ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

カテゴリ:乃木坂46 > 選抜発表

タオル補正
前の記事ではセンター・一ノ瀬美空について書きました。

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当記事では6期生の選抜入りについて。

目に触れさえすれば


選抜が16人から18人に増え、梅澤美波も卒業ということで3枠が空いた形でした。

アンダーから選抜に入ったのは5人。

岩本蓮加の復帰。
1年ちょっとアンダーが続いていたれんたんが6作ぶりの選抜復帰。

そして6期生から4人。
『ビリヤニ』でセンターに抜擢された瀬戸口心月と矢田萌華の復帰。
常に6期生3番手の扱いを受けてきた森平麗心。
さらに残る同期の中で前作ミーグリ完売最上位の大越ひなの。

選抜落ちしたのは5期生の小川彩と冨里奈央でした。
しかし前作のミーグリで冨里奈央(と前作アンダーセンターだった岡本姫奈)が4次フル完売、小川彩に至っては2次フル完売しており6期生4人はそれに及ばない状況だったため、今回も物議を醸しました。

個人的にはこれはもうやむを得ないと考えています。

「ミーグリ人気はファンの一部の意志を表すものにすぎない」が「それを無視すべきでもない」。
ただ「6期生を前に出すことはグループの未来のために絶対必要」。

もちろん理想はミーグリ売り上げという最も目につく人気指標で先輩を超えた新期生メンバーが選抜入りしていくこと。
でも免除がある以上、これは相当にハードルが高い。

例えば6期生の場合、5期生と同条件でミーグリを販売したのが40th『ビリヤニ』から42nd『是非に及ばず』までの3シングル(ならびにアルバム『My respect』)。
加入から1年半の間に、既に人気を確立した先輩たちに引けを取らないだけのミーグリ完売実績を叩き出す。ましてや相手はあの銀河系軍団。
しかも想定では5期生の多くが次作からは免除になるため42ndがラストチャンスだったのです。

これで「先輩と互角以上の完売を出すまで選抜入りさせない」となると、6期生は誰も選抜に入れなかったことになります。
そうすると「選抜に入れない」→「ライトファンの目に触れない」→「人気が上がらない」という負のスパイラル。
さらに数年後、先輩たちの卒業により選抜入りした時に「繰り上げ当選」などと揶揄され弱体化という印象を与えてしまう危険があります。

これ「先輩を超える」のも「先輩を超えられなかった先の未来」、どっちに転んでもめちゃめちゃキツくないですか?
正直これまでが奇跡的に上手くいっていただけなんじゃないか、と思えるほど厳しい。

そう考えるとやはり、先輩を超えなくても選抜に入れて多少反発があっても新期生を先輩メンバーファンの目に触れさせようという今回の運営の判断がベターなのだと思います。

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期を跨いでの関係性で新たな魅力が見えてくる(これは先輩の側にも)こともあれば、設楽さんが取り扱いを見つけてキャラクターが確立されることもあります。
選抜メンバーではありませんが、最近では海邉朱莉がモノマネされて「おもろい姉さん」の片鱗が見えてきたこともありました。

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ちなみに6期生4人の直近3シングルミーグリ完売実績はこのように推移しています。

 大越ひなの 26/30、19/30、4次フル完売
 瀬戸口心月 4次フル完売、26/30、5次フル完売
 森平麗心 13/30、14/30、9次フル完売
 矢田萌華 4次フル完売、6次フル完売、4次フル完売

うるみんはジリジリと完売を伸ばし続けていますが、他の3人は初めてフル部数になった40thから41stで数字を落とし、42ndで持ち直した格好。

数字を持ち直した前作からの期間に何があったのか。

それは41stアンダラと『乃木坂工事延長中』。
先輩メンバーファンの目に触れる、直接的な機会です。

恐らく6期生冠番組『乃木坂スター誕生!SIX』は観ていないという層が一定数いる。
そして目に触れさえすれば、その中から徐々にファンは増えていくということなのでしょう。

もうひとつ重要なのは「並び立つ」こと。
先輩と(存在感やファンの数で、ではなく)「絵面で」で並び立てるメンバーが何人も生まれれば、いずれ先輩たちが卒業しても「弱体化」「繰り上がり」という印象を与えずに済みます。

そして個人的に大越ひなのと森平麗心のふたりは、ビジュアル的に「遜色ない」とまでは言いませんが違和感なくなじんでいたと思っています。

以上のように、今回の6期生を優先した(ように見える)選抜は概ね正しいというのが私の考えです。もちろん「押し出された」メンバーとそのファンにとってはたまったもんじゃないというのは承知していますが。

