ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

カテゴリ:乃木坂46 > ライブレポ

びーむ色調補正3
五百城茉央衝撃の選抜落ち、そして近年のアンダラを支えてきた松尾美佑と矢久保美緒の卒業。

ふたつの大きなトピックがあった40thアンダラ。
その最終日の配信を観たのでレポします。

3連まりか


セットリストはこちら。

Overture
01. ここにいる理由(センター:五百城茉央)
02. 生まれたままで(センター:五百城茉央)
03. 狼に口笛を(センター:五百城茉央)
04. さざ波は戻らない
05. 落とし物
06. その女(センター:松尾美佑)
07. 涙がまだ悲しみだった頃(センター:矢久保美緒)
08. ~Do my best~じゃ意味はない

<ユニットコーナー>
09. サルビアの花を覚えているかい?(五百城茉央&奥田いろは)
10. 欲望のリインカーネーション(センター:伊藤理々杏&佐藤璃果、吉田綾乃クリスティー、黒見明香、林瑠奈、松尾美佑、冨里奈央)
11. 乃木坂饅頭(センター:岩本蓮加&金川紗耶、柴田柚菜、田村真佑、矢久保美緒)

12. 初恋の人を今でも(センター:田村真佑)
13. Monopoly(センター:金川紗耶&松尾美佑)
14. やさしさとは(センター:奥田いろは)
15. 歩道橋(センター:五百城茉央)
16. それまでの猶予
17. 思い出が止まらなくなる(センター:吉田綾乃クリスティー&黒見明香)
18. 交感神経優位
19. 不道徳な夏

20. 「じゃあね」が切ない
21. 風船は生きている(センター:矢久保美緒)
22. 踏んでしまった
23. 日常(センター:五百城茉央)
24. 純粋とは何か?

EN
EN1. Am I Loving?(センター:五百城茉央)
EN2. 僕だけの光(センター:五百城茉央)
EN3. 乃木坂の詩(センター:五百城茉央)


いおちゃんについては主に最後に書くとして、それ以外で印象に残ったシーンを挙げていきます。

オープニング。
座長・五百城茉央がひとりで登場し『ここにいる理由』。

ブリッジで心臓の鼓動のようなエフェクトを挟み『生まれたままで』!
その両サイドに構えるは田村真佑冨里奈央という「甘々」なふたり。
オリジナルは誰だっけ?と調べたら「あしゅみな」=齋藤飛鳥と星野みなみだったので納得笑

そのまま『狼に口笛を』!
加入当初から「尊敬する先輩」としてその名前を挙げていましたが、この3連発はいくらなんでも伊藤万理華リスペクトが過ぎるのでは笑
Dフレの五百城茉央金川紗耶林瑠奈という組み合わせの強さ。

MC林瑠奈の「座ってるなあ…立とうか1回!」。

『さざ波は戻らない』のラスサビ、「一度も振り向かないくらい~」の部分でWセンターふたりの振り返るタイミングが違って視線が交わらないというオリジナルの振り付けにはない演出。

『その女』!
松尾美佑金川紗耶田村真佑というダンス巧者を並べた布陣。
個人的には寺田蘭世の卒コン以降、「またね またね」の部分で毎回涙が出そうになります。

そして矢久保美緒のセンター曲は『涙がまだ悲しみだった頃』。
乃木坂、青の時代の名曲。

『~Do my best~じゃ意味はない』のところでふと思った「前回とセトリかぶりすぎでは」。
まあオリジナルセンターがいるアンダー楽曲はやりますよね。

伊藤理々杏がMCをしている時に「イエーイ」の声がデカい林瑠奈

『乃木坂饅頭』はちと意外。でもいい曲だなこれ。

『初恋の人を今でも』でのでっかい赤いリボンが可愛い冨里奈央

『Monopoly』は金川紗耶松尾美佑というスタイル抜群のWセンター。抜けに映る岩本蓮加の美しさよ。

『やさしさとは』最大の見せ場であるラスサビは林瑠奈吉田綾乃クリスティー奥田いろは

純白の衣装で『歩道橋』。
曲終わりに「大好き」と囁く五百城茉央
「方言チックにって言われた」に「茉央の意志だよね?」と田村真佑がつっこむと「どうだろ?」とはぐらかす。

