ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

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どこまでもまろやかでピュアで美しい「超純水採麺」


JR横浜線成瀬駅から町田街道に出たちょうど突き当りにあるこちらのお店。町田街道沿いなのですが店舗は少し奥まった場所にあり道路からは見えません。

以前は「地獄ラーメン 天国屋」というなかなかな屋号で営業されていました。パチンコ店の敷地内という立地を意識してジャンク系の辛いラーメンを出していましたが方向転換。逆浸透膜浄水器で不純物を限りなく取り除いた「超純水」を使用し素材の味を引き出した体に優しいスープが特徴とのことです。

かつて町田にあった「69’N’ ROLL ONE」(現在は兵庫県尼崎市で「ロックンビリースーパーワン」として営業中)を源流とし湯河原の「飯田商店」早稲田の「やまぐち」などミシュラン掲載店を続々輩出する、いわゆる「神奈川淡麗系」にカテゴライズされるお店です。

メニューがやたらと豊富です。淡麗系だけでも券売機上部に4つ大きなボタンで「鶏鮭塩麺」「鶏白醤油麺」「鶏醤油麺」「鶏塩麺」があり、さらに「生正油麺」「塩梅つけ麺」「鮭節醤油麺」「つけ麺」「辛つけ麺」と続きます。塩と醤油、鮭節の有無、各種つけ麺ということでしょうか。そしてジャンク系も「地獄ラーメン」「豚骨ラーメン」とラインナップに残っています。

平日開店直後に訪問しすぐ座れましたが、あっという間に満席になり待ちが発生。

どれにするか悩みましたが、最もベースのスープを味わえそうな鶏塩麺に。大盛無料ということですので遠慮なくそれもお願いします。

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鶏塩麺 800円 大盛無料

見てください、この端正なビジュアル。
鶏オンリーという透明度の高いスープに綺麗に鶏油が浮かび、いかにも美味そう。

そしてスープをいただくと口の中に鶏の風味が広がります。鶏油の旨味もしっかり。しかし塩気が控えめなため、全体の印象としてはとにかくまろやか。第一印象としては「薄い」と感じる人もいるかもしれませんが、飲み進めるほどにその美味しさがわかってきます。

年々味が濃くなるラーメン業界。この系統でもはっきりした味付けのお店が多い中、このチューニングは非常に好感が持てます。

麺は細ストレート。柔らかめの茹で加減でつるっとした食感。大盛ですのでボリュームも十分。

具は神奈川淡麗系定番の豚と鶏2種類のチャーシューに、穂先メンマと三つ葉。
2種類のチャーシューはどちらも柔らかく良い出来、穂先メンマもしなやか。そして三つ葉の歯応えが良いアクセントになっています。

見た目通り、全体に非常に整った一杯。塩気の少なさ、メニューの豊富さや限定ラーメンの提供も相まってまさに「毎日食べられるラーメン屋」だと思います。醤油も食べたいし、ジャンク系のメニューにもチャレンジしてみたいですね。


ごちそうさまでした。


こちらのお店は「宅麺.com」から購入できます
超純水採麺天国屋 鶏白醤油麺

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素晴らしいセンスでまとめ上げられたこだわり満載の一杯


81番=No.81=ノー・パイン。
かつてパイナップルラーメンとして話題をさらった西荻窪の「パパパパパイン」(現在は町田に移転)の姉妹店。ですがこちらはパイナップル不使用のため、ノー・パイン。これが店名の由来だそうです。

町田のディープエリア・仲見世通り商店街の南端、行列のできる小籠包屋さんの隣にあるこちらのお店。平日昼前で店内半分ほどの入りでした。

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辛味塩そば 中太縮れ麺 820円

メニューはデフォのうま味塩そばとそれに自家製ラー油を加えた辛味塩そばの二本立て。麺も注文時に細麺か中太麺か選べます。デフォ+細麺は食べたことがあるのでどちらも未食のこの組み合わせをチョイス。

まずは辛味油を混ぜずにスープをいただきます。
鶏・和風出汁・貝のトリプルスープに仕上げでホタテオイルを加えたもの。ホタテオイルの効果か一口目の印象と香りはかなり貝が前面に出ています。しかし慣れてくるとまろやかに感じるのは他のふたつのスープがしっかりしているからでしょう。塩気もそこそこ強いのですがそれも気になりません。非常に旨味が強く、かつ飲み飽きないスープ。