ただ気になるのが「1作だけアンダー」が常態化することによる弊害。
選抜落ちに対するメンバーとファンの間の温度差です。

選抜常連だったメンバーがアンダーになると本人は「(免除メンやフル完売メンの中で)自分がアンダーという判断がされた」と深刻に受け止めているのに、ファンの側は「どうせ次のシングルで選抜復帰するだろう」と高をくくっている。

1作アンダーで次作フロントというのが2作(41st五百城茉央、42nd瀬戸口心月)続いているのもこの温度差を助長しかねないので、あまり感心できません。

そうなるとメンバーが切実な想いを吐露してもそれがファンに響かない。
どころか最悪の場合「茶番」「出来レース」と言われかねない。

それはあまりに不幸なことです。

この8月に「青葉坂46」の募集が開始され、7期生の加入が最速で2027年末ということが発表されました。恐らく2028年2月のバスラ前後での初披露となるでしょう。

すなわちあと1年半は現有戦力で戦うことになる。

であれば現在の最優先事項は底上げ。
手っ取り早いのは6期生の魅力をファンに伝えていくことですが、それを「期別売り」ではなく先輩とのセットで行なうのが重要です。

運営もそこがわかっているからこそ最近の『乃木坂工事中』や『延長中』の出演メンバーがある程度バラけているのでしょう。

まあ本当は前にも書いた通り個別ミーグリの一部をリアルに変更すれば「わざわざ会場まで時間と交通費かけていくんだからあと何枚か買っておくか」というついで買い需要の発生とそこからの推し増しが期待できるんですけどね。

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タオル補正
2026年6月8日、『乃木坂工事中』内で42ndシングル選抜メンバーが発表されました。

センターは一ノ瀬美空。

少し意外でした。

共に立つセンター


まず、5期生から4人目の単独センターを出したこと。

1期生で5人(生駒、白石、西野、生田、飛鳥)と卒業センターふたり(深川、橋本)。
2期生は堀未央奈ひとり。
3期生は山下美月ひとり。
4期生は遠藤さくら、賀喜遥香のふたり。

「単独センターって重いんだな」と感じさせる、錚々たるメンバーです。
いかに「銀河系軍団」5期生とはいえ4人目か、というのが正直なところでした。

それがみっくというのも意外。

これ書くとファンの方に凄く怒られそうですが、彼女のお披露目動画を観た時の第一印象は「量産型」でした。

前日の井上和の衝撃が凄すぎたというのもあるでしょう。

でも私には、みっくは「笑顔が魅力的な普通に可愛い子」に見えたんです。
もっと言うと「少人数アイドルグループの赤(=センター)にいそうな顔」だと思ってました。

個人的に彼女が非常に整った顔立ちだということに気づいたのは舞台『セラミュ』を観劇した時ですから、2年以上が経ってからです。

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そのビジュアルイメージ通り、抜群の愛嬌で初期から活躍した彼女。
しかしみっくはただ可愛いだけのアイドルではありませんでした。

ニコニコしながら先輩にグイグイいく、時に狂気をはらんだ愛情表現。
遠藤さくらに「お尻触らせてください」と迫り矢久保美緒に睨まれたり、「鉄の女」松尾美佑に「みーきゅんって呼んでください」と相撲で勝負を挑み勝利してみせたり。

このあたり尊敬する松村沙友理を思わせますね。

33rdシングル映像特典の個人PV『片腕ドリル彼女 みーぎゅんぎゅん!』なんてもろにまっつんの『ガチャ子さん』の後継者ですよね。あれめちゃめちゃ好きです。



個人的に凄く憶えているのが最初のスタ誕ライブ、アンコール中の幕間Vで「ライブに来たオランウータン」をやり切った姿。
「可愛くない」ことも平気でやる、とても好感が持てるものでした。

5期生屈指のダンスメン。
そして初期は明らかに苦手意識があった歌も徐々に向上し、最後のスタ誕ライブでは安定したピッチで「安心して生歌を聞けるメンバー」へと成長していました。
このあたりも「苦手だからと投げ出さない」という彼女の努力家な一面が窺えます。

ライブに行くと彼女の推しメンタオルを持っている女子が目につくので「女性人気が高い」ようにも思います。
そして「数字を持っていそう」な感じもあります。
昨年の乃木坂リズムフェスティバルのリアルイベント争奪戦の時にはボーダーラインが「異常値」といえるほど過熱していました。

