ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

カテゴリ:乃木坂46 > 選抜発表

タオル補正
前の記事に続きアンダーの話です。

28thシングルのアンダー曲『マシンガンレイン』のMVが公開され、これまでずっと別働隊として活動してきた4期生がついにアンダーに合流することが判明しました。

個人的には「待望の」です。

関連記事:


困難な時こそタフに笑え


しかし今回のアンダーはかつてないぐらい難しい状況です。

アンダーとしては初めての4先代同居。
現状に危機感を抱いていることは同じでも、その程度も立場もバラバラ。

ストレートに言えば、1期2期は乃木坂としての自分のゴールをどこかで思い描ているでしょう。3期は初めて同期の卒業を見送るという節目に改めてわが身を振り返り、4期は後輩ができるということに(先輩たちも経験したのと同じ)ある種の恐怖を感じていることでしょう。

さらに長らくパフォーマンスの柱だった伊藤純奈と渡辺みり愛が卒業。
ベテランは3人だけ。半分は新人。
前作までのアンダーとはもはや別物です。

前作までのアンダー。

それは凄く雑に言えば、15thの『シークレットグラフィティー』以降長きに渡った「樋口日奈と2期生の時代」でした。

黎明期からアンダラを支えてきた1期の実力者たちが周囲を固め、樋口日奈や寺田蘭世、渡辺みり愛そして鈴木絢音が新センターとして躍動。
そして2018年以降は3期生の合流と1期生たちの卒業により徐々に2期生がアンダラを支える立場に回ります。

そんなここ数年(『My rule』あたりから)のアンダーは「安定」という印象が強かったように思います。もちろんそれはとてもポジティブなこと。アンダーメンバーに輝ける場所があり、希望を持って活動できるということは本当に大切です。

でも私のような勝手なファンは、どこかで初期アンダラのあのヒリヒリした「切羽詰まりまくった」空気を懐かしく思ってしまうのです。

だからこそ近年では特異点ともいうべき、北野日奈子率いるアンダーの『日常』が爆発的な支持を集めたのではないでしょうか。

 

翻って今作。
そのMVを初めて観た時に私は衝撃を受けました。

1期2期が、たったの3人。

個人的にはこれまでで一番、現在の乃木坂はもう3期4期の時代だということを感じさせられた瞬間かもしれません。

でも、それと同時にワクワクしました。

この先どうなるのかなんてわからないけど、今自分が向いてる方が前だと信じて進むんだ。

スリリングで危うくて、それでもどこか頼もしい。
そんなアンダーならではのダイナミズムを感じたのです。

その真ん中に立つ寺田蘭世のまたなんと男前なことか。

MV冒頭から繰り返し描かれる彼女の背中。
あれ後輩たちの目線ですよね。

「どっからでもかかってきなさい」というプライドと、
「こんな背中で良ければいくらでも見せてあげるから、どんどん成長して」という後輩への愛情。

その両方を感じさせる姿。
普段はヒョロヒョロのちびっ子である蘭世が見せる「ぶっとい」背中。

劇的な変化も危機的な状況すらも燃料に変えて反骨の炎を燃やす。
それでこそ寺田蘭世。それでこそアンダーセンター。

そして18人というちょうど「いいあんばい」の人数。
4期が加わって全体の雰囲気やバランスはどうなるかと思いきゃMVを観る限りなかなかすわりが良い。

これ絶対ライブやってほしいですね。(配信でもいいので)

先輩と接しアンダラを経験することによる4期生の成長は言わずもがなですが、個人的に期待したいのは3期生たちへの良い影響。
アイドルとして完成の域に達した彼女たちが、後輩という鏡を通して改めて自身の成長やストロングポイントを感じ取って自信に変えてくれればと思います。

間違いなく、また乃木坂の層は厚くなる。

『マシンガンレイン』のMVを観てそう思いました。


さて、最後は恒例の次回作予想です。

まあ素直に予想すると、次は2022年2月22日発売の10周年記念シングルなのでしょう。
センターは今度こそ齋藤飛鳥。それでも『Sing Out!』以来なんと3年ぶりなんですよね。

現体制(=5期生加入前)の総決算的シングルとして選抜人数は多めの21ないし22人。

これだと5ヶ月も間が空くので本当はもう1作挟んでほしいところですね。
そうすれば10周年と30thのダブルで区切りのシングルとなるのですが。

その場合は次作が飛鳥でその次が生田絵梨花のような気がします。


前へ    次へ
3/3ページ


note上で乃木坂46に関する有料記事を公開しています。どちらも無料で読める部分がありますのでぜひご覧ください。

『アンダラ伝説』¥300
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

マガジン「2019年の乃木坂46」¥200
当ブログに掲載された記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧の方にも楽しんでいただけることと思います。



