前回記事にした「HJ005A CORDURA(R)EURO(コーデュラユーロ)ウォームジャケット」の使い勝手が非常に良かったのでさらにワークマンで購入しました。
それがこちら。
H011 防水防寒杢ストレッチジャケット
※当記事で使用している画像は2021年版の後継商品のものですが、記事内容は2019年版商品に基づいています。
購入までの経緯
私は普段原付バイクに乗っているのですが、これまでずっと冬場の防風対策はレインウェア頼り。オーバーサイズのそれを大外に着ることでとりあえず風を凌ぐという、ヒートテックが出るまではなかなかの荒行でした。
何年も同じのを着てだいぶジャケットのジッパーもよれてきたのでそれの代替わりとして検討を開始します。ワークマンは安いので、せっかくだからただのレインスーツでなく防寒機能付きにします。防水性能は原付だしせいぜい30分ぐらいしか乗らないので耐水圧8,000mmぐらいあればいいかな。
ワークマンのAEGIS(イージス)シリーズがバイク乗りに大人気と聞いていましたのでその中で。
定番は公式オンラインストアで「不動の人気モデル」と書かれている「H700 イージス透湿防水防寒スーツ」。いわゆる「ノーマルイージス」ですね。そのリフレクターつき「H300A イージス透湿防水防寒スーツ リフレクト」(「イージスリフレクト」)というバリエーションもあります。
どちらも上下で6,800円(税込、以下同じ)と安い。でもあまりにもデザインがバイク用なのが気になるところです。
ここでパンツはまだ使えそうなので上だけでもいいかな?という貧乏根性が頭をよぎり、ジャケットだけで買えるモデルに絞ります。
「WM3638 360゜リフレクト透湿防水防寒ジャケット」は暖かそうで良いのですが1,900円の価格差で消え、同価格の「H600JA 防寒レインジャケットPERFECT」との一騎打ち。
最終的にいかにもレインウェアではないデザインが気に入りこちらのH011を選択しました。

出典:ワークマン公式オンラインストア
カラーバリエーションは4色。製品名に「杢」と入っている通り、黒の混じった杢生地です。モクチャコールにしようかと思いましたが前回チャコールを購入していたのでモクグリーンに。
ごくごく普通のマウンテンパーカの形で特に余分なデザインはなし。
落ち着きのある色味とあわせて使いやすいですね。
使用レビュー
第一印象は「軽い」。かなりふわふわでボリューム感があります。
そして着心地が良く、めっちゃ暖かい。
そのボリュームゆえかサイズ感としては若干タイト目。
ただそれがホールド感を高め、それがまた暖かさにつながっています。
そしてストレッチもけっこう効いているので中に着こめます。
個人的には街を歩く格好のさらに外に着て原付降りたら脱ぐ想定なので、通常より2サイズアップのLLを選択し、その用途にちょうどいいサイズ感でした。
クセがないデザインなのでそのままオーバーサイズのアウターとしてタウンユースでも問題なしです。
上で「ボリュームがある」と書いていますが、実はかなり圧縮できまるのも良。
私は畳んでフルフェイスヘルメットの中にねじ込んでそのままメットインに入れています。
実際に気温3度、みぞれの降る中30分以上運転してみました。
防寒性能はバッチリ。ヒートテックインナーと組み合わせて上半身は顔以外ほとんど寒さを感じませんでした。既存のレインパンツだった下半身は寒かったので効果は絶大です。
防水も良く内側に水は全く侵入していなかったのですが、ここでひとつ問題が。
表地が水を吸う素材なのです。一般的なレインウェアは水をはじくタイプが多いと思います。同じイージスの「R600 レインスーツSTRETCH Perfect」では表地がTPUラミネートですが、この製品は表地の次にTPUラミネートが挟まる構造になっています。

出典:ワークマン公式オンラインストア
このため一般的なレインウェアは脱いでバサッと払えばだいぶ水が落ちますが、こちらは一度びしょ濡れになってしまうときちんと乾かす必要があります。通勤等で毎日使う人にとってはちょっとマイナスポイントかと。
ただそういう素材だからこそこのレインウェアっぽくない質感になっているので、個人的にはやむを得ないと思います。
逆に言えば欠点はこれぐらいしか見当たりません。実に優等生なアイテムです。
改めての結論
最後にまとめると、
・暖かく軽い
・防水防寒性能はバッチリ
・デザインにクセがないので使いやすい
税込3,900円で真冬の寒さが怖くなくなるのですから買って損なしです。
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