ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

カテゴリ:腕時計 > ダイバーズ



「ネット流通限定カタログ」の記事で「ディスコンが近いのかも」と書いたSBDC061。
「1968ダイバー現代デザイン」と呼ばれるこちらのモデルに新型が発表されました。

1968ダイバーの歴史からおさらいしてみましょう。

1968ダイバーそしてMM300とは、その歴史


1968ダイバーはその名の通り1968年にセイコーが発売したダイバーズウォッチのこと。

ファーストが1965年ですからその3年後に、防水性能を300mにアップし10振動のハイビートムーブメントを搭載した上級モデルとして登場しました。「ワンピースケース」と呼ばれる裏蓋のないケース構造も特徴のひとつ。
植村直己氏らがエベレスト登頂の際に使用したことでその名を高めました。

そしてそれから40年ほどの時を経て、2006年にSBDX001がリリースされます。
PROSPEXブランドの最上位シリーズ「マリンマスター」。そのファーストモデルとして選ばれたのが1968ダイバーの意匠を再現したこのモデルでした。

ゴールドだった針やインデックスのフチ、そしてベゼル印字がシルバーに変更されたこととを除けばデザイン上の大きな差異はありません。

オリジナルの特徴である300m防水とワンピースケースを備え、10振動でこそないものの上位ムーブメントである8L35を搭載したこのSBDX001は、長きにわたりセイコーダイバーのフラッグシップとして君臨してきました。

ちなみにこのモデルは「マリンマスター300m防水」=「MM300」と略されます。

2代目が2015年発売のSBDX017、現在は3代目となるSBDX023(2018年発売)がラインナップされています。
近年さかんに数量限定での復刻が行なわれているセイコーダイバーの歴史的モデルにおいて、現行の標準モデルでオリジナルデザインにかなり忠実なものが存在するのはこの1968ダイバーとツナ缶だけです。

…とここまででようやく「1968ダイバー」ならびに「MM300」の説明が完了しました。

そのセイコーダイバーのフラッグシップのデザインを現代風にモディファイし比較的手の出しやすい価格にしたものがこの「現代デザイン」版となります。

初代は2018年発売のSBDC061。

先代&MM300との比較


まずはMM300と先代を比べてみましょう。
(スペックの話をしても価格が違い意味がないので純粋にデザインの話です)




上:SBDX023、下:SBDC061

MM300と061の外観上の相違は一言でいうと「凝縮感」

前者はぶっといベゼルとチャプターリングでかなりインデックスが中央に寄っている印象を受けます。さらに6912時のインデックスも「太く短く」。視認性こそわが命!って感じです。あとこれは個体差あると思いますが、総じて夜光が黄色がかってます(ヴィンテージベージュではありません)。

対する061はベゼル自体もベゼル上の印字も細身。ケースも雰囲気は似ていますがやや華奢な印象です。ベゼルのサイドがケース上面からはみ出しているMM300に対し061は収まっているので、なんというかやや大人しいデザイン。各時ドットインデックスがチャプターリングから離れた配置なのも個人的にはいまひとつ。

そしてファーストダイバー現代デザインのSBDC051と同様のアロー針。これが賛否両論で否が優勢でした。

続けて先代と新型を並べてみましょう。



 
上:SBDC061、下:SBDC127

パッと見の印象は「MM300に近づいた」。
恐らくその最大の理由が上で書いた凝縮感なのでしょう。

127の方がベゼルもその上の印字も太く、MM300に近いですね。
そしてインデックス位置が秒目盛りに近づいており、061のドットインデックスが少し中央に寄りすぎているという部分は解消されています。ただしチャプターリングがなくなり秒目盛りはダイヤル上にプリントされているようです。(これはちょっと惜しい)

ケースデザインもさらにMM300寄りになりました。ケース上面の面積が減っている(=側面に落とし始める場所がダイヤル寄りになっている)ため、ベゼルサイドがはみ出しているのです。

そして針も変わりました。
好き嫌いの分かれるアロー針ではなく、今年発表された他の現代デザインと似た太めのバーハンドで先頭をとがらせたもの。平たかった先代の針と違い面があるのも良いですね。

6912時位置の各インデックスが長いのとテーパーしているのは例によってMM300との差異を残すための敢えてなのでしょう。

デザイン以外のスペックは例のごとく70時間ロングパワーリザーブのキャリバー6R35、200m防水にサファイヤガラス風防です。

そしてサイズが一回り小さ目になり厚さ12.5 ㎜、横42 ㎜、縦48.8 ㎜。
先代が厚さ12.7 ㎜、横44 ㎜、縦51 ㎜ですから横2mmに縦2.2mmコンパクトになり、細腕さんでもいけるサイズ感ですね。

