ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

カテゴリ:乃木坂46 > その他考察

タオル補正
前の記事では5期生のお見立て会について書きました。

あらかじめ語られるトラジディー


楽しかった46時間TVのフィナーレ、スペシャルライブ。

その最終盤で行なわれた29thシングルセンター発表。
空虚なキャッチコピーの後に表示された「中西アルノ」の文字。

それはあらかじめ予想された悲劇でした。


そこからずっと耐ショック姿勢を固めてきたので「あ~はいはいそうだろうと思ってましたよ」という感じ(もちろん落胆はしましたが)。

ただ直後の歌披露は、まるで悪い夢を見ているようでした。

サビ前まではほとんど中西さんのソロ歌唱。1番のラストまでほとんど歌いっぱなし。
彼女にだけフォーカスした振り付けとカメラワーク。

それ以外のメンバーでカメラに抜かれるのは齋藤飛鳥と山下美月ぐらい。
与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香ですらほとんど映りません。

「もう決まったことだから仕方がない」と中西さんのセンターを受け入れようと構えていたところにあの一本かぶりの歌割と演出。

 そりゃねえだろ
 乃木坂は中西アルノのバックダンサーじゃねえぞ

さすがに顔から血の気が引く思いでした。

事前リークを知っていたファンの方で私と同じ感想を抱いた人も多いのではないでしょうか。

この後からの大荒れは29thシングルについての記事で別途扱うとして、46時間TVの記事として書いておきたいことがあります。

それは現在の乃木坂の顔であるメンバーたちの電視台。


乃木坂を甘く見るな


齋藤飛鳥のタップダンス。
山下美月の殺陣。
賀喜遥香は46時間でメンバー全員のイラスト完成。
遠藤さくらのハウスダンス。
そして与田祐希の『逃げ水』ギター弾き語り。

どれも生披露でした。

表題曲センター経験者。
既にグループ内で確固たる地位を確立し、もはや何かを証明する必要のない彼女たち。
そんな5人が、奇しくも全員「チャレンジングな課題を」「生披露する」ことを選んだその意味。

いや、これはきっと「奇しくも」ではない。

メンバーのコメントからすると46時間TVの準備期間は2~3週間。(発表は1ヶ月前でした)

29thシングル選抜発表は一説によれば1月8日と言われていますから、中西さんの抜擢センターを知ってから電視台で何をやるのか決めたと考えるのが自然でしょう。恐らくはあの一本かぶりの歌割とダンスフォーメーションも知った上で。

そう思うと、彼女たち5人の電視台にはこんなメッセージが込められているように思えてなりません。

 乃木坂を甘く見るなよ

 その真ん中に立つってのは、そんな簡単なことじゃねえぞ

誰に対して?

中西アルノに。
秋元康に。
今野さんに。
今回の決定に関わった大人たちに。

そしてそこにはきっと、我々ファンに対するメッセージも込められていたのではないでしょうか。

元々は電視台でチャレンジングな課題に挑むメンバーはそれほど多くありません。
前回で言えば生田絵梨花、渡辺みり愛、金川紗耶ぐらいでしょうか。前々回はほぼゼロです。

それなのに今回、センター経験者が揃ってその選択をした。

さらに言えば、乃木坂愛では人後に落ちない久保史緒里が「乃木坂のピアノの文化を終わらせちゃいけない」とピアノの生演奏。(個人的には『羽根の記憶』という選曲にも「継承」の意志を感じました)

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筒井あやめは書道パフォーマンス生披露。
そしてキャプテン秋元真夏も事前収録でしたが一輪車での演技。

つまり『Actually…』のフロントと2列目のほぼ全員が何らかのチャレンジをしていたのです。
(そんな中、副キャプテン梅澤美波が唯一ただの食べロケというのがなんか逆に面白かった笑)

