ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

カテゴリ:乃木坂46 > 選抜発表

タオル補正
前の記事ではWセンターのふたりと次作以降の6期生選抜入りについて思うところを書きました。

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当記事ではアンダーについて。

福神経験メンバー4人


前作の田村真佑に続き、いやそれ以上の衝撃をもって迎えられた五百城茉央の選抜落ち

32nd『人は夢を二度見る』で5期生として2番目となるタイミングで選抜入りした彼女。(1人目は抜擢センターだった中西アルノ)

以降8作連続の選抜入り。うち4作は福神。

とりわけ3期生全員選抜だった35th『チャンスは平等』でも選抜をキープしたことは「運営序列の高さ」を感じさせました。
それを裏付けるように36thからは3作連続の福神。
5期生初の写真集や連続ドラマ主演など、実績を積み重ねてきたいおちゃん。

少なくとも私には彼女が選抜落ちするイメージはありませんでした。

前作の選抜発表の記事でまゆたんは選抜から外れたのは免除=選抜固定という過去の運用からの脱却を図った結果だと書きました。

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今回のいおちゃんも、遠くない将来に訪れる5期生全員免除という状況への布石。
それに加えてアンダラ動員のテコ入れという側面もあるのでしょう。

結果として今回は過去最強クラスの布陣となりました。
ちゃんと調べてはいませんが、それ以前に福神を経験したメンバーが4人(※)アンダーにいるというのは史上初じゃないですかね。
※岩本蓮加、金川紗耶、田村真佑、五百城茉央

アンダラに来るのは「今回アンダーであるメンバーのファン」と「アンダラというコンテンツ自体のファン」。

どちらも重要ですが、特に後者は推しが卒業してもグループのファンとしてとどまってくれる可能性が上がります。

これまでずっと選抜だったメンバーのファンはアンダラご新規さん=アンダラ自体のファンになりうる見込み客。今回はさらに「推しメンはいないけどこれだけメンバーが豪華なら観ておくか」という層も期待できます。

近々6期生の合流も見込まれますから、将来的なファン流し(というか循環)のためにも今アンダラの注目度を上げておくのは非常に有効。

このようにアンダラの活性化はグループ運営においてかなり重要なんです。

メンバー本人やそのファンの方からすれば「活性化のために選抜から外されるのは納得いかない」かもしれません。
それでもグループのことを考えればアンダーのフロントと選抜の3列目は地続きであるべきだし、着実に6期生は選抜に入れていくべきです。

37th選抜発表の時に書いたのですが、いわゆる「ボーダーメン」が10人ぐらいいて2~3シングルに1回ぐらい選抜入りできればいいのに。
甘い理想論なのは重々承知の上で、私はそう願っています。

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総決算の予感


センターの五百城茉央について。

神戸出身、そして従姉妹の日向坂46正源司陽子ともども珍しい苗字ということで「旧家のお嬢さん」感満載のいおちゃん。
凄い偏見ですが、個人的には彼女から「金持ち喧嘩せず」という雰囲気を感じます笑

そんないおちゃんが4年目にして初めて経験するアンダー。

悔しくないはずはない、というか彼女自身ブログで「今の気持ちは わくわく>悔しい」と書いています。

彼女はアンダラという舞台で何を見せてくれるのか。

感情をぶつけてくるのか
透明なまま突き抜けるのか

正直ワクワクします。


最後にもうひとつ、私が今回のアンダラに注目している理由を書きます。

次作から6期生がアンダラに参加する可能性。
そしてこれまでアンダラを支えてきた松尾美佑と矢久保美緒の卒業フロント。

思い出されるのは4期生合流前最後となった27thアンダラ
座長は『錆びたコンパス』山崎怜奈。その両脇を固めたのはこれがラストライブとなった「ダンス番長」渡辺みり愛と「歌姫」伊藤純奈。

素晴らしく完成度の高いライブでした

あの時は座長が大ベテランの山崎怜奈でしたから、初めてのアンダラであるいおちゃんとは状況が違います。

それでも私は期待してしまうのです。

新期生合流前ラスト、そしてライブの中核メンバーが卒業。

ここであの時のような「ひとつの総決算」が観られるのではないか、と。


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タオル補正
2025年10月20日、『乃木坂工事中』内で40thシングル選抜メンバーが発表されました。