そして黒いラー油の部分を飲むと、ピリッという刺激があります。
ハラペーニョが入っているのでその効果でしょう。それ以外にも数種類のスパイスとニンニクが使われているそうで、確かに辛いというよりスパイシー。デフォのスープ自体が既に相当美味しいのに、それと見事に調和しています。

麺はかための茹で具合でかなりゴワ感があります。どことなく平塚の「大黒庵」を思い出させます(さすがにあそこまで剛の麺ではありませんが)。グラム表記は見つけられませんでしたが、麺量もそれなりにありボリューム感も十分です。
澄んだスープの塩ラーメンですのでマッチングとしては細麺の方が良いのでしょうが、かなり面白い麺で個人的には好き。つけ麺やまぜそばにして食べてみたい気もします。

具は豚と鶏2種類のチャーシュー、乾燥エノキ、芽ネギ。
チャーシューはどちらも薄めの味付け。スープの塩気が濃いのでこのチューニングなのでしょう。そして乾燥エノキは食感だけでなくさらに旨味を加えます。

ラー油の混ぜ具合による味の変化を試しながら一気に食べきりました。

総じて仕掛けが多いこだわり満載のラーメンという印象です。ひとつひとつの要素が強いのに何かが突出することなくかなり見事なバランスを保っており、素晴らしいセンスでまとめ上げられていると感じました。再訪確実です。


ごちそうさまでした。

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豊富なメニューが魅力の根強い人気店


小田急線町田駅から新宿方面にふたつ目の踏切近くにあるお店。
元々「風来房(ふうらいふぁん)」というお店でしたが2012年に現在の店名に変更しています。
ラオタの間での知名度はそれほどでもないと思いますが、根強い人気があり行列ができていることもしばしば。

平日のお昼時に訪問。満席店内待ち2名で外待ちの先頭になりました。しかし凄く回転が悪い…20分以上待ったと思われます。食べ終わった女子高生がずっと帰らずに喋っていたのが原因のひとつでしたので、こういう場合はお店の方から彼女たちに一声かけていただけるとありがたいですね。

このお店の特徴はなんといってもそのメニュー構成。
「おしながき」の最初に「オススメのラーメン」と書かれているのが「ジャパン」「ターボ」「GT」。その次が「おススメのラーメンをさらにチューンナップ」で「スタミナ」「ターボ タイプ-E」「GT-R」と続きます。

???ですよね笑

ジャパンが煮干し醤油で背脂を加えたのがスタミナ。ターボが肉出汁醤油でタイプEはそこに生卵投入。GTは干しエビ+肉出汁塩でその激辛仕様がGT-R。すべて太麺220g。

その後にやっと「ふつうのラーメン」なのですが、ここにも醤油と塩だけでなく大人の塩、辛い塩があります。こちらはすべて細麺150gです。最後に「つけ麺」で醤油と塩、そして赤いつけ麺(ピリ辛醤油)。麺は色々あるので省略。

いや、デフォのラーメン出てくるの遅すぎ!バリエーション多すぎ!笑

しかもこちらのお店、積極的に限定メニューを出しそちらもなかなか評判が良いのです。
ということで私がお店にいた間、デフォのラーメンを注文したお客さんはひとりもいませんでした。

かくいう私もこの日の限定をチョイス。

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限定 ジャパンプレミアム(塩) 900円

公式Twitterによれば「七種の煮干しを低温抽出したスッキリした雑味のないスープが特徴」とのこと。

一口目からはっきり「美味しい」と感じるスープ。かといって平板な味ではなく、ほのかな甘みが感じられるのは素性の良い煮干しを使っているからでしょうか。スープ自体のキャラクターからすると若干塩気が強い気がしますが、これは麺とのマッチングでしょう。

若干の縮れ感がある太麺。ツルモチという感じでスープの持ち上げは今ひとつですが単体で十分美味しい麺。220gなのでボリュームもあります。

具はチャーシュー、ノリ、メンマ、水菜、ネギそしてナルト。
特筆すべきはチャーシュー。分厚い巻きチャータイプでホロホロ系。非常に良いです。

スープ、麺、チャーシューそれぞれの出来が良くて個性も強く、変な表現ですが「一体化していないのに喧嘩していない」という感じでした。ただ麺量が多めなので満足感はあるのですが、ちょっと値段が高いかな…もう20円でも50円でも安ければなおよろしいかと思います。


ごちそうさまでした。



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