久保ちゃんは「もうちょっと自分を追い込みたい」と譜面の難易度を上げ、飛鳥ちゃんはタップダンス披露後に倒れこみながら「チャレンジするのが乃木坂」と言い放ちました。

私にはそれらが単なる偶然とは思えません。

恐らくメンバーたちも予期していたのではないでしょうか。
今回のセンターとフォーメーションが大きな論争を巻き起こし「乃木坂終わった」というような意見が出ることを。
そしてファンからも「こんなの乃木坂じゃない」という声が(これまでの乃木坂を大切に思うあまりに)上がることも。

だから彼女たちは、乃木坂を愛するファンに向けてこう言いたかったのだと思います。

 乃木坂を甘く見るなよ

 こんぐらいで終わるわけねえだろ

なんて男前。

その下にあるもの


そしてもうひとつ、鈴木絢音の電視台。

事前の予告では「狂気的な彼女」というタイトルが明かされていました。
実際に電視台が始まった時に画面に表示された文字は

「真っ白いものを汚したい」。

この時点で思いました。まんま欅じゃん。
欅坂46のファーストアルバム『真っ白なものは汚したくなる』を直接的に想起させるサブタイトル。

控えめな音量でBGM(これも自作)が流れる中、真っ白な服を纏った絢音ちゃんが真っ白な壁と向き合います。

そして無言のままそこに色とりどりのペンキをぶちまけて汚していきます。

ただひたすらに。
ほとんどカメラに背を向けたまま。

美しくて不穏な静けさ、とでも表現すればいいのでしょうか。
鈴木絢音にしか出せない空気でその場が満たされます。

そしてそれは突然に終わりました。
満足したのか、ペンキが尽きたのか。私には「飽きた」ように見えました。

その後にMCのメンバーと会話をしながら「実は…」と真っ白に見えた壁に貼られていたシールをはがしていきます。

そこに現れたのは

 Effort Thanks Smile

言わずと知れた、乃木坂の基本精神でした。


ひとりだけにフォーカスした演出が欅坂的、もっと言えば『不協和音』以降の瓦解への道を進み始めた欅坂を思わせる『Actually…』。

その初披露を観た後に私が思い出したのは、絢音ちゃんがこの電視台につけた「真っ白いものを汚したい」というサブタイトルでした。

本人は「真っ白なものを汚してみたかったの~」とケラケラ笑いながら語っていましたが、こちらはどうしても勘ぐってしまいます。

不遇の2期と言われてきた。彼女自身も「実は29thが初めての連続選抜」。
そして抜擢センターとして強烈な反感を買った堀未央奈を同期として友人としてずっと見てきました。

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そこへ今回発表された堀未央奈以来となる、単独での新人抜擢センター。

それに対し鈴木絢音が何も思わないはずがないし、ましてや鋭い言語感覚を持つ彼女が何の考えもなくこの言葉をチョイスしたとはちょっと考えにくい。

もちろん真っ白いもの=乃木坂です。

 たとえ表面的にはどんなに汚されたとしても

 その下にはちゃんと「努力、感謝、笑顔」がある

 乃木坂の10年間の歴史をなめるなよ

 私たちは汚されたりなんかしない

鈴木絢音はそう言いたかったのではないでしょうか。

そう考えるとなんだか「狂気的な彼女」も「欅的な彼女」のダブルミーニングな気がしてきました…まあこれはさすがに考えすぎですね笑


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前の記事までで3日間の印象に残ったシーンを列挙してきました。

当記事では5期生お見立て会について。

迎えたその日


まずはこの日に至るまでの流れをざっとおさらいします。

5期生11人が加入すると発表されたのは2月1日のことでした。
翌2日から公式Youtubeチャンネル『乃木坂配信中』で毎日正午にひとりずつプロフィール動画を公開。