運営の選択は瀬戸口心月と矢田萌華の6期生Wセンターでした。

実は概ね今まで通り


これまで新人抜擢センターは3期4期が夏、5期は春。
新期生の別働隊売りが始まった3期生以降では初となる冬シングルでの新人抜擢センターです。

ですが、お見立て会(初披露の会)と同時期のシングルを1枚目として3枚目のシングルから新人が選抜加入というのは3期4期と同じタイミング。
5期は中西アルノという例外的存在で抜擢センターを使ったこともあってか、彼女以外のメンバーが選抜に合流したのは4枚目の32nd『人は夢を二度見る』からでした。

なので実は概ね「今まで通り」なのです。

新参者、久保史緒里卒コンに加え年末進行というハードスケジュールがやや心配ではありますけれど。

ちなみに個人的にはずっと新人抜擢センター自体に反対で、アルさんを例外扱いとした場合の5期生パターン=センターにはせず2列目3列目に一気にまとまった人数を放り込む方がベターと考えています。

5期生の時は32ndで五百城茉央、一ノ瀬美空、井上和、川﨑桜、菅原咲月の5人が一気に選抜入りしました。31st『ここにはないもの』が齋藤飛鳥卒業シングルであり、その「次」から一気に5期生を売り出したいという思惑もあったでしょう。

しかし5期生が絶大なミーグリ人気を誇る現在の乃木坂において、それを差し置いて多くの6期生を一気に選抜にいれるのは難しい。

そう考えると、そしてふたりがお互いに支え合いながらセンターを張っている姿を見ると「これが正解だったんだろうな」と思います。

新人Wセンターは3期の「よだもも(与田祐希、大園桃子)」以来。

6期生公開動画のトップバッター。期別初代センター。
華奢で小顔で色白という「ディスイズ乃木坂」要素に加え、どこかアーティスティックな匂いのする矢田ちゃん。

オールマイティな能力と真っすぐな明るさ
そして初披露の会から完成されまくった(しかも万人受けしそうな)ビジュアルでファンの心を掴み一気に支持を集めた心月ちゃん。

「運営推し+初動一番人気」という組み合わせ方もよだももと同じですが、今回はふたりのキャラクターが真逆と言っていいほど違うのがいいですね。

今年のバスラの記事で私は「Wエースの難しさ」について書きましが、ふたりがこの先WセンターからWエースへと成長できるのかとても楽しみですし、その可能性は十分あると思っています。

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第三の矢は誰に


次作の舵取りが難しいですね。

先を考えれば6期から新たなメンバーを選抜に入れるのはマストでしょう。
しかし現時点で6期はミーグリ完売速度で先輩たちの牙城を崩すには至っていません。

アンダーの先輩メンバーとの今作における比較でも、
林瑠奈と五百城茉央、冨里奈央が3次フル完売。
瀬戸口心月と矢田萌華ですら4次フル完売。
増田三莉音が5次フル完売、奥田いろはが5部少ないとはいえ同じく5次で完売。
加えて免除組の岩本蓮加と田村真佑もいるわけです。

グループ内でのファン移動では先細りになりますが、今また戦国時代と呼ばれるアイドル界において外から新規を連れてくるのは決して簡単ではありません。
となると6期生への「推し増し」を推進したいところ。

しかし田村真佑や五百城茉央、冨里奈央の選抜落ちによって先輩メンバーファンの一部は危機感を持ち、むしろ6期ミーグリを買いづらい心理が働いているかもしれません。

まずは次作でアンダラへの合流をしてほしいところです。
スケジュールが厳しければセトリの半分への参加でもいいので、とにかく「アンダラのファン」に見てもらうこと。

彼女たちを生で観たことのあるファンが増えれば少しずつでも魅力は浸透していくはずです。

そしてもうひとつ。

上で「次作も6期から新たなメンバーを選抜に入れるのはマスト」と書きましたが、誰を選ぶかがまた難しい。

あくまでも40thのミーグリの数字だけで見れば増田三莉音が3番手。次いで大越ひなの。
運営が期待しているのは期別曲で3曲連続フロントかつ最新曲センターの森平麗心というのが現在の図式。
ただ三莉音ちゃんはじっくり育てた方が良さそうに見えます。

