ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

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タオル補正

連続選抜の重さ


そしてパターン2。

どうしてもこのシングルで4期抜擢をする場合。

であればフロントと2列目の両サイド、齋藤飛鳥・堀未央奈を山下美月・与田祐希にスイッチですね。
3期4期だけで構成されたフロントで本気の世代交代をアピール。そして2列目は最強布陣で全力サポートする。この図式を強調した方が良かったと思います。

さらに歌番組では司会者の隣に喋れる先輩(白石・生田・飛鳥、あるいは高山・真夏・松村の誰か)が座り「今回は後輩を売り込みに来ました!」と明るく紹介してくれれば。
それが「いやいや私はまだまだ卒業する予定はないんで場所を譲るつもりはないんですけど~」と言える(本当に当面卒業予定のない)メンバーであればなお良いですね。

そしてもうひとつ。
24thでボーダーメン切りをするのであれば、前作『Sing Out!』選抜の時点でもっと細やかな配慮が必要だったと思います。

現時点で改めて前作の選抜を眺めてみると、こんな判断が働いていたように推測されます。

4期合流前に阪口珠美と渡辺みり愛を初選抜することは確定。
伊藤理々杏と佐藤楓は22nd『帰り道は遠回りしたくなる』で1回限りのお試し初選抜というシナリオだったのが、ふたりとも握手が売れすぎた(4次で30部完売)ため外しづらくなった。片方だけ外すわけにもいかず両者残留。

また運営として「りりれん」の間で扱いに大きな差をつけることは望んでいなかったので岩本蓮加が選抜復帰。れんたんよりも握手完売速度の早いメンバーが複数いるのでもう1枠増やすことになり、そこを鈴木絢音、寺田蘭世そして樋口日奈で争った結果、絢音ちゃん。

つまり、たまちゃんとみり愛の選抜は既定路線だったが、より握手完売速度の早いメンバーが何人もいたためそのバランスに苦慮し、最終的に蘭世とひなちまが割を食う形になった。

しかし結果として連続で選抜入りしたりりあとでんちゃんのふたりはアンダーメンバーのファンから大きなヘイトを集めてしまいました。

連続選抜=選抜定着がこれまでの流れであり、過去何人ものメンバーがこの厚い壁に跳ね返されてきました。
24thのアンダーメンバー(活動休止の井上小百合と大園桃子を除く)で連続選抜の経験があるのはこのふたりと6th『ガールズルール』以前の中田花奈だけです。
そう考えると「ふたりにはまだ時期尚早」という拒絶反応が出てくるのもある意味無理からぬことではないでしょうか。

運営はもう少し「連続選抜」というものの重みに自覚的であるべきだと思います。


どうか心を折らないで


さらに気になるのは蘭世とひなちまのショックです。
選抜実績という切り口ではりりあ、でんちゃん、れんたん、絢音ちゃんとの勝負づけがついてしまったように見えるのです。本人たちもファンも、これは非常につらい。

『Sing Out!』時点
りりあ、でんちゃん(連続選抜) > れんたん、絢音ちゃん(アンダーを1作挟んで復帰) > 蘭世、ひなちま(3作連続アンダー)

24th時点
りりあ、でんちゃん、れんたん、絢音ちゃん(1作アンダー) > 蘭世、ひなちま(4作連続アンダー)

この6人は全員揃って24th選抜から外れたので現時点ではいわゆるボーダーメンであると推測されます。そうであれば、前作の時点でここまでの差をつける必要があったか大いに疑問です。


ここまで「どうするのがベストだったのか」と謳って書いてきましたが、正直ここの判断は非常に難しいです。(この6人全員選抜だと人数的にアンダラが成立しないという問題もありました)

ほぼ横一線とみて単純にローテーションで蘭世とひなちま選抜で残りの4人アンダーでも良かった気がします。たまちゃんが憧れのひなちまと一緒に選抜入りというトピックにもなりますし。もうひとり増やすのであればりりれんのバランスを考慮し絢音ちゃんかと。

いずれにせよ苦渋の選択であることに変わりはありません。


全員が納得する選抜などありえません。
ファンに過度に阿る必要もないと思います。

ただ、4期生合流により選抜入りのライバルが11人増えるという極めてナイーブな状況で先輩メンバーたちの心を折りにいくような選択だけは避けていただきたいです。


文句ばかり言い続けてきたので、最後に24thシングルに期待することを書きます。


続きます。

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びーむ色調補正3
!!!注意!!!
これはあくまでも「想像上のライブレポ」です。
実際に行なわれたものではございませんのであらかじめご了承ください。