そのトップバッターは井上和さん。
その完成されたビジュアルはかなりのインパクトを与え、一気に「乃木坂5期生」に対する注目度を上げます。

さらに17日と18日には29thシングル特典映像『乃木坂46 5期生 Background Story』の予告編が公開されます。

しかし最初の記事でも書いた通り、21日深夜に29thシングルでの「5期生抜擢単独センター」が発表されたことによりファンの頭に冷水が浴びせかけられます。

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そして迎えたこの日。

前日には冨里奈央(とみさと・なお)さんが欠席するという残念な発表もありました。

司会進行は信頼と実績の高橋大輔アナ

まずは50音順にひとりずつ入場してきます。
全員が揃ってから順に自己紹介。そして特技披露からミニライブという流れでした。

五百城茉央(いおき・まお)さん。

緊張した面持ちながらニコッと笑顔を見せます。
しかしステージのセンターから所定の位置に移動する時点で既に泣き顔に。

今回の7人の中で唯一といっていいド緊張。
その初々しい姿と「マグロが好き」で満面の笑みを浮かべるところ、特技披露での剣道、さらにそこで「あ~もうやだ~」と逃げ帰るあたりがどうしても大園桃子を思い出してしまいますね。(ぞのっちの場合は「トマトが好きです」でした)

「とりあえず5期の五がつく名前の子と憶えてください」というのもなんか奥ゆかしくて個人的に好感。

一ノ瀬美空(いちのせ・みく)さん。

とにかくニッコニコ。やっぱりお見立て会では笑顔が大事ですよね。
4期の時は「あのずっとニコニコしていたショートの子」が掛橋沙耶香と清宮レイのふたりいてファンが混乱したのが懐かしいです。
今回唯一の方言アピールでした。

特技披露はピアノ。久保史緒里が悲壮な決意で「乃木坂のピアノの文化を絶やしちゃいけない」と電視台で披露した翌日になんとも凄いバッティング笑

井上和(いのうえ・なぎ)さん。

プロフィール動画でもドキュメンタリー予告編でも「スピアヘッド」の役割を担い、見事にその期待に応えてきた彼女。

自己紹介でフリップにイラストを描いていた時点で「絵ウマ」確定でしたが特技ではさらにデッサン画を披露します。

落ち着き払った態度にシックな服装、そしてもの凄く整ったビジュアル。
一見とっつきにくそうなのにちゃんと目が笑っている自然な笑顔。

最初からインパクトがあり、新たな映像が出るたびにさらに好感度が上がってきたというのが個人的な印象です。

小川彩(おがわ・あや)さん。

乃木坂伝統「最年少らしからぬ最年少キャラ」の系譜を継ぐ者ですね。
先代の筒井あやめと同じく「どのタイミングでどの角度から見ても整った顔」。
そして歯を見せた時の、どこか渡辺みり愛の「イヒヒ顔」を思い出させる表情。
ところで「右手が常に勝つジャンケン」になぜステップをつける?

特技はそろばん。このチョイスもどこかレトロ好きなあやめんテイスト。
「何か言いたいことは?」と大輔氏に聞かれ「特にないです」というのも最年少キャラの系譜だなあ。
「緊張はめちゃくちゃしました」というコメントでしたが全くそう見えませんでした。

奥田いろは(おくだ・いろは)さん。

子役出身という奥田さんですが、五百城さんほどではありませんがかなり緊張の面持ち。
それも相まってかなり素朴な印象を受けました。
「コーヒー店でのアルバイト再現」はよくわかりませんでしたが「鳩を威嚇すると必ず飛び立つ」は面白かった。西野七瀬の天敵ですね笑

特技のギター弾き語り、聴く者のセンチメンタリズムを刺激するソロシンガーっぽい歌声ですね。曲の後半は音を外していたようですが、ポテンシャルを感じました。

菅原咲月(すがわら・さつき)さん。

最初のプロフィール動画では「窓の外を眺める顔が橋本奈々未に似てる」「ラストの正面顔は柏木由紀だ」と話題騒然となりました。
個人的には見るたびに顔が違うという印象。

内気な儚い系かと思いきゃドキュメンタリー予告編では割とよくしゃべる明るい女の子。そこでは「上手く笑えない」的なことを言ってたのにお見立て会では誰よりも笑うという。(緊張するとヘラヘラしちゃうタイプなのかも)