バリエーションは2種類。

SBDC125

ブラックダイヤル+シルバーベゼル、メタルブレス。



SBDC127

ブルー(ネイビー)ダイヤル+ブラックベゼル、メタルブレス。

まとめと価格



いいと思います。

オリジナルに寄せるデザイン変更、サイズダウン、ムーブメント強化。
これって要するに大ヒットしている(っぽい)ファーストダイバー現代デザイン、SBDC101/103/105/107の先代SBDC051からの変更点と同じですから。

個人的にはケースの変更に「おおっ!」と思いましたね。

関連記事:

 

気になるお値段ですが、125と127は同価格で143,000円(税込、以下同じ)。
6R35に移行して先代+22,000円に抑えてきたのは評価したい…のはやまやまなんですがこれ流通限定=値引きなしなんですよね…ポイント10倍で実質価格は128,700円です。

SBDC061は121,000円の実勢価格は2割引きで96,800円、ポイント10倍で実質87,120円。実質だと+4万円強、約1.5倍ですね。

ちなみに大手家電量販店では記事作成時点で061に3割引きの値をつけて売り切りにかかっているところもありますのでお探しの方はお早めに。

ブラックダイヤルにブラックベゼルという標準モデルを出さないのはショーグンと一緒。これもたぶん先代の売り切りを意識してのことでしょう。

関連記事:


MM300に興味はあるけど値段的にちょっと…という方やあの重さが許容できないけどデザインは好きという方にはいいモデルだと思います。



今年の2月に「ディスコンしそうなモデルたち」として取り上げたSBDC029、通称「ショーグン」。

特徴やペットネームの由来など書いていますのでよろしければそちらの記事もご覧ください。

 

2015年10月にリリースされ、プロスペックスのダイバースキューバシリーズでは現役最古参となっていたSBDC029。どうやらいよいよ代替わりのようです。

顔が変わった新型「ショーグン」


目につく変更点はインデックスデザイン。

12時位置の逆三角形が牙型に。6時9時は元から弾丸型でしたが根元が広くなりました。
それ以外の各時はドットからかなりテーパーしたくさび形に近い台形に。




上:SBDC029、下:SBDC129

12時位置のインデックスや針がとんがっている「モンスター」や「サムライ」に対しドットインデックスの「スモウ」「1968ダイバー」。
SBDC029はその中間みたいなデザインでしたが、この新型はかなり「モンスター」系に寄った印象です。

細かなデザイン変更もいくつかあります。
まず全体に針が長くなりインデックスにリーチするようになった。これは「スモウ」のモデルチェンジでも行なわれた高級時計への正統進化。そして平面だった時分針に面ができたようですね。

ベゼルの目盛りも字体もシャープになりました。刻みも10刻みから15刻みに変更してすっきりしています。

インデックス、ベゼルとも「円み」が排除されているという感じです。

個人的には新型の方がシャープでデザイン的には好きです。でもだいぶ「モンスター」系なのでむしろ旧型の「どっちつかず」という個性(皮肉でなく)が失われたかと。

それ以外の変更点はムーブメントが70時間ロングパワーリザーブの6R35へ。
風防がサファイヤクリスタルになりサイクロップスレンズもつきました。
あとは地味に付属のウレタンバンドがなくなっています。

スモウの前例を見れば恐らく仕上げの質感も向上していると思われます。

サイズは厚さ 13.3 ㎜、横 43.5 ㎜、縦 51 ㎜と変更なし。デザインも写真で見る限りでは同じなのでケースは変わっていない模様です。

バリエーションは2種類。

SBDC129

ブラックダイヤルにブラック×ブロンズのツートンベゼル。秒針はローズゴールド。メタルブレス。

SBDC131

ホワイトダイヤルにブラック×グレーのツートンベゼル。シリコンラバーベルト。



SBDC029狙いの人は市場にあるうちに買うべし


以前の記事ではこんな予想をしていました。

予想変更点
◎:ムーブメント変更
◎:風防のサファイヤクリスタル化
×:デザイン変更
×:流通限定モデル化

予想価格
定価:140,000円+税=154,000円
実勢価格:123,200円(2割引き)
実質価格:110,880円

…価格がものの見事に外れていますね。

実際はSBDC029とSBDC129で比較(同じメタルブレスのため)すると

定価:160,000円+税=176,000円
実勢価格:176,000円(値引きなし)
実質価格:158,400円

ええええぇ?