『それまでの猶予』で「ナナナナ」のコール&レスポンス。シリアスなこの曲には蛇足では。

本編最終ブロックは生バンドによる演奏でした。

『「じゃあね」が切ない』での冨里奈央の儚さ。

『風船は生きている』。
Bフレで殴り合う小芝居をする柴田柚菜林瑠奈
サビ前、「アンダーライブ、最高ー!」と叫ぶセンター矢久保美緒

松尾美佑、最後の『踏んでしまった』。
イントロから清々しい笑みを浮かべる彼女。
最後の「踏んでいたじゃないか」では素晴らしく印象的な笑顔を見せてくれました。
その一点の曇りもない美しさたるや

そしてアンコール。
『Am I Loving?』。ふたりで楽しげにピョンピョン跳ねながら手を振る林瑠奈矢久保美緒。こんな姿も見納めか。

ラスト前のMCでは吉田綾乃クリスティーの労いの言葉に岩本蓮加が、田村真佑が目を潤ませます。

ラストは『乃木坂の詩』。

最後のMC。
松尾美佑の「頑張ったね」に涙を流す五百城茉央
フロント3人が抱き合って泣き、そこにメンバー全員が駆け寄ります。

そして矢久保美緒は最後にこう語りました。

 私が魂をぶつけてきたアンダーライブを皆さんに託します
 これからもアンダーライブを好きでいてください

当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得ておりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。

そこに浮かび上がってきたもの


初のアンダラで座長となった五百城茉央について。

正直、今回のいおちゃんは難しい状況でした。

初めて選抜落ちして即アンダーセンター
私はつい12thの時の堀未央奈を思い出してしまいます。もちろんあの時と同じとまでは言いませんが、どう見ても選抜復帰は既定路線という雰囲気がありあり。堀ちゃんもいおちゃんも本人はそんなこと思っていなくて必死だったでしょうけれど。

しかも3人フロントで残りのふたりが卒業する松尾美佑と矢久保美緒。
アンダラを支えてきたふたりを「差し置いて」と感じるファンもいたかもしれません。

そんな中で彼女が目指したもの。

それは幕間Vでのインタビューで語ったように「ライブで輝いている人になる」ことでした。
配信番組『乃木坂、逃避行。』内で一緒に旅した愛宕心響にアンダーライブは「全部の曲を演じるっていう感じでやってて」「この曲はこういう想いでやろうとか考えるのも楽しかった」と伝えています。

それが顕著に現れていたのが『日常』。
髪を振り乱して踊るいおちゃん。ラスサビ前の自分自身をあざ笑うかのような表情。ラストのキメ顔。

しかし正直私はその姿を「頑張っている」と感じてしまいました。
ストレートに言えば自分の中にはない感情を一生懸命に演じている、だから「なんか違うなあ」と。
すごく勝手な推測ですが、彼女の中に私のような凡人が抱くような鬱屈した感情が「そもそもない」のではないでしょうか。

『日常』披露後、本編ラスト前となるMCで彼女は絞り出すように言葉を紡ぎました。

 続いての曲に私たちの集大成を見せます
 そして私の全部をぶつけます

大きな挫折であったろう選抜落ち。
アンダラに向けて誰よりも多くの曲を新しく覚え、しかも座長で引っ張らなければならないというプレッシャー。

選抜発表からこの日までの集大成として披露された『純粋とは何か?』。

そこに浮かび上がってきたのは五百城茉央の持つピュアネスでした。

実に乃木坂的な美しい楽曲。
その真ん中で踊るいおちゃん。
彼女に導かれるようにメンバー全員がしなやかさだけでなく力強さを感じさせ、
矢久保美緒は涙を流しました。

 純粋さとはこんなにも強いものなんだ

時に脆さや打たれ弱さと紐づけられる純粋さ。
しかし本当のそれは不安や葛藤やネガティブな感情や、周囲の勝手な同情すらもはねつけるほどの強さを秘めている。

この曲のパフォーマンスを観ながら私はそんなことを考えていました。

これこそが私の思う五百城茉央の素晴らしさです。

挫折と試行錯誤の日々を経て、彼女が生来持っていたものがより美しく精錬された。
私にはそう感じられました。

この先彼女がどんな乃木坂人生を送るかはわかりませんが、この日の『純粋とは何か?』もきっとひとつのハイライトとして思い出されることでしょう。



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びーむ色調補正3
前の記事では印象に残ったシーンを挙げました。

