びーむ色調補正3
前の記事では印象に残ったシーンを挙げました。



当記事ではいくつか雑感を書きます。

どこかずらしたセトリ


「やっぱ神宮で雨降ってこそ乃木坂だよな」みたいな感覚は正直私にもあります。

それでも前日には掛橋沙耶香の事故があり、この日は2016年神宮4thバスラを思い出させるほどの土砂降り。

ちょっとヒヤヒヤしながら観ていました。

雨かどうかにかかわらず、基本的に花道を走らせない演出にしてほしいし放水は止めた方がいい。

メンバーのテンションが上がって走ってしまうことはあるでしょうが、歩いて移動して間に合うようにセットリストを組む等、運営としてリスクを下げるためにできることはやってほしいですね。

話がずれますが個人的には危険なヒット祈願も止めてほしいです。

ライブ本編に話を戻します。

「ちょっとだけ」新鮮なセトリでした。どこか「ずらして」いる感覚というか。

『インフルエンサー』も『シンクロニシティ』も『Sing Out!』(この曲は前後2日はやったようです)もない。
鉄板ユニット曲『他の星から』『あらかじめ語られるロマンス』あたりもやりませんでした。明確なユニット曲コーナー自体がなかったこともありますが。

そして本編クライマックスに『深読み』、アンコール1曲目が『好きになってみた』。
『Actually…』聴いてなさ過ぎて「なんだっけ、この曲?」と思ったのは私の個人的な問題ですが笑

どちらもここで歌っておかないと当分披露する機会がなさそうな気もするのでセトリに入るのは別に良いのですが、ライブのクライマックスで歌う曲というイメージではない気がします。

『僕は僕を好きになる』を外すことによって、山下美月を押し出しすぎないようにした=賀喜遥香に花を持たせた…というのはうがった見方が過ぎますかね。

でもアンコールがトークコーナー(トリンギョ様のやつ)からまったり始まるというのも珍しい。というか卒業セレモニーを別にすればちょっと記憶にないです。

ちょっとずつずらして、新たな定番となる曲を探している。
ないしは定番曲を少し寝かせて「毎回同じセトリ」と言われないようにしている。

きっとその両方なのでしょう。

この夏のセンター


最近になってようやく9thバスラDAY1(無観客配信、全体ライブ)の円盤を観ました。

個人的に驚きだったのが、たった1年半前なのにかっきーの存在感が当時とは比べものにならないほど大きくなっていること。

さらに遡ること半年余り、26thシングル選抜発表の記事の時点で私は彼女をセンター候補のひとりとして挙げていました。

つまり2年前から堂々の人気メンバーだったわけですが、そこから彼女はさらに階段を上り続けます。

28th『君に叱られた』で初センター。
写真集『まっさら』は推定18万部超を売り上げる大ヒット。
そして今回の30th『好きというのはロックだぜ!』で再びセンターに。

ちなみに「1シングル挟んでの即センター返り咲き」というのは乃木坂史上でも西野七瀬と齋藤飛鳥という大エースふたりしかいません。

もはや誰もが認める「エース格」のひとり。センターに立つことに何の違和感もありません。

それでも彼女はまだ時折「本当に私で大丈夫なんでしょうか」という顔を見せます。

以前にも書いたのですが恐らく彼女は「初めてのこと」に対する苦手意識が強い。

そんなかっきーにとって、乃木坂10年の歴史でも数えるほどのメンバーしか経験していない「センターとして全国を回る」ということは恐怖に近いプレッシャーだったのでしょう。

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この日のキャンプファイヤーコーナーでの『泣いたっていいじゃないか?』。

ラスサビで堪えきれずに泣き出した賀喜遥香。
それを見守るメンバーたちの優しい表情が炎の揺らめきの中に浮かびあがります。

かっきーはセンターとして重圧を感じて、ずっと気を張りながら頑張ってきたんだな
そしてそんな彼女の頑張りをメンバーたちはみな認めているんだな

観る者にそんなことを思わせる、心がじんわりと暖かくなる素敵なシーンでした。

この翌日、千秋楽の『ジコチューで行こう!』では、賀喜遥香と遠藤さくらは互いを見つめながら涙を流したそうです。(観てないのですが笑)

昨年の全ツセンターがさくちゃんで今年がかっきーというのは、様々な巡り合わせの結果であって決して意図してのものではないと思います。

それでも「そこに立った者にしかわからない何か」を共有できる存在がいること、しかもそれが身近な同期であることはお互いにとって心強いことでしょう。

そしてきっと、この先の乃木坂にとっても計り知れない価値があります。

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