スモウもSBDC031からSBDC083へのアップデートでほぼ同様の変更点で、その際価格は+27,500円。定価10万超のモデルは1万円単位の値付けなので本当は+33,000円ですが戦略的に+22,000円に抑えてくる。

そう予想していたのですが+44,000円…
(ラバーベルトのSBDC131は+22,000円です)

現在のSBDC029のコアショップでの標準的な価格がこちら。

定価:120,000円+税=132,000円
実勢価格:92,400円(3割引き)
実質価格:83,160円

つまり実質で190%。ほぼ2倍。75,000円の上昇。
これは…キツい。
こっそりウレタンベルト付属もなくなっていますし。

変更点からすればどう考えても定価で+33,000円までなのですが…
まあセイコーの言い分はきっと「チタンモデルなのでSSよりも高い値付けは当然。よってSBDC101他から+22,000円」なのでしょう。

いやそれにしてもそれぞれの先代であるSBDC051とSBDC029の価格差は+11,000円なのですが笑

うーん。

いずれにせよSBDC029の購入を迷っていた人は在庫があるうちにさっさと買ってしまった方が良さそうです。
ブラックダイヤルにブラックベゼルという標準モデルを出さないのもSBDC029を売り切るためかなという気がしますし。


個人的にSBDC129のブロンズは格好いいと思います。

ただデザイン的にモンスター系に寄りすぎて、「高級化したサムライ」という印象です。いや「サムライ」が偉くなって「ショーグン」になるというのは決して間違いじゃないんですが笑

ただ何と言っても変更点と価格上昇が見合っていない。
スモウが同じように倍近い実質価格でも売れたから、という判断なのでしょうか?

貴重なチタン製セイコーダイバーなのですから、もう少し販売戦略も考えてほしかったところです。




実店舗に置かれず、公式サイト上に情報もないセイコーの「ネット限定」モデル。
メーカーが作らないならば、と今回手作業でカタログを作成してみました。

そのあたりの経緯を書いたインデックス記事はこちらです。

 

SBDY~のモデル(タートル、サムライ、モンスター、ベビーツナ)はこちらです。

 

当記事にはモデル名SBDC~のものをまとめました。

なお情報は全て記事作成時点、楽天市場で調べたものであることをお含みおきください。
また価格は全て税込です。
(調査日:2020年10月8日)

ファーストダイバー現代デザイン(旧型)


1965年発売の国産初のダイバーズウォッチ、通称「ファーストダイバー」のデザインを現代風にアレンジしたもの。2020年にフルモデルチェンジした現行モデルが現在絶賛大ヒット中。

このファースト旧型について詳しく書いた記事はこちら。

 

ファースト現行についての記事はこちらです。旧型との比較もこちらをご参照ください。



 

ちなみにファースト現行のネット限定モデルは現在のところリリースされていません。

共通スペック:
自動巻きキャリバー6R15、パワーリザーブ50時間。200m潜水用防水。SSケース+サファイヤクリスタルガラス。サイズ厚さ 13.8 ㎜、横 42.6 ㎜、縦 49.8 ㎜。

SBDC077

グリーングラデーションダイヤル+メタルブレス。実勢88,000円、実質83,600円。

SBDC085

ブルーグラデーションダイヤル+メタルブレス、オールブラック。実勢88,000円、実質83,600円。

1968ダイバー現代デザイン


1968年に初の300m空気潜水用防水を実現した通称「1968ダイバー」。そのデザインを現代風にアレンジしたものです。

なし

こちらのシリーズのネット限定モデルはありません。
1968ダイバーはオリジナルのデザインをほぼ踏襲したレギュラーモデル「MM300」が別にあるので、現代デザインは人気がいまひとつなのかもしれません。

調査日時点でレギュラーモデルのSBDC061に一部店舗ではなんとアンダー8万円の値段をつけていましたのでディスコンが近いのかもしれません。だとすればSBDC051の時と同じで「パワーリザーブもデザインも現行に不満がないのであれば今が買い」ですね。

スモウ(旧型)


「スモウ」というユニークな愛称で知られるシリーズ。由来はマッシブなケース形状がそっぷ型の力士を思わせるとか12時位置のインデックスが大銀杏っぽいからなど諸説あります。

下の現行スモウとの実機比較記事はこちら。

 