最初のイメージからどんどん変わっていっているのですが個人的には別にそれが嫌じゃないです。現時点での印象はトータルで岩本蓮加っぽい感じかな?
「私のことを推して絶対後悔はさせません!」という気が強そうなコメントも良かった。

唯一残念だったのが特技披露のバスケで着ていたウェアが(日本人プレイヤー・八村塁の所属する)ウィザーズというベタなセレクトだったこと。個人的にはナゲッツなら100点でした。

中西アルノ(なかにし・あるの)さん。

この時点で既に「渦中の」だった中西さん。
彼女がセンターという事前リークも加入前の良くない噂も目にしていたので、個人的にはどうしてもネガティブなフィルターをかけて彼女を見ていたと思います。

だからでしょう、自己紹介の「爬虫類のペットいっぱい飼ってます」「それを友達の苗字で呼んでます」「よく変わってるねって言われます」の時点で思いました。

 苦手だわ~

「変わってるね」のくだりでの表情は堀未央奈の「ワタス顔」をちょっと思い出しました。
でも普通にニコニコ笑いながら話している時の表情は割と良い印象を受けました。

そして特技の歌披露。初めて観客の前での歌唱ですからこれをもってその歌唱力を判断することはできません。でも歌い出しの4小節で思ったのが「BiSHのアイナ・ジ・エンドみたいだな」でした。語尾の声の返し方からそう感じたんだと思います。

個人的にはこの歌唱法も(正直、選曲も)

 苦手だわ~

です。


全体的に5期生は肝が据わった感じ。
五百城さんと奥田さんは緊張が表に出ていましたが、他の5人は堂々たるものでした。

「いきなり一輪車に乗って現れる」とか「Y字バランスをしながら般若心経」のようなぶっ飛んだ特技はありませんでしたね。

そして初の楽曲披露。

3曲とはいえフルサイズ。
センターは『ガールズルール』が一ノ瀬さん。『インフルエンサー』は井上さんと中西さんのWセンターで『君に叱られた』は奥田さんでした。

一ノ瀬さんはなんというか「めちゃめちゃこなれてんなあ」という感じ笑
キメポーズやカメラへのアピールなど、新人とは思えません。

小川さんは歌おうが踊ろうがとにかく顔が崩れない。このあたりも実にあやめんっぽい。

それに対し井上さんは様々な表情を見せつつそのどれもが綺麗。
『インフル』の髪をかき上げる振り付けの貫録たるや、なかなか衝撃的でした。

奥田さんはとにかくひたむき、全力という印象。
まだ緊張が残っているようでしたが、それはセンターのプレッシャーもあったのでしょう。

逆に五百城さんはさっきまで震えていたのはどこへやら、笑顔で堂々たるパフォーマンス。
歌って踊るのが好きなんだろうなと思わせました。

中西さんは『ガルル』のような笑顔の方が良いですね。
『インフル』での顎を上げてこちらを見下すような表情は「ああ…やっぱりそうなっちゃうのね」と残念に感じました。

菅原さんはなんだかやたらと楽しそう笑
他のメンバーと絡む振り付けでわちゃわちゃしたり、遊びの部分で「ガオ」ポーズを取ってみたり。
くしゃっと笑うのも好印象、というかこの時点でそんなに素直に笑えるのはどれだけ度胸があるのだろうという感じ。緊張しないんですかね?


