ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

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タオル補正
毎回そうなんです。

観ている間はちょっぴりグダグダ感を感じていたはずなのに。
終わりが近づくにつれてこみ上げる「やっぱ乃木坂だな!」感。
そして終わった後の強烈な乃木坂ロス。

4度目の『乃木坂46時間TV』。
今回もやっぱり同じでした。

書きたいことも書くべきことも山ほどある気がしますが、まずはざっと時系列で印象に残った場面をピックアップしていきます。

DAY1


まずオープニング。
MCは高山一実賀喜遥香
あのミス・パーフェクトがガチガチに緊張していているのがわかります。初の46時間TV、そのオープニングで先輩とのMC。しかも生放送。
しかしその状況でもやっぱり「持ってる」彼女。いつものイケメンぐせで言ったであろう「乃木坂愛してる」がトレンド1位を獲得。

そしてこれが46時間TV全体を象徴する言葉となります。

自分のブース内でなかなか壁にマフラータオルが取りつけられずジタバタする大園桃子「今それどころじゃないです」が例によって素晴らしい。

北野日奈子久保史緒里の2ショットトーク。ともにかつて体調不良で活動休止を経験をしたふたりがいきなり号泣するという熱いスタート。

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個人的に初日の電視台で強い印象が残ったのは3人でした。

アンミカさんに心を開いて泣き出した齋藤飛鳥。その後のなりきりテレビショッピングも良かった。

遠藤さくらは「さくらが絵本を読み聞かせ」で「可愛い絵にも注目してくださいね」と言いながら一度もカメラに向かって絵を見せないという壮大なボケをかましてきます。恐らく本人は「誰も突っ込まんのか~い」と思っていたでしょう。違うか。

早川聖来のパンダも実にあざと可愛かった。やっぱり彼女は松村沙友理を思わせるところがありますね。


DAY2


2日目最初の企画は新4期生5人によるフリートーク。
ここで林瑠奈が一躍ニューヒロインの座に躍り出ます。というか白目をむきながら転がり出たという感じですけど笑
「白目スイッチで気分が上がる」というコメントも実に秀逸。
元々整った顔立ちをしている彼女。ブログでも既にエキセントリック少年ボウイ感を醸しまくっており、今後への期待と不安でいっぱいです。

そしてこの日午前のMCである遠藤さくらが「全力投げキッス」の無茶ぶりを受けて凄く普通のやつをやるというボケをかまします。
新内眞衣からの「え~今の全力?おかわりほしいな」に対し自らカメラに近づくという積極性を見せつつも1回目と同じく凄く普通のやつをかぶせてくるというボケ連打。そしてなぜか本人はダメージを受けているという愛らしい姿。

掛橋沙耶香の電視台は内容よりも「ビジュアル仕上がってんなあ」と思いました。なんかこのところブログの写真では痩せすぎて心配な感じでしたがちょっと安心。

3期企画は「3期生運動能力女王決定戦」。

「私たちはみんな普通だから面白くない」と言っていましたがまあ確かに松村沙友理秋元真夏齋藤飛鳥のような飛び道具な人はいませんでしたね。
でもなんか全体に微笑ましく観れました。

高跳びでは大園桃子がどうしても飛べずに「あらあらどうしましょう」と困ったり。
久保史緒里に「白いよ今日も」という謎のヤジが飛んでいたのも面白かった笑
フラフープで『ロマンティックいか焼き』のように頭の上で手を合わせながら回すぞのっちと1回落とした後も黙々と練習を続ける与田祐希
佐藤楓が腹筋2回で悶絶していたのも良かった。
ラグビーボールキックでまたぞのっちの「あらあらあら…」とか。

まあ個人的なMVPはやっぱり山下美月。彼女については後の記事で別途書きます。

その山下美月の電視台は『自分じゃない感じ』のオリジナルMV作成でした。
乃木オタが喜ぶ様々な小ネタを大量に仕込んだり、ユーモラスな演出でありながらも楽曲のメッセージ性をしのばせたりと非常に芸が細かかったですね。

寺田蘭世は私が以前の記事で提案したメンバーコーディネイト企画をやってくれました。ただヘビはまさしく蛇足かと。ここでの林瑠奈は白目をむいていなかったので安心しました。

