォーマンスが再現される。

その余韻に浸る客席に向かい、かりんが話しかける。
「最後に、ずっと憧れていたあの人と一緒に歌わせてください」

その言葉に続いてステージに登場したのは高山一実だった。
ギターを持った松村沙友理と向井葉月も続く。

高山と白石麻衣のユニット「ホワイトハイ」の楽曲『渋谷ブルース』だ。
高山と顔を見合わせながら、笑顔で歌うかりん。

だが、サビに入ったところでそれは起きた。
ふたりのハーモニーに、もうひとつの声が重なる。

白石麻衣の降臨。

思わぬ「ご本人登場」にポカンと口を開けたまま固まるかりん。
満面の笑みで歌い続ける白石と高山。

「これは本当に聞いてなかった…」曲が終わり、苦笑しながら話すかりん。
「いや~来ちゃいました~!」と、どこまでも楽しそうな白石。

こうしてライブの本編は終了した。


世界一の乃木坂ヲタク


そして。
緑と紫。
場内は彼女のサイリウムカラーに染め上げられた。

「か~り~ん!」「か~り~ん!!」皆が彼女の名を呼ぶアンコール。

照明が灯り、ステージにひとり立ったかりんは、ファンへの感謝の手紙を読み、最後にこう結んだ。

「乃木坂にまつわるすべてが大好きです!夢のような6年間でした!本当に本当に、ありがとうございました!」

万雷の拍手。

この日登場した全メンバーとともに歌う最後の曲は、もちろん『乃木坂の詩』。
琴子も含め、全員が笑顔で高らかに旅立ちの詩を歌った。


メンバーが退場し客電がついても、ファンは再登場を信じて彼女の名前を叫び続ける。

そしてふたたび、あの陽気なイントロが爆音で流れ出す。
『白米様』だ。

「Wアンコールありがとうございます!これで本当に最後の最後です!」
またもこの日出演したメンバーが全員登場し、センターステージに向かって走る。

サビ。間違いなく世界で最も多人数で叫ぶ「はくまい」。

そして間奏を挟んだ最後のサビでは軍団員が縦に並び、軍団長の後ろから3人が顔をのぞかせる。彼女自身かつて「実はあの体勢凄くキツくて後ろから見ると間抜けなんです」と語ったその振り付け。
その背後では「白麻衣様」になりきった白石をメンバーたちが拝んでいる。なんというカオス。

こうして最高にバカバカしくて最高にキュートで、最高に最高な曲が終わった。
祭りのあとを思わせる余韻の中、メインステージで全員が1列に並ぶ。

1期も2期も3期も。選抜もアンダーも。現役メンバーも卒業生も。
全部ひっくるめひとつの「乃木坂46」。そう感じさせる光景だった。

伊藤かりんは決してその輪の中心にいたわけではないけれど、
その輪の一部は彼女がつないだ。

最後に彼女はこう叫んでステージから去っていった。
「私伊藤かりんは、乃木坂1の乃木坂ヲタクから世界一の乃木坂ヲタクになります!」

とびっきりの笑顔だった。

びーむ色調補正3
!!!注意!!!
これはあくまでも「想像上のライブレポ」です。
実際に行なわれたものではございませんのであらかじめご了承ください。

きっといつもこんな風に


2期生メンバーたちがステージからはけた後、モニターに浮かび上がった文字は「伊藤かりん卒業式 第2部 スペシャル座談会」。

若月佑美の卒業セレモニーと同様、ステージ上手側にひな壇が用意され2期生メンバーが着席する。
最前列に座っているのが、かりんと伊藤純奈だけであることに気づいたファンの間に「まさか?」の期待が膨らむ。

「はい、ということで2部は座談会なんですが、ここでスペシャルゲストを紹介したいと思います。どうぞ~」

かりんの声に導かれて登場したのは、斉藤優里、川後陽菜、そして西野七瀬。
期待通りの「スイカ」メンバー勢揃いに客席が揺れる。

「ゆったん、てぃーちゃん、にゃーが来てくれました~、みんな、ありがと~」

最初に口を開いたのは川後。
「まいちゅんからかりんに仕切らせないように言われたので、ここからは川後が司会を務めさせていただきます」

モニターに映し出されていく写真を見ながら思い出話に花を咲かせる5人。
場を回す川後、エピソードを話すかりん、それに大きなリアクションで応える優里。
純奈は普段の印象よりずっとテンション高く笑い、西野は忘れた頃にボソッと喋る。

