ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

カテゴリ:乃木坂46 > メンバー考察

タオル補正
前の記事では大園桃子の乃木坂人生を振り返りました。
今回はその卒業の理由について自分なりに考察してみたいと思います。

アイドル性とセンター適性


ブログで卒業発表した文章を私なりに要約すると、

 乃木坂に入って沢山の素敵な瞬間と沢山の辛くて怖い思いの両方を味わって、ずっとそんな感情の浮き沈みが続いてきました。
 いつかそれが落ち着く日が来るのかと思っていたけれどどうやら無理みたいです。
 だから、5年間を区切りとして卒業します。

こうならないための分岐点はあったのでしょうか。
例えば、彼女がもし抜擢センターでなかったら。

その場合『逃げ水』は与田祐希と山下美月のWセンターでしょう。

でも2017年夏の完成度がピークに達していた先輩たちの間に「出来上がってる感」が売りの美月を放り込んでもきっとさほどのインパクトを残せなかったかと。
そして「よだもも」と「くぼした」を対比するという構造も曖昧になるので、やはりよだももセンターが正解だったのだと思います。

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もちろん堀未央奈の時の教訓を活かしてWセンターだったのも正しい。
ただそれは結果的に、九州のしかも田舎から出てきた純朴な少女が突然トップアイドルグループのセンターに立つというシンデレラストーリーをふたり同時にやらせることでもありました。

隣にいる与田っちょの「小っちゃい子が一生懸命頑張ってる」感じに対し、毎回「やりたくない…」と泣く桃子は相対的にあまりイメージが良くありませんでした。
既に「3期センター=運営推され」のレッテルも貼られていた彼女の方にヘイトが向いてしまったのはある意味必然。

完全な後出しジャンケンで言うと、よだももはセンターではなく2列目中央において「月光」部分の振りだけは実際と同じくふたりをフィーチャーしてお披露目する、というのがベストだったと思います。

そこからは握手人気を加味しながらポジションを調整し、どこかで齋藤飛鳥のようにズバッとよだもものどちらかをセンターに起用する(あるいはそこでWセンター)。まあ実際のその後のリリースを見ると21st『ジコチューで行こう!』ぐらいしかそのタイミングはなかったのですが。


彼女が参加したシングルでのポジションは『逃げ水』でのWセンター以外はフロント1回、2列目3列目がいずれも3回。

握手人気は上位でした。
ただ最上位というわけではなく、同期の与田山下久保梅澤がグループ屈指の個別握手会完売速度だったのに対しそれに次ぐ存在。常に堀未央奈と同じくらい。

それでも運営からの高い評価と期待は揺るがぬものでした。
『言霊砲』『地球が丸いなら』『平行線』『友情ピアス』とユニット曲にも数多く参加していたことがそれを示しています。

しかし、最後まで周囲の期待に彼女の気持ちが追いつくことはありませんでした。

過去の発言を見ると、自分よりパフォーマンスの質が高いメンバーや努力を重ねているメンバーを間近に見て、そこに並んだりその前に立つことに引け目を感じていたように思えます。

これは大園桃子の素晴らしさが「アイドル性(あるいはスター性)」「センター適性」という極めて曖昧で言語化しづらい…というかそもそも正解がないものだったことに起因しているのではないでしょうか。

私も本当はこういうフワッとした言葉を使うのは嫌ですし、率直に言ってほとんどの場合「推しの贔屓目」だと思うんですけれども笑

ごくごく稀にですが確かにそれを持っていると思わせる人がいて、私にとって大園桃子はそのひとりでした。

彼女の場合のアイドル性は私なりに言語化すれば「観る者を笑顔にする力」
赤ちゃんや動物の可愛い仕草を見て誰もが顔をほころばすような。「ほっこり感」と言い換えてもいいでしょう。初期の舌を出すクセなんてまさにそれですよね。

そしてセンター適性は『三番目の風』と『思い出ファースト』の、彼女に向かってエネルギーが収束と放射を繰り返すあの感じ。

特に『三番目の風』の「希望の使命は」の部分で1列に並んだ3期生たちがガッと左右に分かれ、その真ん中で桃子が腕を振り上げて空を指さすあの振り付け。
タレント集団で見た目も個性もバラバラな3期生たちがその瞬間ひとつにまとまってドン!と飛び出してくるような姿。