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そして46時間TV恒例のお昼ご飯を賭けたゲーム「オオカミちゃんは食べられない」。
各期別に4つのエピソードを話しますがそのうちひとつは嘘エピソード。それを視聴者投票で見抜かれたら昼食を食べられないという企画です。
結果的にすべての期が無事昼食ゲットするのですが、齋藤飛鳥がボソッと言っていた「こんな嘘つき集団笑」が良かったですね。

電視台に戻って、和田まあや
最初っから「清宮ちゃんは英語ペロペロです」とぶちかましてくれますが、なんといってもクライマックスの「オーマイガッシュ!」連呼。指揮者のようにメンバーを煽る姿に笑っちゃいました。
いや、彼女は人を笑顔にする天才だと本気で思ってます。

伊藤純奈はテンション0・100対決で鈴木絢音の狂気を引き出し、自らもセンブリ茶を飲んでの鬼の形相笑を見せてくれました。

齋藤飛鳥の無茶ぶりで0・100対決を被弾した山下美月の振り切りっぷりと梅澤美波の「運動神経悪い人っぽい動き」という愛に溢れる辛辣なツッコミ、そして「もう無理かもしれない…」とうなだれる美月の姿が可愛かったですね。

久保チャンネルには初日に号泣した北野日奈子が登場。ここでも熱い熱いトークを繰り広げます。
「『日常』ではギアがいっこ上がる」
「自分の力以上のものを出してその穴を埋めようとする気持ち」
なんて名言も出ました。

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タイトル発表の時点から話題を呼んでいた与田祐希断髪。こちらについては別途書きたいと思います。

「乃木坂と声優と夜あそび」では佐藤楓の「アチ!肉まんアチ!」が最高でしたね。

2期生企画「生で修学旅行の夜」。
「イヤホンガンガンゲーム」での寺田蘭世のK-POPアーティストの日本語みたいな謎のイントネーション「ジュウニガトゥニナルトォ」が面白かった。

そして「人狼ミッドナイト」では賀喜遥香の嘘をつけない感じが凄く好感持てました。


DAY3


中村麗乃「メイドカフェをオープン!」で妖精さんになり切ったものの、終わった後に倒れこむ姿と「何かを失った気がします」というコメントが良かったですね。

星野みなみはひたすらゲームを失敗しながら自らの日常を「つまんない毎日です」と振り返っているのになぜか観ている側は癒されるという可愛いの天才ぶりを発揮。

そこからのマツミン増殖!全員で揺れながら『かえるの合唱』を輪唱するというシュールな画面。さすが松村沙友理と思わせます。

4期生の全員正解クイズで罰ゲームのモノマネができないという柴田柚菜の「わんわんっ」が超絶可愛くて驚愕しました。相方賀喜遥香とイチャイチャしての「バラすなよ~」というそこに至るまでの流れも素晴らしい笑

そしてこの後ぐらいから感情を揺さぶられる電視台が増えてきます。

全体のハイライトのひとつであろう、生田絵梨花が見せた涙。こちらも詳細は別途書きます。

渡辺みり愛。本番中に他の出番の合間を縫ってダンスの完コピにチャレンジするという企画で見事に踊り切った彼女の矜持。そして感想を話しながら感情が高ぶって泣き出した佐藤楓の姿も印象に残りました。


そして電視台のラストを飾ったのは大園桃子でした。

「歌ってみた」というシンプルなタイトル。カラオケで色んな曲に挑戦しては「あ、これダメだ…」とか言いながら開始5秒で次の曲にいくようなものを勝手に想像していたんですが、全然違いました。

選ばれたのは奥華子の『変わらないもの』。

その少しハスキーで魅力的な声、炸裂するピュアネス。

彼女の歌声が聴く者の胸に沁みこんでいき、気がつけばまた佐藤楓が号泣していました。
「桃子には幸せでいてほしい」というでんちゃんの言葉の余韻とともに、すべての電視台が終了しました。