きっと、いつもこんな感じで話していたんだろうな。
その楽しそうな姿に多くのファンが切なさを覚える。

時間はあっという間に過ぎ、川後が締めた。
「そろそろお時間ということで、座談会はここまで。第3部はまたライブです。誰が出るかは、お楽しみ」


駆け出してきたのは、あの4人


再びメンバーが退場し照明が落ちる。
モニターの表示は「伊藤かりん卒業式 第3部 スペシャルライブ」に変わった。

ひとときの静寂の後、ひたすら陽気なイントロとともに駆け出してきたのは松村沙友里、佐々木琴子、寺田蘭世、そしてかりん。

さゆりんご軍団。曲はもちろん『白米様』だ。
乃木坂ライブを常に盛り上げてきた、軍団の代名詞にして最高傑作。

続く曲は2018年の46時間TVで初披露された軍団メンバーの自己紹介ソング『ぐんぐん軍団』。
かりんの「いいです。何でもやりましょう!」という台詞に彼女のこれまでの貢献が垣間見え、とことん明るく楽しい曲なのに、今日はどうしようもなく胸に迫る。

そして不意に鳴り響くアコースティックギター。『サイレント…』いや違う、『さゆりんごマジョリティー』だ。
ぎこちなく踊る松村軍団長を笑顔で見守る軍団員。

最後に最新曲『さゆりんご募集中』を歌ってさゆりんご軍団ライブは終わった。

「それでは最後に私、松村沙友里から乃木坂46を卒業するかりんちゃんに卒業証書を授与します」
かつて乃木坂マネージャー兼さゆりんご軍団員だった「まゆこ」さんの時と同様に、卒業証書を渡す松村。

「…なお、さゆりんご軍団の卒業は認められないので、これからもずっとみんなの面倒を見てください!」足抜けは許さない軍団長。これもまゆこさんの時と同じだ。
「いやいやいや…」笑顔でやんわり断るかりん。

その横で、気がつけば2期生ライブからずっと笑顔だったはずの琴子が号泣していた。
泣き崩れる彼女の身体を優しくなでる3人。

「これからも、さゆりんご軍団をお願いしま~す!」
かりんが叫び、彼女以外の3人はステージからはけていった。


びーむ色調補正3
!!!注意!!!
これはあくまでも「想像上のライブレポ」です。
実際に行なわれたものではございませんのであらかじめご了承ください。

グループに対し有形無形の貢献をしてきた伊藤かりん。
彼女にはどんな花道がふさわしいんだろう。そんなことを考えていたら色々と想像が膨らんでしまったので、記事にしてみました。

流れ出したのはもちろん、あの曲


開演前の場内。
モニターに映し出されるのは「伊藤かりん卒業式 第1部 2期生単独ライブ」の文字。

待望の2期生単独ライブ。

しかしそれがかりんの卒業と引き換えに実現したのだとすれば、あまりにもやるせない。

そんなファンの感傷をかき消すように、客席が暗転し『Overture』が鳴り響く。

モニターの映像が彼女たちが加入してからの日々に変わる。
かつて北野日奈子が「重い時間だった」と表現した、彼女たちの6年間。
それを観るファンにも様々な思いが去来する中、
流れ出したのはもちろん、あの曲-

『バレッタ』。

突然の堀未央奈センター抜擢。それにより2期生はある意味で引き裂かれた。あの日に生まれた名状しがたい複雑な感情と、そこからの道のりと。
それぞれ抱く思いは違っても、決して忘れることのできないはじまりの曲であることに変わりはない。

そしてさらに曲は続く。
北野が2期生の第2弾として選抜入りし、その壁の高さに打ちのめされた『気づいたら片想い』。2期生全員がアンダーだった時の『嫉妬の権利』。どれも決してまぶしい思い出ではないけれど、とても大切な楽曲たち。