まさに太陽のような彼女の笑顔が真ん中にあってこそのものでした。


2019年の夏に彼女が活動を休止した頃でしょうか、一部ファンの間で「桃子は星野みなみのようなポジションでのびのび活動した方が良いのでは」という議論がありました。

みなみちゃんのような立ち位置、つまりセンターやフロントからは一歩引いた位置で可愛いをまき散らしながら着実にファンを集めていく。

でも、これも星野みなみが何年もかけていくつもの葛藤を乗り越えて至った境地ですよね。

14thシングル選抜発表の『乃木坂工事中』。
握手会で心ない人から「みなみちゃん、強みがないのに選抜いれてラッキーだね。まあ初期から推されてたからいるんだよ」って言われた、と語り「なんで自分が選ばれているのかいまだにわからない」と涙を流したことを思い出します。
「そんな言ってるやつクズだから!そいつの人生なんかカスだからさ、そいつより絶対頑張ってるしね」と怒ってくれた設楽さんの優しさも懐かしいですね。

そして、大園桃子のセンター適性は高すぎた。

だから彼女の葛藤と苦悩を知りつつも、周囲は「いつかグループの中心に立ってほしい」と期待してしまっていたのではないでしょうか。

山下美月が「私はずっとその後をついて行くんだろうと思った」と振り返り
久保史緒里は「3期生の真ん中に立つ人間はやっぱり桃子」と語り
期待されることの辛さを身に染みて知っている齋藤飛鳥をして「ぞのさんに期待してしまっている自分がいるので、私のためにも頑張ってくれませんか」と言わしめた

その、あまりにも高いセンター適性。

「そのままの桃子がいいんだよ」という言葉に励まされたと彼女は語っています。

これは慰めとかではなく、みな本心から言っていたのだと思います。
自身の持つアイドル性とセンター適性というスペシャリティを信じて、彼女なりにベストを尽くしてさえくれればそれでいい。それで十分周りが納得するだけの輝きを彼女は放てる。それをファンや周囲の人たちは伝えたかったのでしょう。

私もずっと期待していました。

年を重ねるうちにいつか彼女も色々なことと折り合いをつけられるようになって、周囲の期待に自分の気持ちが追いつく日が来るんじゃないか。
そしたらまた、彼女はセンター候補のひとりになって「よだももとくぼしたの物語」もいよいよ乃木坂のセンターをめぐるフェーズに入るんだ、と。

まあでも今にして思えば「色々なことと上手に折り合いをつけられるようになった大園桃子」って、それは本当に大園桃子なのか?という気もしますね。

だからやっぱり、この結末しかなかったんだと思います。

大園桃子はその特別なアイドル性とセンター適性により周囲の期待を集め、いつかそれにふさわしくなりたいと願いながら気持ちが追いつかずに卒業する。

とても悲しいことだけれど、それは避けようのない幕切れだった。

だけど、
乃木坂だから我々は大園桃子を5年も見ることができたし、
乃木坂だから大園桃子は大園桃子のままでいられた。

それもまたひとつの真実でしょう。

高山一実が卒業を発表した『乃木坂配信中』の中での「乃木坂は本当に暖かくてみんながみんな優しくて凄い素敵なグループ」という桃子自身の言葉がそれを示しています。

それがせめてもの救いです。
そう思わなければやってられないです。

橋本奈々未とはまた違った意味で、きっと彼女も伝説となるのでしょう。


遠くまで旅する君にあふれる幸せを祈ろう


ここへきてしょうもないこと書きますけど、大園桃子って、そもそも名前が可愛いですよね笑
何と言っても母音がすべて「お」ですから。

それはさておき。

以前の記事で自分が桃子のファンであると認識したのは『乃木坂工事中』の富士急ハイランド企画だったと書きましたが、もうひとつあったことを思い出しました。

ほぼ同じ時期なのですが、23rdシングル『Sing Out!』の映像特典『しかちゃんの動画』。
そこに写っている彼女の楽しそうな姿とそこに入るメンバーやマネージャーさんの言葉から「愛されてるなあ」というのが凄く伝わってきました。