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続きます。

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びーむ色調補正3

オープニングは最新シングルだった


4DAYSのオープニングを飾るのが4期生遠藤さくらセンターの『夜明けまで強がらなくていい』。彼女の地元だから、ってことはもちろんあるんでしょう。でもこれを持ってこれるのが今の乃木坂の強さだと感じました。

歴史をたどるバースデーライブで、その歴史が最も浅いメンバーを中心にした楽曲をド頭にして、にもかかわらず大盛り上がり。

あの頃のことが好きで、今も好き。
なんていうか、理想ですね。

本当に、史上初めて世代交代に成功したアイドルになるんじゃないか。そう思わせました。

その勢いのまま各期曲。

…と思いきゃ2期は『ボーダー』でした。まあ2期生曲は3曲で1日分足りないから仕方ないんでしょうが、この使い方はちょっとなあ。

この曲は思い入れの強いファンも多いし、ちょっと特別だと思うんですよね。やっぱり「ボーダー組」で披露してほしかった気がします。既に卒業を発表していた佐々木琴子が欠場しているならなおのこと。『バレッタ』か『嫉妬の権利』の方がよかったんじゃないでしょうか。

続いて生田絵梨花のコーナーになるわけですが、ここで今年のバスラの傾向のひとつが明らかになります。

ユニット曲において、卒業メンバーの穴は基本そのまま空けておく。

生生星の『ここじゃないどこか』『満月が消えた』は生ちゃんと星野みなみがふたりで。
そして『ぼっち党』も桜井玲香抜きのふたりでの披露でした。
話がそれますが個人的には『ぼっち党』良かったなあ。この曲出た当初は「なんで歌唱メン揃えてこんな歌を聴かせない曲なんだよ」と思いましたが楽しそうに歌うふたりを観てたらそんなことどうでもよくなりました。

この後の『告白の順番』や『2度目のキスから』も同様。
「女子校カルテット」なのにふたりなのはなんか切なかったですね。とはいえこのユニット自体が4人の関係性からできたものなので頭数だけそろえても意味がないでしょう。

そして伊藤万理華も西野七瀬もいない『Another Ghost』に至っては齋藤飛鳥ひとり!

なんという大胆な采配。

2019年夏の全国ツアーの「ミュージアムコーナー」について、以前の記事でこう書きました。

 もう多くの楽曲でオリジナルメンバーはいない。
 だから期別曲とか誰かの代名詞とか、そういうのに縛られるのはもうやめにして、それよりも今いるメンバーと楽曲、両方の個性を活かしたベストな表現を目指す。

 「メンバー志向」から少しだけ「楽曲志向」へ舵を切ったこの方向性は絶対に正解。

しかし全曲披露のバスラでそれはさすがに無理。ということでこの判断となったのでしょう。



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さくかきあやめん、よだももくぼした、そして中村麗乃


最初のユニットコーナーで、この日のハイライトのひとつがありました。

『Rewindあの日』。

オリメンは西野七瀬・桜井玲香に若月佑美。もの凄く画的に強いしシャープな3人です。

全員が卒業してしまったこの曲、イントロに続いて登場したのは遠藤さくら・賀喜遥香・筒井あやめの4期フロント3人。大歓声にドームが揺れます。

オリジナルの切れ味はもちろんないし、洗練されてもいない。まだ素材段階。
なのにどこかスタイリッシュ。強い。強いです。

堂々たるパフォーマンス。シルエットの美しさ。やっぱり乃木坂伝統の「骨格の美しさ」が継承されている気がします。

そして強さ、という意味ではやっぱり『言霊砲』の破壊力が別格。

いもうと坂=大園桃子、久保史緒里、山下美月、与田祐希。4者4様のビジュアルとキャラクター。実は全員はっきりした特徴のある声。なのに並んだ時に収まりが良い絶妙なバランス。その背後にある同期の特別な関係性。

はっきり言って無敵でしょう笑

個人的にはこの曲を聴いてるとサビでぞのっちがギリギリのキーで歌う「ブツブツ言ってる~」待ちになります。



もうひとつ、どうしても触れておきたいのが『私のために 誰かのために』。

これは伝統的に「歌唱メン」によって歌い継がれてきた楽曲です。オリジナルは衛藤美彩、川村真洋、桜井玲香、白石麻衣、高山一実の5人。

この中で唯一この日出演していたかずみん。
ともに登場したのは伊藤純奈、久保史緒里、賀喜遥香。3人は2019年の全ツで生田絵梨花と「ノギームガールズ」として『Dear white rice』を歌った、いうなれば各期を代表する歌メンです。