3曲が終わり、この日最初のMC。堀が口火を切る。

「皆さ~ん、こんばんは!」
「せ~の!乃木坂46、2期生です!」
ほとんど記憶にないこの挨拶に、どよめく客席。

「いや~始まっちゃったね~」と話し出すかりんを、新内眞衣が遮る。
「いやいやいや、今日ぐらいは仕切りは他のメンバーに任せてかりんはどっしり構えてなさいよ!」

その新内の「ちょっと重めで始まったんで明るい曲をやりま~す」という言葉の後に披露されたのは『そんなバカな…』『人はなぜ走るのか?』の2曲。

2度目のMCで堀が言う。
「気づいた人いますかね?実は今日のセトリ、2017年の神宮でやった期別ライブと同じなんです!」


あの日と同じセトリ、あの日とは違う彼女たち


そう、2017年7月に神宮球場で行なわれた乃木坂ライブでは各期別に時間が割り振られていた。
キラキラした輝きをまき散らす3期と圧倒的な貫録を示す1期に挟まれ、彼女たち2期は涙を流しながら歌い踊った。「不遇」と言われ続けた彼女たちにしか出せないあの日の激情がファンの脳裏をよぎる。

そんな思いを知ってか知らずか、堀は呑気な声で叫んだ。
「ということで、次はこの曲で~す」
そして始まるエスニックなイントロ。

『別れ際、もっと好きになる』。「ボーダー組」と呼ばれた研究生たちが初めて参加したアンダー曲だ。
さらにたたみかけるように、その『ボーダー』。
研究生として先の見えない日々の中で与えられた、メンバーにとってもファンにとっても決して忘れることのできない楽曲。この曲を聴くと極寒の西武ドーム、3rdバスラで正規メンバー昇格を告げられ流した歓喜の涙を思い出す。
そして初めての2期生曲、『かき氷の片想い』。

神宮と同じセットリスト。
あの日と同じ熱さをほとばしらせるメンバーたち。
だが、あの日悲痛な表情で涙を流していた彼女たちはもういない。
そこにいるのは、自信に満ち溢れた表情で堂々と歌い踊る2期生たちだった。

神宮ではこの後に『きっかけ』を歌って終わった。

しかし、流れ出したのは明らかにそれとは違うエキセントリックなイントロ。

そして、「こんばんは~来ちゃいました~」というポワポワした声。

ステージに現れたのは相楽伊織だった。
すかさず北野が全力疾走で駆け寄り彼女を抱きしめる。くしゃくしゃの笑顔で喜ぶ北野と優しく微笑む伊織。

彼女の登場でオリジナルメンバーが揃い、『ライブ神』そして『スカウトマン』の2期生曲が披露された。

最後の曲は『きっかけ』。

46時間TVで深川麻衣の、そして東京ドームで伊藤万理華と中元日芽香の卒業を見送ってきたこの特別な曲。
この日、伊藤かりんもそこに名を連ねた。


すべての楽曲が終わり、ステージ上で横1列に並んだメンバーが挨拶をする。
「ありがとうございました!乃木坂46、2期生でした!」

客席からの大歓声を浴び、誇らしげな笑顔を浮かべるメンバーたち。
6年間で積み上げてきたそれぞれの魅力をファンに見せつけるかのようなライブだった。


タオル補正
また、乃木坂のメンバーが卒業します。

2019年3月22日に公式ブログで伊藤かりんさんが。
そして2109年3月25日、自らがパーソナリティーを務めるラジオで斉藤優里さんが自身の卒業を発表しました。

ふたりとも4thアルバム「今が思い出になるまで」活動期間をもって卒業とのこと。
スピッツの某名曲を想起させるタイトルがあまりにも切ないです。

ふたりの卒業について思うところを書きました。

まずはかりんちゃんの思い出を。

「かりん有能」と呼ばれ続けて


乃木坂界隈で「かりん」と入力すれば変換候補のトップに表示されるぐらい定着した「かりん有能」。

ライブ後のご飯会の写真をブログに上げるなど、ファンの望むことを敏感に察知する姿勢にかねてより定評のあった彼女。


しかしそのイメージを決定づけたのはやはり乃木坂工事中の「新軍団員勧誘プレゼン大会」の回でしょう。

純奈、川後、優里、西野そしてかりんちゃんで構成される軍団「スイカ」。
軍団とは、まあ要するにグループです。単なる仲良しグループもあれば同じ舞台で共演したメンバーだったり、純粋にビジネスで組んだもの笑もあります。

