
2025年1月5日、公式ブログで与田祐希さんが卒業を発表しました。
これはもう抗えない
2016年12月14日放送の「FNS歌謡祭 第2夜」。
そこで披露されたのは乃木坂46×欅坂46コラボでの『制服のマネキン』。
イントロで生駒里奈に「乃木坂46、欅坂46、新メンバーの登場です!」と紹介され登場した乃木坂3期生とけやき坂(当時。現「日向坂」)1期生。
最初にアップになったちっちゃい子の顔が綺麗すぎて、その瞬間に心を掴まれました。
その時に名前つきで紹介されたのは大園桃子、山下美月そして長濱ねる(ねるはとっくに活動を開始していましたが)でしたが、私は名前も知らない彼女に強く惹きつけられたのです。
それが与田祐希でした。
余談ですがこれ平手友梨奈の抜けに白石麻衣が映るというなかなかにレアな映像でした。
しかし当時の私は
てやんでぇ、こちとら5年以上「にやさゆ単推し(井上小百合推し)」を名乗ってきたんだ
いくら綺麗な顔しててもおいそれと靡く訳にゃあいかねえんだよ!
と無駄に荒ぶっており、お見立て会も『3人のプリンシパル』もスルーしました。
しかしライブ好きの自分を抑えきれずに行った2017年5月の3期生単独ライブ。
会場は今はなきAiiA 2.5 Theater Tokyo。
800人キャパの会場で、中央通路にはお立ち台。
私は通路から2列目の席でした。
ライブ中盤、お立ち台に立ち全力でレスをし続ける与田っちょの姿がめちゃめちゃ可愛くて「これは止むを得まい(これ以上抗えない)」と感じ、そこからずっと彼女の大ファンでした。
当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得てはおりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。
異次元の愛くるしさ
さて。
長い自分語りはここまでにして、彼女の乃木坂人生を振り返りましょう。
2016年9月、乃木坂46の3期生オーディションに合格。応募動機は「東京に行きたかったから」。
同年12月の日本武道館におけるお見立て会で初めてファンの前に立ちます。
そこで「一輪車で登場」「実家のペットはヤギ」「ちっちゃいけれど、色気はあるとよ」をかまし、爆発的なスタートダッシュを決めました。
当初の印象は「素朴」なのに「顔が綺麗」で「タレント性が高い」。
彼女のタレント性は印象に残るシーンを生み出す能力。
上のお見立て会から既に見せていたそれを、冠番組でもいかんなく発揮します。
『乃木坂工事中』スタジオ初登場は2017年4月の「先輩が3期生を全力PR」。与田っちょを担当したのは西野七瀬でした。
そこでも「小学校の全校生徒は20人」「同級生は7人いたがちょっとずつ減って卒業時は自分含めて4人」となかなかパンチのあるエピソードからスタート。
そして「通学途中にイノシシに襲われるので直角に避けて凌ぐ」と語り、なーちゃんが「日村さんイノシシやってもらえますか?」。ふたりで実演し屈辱に震える日村さん笑
さらに「特技は一輪車」では再び「コーンを用意できなかったので日村さんやってもらえますか?」。コーンに見立てた日村さんのまわりを一輪車で周りながらジロジロ見るという謎の時間。
(この記事を書くにあたり見直してみたらひな壇の大園桃子が例の「ペコちゃん舌」をしていてほっこりしました)
2017年5月、3期生番組『NOGIBINGO!8』の「乃木坂46田舎っペNo.1決定戦」で東京常識クイズに開始2問連続不正解。
MCのイジリー岡田さんに「1問も正解してない人?」と言われ手を挙げたら自分と先輩ゲストとして参加していた斉藤優里だけということに気づき「大ピンチ」。(ちなみにゆったんは「やったー」と喜んでいました笑)
2017年9月『乃木坂工事中』での「将来こうなって総選挙」。
無記名のメンバー投票で「将来こうなりそう」なのは誰かを決める企画。
そこで「将来お金に困りそう」部門で見事11票=自分以外の3期生全員を獲得し1位になります。
設楽さんに「お金、割と使っちゃう?」と尋ねられ「いや…」と容疑を否認。
部屋に貯金箱が3つあり「出来るだけ使わない」「いざとなるまで使わない」「絶対使わない」に分けているけど「3つめまで使っちゃう」。
「3万円ぐらいの美容品を間違えて買っちゃったと軽く言っていたのには驚いた」というタレコミに「全然軽くない!けどキャンセル料がかかる」と反論。設楽さんに「キャンセル料の方が安いんじゃない?」と正論を言われテヘヘと笑いながら「確かに…」。
あまりの愛らしさに日村さんが即ハートを掴まれ「ドンマイ!ドンマイ!」と甘やかしていました。
まさに、異次元の愛くるしさ。
2017年3月の初の3期生楽曲『三番目の風』と続く『思い出ファースト』のポジションこそセンター大園桃子、両サイドの山下美月、久保史緒里に次ぐ4番手扱いでしたが、当初から3期の中でも一二を争う人気という雰囲気がありました。
そして2017年の7月10日に行なわれた18thシングルの選抜発表。
彼女は大園桃子とともに抜擢センターに選ばれます。
続きます。
◇
『2020年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数84,000文字、加筆部分だけでも10,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。
「今にして思うこと」は各章の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。
リンク
『2019年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
こちらは総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームです。
リンク
『アンダラ伝説』 kindle版
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
リンク
コメント