そしてもうひとりは、中村麗乃でした。

ちょっと感動しました。

これファンは嬉しいですよね。
これまで決して前に出る機会が多かったわけではない彼女が名うての歌うまメンたちと並んで乃木坂屈指の名バラードを任せられたという事実。

舞台での経験を重ね、着実に力をつけているであろう彼女。
ビジュアルもかなり洗練されてきており、スタイルは元々抜群。もっと人気が出ていいメンバーのひとりだと思います。

ひとり1曲ずつでいいので、こういうユニット曲に抜擢してスポットライトを浴びる場面があると嬉しいですね。

彼女がモニターに映し出された瞬間のどよめきと、それに続く好意的な歓声。
乃木坂ファンの暖かさも感じられたシーンでした。


完全に蛇足ですが、なぜにラストのサビで久保ちゃんはシャウトしないんでしょう?
2018年末のアンダラ武蔵野の森で観客に鳥肌を立てさせたあの歌声がもう一度聴きたいです。




続きます。

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タオル補正

大園桃子は大園桃子


とにかく泣く。

それが大園桃子の印象でした。

武道館でのお披露目会で泣き、『乃木坂工事中』での自己紹介で泣き、2017年の5th YEAR BIRTHDAY LIVEでは泣きながらステージ上を徘徊する。

私も最初、彼女に対して否定的な見方をしていました。

凄くストレートな言い方をすると、可愛い顔と泣き芸で嫌なことを回避してここまで人生乗り切ってきたタイプに見えたんです。

実際『NOGIBINGO!8』最終回での最後の試練としての企画、6時間で振り入れして1,000人の前でチアダンス披露でも「できるわけない…」「帰りたい…」という逃げの姿勢が映されていました。

その印象がいつから変わってきたのかは憶えていません。

ただ決定的だったのは、2019年5月に放送された『乃木坂工事中』での3期4期が富士急ハイランドのアトラクションに挑む企画でした。

名物ジェットコースター「FUJIYAMA」での発車前の悲しげな表情から「死んだら仕方がない…死んだら仕方がない…死んだら…死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」という独特な辞世の句。

これまた名物のお化け屋敷「戦慄迷宮」でゾンビに「話のわかんない人だ」とか「君も一緒に行く?」と語りかけてしまう姿。

TVを観て大笑いしながら思いました。

あれ?俺、大園のこと大好きじゃん。(ガチ恋ではありません、念のため)

ひとたび好感を持ってしまえば、彼女は魅力満載です。

パッと花が咲いたような笑顔。
そこに咲いている花じゃなくて、ポン!と開いたその瞬間の花のような。

そしてその笑顔の時のパカッと開いた口。
あれ見るたびに毎回「切ったスイカみたい」と思います。

ちょっとハスキーで可愛い声。そこに鹿児島訛りが加わるのですからもはや反則笑

「こーむいーん!」とか「もにもに もにもに ぴょんぴょん」とか素晴らしいですよね。
(ご存じない方はYouTubeで「大園桃子 こーむいーん」「大園桃子 モニモニダンス」で検索してみてください。一撃です)

感情移入がもの凄い。
グループの内外を問わず、他人の話を聞いて涙を流す姿を何度も観てきました。


そして彼女の最大の魅力。

それは「大園桃子は大園桃子でしかない」こと。

これにつきます。

2019年夏に公開されたドキュメンタリー映画『いつのまにか、ここにいる』の中で、自身をこう表現しています。

「アイドルとしてではなく、素の自分としてしかいられない」

アイドルとしての自分を演じることができない。
それはプロとしてどうなのか、という意見もあるでしょう。

しかしこれは本来とてつもないアドバンテージです。
普通にやっているだけで(「だけ」はちょっと違うかもしれませんが)あれほどの魅力を発することができるのですから。

そして心からの喜怒哀楽は見る者の心を動かします。リアルにはフェイクが決して持ちえない力があるのです。

しかし同時にこれは彼女の最大のウィークポイントでもあります。

同じ映画の中でこうも語っていました。
「だからキャラややり方を否定されたら、自分が全否定されたようになる」
「ありのままの姿でぶつかっていけば、ズタズタに傷つく」とも。

