
前の記事では印象に残ったシーンを列挙しました。
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当記事では主に「夏の座長」賀喜遥香とその両脇を固めた一ノ瀬美空、川﨑桜について書きます。
さくみくがいた夏
まずは初フロントのふたり「さくみく」。
いきなり偉そうですが、ふたりはよくやったと思います。
音楽番組での『Same numbers』披露や全ツでフロントメンバーとしてどれだけの存在感を示せるか。
もっとはっきり言うと「他推しのファンにどれだけ認めさせるか」が重要ですね。
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39thシングル選抜発表の記事でこんなことを書いていたのですが、それは見事に達成されたのではないでしょうか。
神宮でもふたりは輝きを放っていました。
オープニング『君に叱られた』のラスサビ前で遠藤さくらと腕を組んでニッコニコの一ノ瀬美空。
『裸足でSummer』では「大好きの伝え合いっこしよう?」「苦しくなるぐらいみんなのことメロメロにしちゃ~うぞ?」と本日も絶好調の川﨑桜。
アンコール中、前年の池田瑛紗と小川彩同様に繋ぎの寸劇に出てくるふたり。
さくたんの「ここにいるみんなを呪ってやる!じごくしゅわしゅわ~!」
そして最大の見せ場となったのはライブ終盤の『ありがちな恋愛』でした。
『真夏日よ』から『Monopoly』とたたみかけ、次はなんだ?と客席が待ち構えているところにあのイントロ。浮かび上がるふたつの影。
うお!ここでさくみくか!と思ったのが私だけでないことは、会場のどよめきが証明しています。
「責任も不安も葛藤も」あったけれど「本当に幸せな期間だった」と言い切った一ノ瀬美空。
「とにかく試行錯誤の毎日」で「どうすればもっと理想の表現に近づけるのかを常に模索し続けて」いたけれどそれも「かけがえのない経験になりました」と振り返った川﨑桜。
いずれ否応なしに来る「かきさく後の世界」に立ち向かうために、銀河系軍団5期生からさらなるフロントやセンターを輩出する。
フロント登用を決断した運営と期待に応えたさくみくは、その可能性を拓いてみせました。
「私たちやり切ったよね!!!!」
「私達やり切ったよ!!!」
ブログで互いにエールを送ったふたり。
堂々たるフロントでした。
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かっきーがいた夏
『好きというのはロックだぜ!』以来、3年ぶり2度目の夏の座長となった賀喜遥香。
神宮でも彼女の周辺で心を揺さぶる数多くのシーンが生まれました。
後半ブロック最初の『Sing Out!』。
早々にウルウルしだす菅原咲月。曲中で泣きながら語る賀喜遥香。
もらい泣きする梅澤美波、久保史緒里、井上和。みな「責任を負ってきた者たち」です。
そして曲が終わり再び口を開いたかっきーは「みんながヒロイン」「ファンの皆さんも主役」「誰かのヒロインとして立たせていただいている」と言葉を連ねます。
メンバーはみんな、誰かのヒロイン。
まあいわゆるカワイイ系の自己肯定感と、なんならFRUITS ZIPPERの『わたしの一番かわいいところ』の歌詞と言ってることの大元は一緒だと思います。
でもそれをポップにコーティングせず茶番にも逃げず、ただまっすぐな感謝として伝える。
それはやはり乃木坂ならではであり、齋藤飛鳥に「度を超えたピュアさ」と言わしめた賀喜遥香ならではだと思うのです。
続いて10回目の神宮記念ソング『真夏日よ』。
先ほどのMCの流れからずっと泣いている菅原咲月。「まつおさん」コールがやたらとデカいのもいいなあ。
そこから『Monopoly』!
本当に楽しそうに踊る遠藤さくらと賀喜遥香。それをいつものようにニッコニコで見守る井上和。
『Same numbers』。
少し目を潤ませる川﨑桜。座長だったわけではないけれど、それでも責任や期する想いはあって。
さくみくにエスコートされて頬を緩める賀喜遥香。
ラスト『乃木坂の詩』前のMC、6期生代表は瀬戸口心月。もの凄く緊張しながら「次はもっともっと大きい自分で」。
そして遠藤さくらの「神宮でしか味わえない感情がある」。それは我々ファンも同じで。
「ここに来て良かったんですよね」
「私たちは未来を作っていく途中」
決して自分に満足することのない彼女なりの自己肯定。
『乃木坂の詩』後の梅澤美波のMCに目を潤ませるメンバー多し。
はけながら泣いていたのはその梅ちゃんと川﨑桜。
Wアンコールの『君に叱られた』も終わり、「嬉しい~、どうしよう~」と締めに困る賀喜遥香。
それを引き取った梅澤美波。その後ろでそっと涙をこぼす岩本蓮加。
こうして神宮4DAYSは幕を閉じました。
そう、あの時と同じ4日間だったのです。
2年前、先輩たちのいない初めての夏。
そこで先輩たちもなしえなかった神宮4DAYSを完走した時に、梅ちゃんは涙を流しながら「私たちが乃木坂46です!」と叫びました。
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そこから3期の2枚看板である山下美月と与田祐希は卒業。
そして6期生にとっては初めての全ツ、初めての神宮。
にもかかわらず、あの時プレッシャーに押しつぶされそうになりながら必死の思いで駆け抜けたのと同じ4日間をごく自然な形でクリアした。(少なくとも私にはそう見えました)
それこそがこの2年間、ちゃんとグループが前に進んできた証ではないでしょうか。
その中心にいた賀喜遥香。この日は多くの言葉で懸命にその想いを伝えてくれました。
本編ラスト『Same numbers』前のMCで「かっきーがセンターだからもう安心、全部任せられると思ってもらうことが目標だった」と語ります。
3期生にはもう本当にただ楽しい思い出を作ってほしい。
6期生にはツアーが楽しいものだということを感じてほしい。
みんな、私の心配なんてしないでただ全力で夏を楽しんでほしい。
正直「自分と闘ってきた夏」であり「夜に1人で泣いちゃったりするときもいっぱいあった」けど。
それでも最後に彼女はこう締めくくります。
今年の夏、すっごく楽しかったです!皆さんのことが大好きです!
この言葉に救われた気持ちになったメンバー、スタッフ、ファンは多いのではないでしょうか。
かっきーの不安や葛藤。
きっと梅澤美波も久保史緒里も遠藤さくらも、田村真佑も弓木奈於も柴田柚菜も(もちろん他にも多くのメンバーが)それに気づいていたと思います。
それでも、かっきーが頑張りたいなら頑張らせてあげたい。
だから信頼して任せる。
そしてその信頼に応えたかっきー。
彼女がこの夏、我々に見せてくれたもの。
それは自分の弱さを知りながら、それでも誰かのために強くありたいと願う者の強さそして美しさでした。
最後に、余談になりますがもうひとつ。
賀喜遥香が「夏の座長」のプレッシャーを語る姿を観て思ったことがあります。
井上和って、凄まじい。
加入から8年、センター4回、座長も2回目のかっきーでも不安を感じる役割。
それをお披露目から2年半の間に2度も(それも10代で!)務めた和ちゃん。
与田祐希に「和を見てるともう一度頑張ろうと思わせてくれた」と言わしめたのは伊達じゃない。
我々は(というか少なくとも私は)最近ちょっと彼女の凄さに慣れ過ぎていた気がしました。
なので言うまでもないことですが、敢えて文字にしておきます。
和ちゃんは乃木坂の宝です。
◇
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