タオル補正
前の記事では新センター・賀喜遥香について書きました。

この記事はアンダーについてです。

素直にミーグリ順


今回、選抜とアンダーの分かれ目となったもの。

それは凄く素直にミーグリの完売状況でした。

前作、選抜以外のメンバーでフル完売したのは掛橋沙耶香と北野日奈子のふたり(卒業するメンバーを除く)。

そのふたりは26thでも一部の選抜メンバーすら凌ぐ完売速度でしたので、変な表現ですが「選抜ボーダーの中では抜けた存在」。まあ今回選抜に入れなければさすがに不自然。

それ以降が少し数字上は差がついていて完売部数が2桁に達していたのは柴田柚菜、寺田蘭世、鈴木絢音、樋口日奈、佐藤璃果の5人でした。
完売速度を含めると 柴田 > 蘭世 > 絢音 > 樋口 > 璃果 の順でしょうか。

この中で絢音ちゃんとひなちまが選ばれたのはまあいわゆる「総合的判断」なのでしょうが、率直に言って前作で2期生の選抜が新内眞衣ひとりとなり「2期推し」のファンの不満が高まったことへの反動という面もあるのではないかと。

個人的には選抜が21人に増えたことは大歓迎です。ただ何度も書いているように現状のような過渡期にはいろいろと試してグループの底上げをしてほしい。

その意味で今回の枠の使い方はちょっと微妙ですね。
もちろん絢音ちゃんやひなちまが悪いというのではありません。ふたりとも選抜入りの喜びを素直に語る姿はとても好感が持てます。

ただミーグリ完売実績+4期を推し過ぎないという判断で無難に決めた感じがして。

私としてはこういう「余力」の枠にはアンダーメンバーに希望を与える采配をしてほしい。
例えば外仕事で実績を上げ続けて握手人気とは別の方法論で自身の価値を高めた山崎怜奈とか。3期の選抜未経験メンバーとか。

繰り返しになりますが、今回の選抜はほぼ素直にミーグリの完売順。
もちろん最も目につく人気指標ですのである意味納得がいくのですが、コロナ禍にある現状ではミーグリの売り上げが変動しにくいという面があるのもまた事実です。

まずミーグリには握手会のような「ついで買い」がない。
さらにコロナ禍により『乃木坂工事中』のスタジオ収録に呼ばれるメンバーの数が少なくなりアンダーメンバーの露出が減っています。

もちろん世代交代の真っ最中でリソース余力があまりないから仕方がない部分もありますし、そんな中でもCSで『乃木坂お試し中』が始まったりと運営は頑張っていると思うんですけどね。

『配信中』でアンダーを掘り下げよう!


現在のアンダーメンバーが漂わせている悲壮感。
現在開催されている5期生募集オーディションの影響も大いにあるでしょう。

このタイミングでの5期生募集=2022年夏シングルは5期の抜擢センターと容易に想像できます。それまでのシングルは恐らく28thを含めて2枚、多くて3枚。(もちろん個人的には3枚希望です)

となると2022年春シングルが飛鳥センターで大きなひと区切りとなりそう。
『インフルエンサー』から『逃げ水』、『Sing Out!』から『夜明けまで強がらなくてもいい』と繰り返された、「いったんその時点までの総決算的な多人数選抜シングル」から「新人抜擢センター+選抜固定メンバー(=少人数)」という流れ。

過去のそれを知っているからこそ、残されたチャンスがそれほど多くないことに気づいてしまっている。だからこそ掛橋沙耶香も選抜入り後のインタビューで「一番後輩ではなくなるので、このシングルでたくさん成長しないと」と危機感をあらわにしました。

本来なら最少構成のアンダーメンバーが有観客でライブをやればそのエネルギーが爆発する(かつての『風船は生きている』『滑走路』のように)ところなのですが、現状では2020年春までにファンが声援を送れるライブを開催するというのは現実的ではありません。

となればここは『乃木坂配信中』を活用すべきでしょう。
それこそ樋口日奈と和田まあやが小銭数えてるだけで100万回再生とかいくんですから、何かのきっかけになるかもしれないじゃないですか。