であれば「6期の3番手」をあえて決めないまま、お試しで入れ替えながら選抜入りをさせる「6期生お試し枠」的な運用をするのがベターではないでしょうか。

4期の時は一度選抜入りしたメンバーをなかなか外せなかったために選抜の硬直化と人数の肥大化を招きました。
それが巡り巡って39thで免除メンバーである田村真佑の選抜落ちにつながったと思います。

それを踏まえ、6期は当面の間ミーグリ完売速度にこだわりすぎない柔軟な選抜をしてほしいところです。(もちろん全く無視するべきではないと思いますが)


続きます。


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前の記事では「免除+事前抽選リアルミーグリ」という仕組みの問題点について書きました。

関連記事:

当記事ではそれを踏まえての改善案…というかいちファンの願望です。

メリーゴーラウンド


まず大前提として、私は免除制度には賛成です。

前の記事で挙げた「先輩から後輩へのファン流し」と「これまで多くの部数を売り上げたメンバーへの福利厚生(ご褒美休暇)」というふたつの目的。これはグループと個々のメンバー双方の寿命を延ばすという重要な効果がありますから。

良くないのは免除=選抜聖域なこと。

これをやると「選抜から外せない」メンバーが増えて選抜の人数が膨らむ=アンダーの人数が減る。そして当然アンダー内で選抜経験のあるメンバーも減り、アンダラが集客面で苦戦を強いられることになります。

これに近い状態になっていたのが29thシングル。
当時のアンダーメンバーが一番最後に選抜入りしたのが3年近く前の23rd(※)。
※1期生全員選抜の25th『しあわせの保護色』で選抜だった和田まあやを除く

その3年の間に4期生の遠藤さくら、賀喜遥香、筒井あやめ、清宮レイ、田村真佑、早川聖来、掛橋沙耶香がアンダーを経験しないまま選抜固定に。29thからは柴田柚菜もそれに加わります。

結局この時は5期生が合流した32ndまで動員での苦戦は続いたと記憶しています。

新人合流まで「耐えるしかない」というのは決して健全な状態ではありません。

そしてもうひとつ、全国事前抽選リアルミーグリ(外れ券が出る)には大反対

これって「利益の先食い」に他ならないと思うんですよね。

これも繰り返し書いていますが経済的なハードルにより間口と裾野を狭めてしまう。
既存ファンは疲弊し熱量を下げますし、新規ファンというか低年齢層のファンの加入を著しく阻害します。

グループの将来のためには必要不可欠な「ライトファン」や「未来の乃木坂メンバー」を締め出してどうするんですか。

会場費、人件費に加えメンバーの負荷もリアルの方が高いのはわかります。外れ券分の売り上げがマイナスになったら結構怖い数字なんだろうなとも思います。

でも外れ券が嫌でリアルミーグリに手を出さない、あるいは離脱したファンもいることでしょう。
そして外れ券の何割かは抽選制になったため1推しに集中せざるを得なくなっただけで、かつてなら2推し3推しに回されていた分かもしれません。

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前置きが非常に長くなりましたが、ここから先が私の考える対策です。

今作では上で書いた「免除=選抜固定」という部分にメスが入りましたが、それだけでは不十分。

目指すのは、

「ついで買い需要の喚起」による「緩やかなファン流し」と「人気中間層の形成」
そしてその結果としての「安定的なグループ運営」

1.全国リアルミーグリは握手会当時のように購入者全員参加可能に
2.個別のリアルミーグリ化(一部オンライン継続)
3.個別は関東2回、関西2回、オンライン2回
4.リアルはオンラインの1.25倍として免除カウントする
5.免除は500部到達(現在は400部が定説)

1から3でまずファンの経済的ハードルを下げ、ひとりでも多くのファンがひとりでも多くのメンバーを「至近距離で見られる」機会を作る

4と5により期の大半が同時に免除になるのを防ぎつつ、後輩へファンを緩やかに流す

1シングルあたりのフル完売時カウントが今の「30」から「35」に。
30で400部到達は13.3シングル。
35で500部到達は14.3シングル。
シングル1枚分。年3枚であれば前者が4年ちょいで後者が5年弱。

数字上の理想だけで語るなら、これでオーディションを2年半間隔(3年と2年を交互)にすればちょうど「推しが個別免除になる直前にふたつ下の代の新人が入ってくる」という状況になります。