スイカはプライベートで遊ぶ仲良しグループですね。

この時スイカの活動内容として紹介したのが「ホームパーティー・旅行」でしたが、これらの手配はすべてかりんちゃんがやってくれるとのこと。曰く「パスポートの番号さえ教えてくれればあとは全部やります!」

火傷するのも厭わず、みんなのためにノースリーブの服で天ぷらを揚げるという母性溢れるエピソードもずんなの口から語られました。

そもそもこのプレゼン自体もかりんちゃんが回しており、ポイントを押さえたわかりやすい説明、そして適切なタイミングで挟み込まれるエピソードに有能さがにじみ出ていました。


さらに同じく乃木中の企画「乃木坂未来予想図 将来こうなって総選挙2017」でかりん有能伝説は不動のものとなります。

メンバー投票による「ダメな男に捕まりそうランキング」で堂々の第3位!
その理由が「人をダメにする天才」。面倒見がよすぎて何でもかんでもやってしまい、元々ちゃんとしていた人さえダメにするという恐ろしいスペックを持っています笑

バナナマンのふたりに「超いい女じゃん」と言わしめ、本人も「将来自称ギタリストみたいな人と結婚すると思う」という秀逸なコメントを残しています。


そういえば結構初期に佐々木琴子も雑誌の取材で「これまでの人生で一番くらいかりんちゃんを頼りにしている」と語っていました。今も変わらない気がしますが笑

さらに行動力も備えています。乃木坂1期生のオーディションの際に400人分の「伊藤かりんを乃木坂に入れたい」と思う人の署名を集めて提出し、その時隣にいた白石麻衣を唖然とさせた話はあまりに有名です。


与えられたその場所で


しかしこれほど有能な彼女をもってしても、乃木坂の選抜入りへの壁は分厚いものでした。

加入から丸6年。3年以上在籍して選抜入りを経験しないまま卒業するメンバーは彼女が初めてです。

選抜入りについては「こだわらない」旨の発言を繰り返していました。その言葉通り彼女はモチベーションを下げることなくアンダーで輝きを放ち続けます。

「将棋フォーカス」では地上波全国放送のレギュラーを4年間果たし、後輩の向井葉月にバトンを渡しました。この仕事が乃木坂のグループ内にとどまったのは、無論彼女の4年間が高く評価されたからに違いありません。


そして彼女自身が「アンダーライブにたくさん出られた事はアイドル人生の1番の誇りです!!!」と語っている通り、アンダラにおいては欠かすことのできない存在でした。

いつからかライブのアンダーコーナーでのMCは常に彼女が仕切っていました。

卒業発表後、アンダラで一緒にステージに立った3期生のブログにも彼女からダンスを教えてもらったことに感謝する言葉が並んでいます。

そしてその歌唱力でもアンダラを支えました。
以前にこのブログでも記事にした2018年12月のアンダラ東京公演で披露された『私のために 誰かのために』でのハーモニーは鳥肌ものでした。
リードボーカルラインをほぼ歌わずハモりに徹していたかりんちゃん。
縁の下の力持ちという言葉では表現しきれないほど、その姿は気高いものでした。



最後に、彼女のこれからについて。

とにかく面倒見がよく、料理もできる。そして実務能力が高く行動力もある。

それが伊藤かりんです。

いい人材~!

勝手ながら卒業後の道を考えますと、思いつきを現実に変える仕事が向いているように思います。企画屋の右腕として働いたら凄く能力を発揮しそう。一緒に仕事してみたいです。マジで笑


伊藤かりんさん、6年間お疲れさまでした。


続きます。
【乃木坂46考察】ゆったんとかりんちゃんの卒業に寄せて②

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