5期生それぞれの魅力を垣間見ることができたお見立て会。

しかしこうしている間にも、刻々とその瞬間は近づいていました。

続きます。

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当記事ではDAY2と3の印象に残ったシーンを挙げていきます。

DAY1の感想はこちら:
 

DAY2


私がこの日最初に観たのは明らかに眠れていない賀喜遥香の姿。
正直、胸が痛みました。

今にして思えば2日目のラストには堀内健さんのアシスタントというカロリーの高い役割が待ち受けており、3日目にもお見立て会振り返りという出番があったわけですから「初日から行けるところまで行こう」と考えていたのだと思います。

先のことまで考えて必要と判断したら少々の無茶もする。そういうところが「これまでちゃんと物事に向き合ってきた(だからどうすれば成し遂げられるかを知っている)」と感じさせるかっきーの素晴らしさですよね。

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3人組のトーク企画、岩本蓮加の「朝ちゃんと起きて3食食べるのに憧れる」に思わず「いやそれは憧れることではないぞ」とTVの前で突っ込んでしまいました。

電視台、樋口日奈は「WILD SPEED HINA」と題してバイクに乗って色々なチャレンジをするのですが…カットインがひとパターンしかなかったのはわざとですよね?

弓木奈於
シンデレラの衣装で罰ゲームに挑んでいくのですが、ビリビリペンでの「痛~い」というリアクションが阿佐ヶ谷姉妹にしか聞こえない。

黒見明香は「メンバーとびっくり実験に体当たり挑戦!!」。
チャイナドレスに白衣を羽織るという攻めた出で立ち。
指2本で次々とメンバーをなぎ倒していき。
だいぶ前倒しで爆発してしまったピンポン玉。
見どころ満載でした。

鈴木絢音の「狂気的な彼女」は別途。

早川聖来
ムチャぶりされながら賀喜遥香のためにあんかけ炒飯を作るという企画ですが、料理をしている人に電流を流すというのはちょっと正気の沙汰とは思えない。本当にヒヤッとしました。
「しゃくれる」は可愛かったのですが、料理が完成しなかったのも後味悪かったですね。タイムアップしちゃったけど頑張るかっきーのために最後まで作らせてくださいでいいじゃないですか。

そのかっきーは「凄く美味しい!」と言って食べていましたが、そういえば前回の46時間TVで彼女の舌が結構アレなことが判明していましたね。

乃木坂プレイルームでの卓球大会。

「卓球キャラ」として登場するほんわか姉さん吉田綾乃クリスティー
勝負事は全力でしかできない清宮レイのスイッチが入った表情。ポイントを取るたびに「よしっ!」と声を出すところも好感が持てます。
遠藤さくらの最初は全くフットワークを使わずに勝とうとしていたらあわや負けそうになり徐々に相手に合わせてレベルを上げていくのも面白かった。

電視台に戻って、SASUKEでんちゃんこと佐藤楓のパルクール。
変な人が映り込んでるな~とは思ったんですよね。

「まあやだ」

林瑠奈は「先輩!私に罰ゲームを受けさせて!」と題し、嬉々として罰ゲームを受けるのかと思いきゃタガメは悲鳴をあげながら全力拒否というのが面白かった。

大運動会はMVPも取った松尾美佑の負けん気の強さが出ていて良かったです。
まあ負けず嫌いは「ゲーム企画全部ガチでやるからだいたい勝っちゃう」1期生たちからの伝統ですよね。

ちなみに清宮レイの応援団は残念ながらちょうど観ていない時でした。

「大根抜きサバイバル」における与田祐希の「無」も実に素晴らしい。

大運動会後の遠藤さくらのハウスダンス、そして与田祐希久保史緒里の弾き語りについても別途書きます。

「乃木坂三者面談」では堀内健さん登場。
さあ、悪夢の始まりだ笑

「誰か泣くまで帰らないよ!」という恐怖の宣言に、観る者の多くは遠藤さくらの大泣きを想像したと思いますが実際には早川聖来でした。
マラソン番組の深夜にホリケンはそりゃオーバーフローするよね…自分はめちゃめちゃ笑いながら観ていましたけどメンバーは恐怖だったでしょう。


DAY3


この日は「4期生のお見立て会を振り返ろう」の終わりごろから観始めました。

続く「3期生のお見立て会を振り返ろう」。
すっかり大人になったメンバーたちが、同窓会のようにあーだこーだ騒ぎながら当時の映像を観るというのがなんかもう心暖まる。

当時の髪型を「引きちぎった前髪」といじってくる山下美月に「覚えてろよ山下」と凄む久保史緒里
その言葉通り美月の「フラミンゴになりたい」に対し「今でもなりたいの?」と反撃。美月のフラミンゴはこの後の中村麗乃の電視台でも(事前ロケだったのに)いじられているという奇跡の一致でした。

