2024年7月15日、『乃木坂工事中』内で36thシングルの選抜メンバーが発表されました。
タイムライン
3期生全員選抜という前作からの揺り戻しという側面が強かった今回。
センターは2度目となる井上和でした。
私はそもそも34th『Monopoly』選抜発表の時点で「和ちゃんの連続センターが最善手だった」と書いていました。(もちろんプレッシャーに潰されないサポート体制が整っていれば、というのが大前提ですが)
ですから今回のセンターも妥当だとは思っています。
ただその時にこうも言っています。
現状5期生で単独センターとなればやはり、井上和以外ありえないと思います。
であればその両隣も5期生で挟むべき。
個人的には正直「5期生2番手が誰かは決めなくてもいい」けど「もたもたせずに誰かをさっさとフロントに立たせた方がいい」と思っています。
責任感の強そうな彼女の負担を軽減するために、シングルのフォーメーション上は井上和1強に見える現状を早く変えるべき。
まあ井上和以外のふたりは「フロント固定」とか「福神固定」しない、あくまでその時点の2番手3番手という前提で、和ちゃんセンターで5期生3人を遠藤さくらと賀喜遥香で挟むフロントが良いのでは。
関連記事:
とにかく5期生が「和ちゃん一本かぶり」の状態を解消してほしい、というのが私の願いだったわけですが、これはほぼ満たされました。
5期生3人を「かきさく」で挟む形。小川彩はミーグリの完売速度的には「その時点の2番手3番手」ではないですけれど。
実はセンター以外で5期生がフロントに立つのは今回が初。和ちゃんも中西アルノも自身のセンター曲以外ではフロントに立っていません。
5期生があまりに多士済々であるため、運営はずっと和ちゃんに次ぐ立ち位置に誰を置くか決めかねているように見えました。
しかし6期生オーディションが開催され、合流までの残り時間が見え隠れする中で「そんなことは言ってられない」状況になります。
当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得てはおりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。
合流までの残り時間
逆算。
運営は当然それをやらなければなりません。
けどファンがそれをあまり気にし過ぎると楽しめない笑
まあ当記事も一応「考察」を謳っていますので、ここで一度整理しておきたいと思います。
6期生春組の最終審査が5月19日。
夏組は9月29日です。
募集要項ではそこから「研修期間での最終選考を経て、正規メンバーを決定いたします。尚、研修生に選ばれた後も正規メンバー合格に至らない場合もございますのでご了承ください」とアナウンスされています。
3期生は合格からお見立て会まで3ヶ月。
4期生は3ヶ月半。
5期生はちょっと正確な日付を見つけられませんでしたが、募集当初は2021年9月19日が研修生(メンバー候補生)最終審査、新メンバー合格発表が12月予定となっていました。
(その後コロナの影響で審査期間中にスケジュールが延期されたというのを見た記憶もあります)
研修生最終審査ですから「正規メンバーになれなかった」合格者もいたのかもしれませんが、その点についてはこれまで誰も明言していないはずです。研修期間自体があったことは5期生の証言から確定です。
実際のお見立て会は2022年2月23日の46時間TV内でした。
このあたりを踏まえると研修期間は3期4期5期共通で3~4ヶ月だったと思われます。
とすると6期生のお見立て会(または最終合格者発表)は2024年末から年明けにかけて。
3期4期の前例、そして5期も恐らく当初はその予定であったろうことを考えると少々タイトでも12月にやるのではないでしょうか。
3期4期は12月にお見立て会。
3期初の楽曲『三番目の風』は翌年3月発売の17thシングル『インフルエンサー』に収録。
4期初の楽曲『キスの手裏剣』は翌年4月発売の4thアルバム『今が思い出になるまで』収録。
5期生はお見立てが2月(と4月)。
5期初の楽曲『絶望の一秒前』は同年3月発売の『Actually…』収録。
そして各期とも初めて楽曲が収録されたCDから握手・ミーグリへ参加しています。
こう見てくると色々あってガチャガチャした5期のお見立て会はともかくとして、毎回ほとんど同じ流れになっています。
12月にお見立て、2月にバスラがあればそこで先輩との初ステージ、翌年春のリリースで初の楽曲参加&握手・ミーグリ。
であれば素直に(安易にともいう)考えると、年末のリリースは現体制の区切りとしてアルバム。
2月のバスラで全体ライブ初参加。
3月発売の37thシングルに期別曲収録。そのミーグリ(or握手)に6期生も参加。
8月発売の38thシングルで抜擢センター。
これが3期4期と同じ王道パターンですね。
5期パターンなら2025年春シングルですが、「アルノ事変」の原因のひとつが「まだ見たこともない新人を担ぎ上げた」ことにあるのは運営も認識しているでしょうから、さすがに同じ轍は踏まないかと。
やはり6期生抜擢センターは2025年夏シングル。恐らく38thでしょう。
3期のよだももも潰れかけた「夏の座長」の負荷を考えると本来は新人にやらせたくはないのですが、4期の遠藤さくらのようにツアー中盤を過ぎてからの選抜発表という手もありますね。(この時は前作『Sing Out!』センターの齋藤飛鳥が座長でした)
あとは年末のリリースがシングルという可能性もゼロではないですが、既に29th~36thと8枚ものシングルがたまっていること、さらにて29th=5期生加入なので区切りとしては実にちょうどいいことからアルバムの公算が高いと思っています。
もうひとつ穿ったことを言うと4期生の「免除」が始まり6期生の参加まではセールス的に苦しいことからもシングルではなくアルバムがベターでしょう。
すなわち今作はかなりの確率で現体制でのラストシングル。
そして6期生抜擢センターまで、あと1枚しかないことになります。
そのような状況下で「井上和一強」緩和に向けフロントに起用されたのが、池田瑛紗と小川彩でした。
続きます。
『アンダラ伝説』 kindle版
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
リンク
『2020年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数84,000文字、加筆部分だけでも10,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。
「今にして思うこと」は各章の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。
リンク
『2019年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
こちらは総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームです。
リンク
コメント