個人的にはアンダーメンバー全員でのスタジオ企画をやってほしいですね。上で書いたように『工事中』のスタジオ収録に呼ばれにくい状況が続いているので、モチベーションという意味でも良いのでは。(感染症対策への配慮が必要ですが)

MCはそのひなちまあやがいいかな。あるいは中田花奈と松村沙友理で「まんま生ドルじゃん!」ってのもありかも。

やっぱり個々のメンバーの魅力を発信するのが大事ですから、他己紹介というかメンバー掘り下げ系が良いですね。イメージとしては『日向坂で会いましょう』の「それは盛ってるで!」企画。

あんな感じで周りのメンバーにエピソードを語ってもらうスタイルであれば他メン推しのファンも観てくれるでしょうから、推し増しの可能性も上がります。

まあこれはMCの負担が大きそうなのでひなちまあやだとちと心配ですが笑

ぜひ実現してほしいし、そんなにハードルも高くないアイディアだと思うんですがいかがでしょう。



2/3ページ


note上で乃木坂46に関する有料記事を公開しています。どちらも無料で読める部分がありますのでぜひご覧ください。

『アンダラ伝説』¥300
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

マガジン「2019年の乃木坂46」¥200
当ブログに掲載された記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧の方にも楽しんでいただけることと思います。



タオル補正
28thシングル、センターは自身初となる賀喜遥香。

もちろん異論はありません。

「ネクスト飛鳥」の均衡 その2


ここ数年ずっとですが、現在も乃木坂は大きな変化の時期です。

アイコン白石麻衣、2期のエース堀未央奈、3期の太陽大園桃子と3人ものセンター経験者。さらに結成当初から冠番組で主役級の活躍をし、近年は外仕事での活躍が目立った松村沙友理と高山一実。
グループ内で何らかの「顔」つまり重要な役割を担ってきたメンバーの卒業が続いています。

そんな状況ですから、前作の記事で書いた通り現在の急務は「ネクスト飛鳥」の売り出し。

その候補となる4人=山下美月、与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香の均衡を図った結果として前作はさくちゃんがセンター。

関連記事:
 

そして今作は4人の中で唯一センターを経験していなかったかっきー。

まあ自然な流れです。

現在5期生募集オーディションが行なわれています。
であれば2022年夏シングルは5期の抜擢センターという想像が容易にできますから、それまでのシングルは恐らく28thを含めて2枚。
とすると新センターを起用するタイミングとしてはここしかないということですね。

同じ記事でかっきーのことを私はこう評しています。

 ミス・パーフェクト。
 能力の高さと親しみやすさと勝負強さをすべて備えたかっきー。

 外仕事での安定感、好感度の高さ。そして『プレバト』で消しゴムはんこの特待生にまでなってみせた彼女はある意味「ほっておいても人気が出る」。

こんな彼女の魅力が全開だったのが『乃木坂配信中』でやった「かっきーの似顔絵描いてみた!」。

あれもまた、めちゃめちゃ好感度高かったですよね。


まず手を動かし続けながらあれだけ喋るのは凄い。

その内容もニコニコ楽しそうにメンバーの魅力を語るというもの。
しかもそれぞれのメンバーをよく見ていることが伝わる説明だったのも良かった。
まあ「新内さんと言えばこの角度!」はちょっといじってるかな笑

在籍中の2期生全員を描き、瞳やうちわに卒業メンバーも含めてサイリウムカラーをちりばめるという行き届いた気の配り方。もはやリアル出木杉くんと呼びたい。

すべてかっきー発信かどうかはわかりませんが、あれを嫌味なくできる彼女はやっぱり凄いと思うんですよ。

獲得した笑顔


そんな彼女の好感度の高さのひとつの源。
それは「色々乗り越えてきたことが伝わる」点にあるのではないでしょうか。

万能のスペックを持ち結果を出し続ける彼女ですが、そもそも私が見る限りかっきーは決してプレッシャーに強いタイプではありません。

8thバスラでの『強がる蕾』ソロ歌唱に震えながら泣き、46時間TVの生放送オープニングMCでは顔面蒼白になり、そしてつい先日の『乃木坂工事中』で「縦割りクラス対抗戦」のスリッパ飛ばしで「もう3軒目みたいな顔」したりと笑

恐らく彼女は「初めてのこと」に対する苦手意識が強い。

それでもきっと「命までは取られまい」の精神(与田イズム!笑)で逃げずに困難に立ち向かい、それを乗り越えてきた。
そうやってひとつひとつ努力して実績を重ねることによって、本当はネガティブな自分に「大丈夫、できる」と言い聞かせてきた。