ざっと挙げただけでもこれだけ魅力がある彼女。

それでも私はみっくセンターがあまりピンときませんでした。
「量産型」のビジュアルという第一印象に捉われていたこと、そしてもうひとつ彼女がセンターを務めた5期生曲『熱狂の捌け口』がこれまたピンと来ていなかったからです。

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シングル発売前の文章であればここで「どんな楽曲になるのか、そしてこのシングル期間を通して一ノ瀬美空がどのように成長していくのか楽しみです」と締めくくるところでしょう。

しかし、記事作成時点で既にシングル期間も全ツも終了しています。

そして全ツを通して観て、私にはなぜ5期生4人目の単独センターとしてみっくが選ばれたのかがわかりました。

新キャプテン菅原咲月にとって初めての全ツ。
もちろんそこで遠藤さくらや賀喜遥香をセンターに据えてさっちゃんを支えてもらうという手もあった。

でも、それではやがて来る「かきさくのいない夏」に対して何の備えもしていないことになる。

だから今年の夏は互いに支え合う、共に立つセンターとキャプテンという体制を選んだ。
だからこそ初センターとなる同期、一ノ瀬美空が選ばれたのでしょう。

そして運営は私が思っている以上に「夏の座長」の適性というものを意識しているようです。

夏の座長。
昨年、加入から8年の賀喜遥香ですら神宮でそのプレッシャーを語り涙しました。

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過去5年を遡れば、そこに立ったのは
賀喜遥香、井上和、井上和、賀喜遥香、遠藤さくら。

かきさくそして和ちゃんの3人だけなのです。
運営が心底信頼している、「踏ん張れる」メンバーが選ばれてきたことがよくわかります。

つまり今回みっくがセンターに選ばれたのも、運営の彼女に対する絶大な=その3人に匹敵するほどの信頼感の証しなのでしょう。


続きます。

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タオル補正
前の記事ではセンター池田瑛紗について書きました。

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バウンスバックの是非


その池田瑛紗の両脇を固めたのは遠藤さくらと五百城茉央でした。

前作の衝撃の選抜落ちから即フロントでの復帰となったいおちゃん。
過去に例のないバウンスバック。今回も賛否両論を呼びました。

個人的には「非」ですね。

別にいおちゃん個人がどうこうというんじゃありません。
嫌なのは、これではあまりにもポジションというものが軽すぎないか?ということ。

もちろん私も結成当初からの古参オタ笑ですから、ポジションが「大人のさじ加減」だなんてことは重々承知です。
40th選抜発表の記事でもいおちゃんの選抜落ちは「遠くない将来に訪れる5期生全員免除という状況への布石」そして「アンダラ動員のテコ入れ」だろうと書いています。
39thの「さくみく」と同じように一度フロントに立たせて「格」を上げる。それも悪くないと思います。

それでも、

予定通りにアンダラの座長をやって帰ってきたらフロントですか?
過去のアンダラ座長と比べて類例がない何かを成し遂げましたか?

そんな疑問が頭に浮かんでしまうのです。

メンバーのポジションに一喜一憂するファンはもちろん、選抜落ちに奮起してアンダラ座長として必死に頑張ったいおちゃん自身や彼女をを支えたメンバーたちの気持ちも逆なでしかねない悪手ではないでしょうか。
こういうアンチがつきそうな采配は止めた方がいいと思うんですよね。

あとこれは完全に蛇足なんですが、遠藤さくらとシンメというのも個人的にはあんまりかなあ。
小顔で長身、長い手足に華奢な身体でしかもボブとあまりに系統が似すぎている。
もうちょっとキャラクターが違う組み合わせの方がしっくりくるのではないかと。

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7年越しの願い


こちらも驚きをもって迎えられた6期生全員アンダー。

私は『2019年の乃木坂46』に収録した丸7年前の記事でこんなことを書いています。

 メンバー同士が気を緩めてイチャイチャしている姿。
 メンバー同士の信頼関係。そして外仕事が多い中、グループに戻った時の圧倒的なホーム感。個人的にはこれこそが今の乃木坂の良さであり、何年も追い求めてきた「乃木坂らしさ」の答えだと思う。

 「やっぱ乃木坂だな!」としか表現のしようがない、あの空気。

 あの空気感の元になっているもの。
 それは前に立つ者が後ろにいる者への敬意を持ち、感謝を忘れずにいること。そして後ろにいる者は前に立つ者の重圧と不安を思いやること。

(「【考察】4期生合流の前に思うこと」より)