関連記事:


当記事ではライブ全体の感想とアフター配信のソロ歌唱について。

キーワードはアイコニック


もの凄くいいセトリ。だけでなく明らかに意味の込められたものでした。

オープニングから生生星…正確には生駒里奈5部作。
しかも「乃木坂を乃木坂たらしめた」楽曲『君の名は希望』から始まってデビュー曲『ぐるぐるカーテン』へと戻る構成。

そこから6期生曲、ブチ上げ曲3連発と続きます。

緊張のソロ歌唱コーナーを経て夏組と春組に分かれてのユニットコーナー。
そこでの楽曲は3期4期の期別曲。

全員揃っての5期生曲は『いつの日にか、あの歌を…』。
2パターンあった3期4期曲と違い、これは全日程固定でした。
歴史を受け継ぐ者の恍惚と不安を歌ったこの曲を、しかもアイコニックな衣装で歌う意味

そして本編最終ブロック。

3期生の特別な曲『設定温度』。
グループの歴史に刻まれた二組のWエース「白石西野」と「かきさく」。
そして『きっかけ』。

乃木坂とは、その美しさとは。
生生星時代、1期から3期の時代、そして3期4期5期の時代まで連綿と受け継がれてきた「それ」を6期生たちに駆け抜けさせる

そんな2時間でした。

ちなみに配信ではなく現場(の割と上の方)で観ていた時に目を引いたのは膝を使って低い姿勢で踊る川端晃菜長嶋凛桜

そしてもうひとつ。
少なくとも何曲かは、明らかに小津玲奈のポジションを空けたフォーメーションだったことも印象に残りました。


前の記事では中盤の海邉朱莉の活躍にフォーカスしていますが、実はこの日最も私の印象に残ったメンバーは別にいます。

それは森平麗心

前の記事で「間違いなくこの日のひとつのクライマックスだった」と書いた『設定温度』。

3期生にとってとりわけ思い出深い、彼女たちが「初めて先輩たちと一緒に歌った曲」にしてある意味「1期2期のいない世界」を象徴する楽曲でもあります。

関連記事:


ソロ歌唱で歌い繋いでいくスタイル。
互いが歌っている間に暗闇の中で舞う長嶋凛桜そして川端晃菜
1番サビのラストを引き取るのはやはり歌姫海邉朱莉

そして大間奏。
膝をついたメンバーが花のように広がる真ん中でひとり立ち、気高く舞ったのは森平麗心でした。

この『設定温度』から本編ラスト『市営ダンスホール』までの彼女は凄かった。

「儚い」のに「凛」として、手を伸ばすことさえ憚られるような「不可侵性」
西野七瀬ともちょっと違う。敢えて言うならばスイッチが入った時の遠藤さくらを思わせました。

 森平麗心はこの先、カリスマ性のあるアイドルになるんじゃないか

思わずそんなことを考えてしまうほど、この日のうるみんは魅力的でした。

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配信では終演後に後半日程のソロ歌唱が流されました。

森平麗心『硬い殻のように抱きしめたい』。
彼女の思い切りのいいファルセットは素晴らしいですね。

矢田萌華『気づいたら片想い』。
なんでまたこんなソロ歌唱に不向きなブレスのキツい曲を選んだんですかね。踊らなかったけど本当は踊りたかったのかもしれません。
それでも彼女の描く「なりたい姿」がオリジン西野七瀬を彷彿とさせる「乃木坂らしさ」であるのは伝わってきました。

愛宕心響『僕は僕を好きになる』。
失礼ながら個人的には「山下美月に寄せに行かない方がいいのに」と反射的に思ってしまいました。いや別に本人は寄せに行ったわけではないのでしょうが(憧れの先輩も美月ではなく一ノ瀬美空ですし)。
ビジュアルが洗練されてきたので、より似てきてしまっているんですよね。オリジナル衣装を着ていただけになおさら。
でも「今の私を作ってくれた大切な楽曲」をひたむきに歌う姿は素敵でした。