そんな印象を受けます。

敢えて極端な表現を用いれば「凡人代表」というか「凡人たちの希望の星」というか。

だからこそ彼女がいつも見せているあの穏やかな微笑みは我々凡人の胸に響き、多くのものを乗り越えてきた結果獲得したあの笑顔を見るとみんな安心する。

関連記事:


そんな「強そうで弱い」ところが彼女の魅力であるし応援したいと思わせるところですよね。

そして「弱そうで強い」遠藤さくらと見事な対照をなしています。

こうと決めた時の、涙を流しながらも一歩も引かないあの石のような頑固さ。
バックヤードでは泣きじゃくっているのにステージでは眩いばかりの輝きを放ち、先輩メンバーに「度胸がある」と言わしめるさくちゃん。


さくちゃんとかっきーもどこかそれを彷彿とさせるものがあります。
まあかっきーは「エリート」というにはどこか泥臭さを感じさせる(それを言ったら美月もそうですが笑)ので「秀才」と言い換えた方がしっくりきますが。

2年前の全ツの記事ではそれをさくちゃんの「異能」とかっきーの「万能」と表現しています。

ただでさえ並ぶと絵になるふたり、4期Wエースのこんな相互補完関係が実に素晴らしい。

さらにさくちゃんとかっきーは相思相愛な感じも素敵ですよね。

関連記事:
 
 


前へ    次へ
1/3ページ


note上で乃木坂46に関する有料記事を公開しています。どちらも無料で読める部分がありますのでぜひご覧ください。

『アンダラ伝説』¥300
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

マガジン「2019年の乃木坂46」¥200
当ブログに掲載された記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧の方にも楽しんでいただけることと思います。



タオル補正

進まない融合


過渡期にある現在の乃木坂46において間違いなく急務である4期生の融合。
しかし運営はまたもそれとは逆の方向に舵を切ります。

27thシングルでも4期生はアンダーに合流しないことが判明しました。
そして『ノギザカスキッツ』の後番組も4期単独とのこと。

4期生の中にも心苦しく感じている子がいるでしょう。
事実、掛橋沙耶香も新番組についてブログで「有り難くて申し訳なくて不安だけど頑張る」と書いています。

毎回書いているのですが、4期を別働隊として扱うのはもう本当にやめにしてほしい。

関連記事:


2021年のバスラを各期ライブでやったのはまあわかります。
むしろ1期から3期の側に期別ライブをやりたい(やらせてあげたい)理由がありましたから。

堀未央奈の卒業に合わせて悲願である2期単独ライブをやらせてあげたいとか、1期はやるとしたらもうラストチャンスだろうとか、フロントに3人並んでいよいよ乃木坂を背負っていく段階にきた3期に改めて同期の絆を確認させてあげたいとか。
(もちろんコロナの影響で人数と日数を絞った方が良いという事情もあったでしょう)

ちらっと思ったのは日向坂46の全員選抜の成功を見てなのかな?ということ。

日向坂には完売の出ていないメンバーのミーグリを買いに回るような「箱推し」のファンが存在すると言われています。これまでメンバー間の人気格差をどうしても埋められなかった乃木坂運営が日向坂をモデルにして4期生人気の底上げを狙っているのでしょうか。

でも選抜制度が大前提である乃木坂内での「疑似全員選抜」なんて歪みを生むだけですし、そもそも全然状況が違いますね。

日向坂は全員一丸となってグループをいちから大きくすればいい。

でも4期生は違います。
乃木坂という看板を背負う必要があり、そのためには先輩と一緒に活動してなんぼです。

選抜であれアンダーであれ、先輩たちから多くのことを学んでほしいですし、乃木坂の良さであるメンバー同士の暖かな関係性には先輩後輩の交流が不可欠です。

まあ「日向坂の成功を踏襲」自体が私の妄想なんですが笑、ふとそう思ってしまうぐらい別動隊としての4期が長い期間に渡っているのも事実です。

やはりコロナの影響ですべての予定が狂った、というのが実際のところでしょう。

本当は運営だって融合を進め、グループ箱推し文化を醸成したかった。しかしコロナでスケジュールが狂い、活動が制限されている中でやれることを模索していくうちに期別の活動が多くなってしまった。

