今年も来ました「白州プレミアムハイボール缶」。
とうとう値上げして今年は726円(税込)。高えな笑
早速飲んでみたので感想です。
香りはかなり「森」。
まずはメーカー推奨通りに氷を入れたグラスに注いで一口。
最初に感じたのは「甘くない」。
今回は「アメリカンホワイトオーク樽で長期熟成させた原酒を一部使用」とのことで、勝手にバーボン的な甘さが加わっているかと想像してましたが見事に外れました。
続けてグラスに注いで氷なしでも飲んでみます。
この方が膨らみのある味わいになり、青りんごのような仄かな甘みも感じます。
そして非常に抜けがいい。私は氷なしの方が好きです。
去年の感想は
ウッディ、ちょいビターというか渋みのような感覚、柔らか、そして味しっかり。甘みなし。
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今年も言葉にすると去年とほぼ同じ感じ。
そしてこれまでで最も後味のウッディさや渋味が強く感じられましたが、同時に抜けの良さも兼ね備えているという印象ですね。
値上げもしたしアメリカンホワイトオーク樽を謳っているしで個人的にはもうちょい強めの個性を期待していたのですが、トータルそれほど大きな差は感じませんでした。
もちろん美味いですよ。それは大前提なんですけれどね。
例によってお金の話も。
参考価格726円。
350mlでアルコール度数9%ってことはシンプルに計算すると31.5mlがアルコール(ウイスキー)分。
ボトルは700mlで43%だから301ml。比重がどうとかの細かい話はざっくり計算なので無視。
31.5/301=10.5%
700mlの10.5%=73.5ml
ボトルは定価7,700円ですから、その10.5%って800円超え。
そもそも定価でボトルを買える機会自体がほとんどありません。抽選販売かコンビニのミニボトルぐらいじゃないですかね。
使われている原酒がボトルと同じかは定かでない(樽の組み合わせや配分が違うとか)ですけれども。
値上げしてもまだ割安ですね。まあボトルが高すぎるだけという気もしますが笑
ただ726円はだいぶ高いなあ。
全く比べるもんじゃないですけどこれ2本とブラックニッカスペシャルがだいたい同じ値段かよ、とは正直思いますね笑
個人的には年1回の祭りなんで買いましたしたぶん次回も買いますけど、コスパ的には納得いきません。
もちろんプレ値で買う必要もないです。
最後に極私的なジャッジを纏めると、
白州ハイボール缶「2025年版・爽やかにして豊かな余韻」は
2024年版の延長線上で、さらにビター!
もちろん美味い!だが高い!
2~3本買って話のタネに飲むぐらいが妥当!
です。