アイドルを演じているのであれば、それを否定されても演じ方を変えれば受け入れられる可能性があります。

しかし彼女が否定されるのは大園桃子そのもの。逃げ場がありません。

そして2019年、彼女が持つそんな危うさが顕在化してしまいます。
春先から不安定な状態が続いていた彼女は、体調不良のため真夏の全国ツアーと24thシングルの活動に参加しないと発表されました。

彼女のことばは刺さる


でも、そんなありのままの彼女が素の自分として発するからこそ、そのことばは聞く者の心に刺さるのです。

前述のドキュメンタリー映画を観た多くの観客の記憶に彼女の言葉が残っていることでしょう。

「大好きな人と会えなくなることに強くなる必要ありますか」
メンバーの卒業についての言葉です。

「サヨナラに強くなれ」なんて言うけれど、物分かり良く笑顔で見送るなんてできない。傷ついたって、ちゃんと別れを悲しみたい。

卒業メンバーを見送るファンの偽らざる思いと同じではないでしょうか。

「乃木坂も悪くないなって思った」
2018年末のレコード大賞パフォーマンス後に言った言葉です。

桜井玲香が「メンバーへの愛が溢れて止まらなかった」と表現したあの日。
大園桃子もそれと似た感覚を抱いていました。

乃木坂を知らずに乃木坂になってしまった彼女、気づいたらそのセンターにまで立ってしまった彼女。それがメンバーのことが大好きになり、少しずつゆっくりとではあるけれどグループへの愛着も生まれ始めた。

それは、乃木坂がどこにあるかなんて何も知らずに来た、気づいた時には坂を上っていた1期生たちの、ゆっくりと時間をかけてメンバーとグループへの愛を育んでいったその歩みと重なります。

全部オリジナルの、心からのもの。
だから大園桃子のことばは力があるのです。


そして今、世界を不安と悲しみが包む中で彼女が発したことば。



私がこの記事を書こうと思った理由です。

「でも」「そうは言っても」「現実的に考えると」
いくらでもそんな反論が出てきそうな文章かもしれません。

ただ、本当は誰もが気づいている一番大切なこと。
そんなド本質を彼女は拙いながらも自分の言葉で一生懸命伝えているのです。

響きますね。

ACで本人がこのブログを語りかけるCM作ってくれませんかね。
結構マジで外出自粛に効果あると思うんですけど。

みんなで頑張って、みんなで生き延びましょう。

タオル補正
『毎日がBrand new day』
乃木坂46、25thシングル『しあわせの保護色』のカップリング。歌唱メンバーは3期生12人。

明日も必ず日は昇る


前回の記事で「今、日本を元気にしている曲」と紹介した4期生曲『I see…』。
この『毎日がBrand new day』のMVはその翌日に公開されました。

公式YouTubeにMVが公開されたその日のうちに「SMAP感」というワードとともにバズった『I see…』と比べれば、正直陰に隠れている感は否めません。

でも、この曲を初めて聴いた時も私は涙が出そうになりました。

MVはセンター久保史緒里の美しい横顔のカットから始まります。

『未来の答え』で山下美月とのWセンターはありましたが、単独センターは意外にも初。
これまで色々なメンバーがセンターを務めてきた3期生曲ですが、満を持しての登場です。