そしてラストは川端晃菜
ピアノ弾き語り(5期生新参者の小川彩を思い出させる!)で何かと思ったら『ここにはないもの』。
うお、こう来るか!齋藤飛鳥と声が似てるんだな。
ずっと一生懸命鍵盤を見ていた視線を一度だけ上げて客席を見回したのも印象的。

 主人公すぎる

正直、そう思いました。

個人的には「主人公感」という言葉はあまり好きではありません。
現在はミーグリ人気で苦戦している彼女が今後どこまでファンの支持を集め、グループ内でどのようなポジションに就くのかももちろんわかりません。

それでも。

「生まれも育ちも乃木坂46」
「まいやん、私が乃木坂に入るまでやめないでね」「ん~それは難しいかな~」の彼女が
飛鳥の卒業ソングを「私にとっての始まりの曲にしたいと思います」と歌うその姿を。

既にいくつもの物語を背負うその姿を表現する言葉をどれほど探しても、私には「主人公」しかありませんでした。


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びーむ色調補正3
6期生の新参者。現場で1回、そして千秋楽を配信で観ました。

当記事では配信をベースにして書いています。

「ここから始まる6期生の物語」


セットリストはこちら。

Overture
01. 君の名は希望(センター:瀬戸口心月、矢田萌華)
02. 制服のマネキン(センター:増田三莉音)
03. 走れ!Bicycle(センター:愛宕心響)
04. おいでシャンプー(センター:鈴木佑捺)
05. ぐるぐるカーテン(センター:川端晃菜)

06. タイムリミット片想い
07. なぜ 僕たちは走るのか?
08. ハウス!(センター:海邉朱莉)
09. 狼に口笛を(センター:大越ひなの)
10. おひとりさま天国(センター:長嶋凛桜)

<ソロ&ユニットコーナー>
11. いつかできるから今日できる(海邉朱莉)
12. 未来の答え(センター:愛宕心響、大越ひなの、鈴木佑捺、増田三莉音、森平麗心)
13. キスの手裏剣(センター:海邉朱莉、川端晃菜、瀬戸口心月、長嶋凛桜、矢田萌華)

14. いつの日にか、あの歌を…(センター:川端晃菜)
15. 設定温度(センター:森平麗心)
16. シンクロニシティ(センター:瀬戸口心月)
17. 帰り道は遠回りしたくなる(センター:鈴木佑捺)
18. ごめんねFingers crossed(センター:大越ひなの)
19. Same numbers(センター:矢田萌華)
20. きっかけ(センター:海邉朱莉)
21. 市営ダンスホール

EN
EN1. 裸足でSummer
EN2. あらかじめ語られるロマンス
EN3. ビリヤニ
EN4. 乃木坂の詩

WEN
WEN1. なぜ 僕たちは走るのか?


印象に残ったシーンを挙げていきます。

オープニングはアイコニックな『君の名は希望』。
増田三莉音の「ここから始まる6期生の物語」という言葉とともに『制服のマネキン』。
『走れ!Bicycle』でどうやら5枚目のシングルから遡っていることに気づく。

そして『ぐるぐるカーテン』では「生生星」を想起させる年少組3人(川端晃菜増田三莉音森平麗心)フロント。
ラストのガニ股をしっかりやるのが好感度高い瀬戸口心月

そして「私たちが乃木坂46 6期生です」という宣言からの『タイムリミット片想い』。
続く『なぜ 僕たちは走るのか?』。ド頭の空に向かって手を伸ばす瀬戸口心月の「パカッと開いた口」によぎる大園桃子。

『ハウス!』で「最後に好きを伝えてくださ~い!」と叫ぶ海邉朱莉。楽曲のカラーも煽り自体も得意ではなかろうに頑張っている。
森平麗心を愛でる瀬戸口心月

この日のソロ歌唱は海邉朱莉
「初めて乃木坂を観た曲」と紹介して歌ったのは『いつかできるから今日できる』。
纏うのは個人的に「乃木坂の美の到達点のひとつ」と認識している同曲のMV衣装。
そして当時この曲をTVで披露した時になぜかある番組だけ完全生歌でなかなか凄いことになっていたのを思い出しました笑
今はあかりんがいるから安心だな!