推しが卒業する前に、じゃ遅いんです。
推しが個別免除になる前(=ファンがミーグリ会場に来ている間)に2推し3推しつまり次の推し候補を見つけてもらう。

この緩やかなサイクルが回り続ければグループを応援し続けるファンは多いでしょう

だって、みんな乃木坂が好きなんですから。

そして前の記事で書いたように1による人気の可視化はマストだと思います。

なんと今作では11人中9人が3次完売で並んだ5期生。
みんなこの完売速度を保ったまま免除になったら、以降のポジション変動に納得感が得られにくい。

そこで購入者全員参加可能な全国リアルミーグリがあれば。
同一条件かつファンのハードルを下げた時の(=いわゆる太オタ頼りではない)人気が見える。

それから現在一律の設定である販売部数を、握手時代と同じようにメンバーによって調整すべきでしょう。
フル部数で完売ゼロよりも半分の部数で完売がついていた方が見栄えが良い。0/30と6/18だったら後者の方がメンバーも精神衛生上良いのでは。
「自分のレーンに誰も並んでいない滑走路状態が辛い」というコメントは多くのアイドルが語っていますし。

最後に少し余談になりますが、運営にはコロナにより中止となった25th『しあわせの保護色』個別握手のリアルミーグリへの振り替えをきちんと行ってほしい

もう5年以上経つのに、いまだに該当メンバーの卒業により半ば強制的にオンラインに振り替えさせられるというのはいかがなものか。

いつか再び与田祐希や山下美月と握手できる日が来ると信じて待っていたファンも多かったと思うんですけどね。

4期生全員が卒業するまでしらばっくれてなあなあにしてしまうとしたら、それはあまりにも不誠実な対応ではないかと。


目先の売り上げだけでなく将来を見据えた施策を打てる

それこそがトップグループであるゆえの強みですから、運営にはぜひそれを活かしていただきたいところです。

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前の記事ではフロント3人について書きました。

関連記事:


当記事はある意味最大の話題となった田村真佑の選抜落ちについて。

制度疲労


まゆたんの選抜落ちが驚きをもって迎えられたのは彼女が「免除メン」だったからです。

「免除制度」。

それは握手(またはミーグリ)の通算完売部数が一定数を超えたメンバーがその次作から個別握手不参加になること。公式に言明されたことはありませんがほぼ例外なく適用されてきたので、暗黙の了解ですね。

制度がスタートしたのは3期生加入直後。

「先輩から後輩へのファン流し」
「これまで多くの部数を売り上げたメンバーへの福利厚生(ご褒美休暇)」

このふたつが導入の主な目的であろうと推察されます。

17thシングルでは白石麻衣と松村沙友理。
18thでは西野七瀬、19thが秋元真夏と桜井玲香。
20thから衛藤美彩と若月佑美がその対象となりました。

これまで免除とはすなわち選抜固定を意味しました。
(例外は免除シングルで卒業だった寺田蘭世と免除後に活動自粛した岩本蓮加のみ)

この「聖域化」については以前から疑問の声がありました。

曰く「免除メンの人気が落ちたらどうするんだ」

そりゃそうですよね。最も目に見える人気指標である握手人気の現在状況が見えなくなるわけですから。追い上げている後輩メンバーのファンからすれば「フェアじゃない」と感じるのも無理はありません。

とはいえ1期生の免除メンは先行きが不透明だった黎明期から売り上げを立ててきたわけで、その貢献がなければグループ自体が存続していたかもわからないという意味で「殿堂入り」にも一定のコンセンサスがあったように思います。

そして今作。

まゆたんは事実上初めて「選抜固定から外れた免除メン」となりました。

一度もアンダーを経験しないままミーグリ免除に到達していた彼女。
免除前最後の36thでは3次でフル完売。これは一ノ瀬美空と井上和に次ぐ3位タイの速度です。
写真集は推定売上約8万3千部と、これもかなり優秀な数字。

これまでの常識で考えたら外れる理由がないのです。

とすると考えられることは。

そもそも運営はかねてより免除自体が制度疲労を起こしているという認識があり、今作でその運用変更(選抜固定をやめる)に着手した。

現在の免除メンで誰を選抜から外すか考えた時に、消去法でまゆたんになった。
一度アンダーを経験している筒井あやめよりもメンバーにもファンにもインパクトがある、という計算もあったかもしれません。

つまり、彼女は被害者

個人的にはそう思っています。

制度疲労の要因はやはり、コロナ禍によって生じた握手会からオンラインミーグリへの変更。

オンライン化による問題点は下の記事にまとめていますのでよろしければご一読ください。

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そこでも書いているようにミーグリ人気は極端に二分化します。