共通スペック:
自動巻きキャリバー6R15、パワーリザーブ50時間。200m潜水用防水。SSケース+ハードレックスガラス。サイズ厚さ 13.3 ㎜、横 45 ㎜、縦 52.6 ㎜。

SBDC069

ブルーダイヤル+メタルブレス。実勢52,800円、実質50,160円。在庫僅少。
上のリンク先記事で書いたSBDC057と同様に、旧型スモウを新品で購入するのはほぼラストチャンスでしょう。


スモウ(現行)


旧型からムーブメントも外装も正統進化した実に正しいモデルチェンジ。(その分値段も上がってしまいましたが)

スモウの特徴と旧型との詳細な変更点、そしてSBDC097の魅力を熱く語った記事はこちらです。

 

共通スペック:
自動巻きキャリバー6R35、パワーリザーブ70時間。200m潜水用防水。SSケース+サファイヤクリスタルガラス。サイズ厚さ 12.9 ㎜、横 45 ㎜、縦 52.6 ㎜。

SBDC097

グレーダイヤル+メタルブレス。実勢93,500円、実質88,825円。

SBDC099

ブルーグラデーションダイヤル+メタルブレス。実勢93,500円、実質88,825円。



これまでネット限定モデルは値引きなしが通例でしたが、ファースト現代デザイン旧型のSBDC077と085は2割引きになっています。
(SBDY系はほぼすべてのネット限定モデルが2割引きでした)

セイコーがなりふり構わなくなってきたのか…あるいはディスコンして売り切りなのかもしれません。ネット限定の買い時がさらに難しくなったということですね。





実店舗に置かれず、公式サイト上に情報もないセイコーの「ネット限定」モデル。
メーカーが作らないならば、と今回手作業でカタログを作成してみました。

そのあたりの経緯は前の記事をご覧ください。

 

当記事にはモデル名SBDY~のものをまとめています。

SBDC~のモデル(ファースト現代、1968現代、スモウ)は下のリンク先記事となります。


情報は全て記事作成時点、楽天市場で調べたものであることをお含みおきください。
また価格は全て税込です。
(調査日:2020年10月6日)

タートル(旧型)


セイコーが150m防水ダイバーズウォッチの第3世代として1976年にリリースしたモデルの復刻盤。その独特のケース形状から「タートル」という愛称で親しまれています。

下に書いている現行タートルとの違いを含め、タートル自体についての詳しい情報はこちらの記事をご参照ください。

 

共通スペック:
自動巻きキャリバー4R36、パワーリザーブ41時間。200m潜水用防水。SSケース+ハードレックスガラス。サイズ厚さ 13.4 ㎜、横 45 ㎜、縦 47.7 ㎜。

SBDY023

オレンジダイヤル+メタルブレス。シリコンラバーベルト付属。限定500本。実勢価格77,000円、実質価格73,150円。

SBDY039

グリーンダイヤル+メタルブレス。実勢51,000円、実質48,450円。

SBDY041

ブルーグラデーションダイヤル+ラバーベルト、PVD加工。実勢52,800円、実質50,160円。


タートル(現行)


旧型からベゼルインサートをセラミックに変更、風防もサファイヤクリスタルにしてサイクロップスレンズを追加。さらに特徴的な型押しブロックパターンのダイヤルにより全体的に質感が向上。それにより愛称もちょっと格が上がって「キングタートル」と呼ばれていたりします。

ただし外装以外の基本スペックにおける変更点は厚さが0.2mm薄くなったことのみ。

共通スペック:
自動巻きキャリバー4R36、パワーリザーブ41時間。200m潜水用防水。SSケース+サファイヤクリスタルガラス。サイズ厚さ 13.2 ㎜、横 45 ㎜、縦 47.7 ㎜。

SBDY049

ブラックダイヤル+メタルブレス。実勢61,600円、実質58,250円。



SBDY051

カーキダイヤル+ラバーベルト。実勢57,200円、実質54,340円。


サムライ


特徴的な鋭角のラグが日本刀を思わせるということで愛称「サムライ」。

サムライ自体についての詳しい情報はこちらの記事をご参照ください。

 

共通スペック:
自動巻きキャリバー4R35、パワーリザーブ41時間。200m潜水用防水。SSケース+ハードレックスガラス。サイズ厚さ 13.4 ㎜、横 43.8 ㎜、縦 48.4 ㎜。