5期生お見立て会は別途書きます。

掛橋沙耶香の電視台。
大人の女性はランチのメニューを決めるのにコイントスなどしないぞ笑
清宮レイの小芝居と思い切りのいいハリセン、これまた好感度高し。

和田まあやのドッキリ企画。
10年選手の彼女が46時間TVの間中…というかそれ以前の収録からこまごま動き回っていたその仕事量と溢れるサービス精神。
そして梅澤美波はパフェふたつ食べてたんかい!笑

そして表題曲以外の「バナナ&メンバーが選ぶ! ベストソング歌謡祭」。

井上小百合推しの自分としてはやっぱり『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』に入っていてほしい。
でもメンバーも大幅に入れ替わったから正直30位くらいがいいとこかな、と思っていました。

ランキング発表が進み、残すはあと数曲。

「ああ…もうランクインはしてないな…」と思ったところで4位『自由の彼方』(井上小百合センター曲)。
1stアルバム『透明な色』に収録された10thアンダーメンバーによる楽曲。アンダラ2ndシーズンのエピローグのような曲です。

もうこれで満足だ、と思いきゃなんと3位が『咄嗟』。

アンダラ2ndのテーマソングにしてアンダラのアンセム。
当時を知るメンバーがもう7人しかいないのにこの順位。

さすがにウルッと来ました。

コーナー最後で北野日奈子が「『咄嗟』の時のアンダラはメンバーもファンもスタッフさんもなんかもう凄かった」と語り「ね!もの凄かったよね」とそれに同意する齋藤飛鳥

あの絶望の日々を、そしてその果てに見つけた希望を知るふたりのやり取り。
彼女たちの中にまだちゃんとあの日々が生き続けていることが垣間見えてこちらも感情が揺さぶられます。
(アンダラ2ndシーズンについてはぜひこの下で紹介している『アンダラ伝説』をご覧ください)

スペシャルライブも別途書きます。


続きます。

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浴びせられた冷や水


前回の46時間TV、記事の最初を私はこんな言葉で始めていました。

 毎回そうなんです。

 観ている間はちょっぴりグダグダ感を感じていたはずなのに。
 終わりが近づくにつれてこみ上げる「やっぱ乃木坂だな!」感。
 そして終わった後の強烈な乃木坂ロス。

 4度目の『乃木坂46時間TV』。
 今回もやっぱり同じでした。

前回(2020年)乃木坂46時間TVの記事:


そして迎えた5度目の46時間TV。残念ながら今回は「やっぱり同じ」ではありませんでした。

理由はご想像の通りです。

前日深夜から立ち込めていた暗雲。

『乃木坂工事中』で発表された29thシングルの選抜メンバー。

既に「29thセンターは5期生の中西アルノ」という(結果的に的中だった)リークも、加入前の彼女に関する良くない噂(こちらの真偽は存じません)も目にしていました。

発表されたのは齋藤飛鳥と山下美月というエース格ふたりにキャプテンと副キャプテンまでつけた「保護者4人」というフロント。そして5期生からたったひとりでの抜擢センター。

私はこの時点でリークが事実であることを確信しました。

例えば5期生抜擢センターが井上和さんであったらきっとこういう構成にはならなかった。恐らく4期生の時と同様に3人同時登用になったと思います。

しかしそうではなく、この違和感バリバリのフォーメーション。
特にキャプテンである真夏さんフロントの違和感が凄い。
それが指し示すものは、5期生の中でもファンが諸手を挙げて歓迎するタイプではない「誰か」の抜擢。