だからこそ「4期生全員にアンダーを経験させるべき」だと。

ですから今回の6期生全員アンダーは個人的に7年越しの願いが叶った形です。
(ただ私はこれを「抜擢センター廃止」とセットで考えています)

新期生が全員、選抜に入る前にまずアンダーに合流しアンダラという場とその熱気、そしてそれを支える先輩たちの姿を体感する。
それはすなわち「選抜だけが乃木坂じゃない」ということを身をもって知ることです。

それはきっとこの先のグループの雰囲気に計り知れないほどプラスの影響を及ぼすでしょう。

これから6期生たちも「前に立つ者」と「後ろにいる者」に分かれていきます。
「選抜との距離感」がそれぞれ違ってくるのは避けようがありません。
そして必然的に「後輩の後ろにいる」先輩メンバーも出てくるでしょう。

だからこそ、そこに必要なのは互いに対するリスペクト。

今回の6期生全員アンダーがそのための重要なステップになると確信しています。


最後にひとつ声を大にして言いたいのが「6期生って凄いんだぞ」ってこと。

今回、史上最速でのアンダラ合流となります。

お見立て会からの期間でいえば3期は1年半、4期は2年10ヶ月、5期で1年2ヶ月なのに対して6期は11ヶ月。

ちなみに2期生は新内眞衣がアンダラ・シーズンゼロとでも呼ぶべき2014年4月の「楽天カード×乃木坂46アンダースペシャルライブ」にお披露目から11ヶ月で参加しています。
ただこれはそもそもアンダラ自体が初めてで形成途上でしたしフルサイズのライブでもありませんでした。(にしても2期生ひとりでまいちゅんは大変だったろうな…)

「あの」5期生と比べてもなお早い。

5期生単独の初ライブは2022年12月のスタ誕ライブですから10ヶ月。新参者は2023年11月で1年9ヶ月後です。
6期生の初単独ライブは新参者で2025年11月(7ヶ月)、スタ誕ライブも2026年1月(9ヶ月)で経験しています。

運営は6期に対してかなりスパルタだと言っていいのではないでしょうか。

近年の乃木坂ではあまり見られなくなっていた「叩き上げ感」。
この先、6期生の誰かがその言葉が似合うエースへと成長してくれないか。

私はこっそりそんな期待を抱いています。



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センターは自身初となる池田瑛紗。

いいと思います。

Anytime


てれぱんが初めてフロントに立った36th『チートデイ』選抜発表の記事で私はこんなことを書いていました。

 現役藝大生というハイパースペックにあの超絶ビジュアル。
 気を抜いている時は糸目ですが、外仕事で目をかっぴらいている『なんて美だ!』は毎回驚くほどの仕上がり。

 個人的にはセンタータイプではない(歌唱面で)と思っているのですが、フロント固定にすれば新規ホイホイになる可能性も感じます。それこそ橋本奈々未のように。



個人的には当時と考えは変わっていません。
やっぱり「フロント固定だけどセンターに置かない」がいいように思います。

ですが、これ以降の彼女の活躍は文句のつけようがないものでした。

37thも連続でセンター脇。
続く3作はいずれも2列目。
しかし38thが井上和と中西アルノWセンター、39thさくみくフロント、40thが6期生抜擢Wセンターとフロントが「意図をもって」2枠埋められている中でも2列目を堅守したと言うべきでしょう。

そしてその間も彼女は実績を積み続けます。

「二兎を追ってもいいじゃないか。」というまさに彼女の歩みそのもののキャッチコピーを背負ってマクドナルドのCMに登場。
さらに個展『Wings:あひるの夢』開催。

ひとつひとつ、夢をかなえていきます。

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そしてこれまで決して口にしてこなかった夢「乃木坂のセンターに立つ」。

その選抜発表後のブログで彼女はこう書きました。

 年齢がどうだとか、時間がないだとか
 そんなの、人生だって同じじゃないですか。

 私がここで頑張れれば、繋がるバトンがあるかもしれない。

めちゃめちゃ格好いいなあ。

てれぱんはずっとこの言葉に恥じない姿を我々に見せてきました。

5期最年長。ですが遅れて合流となり、しかも浪人中という状況での活動スタート。

初めてのミーグリも他の同期より後から発売。
その時点でほとんど情報がなかった彼女にはなかなか完売がつきませんでした。

それでも彼女は生き急ぐようにブログを書き続け、抜群のミーグリ対応で支持を拡げ、5期生として4人目の期別センターに選ばれ、

そして2浪の末に東京藝術大学に合格。

何も諦めなかったてれぱん。

与田祐希や遠藤さくらや中西アルノのように抜擢センターに選ばれたわけでも山下美月や賀喜遥香そして井上和のように最初期からそれと互角以上の人気だったわけでも、齋藤飛鳥のようにじっくりと力を蓄えた最年少でもない。