初期の「しょっちゅう泣いては周囲を振り回す」という印象が舞台裏でもその通りだったらこんなに愛されることはなかろう。そう思ったんです。

そこからは「一度好きになってしまえば彼女は魅力満載」ってやつです。

ビジュアルも年々洗練されていきました。

個人的には『ノギザカスキッツ ACT2』の時期、特に「元祖かつ家」や「あるあるであそぼ!」はもの凄く仕上がっていたと思います。

あとは冠番組のひな壇で楽しそうにリアクション取っている時。
特にちょっと驚いた時の「わあ!」という表情が抜群に可愛い。

まあ本当は一番好きなのはSHOWROOMに出てくるときのすっぴん姿、というかそこでいつもピョコンと出てるアホ毛なのですが。


卒業と同時に芸能界から引退する桃子。

であれば、ファンとしてこれからの彼女に望むことはただひとつ。

佐藤楓が涙を流しながら言ったこの言葉に尽きます。

 桃子には幸せでいてほしい

大園桃子さん、5年間本当にお疲れさまでした。

あなたを観ることができて幸せでした。

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タオル補正
物語が突然終わってしまった。
今はそういう気持ちです。

2021年7月4日、3期生オーディション募集開始日からちょうど5年のその日。
公式ブログ内で大園桃子さんが卒業を発表しました。

未完の物語


よろしければ、まずは2020年4月のこちらの記事をお読みください。



コロナ禍において彼女が発信したブログをきっかけに、大園桃子の「ゆいいつむに」の魅力と彼女の言葉が持つ力についてどうしても書いておきたくなったものです。


彼女は2016年夏の3期生オーディションに合格して乃木坂に加入しました。
きっかけは「高校の先輩に勧められて」だそうです。

合格発表は例の今野さんの「合格者は全員。皆さんです」。
その言葉に狼狽し目を泳がせる彼女の姿はたびたび3期生の歴史を辿る映像として流されてきました。

そしてその日、彼女は「暫定センター」に任命されます。
これ、オーディション会場でコメントをしている彼女の映像を観たことがある方なら納得だと思います。それぐらい彼女の原石感は見るものの目に明らかでした。

3期生がファンの前に初めてその姿を見せた2016年12月のお見立て会。
そこでパフォーマンスした3曲のうちの『命は美しい』ではセンターを務めます。(ちなみに残り2曲は『裸足でSummer』と『ガールズルール』。センターはそれぞれ与田祐希と山下美月)

この時の自己紹介で彼女は泣きじゃくるのですが、これ以降も泣いて泣いて泣きまくります。

2017年2月の『3人のプリンシパル』では早くも大きな挫折を味わいました。
2幕出演は15回中わずかに1回。この時点で既に明確なアンチとまでは言わなくとも、暫定センターである彼女に対する潜在的な反感のようなものがあったことがうかがわれます。

2年後の遠藤さくらも同じく16戦1勝ともがき苦しんだことを考えると、乃木坂ファンの間に根深く「運営推され」に対する拒否反応があるのでしょう。(さくちゃんは「暫定センター」と明言されてはいなかったと思いますが多くのメディアにより「エース候補」としての扱いを受けていました)

この拒否反応は、やはり生駒里奈や堀未央奈を運営が聖域扱いしてきたことによるものだと思います。それを見てきたファンとしてはどうしても身構えてしまうところがありますよね。

桃子はこのプリンシパルにおける自己PRでも「争うのは嫌」と言って泣き。
5thバスラのさいたまスーパーアリーナでも泣きじゃくりながらステージ上を彷徨い。

4月の『乃木坂工事中』初登場の3期お披露目回でもオープニングから大泣き。
小刻みに震えうつろな目であらぬところを見ながら設楽さんの「緊張してるの?」に「してません」と答える彼女の姿は、正直「大丈夫かこの子?」と思わせるものでした。

今観るとこの回は「先輩たちが3期生を紹介しつつ大いにふざける」というなかなか楽しい内容なんですけどね。
彼女と共に剣道着姿で登場した高山一実が懸命になだめながら進行するあたり、先輩の優しいお姉さんぶりも引き出す良い企画でもありました。