間もなく始まる46時間TVのラストにそのセンター披露が控えていると思うと、始まる前から冷水を浴びせられた気分でした。

余談ですが「あれ?もしかして真夏さん初フロントか?」と思って調べたら17th『インフルエンサー』以来5年ぶり2回目なんですね。
本人はもうポジションがどうこうというのはないでしょうが、こういう形で引っ張り出されるのは真夏さん推しの方からすると複雑なのではないでしょうか。


まあ言いたいことは山ほどありますがこれは46時間TVの記事ですので、まずはざっと時系列で印象に残った場面をピックアップしていきます。

「どうせ1週間ぐらいはアーカイブあるだろう」と思ってほとんどメモを取っていなかったのでいつものライブLVレポに比べてすごく粗いですが笑(時系列も間違っていたらすみません)


DAY1


まずオープニング、『乃木坂配信中』での予告通りコスプレで登場した梅澤美波田村真佑与田祐希

そしてオープニングアクトを務めたのは齋藤飛鳥
『浅草キッド』にインスパイアされてのタップダンス。
見守る今野さんと菊池さんのカットイン。やり切って倒れこむ飛鳥。
後でファンの方から送られてきたイラスト「乃木坂キッド」も素晴らしかったですね。あれTシャツにしてほしい笑

書道パフォーマンスの筒井あやめ
まさに「凛」。
タスキを結ぶところから始めるのが良いですね。それにしても綺麗な顔してんなあ笑

大運動会のチーム分けのために行なわれた全メンバーの50m走タイム測定。

走る前の煽りVの中で「普段走ったりしないんですか?急いで駅に行く時とか」と聞かれて「駅?タクシーで行っちゃう」と素直に答える岩本蓮加
嬉しそうにニコニコ笑いながらダサい走り方をする山下美月(凄く褒めてます)。

3期生が集まってカメラに映るといつも後ろでジャンプする与田祐希

オープニングの時点で「電視台でティモンディ高岸さんインスパイアキャラをやるのでもしよかったら来てください!」と言っていた清宮レイ
願いが叶ってご本人登場。本物の横でもフルスロットルで走り続けるレイちゃんが素晴らしい。

そしてこの日のハイライトは「バナナ&メンバーが選ぶ! ベストソング歌謡祭」。

 その曲その曲に思い出があるから

これ、メンバーが言うならわかりますけどバナナマンの言葉なんですよ。

それってなんかもう、ファンじゃん。

10年半乃木坂を見守り続けてくれているおふたりの愛情。
この日はMCではなくひな壇での参加だったのでそれが素直に出ていたように思います。

齋藤飛鳥の「日村さんが好きだから」日村さん「やぁった!」設楽さん蹴りを入れる、の流れも良かった。

『裸足でSummer』について北野日奈子が語った「どうすれば選抜に入れるだろうねってひめたんと一緒に必死に考えていた時期で」という言葉。

弓木奈於「生田絵梨花さんっていう先輩がいて」への日村さん「知ってるよ!」の速さ。

佐藤楓が語った西野七瀬への想いも強く印象に残りました。

彼女が加入前からなーちゃんファンなのは知っていました。『帰り道は遠回りしたくなる』が初選抜なのももちろん知っていました。
でもでんちゃんにとって「推しの卒業シングルにギリギリ間に合った選抜入りだった」というのは個人的には気づいていなかったなあ。彼女も「最後の切符を掴んだメンバー」だったんですね。

「ベストソング歌謡祭」が終わり再び電視台へ。

賀喜遥香は「46時間、生絵カキ!」。46時間中にメンバー全員を描いたイラストを完成させるというチャレンジ企画であることを発表。衝撃的な量のコピックペンが衝撃的でした。

人狼が始まるところまで観てこの日は寝ました。


DAY2以降に続きます。


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『Overture』が流れれば


46時間のフィナーレ飾ったのはライブでした。

セットリストはこちら。

Overture
01. 裸足でSummer
02. ハウス!
03. ダンケシェーン
04. おいでシャンプー
05. 君の名は希望
06. アナスターシャ
07. 毎日がBrand new day
08. I see...
09. Sing Out!
10. 世界中の隣人よ