アンダラユニット曲セレクション


ステージにひとり残ったかりんが観客に問いかける。
「まだまだ、歌い足りない!もっと歌っても、いいですか~!?」

ウォォォォーーーッ!!という肯定の返事が消えるよりも早く、流れ始めたのは『逃げ水』。
どよめきに包まれた客席が、一瞬後に爆発する。

まずステージに現れたのは樋口日奈。
そしてその背後から卒業した能條愛未が登場し、かりんと抱き合う。
2018年アンダラ北海道シリーズでこの曲を歌った3人だ。

次の曲への期待が高まる中、静かなイントロから始まったのは『隙間』。

ふたりに代わって登場したのは斎藤ちはる。2017年アンダラ九州シリーズの再現だ。
ここで一部のファンが気づく。これがかりんのアンダラユニット曲セレクションだということを。

「なんと女子アナ様が来てくれました~」曲が終わり話し始めるかりん。
「会社にお願いしたら奇跡的にOKが出まして…」と照れるちはるに
「おお、社会人みたいだ」まぜっかえすかりん。
「いや社会人だから!」と突っ込み、へへへっと笑うちはる。

たった1年前までは当たり前にそこにあったのに、今ではとても貴重なもののように感じられるやり取り。

さらにゲストの登場は続く。優しいピアノのフレーズと共に現れたのは、伊藤純奈と久保史緒里。
2018年末のアンダラ東京シリーズで絶賛された『私のために 誰かのために』だ。

3人が織りなすハーモニー。そして最後のサビでシャウトする久保。
武蔵野の森総合スポーツプラザで多くの観客に鳥肌を立てさせた圧巻のパフォーマンスが再現される。

その余韻に浸る客席に向かい、かりんが話しかける。
「最後に、ずっと憧れていたあの人と一緒に歌わせてください」

その言葉に続いてステージに登場したのは高山一実だった。
ギターを持った松村沙友理と向井葉月も続く。

高山と白石麻衣のユニット「ホワイトハイ」の楽曲『渋谷ブルース』だ。
高山と顔を見合わせながら、笑顔で歌うかりん。

だが、サビに入ったところでそれは起きた。
ふたりのハーモニーに、もうひとつの声が重なる。

白石麻衣の降臨。

思わぬ「ご本人登場」にポカンと口を開けたまま固まるかりん。
満面の笑みで歌い続ける白石と高山。

「これは本当に聞いてなかった…」曲が終わり、苦笑しながら話すかりん。
「いや~来ちゃいました~!」と、どこまでも楽しそうな白石。

こうしてライブの本編は終了した。


世界一の乃木坂ヲタク


そして。
緑と紫。
場内は彼女のサイリウムカラーに染め上げられた。

「か~り~ん!」「か~り~ん!!」皆が彼女の名を呼ぶアンコール。

照明が灯り、ステージにひとり立ったかりんは、ファンへの感謝の手紙を読み、最後にこう結んだ。

「乃木坂にまつわるすべてが大好きです!夢のような6年間でした!本当に本当に、ありがとうございました!」

万雷の拍手。

この日登場した全メンバーとともに歌う最後の曲は、もちろん『乃木坂の詩』。
琴子も含め、全員が笑顔で高らかに旅立ちの詩を歌った。


メンバーが退場し客電がついても、ファンは再登場を信じて彼女の名前を叫び続ける。

そしてふたたび、あの陽気なイントロが爆音で流れ出す。
『白米様』だ。

「Wアンコールありがとうございます!これで本当に最後の最後です!」
またもこの日出演したメンバーが全員登場し、センターステージに向かって走る。

サビ。間違いなく世界で最も多人数で叫ぶ「はくまい」。

そして間奏を挟んだ最後のサビでは軍団員が縦に並び、軍団長の後ろから3人が顔をのぞかせる。彼女自身かつて「実はあの体勢凄くキツくて後ろから見ると間抜けなんです」と語ったその振り付け。
その背後では「白麻衣様」になりきった白石をメンバーたちが拝んでいる。なんというカオス。

こうして最高にバカバカしくて最高にキュートで、最高に最高な曲が終わった。
祭りのあとを思わせる余韻の中、メインステージで全員が1列に並ぶ。

1期も2期も3期も。選抜もアンダーも。現役メンバーも卒業生も。
全部ひっくるめひとつの「乃木坂46」。そう感じさせる光景だった。

伊藤かりんは決してその輪の中心にいたわけではないけれど、
その輪の一部は彼女がつないだ。

最後に彼女はこう叫んでステージから去っていった。
「私伊藤かりんは、乃木坂1の乃木坂ヲタクから世界一の乃木坂ヲタクになります!」

とびっきりの笑顔だった。


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