SBDY043

グリーンダイヤル+メタルブレス。実勢51,900円、実質49,305円。


モンスター


怪物が口を開けているように見えるから「モンスター」。ボコボコしたベゼルが「怪物に掴まれた爪痕のよう」という説もありますね。

共通スペック:
自動巻きキャリバー4R36、パワーリザーブ41時間。200m潜水用防水。SSケース+ハードレックスガラス。サイズ厚さ 13.4 ㎜、横 42.4 ㎜、縦 49.4 ㎜。

SBDY037

オールブラックでメタルブレス。実勢54,500円、実質51,775円。


ベビーツナ


「モンスター」にセイコーダイバーのアイコンである外胴プロテクターをつけたモデル。48mmも横幅があってどこが「ベビー」なのか何度見ても疑問です笑
アワーマーカーのところに小さく数字で秒数が書いてあるのでむしろこちらが昔ながらのモンスターデザインを踏襲しています。
このベビーツナは現行レギュラーモデルがありません。

共通スペック:
自動巻きキャリバー4R36、パワーリザーブ41時間。200m潜水用防水。SSケース+ハードレックスガラス。サイズ厚さ 13.8 ㎜、横 48 ㎜、縦 51 ㎜。

SBDY053

アイスブルーダイヤル+メタルブレス。実勢51,900円、実質49,305円。調査時点ではこのモデルの在庫はあと僅かでした(再ロットの有無は不明です)。


SBDY055

ブルーグラデーションダイヤル+メタルブレス。実勢51,900円、実質49,305円。


これまでネット限定モデルは値引きなしが通例でした。そのため個人的に狙っていてウォッチしていたSBDY049が値下げ解禁した時にはわざわざ記事にまでしました。

 

しかし今回調査した時点で、この記事に掲載しているモデルの実勢価格はSBDY023を除きすべて定価の2割引きになっていました。ユーザーとしてはもちろん喜ばしいのですが、セイコーがなりふり構わなくなってきたという気もしますね。

あるいはディスコンして売り切りなのかもしれません。ネット限定の買い時がさらに難しくなったなあ笑





カタログ作成の経緯


セイコーの腕時計において「限定」には大きく分けて2種類あります。

「流通限定」「ネット流通限定(ややこしいので以下「ネット限定」
前者は特定ショップのみで販売するもの。後者も同じですが、さらに「店頭では販売しない」という条件が加わります。つまり商品を直接確認できないのです。

腕時計という高額商品、かつファッションアイテムでこの売り方をするとは…なんたる強気笑

ただしセイコーの場合ネット限定モデルは基本的に既存商品のカラーバリエーション。
つまり腕時計において極めて重要な要素であるサイズ感と質感は、ベースとなるレギュラーモデルを店頭で確認することによって補完できるのです。

ですので、まあそれは良しとしましょう。

しかしいただけないのが、ネット限定に関する情報が公式サイト上に影も形もないこと。
最悪発売したことすら気づかぬまま、自分にとって魅力的なモデルが現れては消えている可能性があります。

商品のスペックも各ショップが提示している情報のみというのはいかがなものかと思います。実際には既に述べたようにレギュラーモデルがあるのでそれと同等という推測はできます。でもねえ…そこはメーカーとしての責任じゃないのかなとは思います。

ちなみに楽天市場やyahooショッピングにおけるポイント倍率も「流通限定」は10倍なのに対し「ネット限定」は5倍という縛りがあるっぽいです。

まあ文句ばかり言っても何も変わらないので、公式が作る気ないなら俺がやったろうじゃないか、ということで今回作成してみました。

楽天市場を基準に、地道な手作業で調べました。

調査日時点で楽天市場でひとつでも在庫があったモデルについてはこのカタログに掲載しました。結構前に発売されていて正直既にディスコンだろうと思われるモデルもあります。
ただそもそもネット限定の製造ロットがどのように運営されているか(初回生産のみなのか追加生産があるのか)についての情報も全くありませんので、価格等含め、あくまでも調査時点での情報であるということをお含みおきください。

ベースモデルごとにまとめ、その中ではモデル名の数字が若い=発売日が古い方を上に載せています。


最後にもう一度書きます。
このカタログの対象は実店舗に置かれず、公式サイト上に情報もない「ネット限定」モデルです。「流通限定モデル」ではありません。

ちなみに実はプロスペックスの「ダイバースキューバ」シリーズだけに絞っています(「マリンマスター」や「アルピニスト」にもネット限定はある)。また個人的な好みにより機械式モデルだけです。

SBDY系(タートル、サムライ、モンスター、ベビーツナ)


 

SBDC系(ファースト現代、1968現代、スモウ)




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