現在の4期生の勢いに目を奪われているとつい忘れがちですが、3期生でいえばもう『Sing Out!』の時期なんです。既によだももくぼした梅まで選抜定着していて(とはいえその前後に相次ぐ活動休止もありました)、さらに4人が選抜に入っていました。

そう考えるとむしろ運営は4期生の育成を傍目で見るほど「順調」とは考えておらず、その速度をさらに上げなければいけないという認識している。それゆえに「別働隊継続」という判断を下した、という方が正解なのかもしれません。

本来であれば2020年5月に東京ドームで白石麻衣が卒業しているはずでした。
仮に次のシングルが例年通り夏に出て『僕は僕を好きになる』同様に山下美月センター、そして堀未央奈卒業だったとすれば。さらに冬シングルを1枚挟んで2021年春にシングルリリースであれば。

その場合はきっと春シングルが『シンクロニシティ』や『Sing Out!』のようなその時点での決定版的なもの(いわゆる「レコ大狙い」笑)になったでしょう。センターは齋藤飛鳥かな。

言っても詮なきこととはいえ、この形であればもう少しスムーズに4期生の育成が進んだでしょうしアンダーへもこのタイミングで合流していたかもしれません。まあその分、メンバーの卒業も前倒しで進んでしまうことになるというデメリットもあるのですが。

箱推し文化への願いと一応の28th予想


5月9日の3期生ライブをもって期別ライブがすべて終了しました。
ひと区切りついたので、ここからはぜひとも運営に箱推し文化復活に向けた施策を打っていただきたいところです。

一番効果的なのはやっぱり先輩が後輩を愛でたり一緒になってわちゃわちゃしている姿を見せることだと思うんですよね。『乃木撮』みたいな。でもあれはそもそも一緒に仕事しないと撮れませんから。

以前に「本当に、1期至上主義のファンの人に今の4期生たちを見てほしい。うまく説明できないのがもどかしいけれど、あの頃の乃木坂にあったのと同じ何かがそこにはあります」と書いたことがあります。

関連記事:
 

それと同じように、こうも思います。

できることなら3期4期が入口で新しく乃木坂ファンになった方にも、彼女たちが加入する前の冠番組やライブの映像を観ていただきたい。

この乃木坂46というグループがどれほど素晴らしいかを知ってほしい。
そしてあなたの推しが、何に憧れ何を目指し何を守ろうとして今もがいているのかを。

知らなくても楽しめます。でも知っていればもっと楽しく、そしてもっと心を揺さぶられます。

きっと、推しのことがもっと好きになりますよ。


最後に次のシングルの予想も書いておきます(基本当たらないのですが笑)。

次のセンター候補は今回と同様の5人(飛鳥山下与田遠藤賀喜)でしょう。でも3枚続けてセンターを変えると「迷走」という印象を与えかねない。なので齋藤飛鳥、山下美月、遠藤さくらの3人のうち誰か。

バランスを取りに行くならやはり齋藤飛鳥。
一気に乃木坂の新しい顔としての地位を固めに行くなら遠藤さくら。

ただこれは27thシングルのセールス、そしてその期間にさくちゃんがどこまで顔を売れるかにもよりますね。

ちなみに連続センターって実は乃木坂では極めてレアです。
なんと1st~5thの生駒里奈、7th8thの西野七瀬しかありません。これはWセンターの片方を含めてもです。

とするとまたアンチが騒ぎそうなので、さすがの運営もそこまではやらないかな…という気がします。

さくちゃんかっきーのWセンターも凄くいいと思うのですが、これも同じ理由によりあまり得策ではないと思います。
それにどうやら運営はもうWセンターという手は使わないようです。
個人的には好きなんですけどね。あのどっちつかずな感じがむしろ乃木坂っぽくて笑

もちろん美月もいいんですが、そうすると完全に飛鳥が支える側に回ってしまった感じになりますね。個人的にはさくちゃんセンターよりも美月センターの方がより強くそう感じます。さくちゃんは「まだ保護者が必要」な感じがしますが美月はそうではないので。

結論として、次作は一番角が立たない飛鳥センターに落ち着きそうな気がしています。


note上で乃木坂46に関する有料記事を公開しています。どちらも無料で読める部分がありますのでぜひご覧ください。

『アンダラ伝説』¥300
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

マガジン「2019年の乃木坂46」¥200
当ブログに掲載された記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧の方にも楽しんでいただけることと思います。