昔のフィルム映画をイメージしたのであろう、一見フルサイズだが画面の周辺が黒くぼやけた映像。最後のホワイトアウトの演出もそうですね。

そんなノスタルジックな映像の中で流れ出すのは、「まんま『Stand By Me』じゃん」と言われるイントロから始まるR&B調のナンバー。

心地よいリズムに乗せて穏やかに、でも力強く歌われるのは喜び。

明日も必ず朝が来て日が昇ること、それを信じて夜眠りにつけることへの根源的な喜びと、再生への希望。

世界がこんなふうになってしまった今、とても大切でどうしても必要なもの。
それがこの曲、そしてMVでは表現されているように思います。

アースカラーの民族衣装っぽい格好で自然の中で歌い踊るメンバーたち。
自然児のよだももは撮影の合間に川べりに行って遊んでいたというエピソードが微笑ましいですね笑

その衣装やシンプルで大きな動きの振り付けも相まって、プリミティブな感謝や祈りの舞いのように見えます。

この曲にも音楽の力と笑顔の力が溢れていて、今の私たちを力づけてくれます。

3期生たちが纏った乃木坂感


私がこのMVに心を揺さぶられた理由はもうひとつあります。

それは3期生の姿に「乃木坂感」を感じたことです。

私は以前「3期生は乃木坂感という意味では薄め」と書きました。それは彼女たちひとりひとりの個性、言い換えればタレント性が強いからです。そして乃木坂感の強い4期と個性の3期の対比でこの先の乃木坂は進んでいくのだろうと。

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3期と4期に対してのその印象は今でも変わりません。

それでもこのMVでの3期生たちは、穏やかでノスタルジックでガツガツしていなくて。
これって、乃木坂そのものじゃないですか。

「今回のMVは本当に楽しい撮影だった」とメンバーは口を揃えて言います。

ジェンガをやりながら無邪気にはしゃいだり(いつもながら後ろにいる大園桃子の表情が抜群!笑)、2番のサビで座ってキャンプファイヤーを囲みながら踊るシーンでは互いに目を見合わせ笑顔になったり。

ソロショットでのキメ顔(これがまた貫録すら感じさせる美しさ!)とは違う、心を許した仲間とだから出せる暖かい笑顔。幸せな時間。

それはいつか見た光景に似ていて。

私がたびたび引き合いに出す2017年神宮ライブの期別コーナー、バックヤードで円陣を組んだ1期生が「1期!1期!」と叫ぶシーン。

あそこに至るまで、結成から6年近い時が流れていました。
それまで決して仲良しこよしでやってきたわけではない彼女たち1期生がたどり着いたグループ愛、メンバーへの愛。

このMVでの3期生の姿に、私はあの時の1期生たちと近しいものを感じました。


3期生も加入から3年半が経ちます。

決して平らな道ではありませんでした。横一列で一緒に進んできたわけでもありません。
同期全員での現場はほぼなくなり、それぞれ個人での仕事が増えました。
久保ちゃん、山下美月、大園桃子が相次いで一時活動を休止したこともありました。

率直に言えばグループ内での立ち位置に明確な差もついて。
それでも同期って特別で。集まるとやっぱり安心して、自然と笑顔になって。
そして誰ひとり欠けることなく今もこうして12人全員揃っている。

3年半経った今だからこそ出せる、彼女たちの空気感。

変な文章ですが、乃木坂感薄めだった彼女たちがいつしか乃木坂感を身に纏っていた。
そのことが、なんだかとても得難くてとても嬉しいです。



こちらの楽曲は音楽配信サイト「レコチョク」でも購入できます>>>
『毎日がBrand new day』/乃木坂46


最後に蛇足で恐縮ですが、分からない人には全く分からない例えを書いておきます笑

『I see…』は高校野球の県大会で全員1年生のチームが並み居る強豪を倒しながら大旋風を巻き起こしている感じ。
マンガ『おおきく振りかぶって』で主人公のいる西浦高校みたいな感じですね。

それに対し『毎日がBrand new day』は全員3年生のチーム。中には1年からレギュラーだった選手もいて、道のりはそれぞれだったけれど3年の夏にひとつにまとまって勝ち進んでいく。

同じ『おお振り』で探せば全員3年生ではありませんが武蔵野第一高校でしょうか。榛名という才能に恵まれた絶対的な存在がいながらチームとしてまとまりがあり、皆が互いをリスペクトしながら同じ方向を向いているイメージ。
現実世界では松坂大輔3年の夏の横浜高校かな。って高校野球史上最強チームのひとつじゃないですか!笑