そのカズ先輩に「桃ちゃん、はいトマト!トマト食べていいよ!」と言われて口に運び、「おいしい…」とにっこり微笑む桃子の姿は可愛らしかったのですけれど。

さらに同時期に始まった3期冠番組の『NOGIBINGO!8』でも毎回のように泣き、企画に対して後ろ向きな姿勢を見せていました。

しかし運営は彼女を押し続けます。
同年3月、初の3期生楽曲『三番目の風』ではセンターに。
同年5月発表の3期生楽曲『思い出ファースト』でも引き続きセンター。

「暫定センター」から明確な「3期のセンター」へ。

2017年5月には3期生単独ライブも開催されました。
最近改めてこの映像を観たのですが(当時も現場で観ています)、初期の生駒里奈もかくやと思うほど桃子は「センター」を背負わされていました。

声がほとんど出ない状態での千秋楽。そして『君の名は希望』のピアノ伴奏。
その過剰とも思えるほどの「逆境」「大泣き」「周囲の支えと励ましでクリア」という流れは、やはり人によっては反感を覚えるものだったと思います。

暫定センターから3期センターといういわゆる「推されルート」。そのまま乃木坂のセンターになるのではないかという懸念。さらに大泣きして周りを振り回す一連の振る舞い。これらを受け入れがたく感じるファンも一定数いました。

上の記事で書いた通り、私も当初は彼女に対して否定的な見方をしていました。

「凄くストレートな言い方をすると、可愛い顔と泣き芸で嫌なことを回避してここまで人生乗り切ってきたタイプに見えた」んです。

ただ、今観ても彼女のセンター適性は抜群でした。
特に『命は美しい』でスイッチを切り替えた時の表情はちょっと「別格」と表現したくなるほど。プリンシパルで無双した久保史緒里や山下美月すら凌ぐ楽曲への没入度合い。(あくまでも当時は、の話です)


そして7月。
18thシングル『逃げ水』の選抜発表が行われ、ある意味予想通りに彼女はセンターに抜擢されます(与田祐希とのWセンター)。

いわゆる「3期新規」のファンの中でも多くのアンチがいた彼女。
ここで全体シングルのセンターに立ち、ありていに言えば先輩メンバーのファンまで敵に回すことになったのです。

結果、猛烈にアンチが湧きました。

そしてそのまま真夏の全国ツアーが始まり、初のツアーに選抜メンバーとして参加することになります。そこで待っていたのは(あの「死にはせん」の)与田っちょさえ後に「体重が8kg減った」と語ったプレッシャーと負荷。

桃子もボロボロになった当時のことをこう振り返っています。

「裏にいる時はずっと泣いていたけど、ステージに出た瞬間には笑ってるんです。そんな自分が怖かった」

本当に、抜擢センターには反対。
どうせ5期でもやるんでしょうけど。
与田っちょやさくちゃんが人気メンバーになったのは奇跡みたいなものです。

 

19th『いつかできるから今日できる』は映画と舞台の『あさひなぐ』出演メンバーで固められた選抜でしたのでよだもものふたりはいったん選抜から外れます。

そして20th『シンクロニシティ』では久保史緒里、山下美月も加えた「よだももくぼした」の4人が揃って選抜入り。しかし与田っちょと美月はここからフロントに定着したのに対し、桃子は2列目そして3列目へとポジションを落としていきます。

これは握手人気に対し妥当なポジションだったため「ゴリ押し」という批判の声は少しずつ減っていきます。それと同時に徐々にグループに慣れてきた彼女はのびのび活動できるようになり本来の笑顔が戻ってきた。少なくとも私にはそう見えていました。

この2018年末、乃木坂は『シンクロニシティ』でレコード大賞連覇という偉業を成し遂げます。その舞台裏でグループの暖かさと先輩たちの想いに感動した桃子は「乃木坂も悪くないなって思った」と発言し、これは映画『いつのまにか、ここにいる』のハイライトにもなりました。

このように少しずつ変化の兆しを見せていた彼女に運営も改めて期待したのではないでしょうか。
山下美月の活動休止の穴を埋めるように、23rdシングル『Sing Out!』では『逃げ水』以来となるフロント復帰。