タオル補正

ストレートを磨いた樋口日奈


前回書いた清宮レイ以外に選抜入りに対し一部で異論が出ていたのは樋口日奈でした。

理由は単純にミーグリの売り上げ。
掛橋沙耶香、北野日奈子、渡辺みり愛、金川紗耶の4人が彼女と同等以上の完売実績でした。
まあミーグリ当日の待ち行列状況レポを見る限りではそこまで大きな差はなかったりもするのですが(とはいえソース自体が少ないです)。

私自身はこの選抜入りは肯定的にとらえています。

26thシングル選抜発表時に「この1年で超選抜化が進み、ボーダーメンという概念が消滅。超選抜+4期お試し枠だけになってしまった」と書きました。

 

そこから今回、ひなちまの選抜入りによってボーダーメンという概念が復活したことは素直に喜ばしいと思います。

そしてミーグリの売り上げこそ遅れを取っていますが、年明けからの彼女の活動も充実していました。
年明け早々のドラマ『教場』での木村拓哉との共演。舞台『フラガール』主演。そしてショートにしてさらに綺麗になった印象。ここへきてさらに自身のビジュアルの最高値を更新するという驚異の10年選手です。

1期生全員集合の25th『しあわせの保護色』を別にすると、20th『シンクロニシティ』以来なんと3年ぶり通算5度目の選抜入り。それでも今なお毎回選抜に選ばれるたびに素直に喜びを表す彼女はとても好感が持てます。

愚直にまっすぐ、正攻法で。腐ることなく自分を磨き続け外仕事で結果を出す。
その成果として選抜に返り咲いたというのは本当に素晴らしい。

10年目にして追い風が吹くことだってある。ひなちまはそれを証明してくれました。

選抜の厚い壁にくじけそうになる後輩たちにとっていいお手本だと思います。(もちろん、既に選抜固定メンとなった後輩にとっても)

山崎怜奈のチェンジアップ


しかし。

今回の選抜発表後に更新された各メンバーのブログ。
アンダーメンバーのそれは重苦しい閉塞感に覆われていました。

 どうすればいいかわからない

そんな叫びはかつての選抜固定時代(12th~16th)、あるいはさらに前のアンダラ黎明期(10th)を思い起こさせました。

恐らくミーグリの完売状況でくっきりと明暗が分かれたことがひとつの原因ではないでしょうか。

コロナの影響で直接ファンと接する機会はない。冠番組でスタジオに呼ばれる人数も抑えられている。そんな中でどうやって自分のファンを増やせばいいのか。そんな苦悩があるように思います。

こんな状況だからこそ、山崎怜奈を選抜に入れても良かったのではないでしょうか。

一時期かなり握手人気を上げていた彼女ですが、それでも選抜ボーダーの域から突き抜けるまでには至りませんでした。23rdあたりからは徐々にそれも降下していきます。「握手会売上での選抜入りが叶わなかったのでファンの心が折れた」とも言われています。

そしてなんと26thミーグリの完売数はゼロ。

しかしれなちさんが凄かったのはその間も自身の歩みを止めなかったことです。自ら発信し得意分野を作り、現在ではグループ屈指の売れっ子にまでなりました。

選抜経験なしでここまで売れたのも見事ですが、ミーグリ完売ゼロで選抜に入ったらこれまでの価値観がひっくり返りますよね。
彼女が選抜に入ったら「こういう形もあるんだ」と今燻ぶっているメンバーの励みにもなります。ひなちまとは違う意味でロールモデルたりうる存在です。


選抜発表のたびに書いていますが、選抜の人数を増やして色々試せばいいんですよ。
そうすればれなちさん選抜のようないい意味での「遊び」だって出てきます。


現在の乃木坂は間違いなく過渡期なんですからそれが必要なんです。
2年ちょっとの間に3期生の5人がバリバリの選抜固定メンへと成長し、それ以外に11人も試せた17th『インフルエンサー』から23rd『Sing Out!』の期間と同じです。

ましてや枠をひとつふたつ増やすのを惜しんでファン同士の対立をもたらして何になるんですか。

コロナの影響で業界全体が困難な状況にあり、メンバーそれぞれだって将来に対する不安が大きくなる現状です。運営にはそんな中で皆が希望を持てるような采配をしていただきたいものです。




note上で乃木坂46に関する有料記事を公開しています。どちらも無料で読める部分がありますのでぜひご覧ください。

『アンダラ伝説』¥300
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

マガジン「2019年の乃木坂46」¥200
当ブログに掲載された記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧の方にも楽しんでいただけることと思います。



このページのトップヘ