「至近距離で見れた喜び」がなくなり対応の反射神経勝負という要素が強まったこと、そしてついで買い需要が減ったことがその原因でしょう。

これにより失われるのは選抜の流動性

また加入直後からフル完売を続けるような超人気メンが何人も同時期に免除に突入する=売り上げが大きくダウンするリスクがあります。

実際に5期生は36thから4シングル連続で全員全完売を継続中。
このままフル完売を続ければ多くのメンバーが来年の夏シングルないしその次までで免除です。

これまでのように免除=選抜固定を続けている限り、選抜の硬直化は進みアンダーとの距離感は開く一方。
しかも近い将来5期生の個別売り上げがゴソっとなくなるタイミングがあるのです。

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悪平等


そうなった時に今度は、コロナにより生じたもうひとつのシステムであるリアルミーグリのデメリットが顕在化します。

それは「人気が見えにくい」こと。

32ndシングルから以前の全国握手会に替わるものとして始まったリアルミーグリ。
要するに握手をしない握手会です。

かつての全握は好きなメンバーの列に並ぶだけというシンプルな仕組みだったので、CD1枚買って会場に行けば誰でも(気力と体力と根性があれば)白石麻衣や西野七瀬と握手できました。
当然ながら、まいやんなーちゃんのような超人気メンの待ち行列はとんでもない長さになり、それを現地で見たファンは改めてその人気を実感したものです。

しかし現在のリアルミーグリは申込時にメンバーを指定しての事前抽選制。
つまり一部当たりの上限が決まっています(枚数も結構絞っている印象)。
さらに1次保障期間までにほとんどのメンバーが完売するので、超人気メンバーとそうでないメンバーでさほど行列の長さが変わらない。

これには超人気メンバーの負荷を軽減し、ミーグリ人気が相対的に下位のメンバーの心を折らないという非常に大きなメリットがあります。

ですがこのやり方って、強い言葉を使えば「悪平等」なんですよ。

全握の時代と比べ、免除メンの人気が見えづらい。
結果として免除メンのポジションを上げるにせよ下げるにせよ、ファンの側に納得感がない。

例えばかつて与田祐希は何人もの先輩を飛び越えて一気にフロント固定となりました。
それでも与田っちょは全握でそれこそ白石西野に劣らぬほどの行列を生んでいたので、彼女の飛び級に対する不満の声は先輩免除メンのファンからもほとんど上がりませんでした。

しかし現在の「平準化された」リアルミーグリの行列では、超人気メンもそうでないメンバーも「それなり」の行列に収斂してしまいます。

こうなると既に免除されているメンバーは仮に人気が上がってもそれがファンに見える機会はほとんどなくなります。

そして免除された「後に」人気が上がって福神固定になったという例も過去にないはずです。

以前の記事ではこのあたりの問題点を岩本蓮加と筒井あやめを例に書きました。

関連記事:
 

免除後にポジションをどう上げればいいのか
今回選抜落ちしたまゆたんにはその課題が降りかかったのです。そして近い将来に軒並み免除となる5期生たちにも同じことが起きます。

結局、現在の「免除+事前抽選リアルミーグリ」という仕組みには限界が来ているのだと思います。

じゃあ、どうすればいいのか。

その点は次の記事で書きます。


続きます。

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2025年6月16日、『乃木坂工事中』内で39thシングル選抜メンバーが発表されました。

色々とトピックのある選抜となりました。

干支一周


センターは賀喜遥香。

Wセンターは次作でセンターにならないのが通例。
その前の『歩道橋』は遠藤さくらの単独センターだった。

とくれば6期生の新人抜擢センター、そうでなければかっきーだろうという大方の予想通りでした。

驚きもなければ不満もないです。
まあ消去法っぽいのがなんかひっかかりますけど笑

驚いたのは3人フロント。

何と6thシングル『ガールズルール』以来、12年ぶり
『ガルル』の時は生生星から御三家(=綺麗なお姉さんグループ)という大きな転換点でした。

しかし今回は御三家のように3人の組み合わせそのものに意味があるわけではありません。

注目すべきはかっきーの両サイドがどちらも初フロントとなる一ノ瀬美空と川﨑桜であること。
たった3人しかいないフロントのうちふたりを初フロントの5期生が占めたのです。