そしてこれまた海邉朱莉センターの『キスの手裏剣』。
また可愛い系楽曲で決して彼女の得意分野ではないだろうに、挑ませる運営と挑むあかりん。その意気やよし。

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『いつの日にか、あの歌を…』からは2018年紅白衣装に。
その時披露した楽曲は『帰り道は遠回りしたくなる』。レコ大連覇イヤーにして乃木坂史上最高売り上げ楽曲、まさにアイコニックな衣装

そこから間違いなくこの日のひとつのクライマックスだった『設定温度』へ。
この曲については次の記事で詳しく書きます。

「初めて教えてもらった曲」、『シンクロニシティ』。
そこから『帰り道は遠回りしたくなる』!いいセトリだな!
真ん中を割って駆け寄る姿のあまりの乃木坂感に「さすがガチオタ」と思わせる鈴木佑捺
『ごめんねFingers crossed』は大越ひなのに似合うなあ。

そして『きっかけ』。
やはり注目してしまうDフレの歌割りは鈴木佑捺増田三莉音森平麗心海邉朱莉
とりわけうるみんは突き抜けた歌声。

その森平麗心、発表されたばかりの最新期別曲センターとして本編ラストの挨拶。話飛んじゃってましたが笑

その『市営ダンスホール』で締め。この曲好き。

アンコールではお立ち台でファンのすぐそばに行くメンバーも。

『あらかじめ語られるロマンス』でカメラに近づく森平麗心とその後ろでヒョコヒョコおどける増田三莉音

そして千秋楽だけ披露された『ビリヤニ』。
ずっとド緊張でパフォーマンスしてきたであろうこの曲を、同期に囲まれてリラックスしきって心底楽しそうに踊るWセンターのふたりが微笑ましい。

ラストは『乃木坂の詩』。
海邉朱莉が、鈴木佑捺が泣き、嬉しそうにサイリウムをブンブン振るのが可愛い矢田萌華

そしてWアンコール。曲は再びの『なぜ 僕たちは走るのか?』。
客席との「突き抜けたぞ!」「6期生ー!」のやり取りで大団円でした。

この日のビジュアル仕上がってんなあメンは森平麗心愛宕心響もだいぶ洗練されてきたように感じました。


続きます。


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関連記事:


こちらではフロントの3人について書きます。

まゆたんの真骨頂


本編最後の「Hot! Cool! Sexy!ブロック」。

フロント3人がそれぞれ3曲ずつセンターを務め、周りを固めるメンバーを入れ替えながら披露していくという新しい試みでした。

Sexyは田村真佑。ここまでやや大人しかった印象でしたがここで一気に本領を発揮します。

彼女の真骨頂である「下品にならないセクシーさ」
そこに『バレッタ』の妖しさ、『深読み』のいい意味での不安定さ、そして『悪い成分』の危うい強がりと、曲ごとのテイストを加えてみせたのです。

こう言ったらなんですが3曲ともやや地味めな楽曲なのに、客席を惹きつけるパフォーマンスをしていたのはさすが

神宮からちょうど1ヶ月。
初めてのアンダラですから新たに覚える曲が最も多かったであろう田村真佑。不安も緊張もあったと思います。

そしてシングルにして13枚、実に4年半の間入り続けた選抜から外れたわけですから、もちろん思うところはあったでしょう。選抜発表時のブログでも「いっぱい泣きました」と悔しさを吐露していました。

それでもこの日の彼女は悲壮感を一切感じさせない「いつものまゆたん」
「私は常に明るくハッピーな気持ちを皆さんに届けたい」という自身の矜持を貫いた彼女は立派でした。

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林瑠奈はわかってる


Coolの林瑠奈
いきなり『Wilderness world』そしてダンストラックでつないでからの『命は美しい』。
あの誰よりも踊れなかった子が…(失礼)とこちらがウルウルしているところへ

 永遠に―
 こうしてるのか―

こちらの感傷を振り払うような力強い歌声で『ここにいる理由』!
初期アンダラ!お前はわかってるってわかってたぞ林!
ちゃんと大間奏でメンバーの名前を叫ばせてくれるのもわかってるな!