高山一実が「『Overture』がかかってちゃんとライブの気持ちになった」と語ったように、観る側も自然とスイッチが入ります。

そして流れ出すのは『裸足でSummer』。

全員がそれぞれのブース内でマフラータオルを掲げます。
個人的にこの曲はどうしても神宮を思い出します。2016年、齋藤飛鳥の涙。2018年、シンクロニシティライブのオープニング。後者は日によっては秩父宮ですが笑

MCを挟み、スタジオでのパフォーマンスへ。曲ごとにメンバーを替えて同時に出るメンバー数を絞ることにより距離を保てるようにします。

そこで披露されたのはブチ上げ曲の3連打。
なんというか、こんな状況だけれどちゃんとライブとしてのセットリストを届けようとしてくれているのが良くわかります。

『ダンケシェーン』のアタマを伸びやかに、気持ちよさそうに歌う生田絵梨花。まだまだ体力が有り余っている感じの向井葉月と清宮レイも微笑ましい。

そしてここからは各期別での楽曲となるのですが、いわゆる「期別曲」のない1期生が選んだのは『君の名は希望』でした。

もう何回聴いたかわからないこの曲ですが

 未来はいつだって 新たなときめきと出会いの場

未来が見えない今だからこそ、この言葉が胸に沁みます。

2期以降は最新シングル『しあわせの保護色』収録の期別曲を披露していきます。

イロモノ的な曲(好き嫌いは別として)が多かった2期生がド直球の名曲『アナスターシャ』を抒情的に歌い上げれば、3期生はこの日が初披露の『毎日がBrand new day』。サビの楽しげな振り付けで祝祭感を盛り上げます。

この曲の考察はこちら


そして4期生。こちらも初披露、みんな待ってた『I see…』です。
3期の最強アンセム『三番目の風』に対抗しうる堂々の4期アンセムへと成長したこの曲。
この数日後にはYoutubeで再生回数が1,000万回を超えました。

この曲の考察はこちら



例の「胸騒ぎの腰つき」がカメラに抜かれずに「掛橋だ!掛橋沙耶香を写さんかい!」と思っていたのは私だけではないはず笑

風に乗って飛んで行け 愛の歌


本編ラストのイメージでしょうか。次の曲は『Sing Out!』。

大間奏、祈るように舞う齋藤飛鳥のソロダンス。いつもより感情的に見えるのは気のせいでしょうか。周りのメンバーが皆、微笑みを浮かべて優しく見守っているのもグッときます。

最後はまた全員ブース内に戻っての『世界中の隣人よ』。

それぞれがホワイトボードにメッセージを書き、掲げるメンバーたち。その何人かは涙ぐんでいます。あんな狭いスペースから、精一杯の思いを届けようとしているのが伝わってきます。

この曲の考察はこちら


そしてエンディングでは白石麻衣と電話がつながり全員集合での大団円となりました。
梅澤美波、大園桃子、久保史緒里、向井葉月、吉田綾乃クリスティー…まいやんの声を聞いて何人もの3期生がしゃくりあげて泣いています。

なんて幸福で、なんて温かい幕切れでしょう。

賀喜遥香がオープニングで何気なく発した「乃木坂愛してる」。

この言葉に包まれた46時間でした。

メンバーもスタッフもそしてファンも、乃木坂が本当に大好きで、大切で仕方がない。
とりわけ会えない時間が思いを募らせ、互いへそしてグループへの愛情を深めたメンバー同士の嬉しそうな姿は観ているこちらまで幸せな気持ちにしてくれました。


深夜時間帯に流されていたのは過去の46時間TVの映像でした。
そこに映っているのは既に卒業したメンバーばかりで、やっぱりどうしても切なくなります。
こんなにメンバーが入れ替わって、「すっかり変わってしまったな」とは正直思うんです。

それでもなお、46時間TVを観終わった時に私はこう感じていました。

 やっぱ乃木坂だな。

奇跡みたいなグループです。


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