まあ要するにどっちも素晴らしいってことです。

タオル補正

次の時代が始まる


最後に、次回シングルについて。

誰もが思うことですが、次が正念場です。

白石麻衣が卒業すれば、オリジナルセンターが残っているシングル表題曲が『バレッタ』『裸足でSummer』『逃げ水』『ジコチューで行こう!』『Sing Out!』『夜明けまで強がらなくてもいい』。25曲中わずか6曲です。

間違いなく、ひとつの時代の終わり。

『希望』までの生生星時代
『ガルル』からの白石西野時代
『はだサマ』からの白石西野飛鳥時代

26thからは新たな時代です。
まだ現時点では「飛鳥3期4期時代」としか表現できません。

ポイントは誰が飛鳥に並び立つのか。

それは遠藤さくらなのか。
ただ、いかに「異能」といえども彼女だけにそこまでの負荷をかけるのはまだちょっと早い気がします。

私はWセンター復活させればいいと思うんですよね。
前作の選抜に関する考察で書いた通り、久保史緒里と山下美月の「くぼした」Wセンター推しですし。

関連記事:
【乃木坂46考察】よだももとくぼしたの物語 ~24thシングル選抜発表に思うこと③

人気ならやはり与田祐希。
2nd写真集がどれほどの売り上げをたたき出すかで彼女をセンターへという機運が高まるかもしれません。生田絵梨花の写真集が超絶売れてもそうはならなかったですけど笑
なんとなく単独センタータイプではないし身長の都合でWセンターも組み合わせが限られそうなのが難点ですが。

センター以外への要望としては、やっぱ古参オタなんで生生星のうしろに御三家みたいな2列目中央が強いフォーメーションが好きです。

2列目中央に飛鳥生田松村とかめちゃくちゃ強くていいですよね。
そこに飛鳥遠藤賀喜っていうのも、もの凄く画力(「えぢから」)強いなあ。

衝撃の「可愛さ×画力」


ということで「願望」と「予想」と「べき論」をミックスしたこんなフォーメーションでどうでしょうか。

センターは写真集爆売れ(予定)ご祝儀でよだやま=与田山下。
そこに大園桃子と久保ちゃんも並べて「よだももとくぼしたの物語」のリスタートです。

その両サイドを固めるのは星野みなみと生ちゃん。

ということでフロントは左から

星野/大園/与田/山下/久保/生田

まあ要するに「いもうと坂」ですね。
乃木坂新時代の一発目、これしかないでしょう。『言霊砲』観たことある人ならあの破壊力わかるはず。

ちなみにここまででバレバレでしょうが私は「シンメ」「コンビ」に対するこだわりが結構強いです笑

2列目中心は最強画力の飛鳥さくちゃんかっきー。そこに堀北野岩本とまっつん。

北野/岩本/遠藤/飛鳥/賀喜/松村/堀

3列目にもキャプテン秋元真夏をはじめとして高山梅澤新内と選抜固定メンが4人も控える強力布陣です。スタイルのいいふたりに大外を固めてもらい、知名度の高いふたりに中央を任せるのが良いかと思います。

6-7-で4人固定だから既に17人。
あと4人ぐらいの選抜の枠が相変わらず厳しい…
乃木坂で選抜に入るとはなんと難しいことなのか。

本当なら筒井あやめとれんたんをシンメで使いたいところですが、彼女まで選抜固定メンにしてしまうと相当狭き門です。何度でも同じこと言いますが、「思い出選抜」ひと枠だけならあってもいいと思います。

ということで残り4枠は「ボーダーメン」2、「思い出選抜」1、「4期お試し」1。

梅澤/4/ボ/秋元/高山/ボ/思/新内

あくまでも26thシングルの時点では、という注釈がつきますがあやめんは「ボーダーメン」くくりの想定です。

まとめるとこうなります。

梅澤/4/ボ/秋元/高山/ボ/思/新内
北野/岩本/遠藤/飛鳥/賀喜/松村/堀
星野/大園/与田/山下/久保/生田

なんとなく左側に可愛い系、右側は美人系でまとめてみました。
よく見ると縦も仲の良いメンバーになってたりします。

いもうと坂の4人で「めちゃくちゃ可愛いじゃん!」と掴んで
飛鳥さくちゃんかっきーで「なんだこの画力の強さは!」と衝撃を与える。

新規獲得、これならいけますよ絶対。


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