みたいな感じで個人的にこの日一番盛り上がった瞬間はここでした。

Hotは金川紗耶
Hotな曲ってなんだろう?と思っていたら『太陽ノック』『狼に口笛を』『ジャンピングジョーカーフラッシュ』。
盛り上がる曲ってことなのかな。にしても『ジャンフラ』は卑怯笑

ライブでの彼女の見せ場といえば真っ先に思い浮かぶのが「格好いいダンス」。
しかしこの3曲では「アイドルっぽいキラキラ笑顔」を見せてくれました。

少し話がずれますが、このやんちゃんのアイドル笑顔や林のダンス曲連打をはじめとして多くのメンバーに「得意分野以外」での見せ場があったように思います。

これまでなら『Wilderness』や『命は美しい』はやんちゃんセンターだったでしょう。

そして全体的にセンターに8小節任せるソロ歌唱が多かった。
歌に苦手意識のあるメンバーにはかなりのプレッシャーだったでしょう。

でも「得意なことだけやってるわけじゃない」ゆえの緊張感や「チャレンジし続ける」というアンダラの心意気が伝わってきたので個人的には非常に良かった。

さらに余談になりますが、この日のセトリには『日常』がなかったんですよ。
やればブチ上がるのはわかっている。それでも敢えてセトリに入れない。
その意味はきっと「反骨のその先を目指す」ということなのでしょう。(このあたりは40th選抜発表の記事で改めて書きます)

話を金川紗耶に戻します。

アンコールのラスト。
彼女の「次の曲は私たちの想いを曲に乗せて歌います」から流れ出したのは『錆びたコンパス』。

3日間でこの日だけ歌われた、本当に特別な曲でした。

 行ったことのない地平線の先よ
 努力した涯に何を思う?

堂々のアンセム。黄色に染まる客席。ラスサビで目に涙を浮かべるやんちゃん。

最後に彼女が語った言葉はこれでした。

 乃木坂ってやっぱ素敵な場所ですね
 これからも私たちが守り続けます


この日の時点で恐らく40thシングル選抜発表は行われていたでしょう。
すなわち矢久保美緒と松尾美佑の卒業もメンバーは知っていたと思われます。

アンダラを支えてきたふたりが去る。
(39thの田村真佑のように)選抜固定と思われていた五百城茉央が次の座長になる。

そこで私は、私たちは何ができるだろう

そのひとつの答えが「守り続ける」なのだと思います。

センターを経験した金川紗耶をはじめとした39thアンダラメンバーがいおちゃんをどう支え、まつおさんとみっちゃんをどう送り出すのか。

40thアンダラが楽しみです。


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びーむ色調補正3
10月7日から横浜BUNTAIで3日間開催された39thSGアンダーライブ。

その最終日の配信を観たのでレポします。

いいアンダラ


最初に全体の印象を書いてしまうと、非常に締まったいいアンダラでした。

ひとつの大きな理由として過去にアンダーセンターを経験しているメンバー(※)が過半数を占めていたことがあるのでしょう。
※伊藤理々杏と林瑠奈は32nd『さざ波は戻らない』でWセンター

これは恐らく史上初のはず。
それゆえにオリジナルセンターで披露されるアンダー楽曲が多く、どこか「樋口日奈と2期生の時代」のような「アンダラのスター大集合」感がありました。

なおかつ本編ラストでフロント3人をフィーチャーしてきっちり花を持たせる。

全員が行くべきところと控えるところを理解して役割を果たしている、という感じでした。

セットリストはこちら。

Overture
01. Under’s Love(センター:金川紗耶)
02. My rule(センター:林瑠奈)
03. Hard to say(センター:田村真佑)
04. マシンガンレイン(センター:金川紗耶)

05. 落とし物
06. ~Do my best~じゃ意味はない
07. 滑走路(センター:佐藤璃果)
08. 交感神経優位

<39ブロック>
09. 絶望の一秒前(奥田いろは)
10. 君に贈る花がない(センター:柴田柚菜、岩本、吉田、矢久保美緒、璃果)
11. シンクロニシティ(センター:松尾美佑)
12. サヨナラの意味(センター:金川紗耶)

13. さざ波は戻らない
14. あの日 僕は咄嗟に嘘をついた(センター:黒見明香)
15. 三角の空き地(センター:矢久保美緒)
16. 嫉妬の権利(センター:吉田綾乃クリスティー)
17. 踏んでしまった