乃木坂史上でも彼女しかいない道行きを経てセンターを勝ち取ったてれぱん。

ここから繋がるバトンがあればいい。個人的にもそう思います。


続きます。


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前の記事ではWセンターのふたりと次作以降の6期生選抜入りについて思うところを書きました。

関連記事:


当記事ではアンダーについて。

福神経験メンバー4人


前作の田村真佑に続き、いやそれ以上の衝撃をもって迎えられた五百城茉央の選抜落ち。

32nd『人は夢を二度見る』で5期生として2番目となるタイミングで選抜入りした彼女。(1人目は抜擢センターだった中西アルノ)

以降8作連続の選抜入り。うち4作は福神。

とりわけ3期生全員選抜だった35th『チャンスは平等』でも選抜をキープしたことは「運営序列の高さ」を感じさせました。
それを裏付けるように36thからは3作連続の福神。
5期生初の写真集や連続ドラマ主演など、実績を積み重ねてきたいおちゃん。

少なくとも私には彼女が選抜落ちするイメージはありませんでした。

前作の選抜発表の記事でまゆたんは選抜から外れたのは免除=選抜固定という過去の運用からの脱却を図った結果だと書きました。

関連記事:


今回のいおちゃんも、遠くない将来に訪れる5期生全員免除という状況への布石。
それに加えてアンダラ動員のテコ入れという側面もあるのでしょう。

結果として今回は過去最強クラスの布陣となりました。
ちゃんと調べてはいませんが、それ以前に福神を経験したメンバーが4人(※)アンダーにいるというのは史上初じゃないですかね。
※岩本蓮加、金川紗耶、田村真佑、五百城茉央

アンダラに来るのは「今回アンダーであるメンバーのファン」と「アンダラというコンテンツ自体のファン」。

どちらも重要ですが、特に後者は推しが卒業してもグループのファンとしてとどまってくれる可能性が上がります。

これまでずっと選抜だったメンバーのファンはアンダラご新規さん=アンダラ自体のファンになりうる見込み客。今回はさらに「推しメンはいないけどこれだけメンバーが豪華なら観ておくか」という層も期待できます。

近々6期生の合流も見込まれますから、将来的なファン流し(というか循環)のためにも今アンダラの注目度を上げておくのは非常に有効。

このようにアンダラの活性化はグループ運営においてかなり重要なんです。

メンバー本人やそのファンの方からすれば「活性化のために選抜から外されるのは納得いかない」かもしれません。
それでもグループのことを考えればアンダーのフロントと選抜の3列目は地続きであるべきだし、着実に6期生は選抜に入れていくべきです。

37th選抜発表の時に書いたのですが、いわゆる「ボーダーメン」が10人ぐらいいて2~3シングルに1回ぐらい選抜入りできればいいのに。
甘い理想論なのは重々承知の上で、私はそう願っています。

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総決算の予感


センターの五百城茉央について。

神戸出身、そして従姉妹の日向坂46正源司陽子ともども珍しい苗字ということで「旧家のお嬢さん」感満載のいおちゃん。
凄い偏見ですが、個人的には彼女から「金持ち喧嘩せず」という雰囲気を感じます笑

そんないおちゃんが4年目にして初めて経験するアンダー。

悔しくないはずはない、というか彼女自身ブログで「今の気持ちは わくわく>悔しい」と書いています。

彼女はアンダラという舞台で何を見せてくれるのか。

感情をぶつけてくるのか。
透明なまま突き抜けるのか。

正直ワクワクします。


最後にもうひとつ、私が今回のアンダラに注目している理由を書きます。

次作から6期生がアンダラに参加する可能性。
そしてこれまでアンダラを支えてきた松尾美佑と矢久保美緒の卒業フロント。

思い出されるのは4期生合流前最後となった27thアンダラ。
座長は『錆びたコンパス』山崎怜奈。その両脇を固めたのはこれがラストライブとなった「ダンス番長」渡辺みり愛と「歌姫」伊藤純奈。

素晴らしく完成度の高いライブでした。

あの時は座長が大ベテランの山崎怜奈でしたから、初めてのアンダラであるいおちゃんとは状況が違います。

それでも私は期待してしまうのです。

新期生合流前ラスト、そしてライブの中核メンバーが卒業。

ここであの時のような「ひとつの総決算」が観られるのではないか、と。


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