これが意味するのは恐らく、運営はまだ5期生から新たな「フロント級」「エース格」を輩出しようとしているということ。

「銀河系軍団」5期生から輩出されるエース格が和ちゃんひとりというのはあってはならないとずっと主張してきた私としては、この流れは大賛成です。

大人数アイドルグループで世代交代をしながらトップであり続けるという前人未到の荒野を進む乃木坂。

それができたひとつの要因は先輩たちの間に割って入るエース級が各期から生まれたことです。
(受け継がれてきた「優しい世界」とグループ愛は大前提として)

例えば27thから31stシングルあたりの「よだやまかきさく飛鳥」フロント。
これを「弱体化」とか「繰り上がりエース」と評価するファンはほとんどいないでしょう。

よだやま=与田祐希と山下美月はレジェンド1期生たちの間に割って入ってフロントに立ち続けました。
しかもふたりはそれをデビュー1年ちょいからやっていたので本当に大偉業。

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そしてかきさく=賀喜遥香と遠藤さくらはそのよだやまと齋藤飛鳥がいる間にフロントに立ち続けました。

この「フロントに割って入る」とか「センターとして従える」というのが大事なのでしょう。

別に存在感やファンの数で並び立てと言っているんじゃないです。
あくまでも「絵面で」です。(ただもちろん猛烈なバッシングを受けないためにはそれ相応のミーグリ人気も必要になるでしょうけれど)

であればなんとか遠藤さくらと賀喜遥香がいる間に5期生から「何人も」そういう存在が生まれなければならない。

それさえできていれば6期生も「かきさくと並び立った5期生」と並び立つことができるのです。

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しかし。
5期生で既にそれを達成したのは井上和だけ。

5期生の層が厚すぎて和ちゃんに次ぐ2番手がなかなか定まらず、フロント固定となるメンバーが決まらない。これは「銀河系軍団」の思わぬ弊害でした。

池田瑛紗をそうしようとしているように見えたが『ネーブルオレンジ』で引っ込めて今作も2列目にしてしまった。
小川彩を少々強引にでも据えてくるかと思ったが(そして個人的にはそれに賛成だった)、フロントから次作で3列目に戻すという腰の引けた采配。
中西アルノはどうなのか。『ネーブルオレンジ』期間の活動やファンからの支持をどう判断すべきなのか。

そして今回、さくちゃんを差し置いてフロントに配置されたのは上の3人ではなく一ノ瀬美空と川﨑桜でした。

いいチャレンジだと思います。

個人的にはグループ運営における連続性は必要だと考えていますが、それにこだわりすぎるとスピード感が失われる。
まして期別写真集をだすぐらい規格外の5期生なのですから。
6期生抜擢もあり得るこのタイミングで、5期から初フロントというのも逆に新鮮味があって良いです。

メンバーのチョイスもなかなか興味深い。

加入超初期は髪型と背格好が近いため「似ている」と言われていたふたりですが、それぞれのキャラクターが浸透した現在ではむしろ真逆の印象。

真顔だと整った顔立ちなのに「愛嬌最強」の一ノ瀬美空
トップクラスの激甘釣り師なのにどこか「気位の高いシャム猫」の川﨑桜

『超・乃木坂スター誕生!』のスキット「あま~いの大好き スイートキャンディー」でこのふたりと3人組アイドルを演じた菅原咲月が「5期生で2トップを張るくらいのあざといふたりとアイドルになっちゃった」「このふたりとやるなんて聞いてないですよ!」「ひ~ん泣」と嘆いたほどアイドル性の高いふたり。

ビジュアルも強つよですから、目につくところに置いて既存ファン以外の層にも届くのではという期待もあります。

そして音楽番組での『Same numbers』披露や全ツでフロントメンバーとしてどれだけの存在感を示せるか。
もっとはっきり言うと「他推しのファンにどれだけ認めさせるか」が重要ですね。

個人的にはせっかく今回フロントを2枚も使ったのですから、ふたりにはしっかり「箔」をつけてほしい。
あーやの時みたいに次作で3列目に下げるとかはないことを願います。

ただ6期生合流もありそうなのでなかなか難しいところなのですが。


続きます。

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当時感じた感想や見解をそのまま残すため本文は主に文体の修正にとどめ、「今にして思うこと」は各記事の末尾に「追記」という形で新たに文章を加えました。


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