<Hot! Cool! Sexy!ブロック>
Sexy:田村真佑
18. バレッタ(センター:田村真佑 、理々杏、璃果、柴田、林、矢久保、奥田)
19. 深読み(センター:田村真佑、岩本、吉田)
20. 悪い成分(センター:田村真佑、理々杏、金川、黒見、松尾)
Cool:林瑠奈
21. Wilderness world(センター:林瑠奈、岩本、吉田、璃果、柴田、矢久保、奥田)
22. 命は美しい(センター:林瑠奈、理々杏、金川、黒見、松尾)
23. ここにいる理由(センター:林瑠奈、岩本、璃果、矢久保、奥田)
Hot:金川紗耶
24. 太陽ノック(センター:金川紗耶、理々杏、吉田、黒見、柴田、田村、松尾)
25. 狼に口笛を(センター:金川紗耶 + 岩本、璃果、矢久保、奥田)
26. ジャンピングジョーカーフラッシュ(センター:金川紗耶)
27. 不道徳な夏

EN
EN1. ロマンスのスタート(センター:田村真佑)
EN2. 車道側(センター:林瑠奈)
EN3. 左胸の勇気(センター:金川紗耶)
EN4. 錆びたコンパス(センター:金川紗耶)

WEN1. 不道徳な夏


ここからはいつものように印象に残ったシーンを挙げていきます。

金川紗耶のキャラクターからすると意外だった『Under’s Love』というオープニング。

『My rule』大間奏で林瑠奈の高速デフラワー!手足長い

『落とし物』の奥田いろは、大間奏のソロダンスで右足を引く速さよ!

『~Do my best~じゃ意味はない』の岩本蓮加、最後の「ありがとう」が妙にしおらしい。

『交感神経優位』!この曲好き!Bフレからブリッジ、サビと『若者のすべて』に似てるけど!笑
ラスサビのソロ歌唱、少し前のめりなリズムで汗だくになりながらひたむきに歌う柴田柚菜
その姿はゆんちゃんの持ち味であり魅力だった「青春感」が今なお彼女の内にあることを感じさせてくれました。

MCでの林瑠奈、「Switchとかネット通販のやり方とかを教えてくれた松尾と矢久保に感謝」が面白かった。

奥田いろは『絶望の一秒前』。
なんでまたこんなソロ歌唱向きでない曲を、とは思いましたが。
5期生制服。セリフ調のラスト。「何もできなかったあの頃の私」と「今の私ができること」の対比。それだけではないでしょうが、彼女がこの曲を通して訴えたいものがあることは伝わってきます。

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松尾美佑は『シンクロニシティ』。
研究生時代に振りを教わって「初めて坂道の一員になれた瞬間」という、いい話。

『三角の空き地』!
オリジナルの中田花奈は艶っぽさが前面に出ていましたが割と「サラッとした」メンバーの多い今回のアンダラでは曲自体の良さが目立ちました。(どちらがいい悪いではなく別の面が強調されたという意味です)
センター矢久保美緒が1番終わりで見せた「心をどこかに置いてきたような」実にいい表情

そして『踏んでしまった』だー!!
アンダラではもはや「紅だー!!」ぐらい盛り上がる鉄板曲

本編最後の「Hot! Cool! Sexy!ブロック」については次の記事で書きますが、ここからの新衣装が可愛かった。

締めはこの夏を駆け抜けた曲『不道徳な夏』。

アンコールは『ロマンスのスタート』から。
『車道側』でひたすら楽しそうにじゃれる岩本蓮加吉田綾乃クリスティー

最後の曲『錆びたコンパス』。これも次の記事で。

Wアンコールは再びの『不道徳な夏』。黒見明香を捕獲する田村真佑

最後の最後はメンバーとファンがお互いに向けて「サンキュー!」。
これいいアイディアでしたね。なんだかグッときました。

この日のビジュアル仕上がってんなあメンは、やっぱり金川紗耶ですかね。
林瑠奈も以前のような力みが抜けて魅力的な表情が多かった。

そして特筆したいのが奥田いろは

表情、動き、シルエット(姿勢)等、この日の彼女の「すみずみまで神経が行き届いている感」は半端なかった
やはり舞台出演を重ねて様々な角度から観られ続ける日々を経験しているのが大きな成長の糧となっているのでしょう。


続きます。

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「今にして思うこと」は各章の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


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