しかし、結果的にはこれが裏目に出ます。
その夏の全ツ、さらに24thシングル期間の活動を休止。

復帰は全ツファイナルの神宮球場でした。

続く25th『しあわせの保護色』で選抜にも復帰し、27th『ごめんねFingers crossed』まで3列目2列目3列目というポジションでした。

2020年10月にはずっと「まい姉さん」と慕ってきた白石麻衣が卒業します。

ファンの間にも、まいやんの卒業で精神的支えを失い活動へのモチベーションがなくなってしまうのではないかという不安と、逆に独り立ちして成長した姿を見せてくれるのではないかという期待の両方がありました。

個人的には、涙をこらえてまいやんを見送った卒コンでの姿から期待の方が膨らんでいたのですが、

彼女が選んだのは卒業。


物語は未完に終わりました。



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2021年5月16日、公式ブログ内で渡辺みり愛さんが卒業を発表しました。

2期生最年少の彼女。8年在籍してまだ21歳なんですね。

積み上げられた逆境


彼女の経歴の序盤は前回書いた伊藤純奈とほぼ重なります。

2013年3月、2期生として乃木坂46に加入。5月に『16人のプリンシパル deux』と『乃木坂って、どこ?』でお披露目。

当時の印象は「赤ちゃん」。
ベビーフェイスでニコニコしている小っちゃな子、という感じでした。

アンダーライブにはまだ研究生だった1stシーズン(初の有料ライブとなったブルーシアター公演です)から参加。私は3rdシーズンを現地で観ながらそのノンストップダンスメドレーに「まだ中学生のみり愛にこんな踊らせて大丈夫か」と心配した記憶があります。(推しの井上小百合が故障しただけに)

2期生の中で正規メンバーに昇格するのが最後だった、いわゆる「ボーダー組」のひとり。
その全員の昇格が発表されたのは加入から2年近くが経過した2015年2月、極寒の西武ドームでのことでした。

初選抜はそこからさらに4年後。2019年の23rdシングル『Sing Out!』。
そしてこれが最初で最後の選抜入りとなりました。

握手人気は決して低くはありませんでした。ずっと同期の北野日奈子と寺田蘭世のちょっと下ぐらい。ただこれはまさに「選抜ボーダーラインのちょい下」ぐらいでもありました。

結果だけ見れば選抜の厚い壁に阻まれ続けた乃木坂人生でした。

しかし、2017年4月にみり愛ちゃんはキャリアにおけるひとつのピークを迎えます。

そう、東京体育館のアンダーライブです。

2017年3月に発売された17thシングル『インフルエンサー』。
後に乃木坂初のレコード大賞をもたらすこの楽曲は、1期と2期で作り上げた乃木坂の到達点ともいえる作品でした。
選抜人数は過去最大の21人。次作『逃げ水』における3期抜擢センターの前に、寺田蘭世の初選抜、斉藤優里、中田花奈、樋口日奈の超久々の選抜復帰とアンダラを支えてきたメンバーに報いる采配でした。

結果としてアンダーは過去最少構成の12人。(当時。奇しくもみり愛唯一の選抜となった23rdのアンダー楽曲『滑走路』における10人アンダラが史上最少です)

しかもアンダーセンター経験者がひとりもいないという状況の中、その場所を任されたのは最年少(※)のみり愛ちゃんでした。※3期生が合流前だったため

両サイドも鈴木絢音、山崎怜奈といずれも初フロントどころかこれまでほとんど3列目だった2期生で固めた挑戦的な布陣。

キャパ10,000の東京体育館で木金土の3日間4公演。
それも開催まで1ヶ月を切ってから突然の発表。

これでもかとばかりに積み上げられた逆境の数々。

これは運営としても賭けだったのでしょう。

2年連続で年末に武道館でライブを行なうほどのコンテンツになったアンダラ。
その反面、初期のヒリヒリするような緊張感は失われていました。

もう一度あの頃の熱気を取り戻すために敢えて困難な状況を作り上げる。
そして3期生合流前に現有戦力の底力を振り絞ろうとした。

今となってはそう見えます。

みり愛ちゃんにかかったプレッシャーも相当なものでした。

彼女自身、当時のブログでこう語っています。

 初日の朝、玄関を出ようとしたら
 足がすくんで立てなくなってしまって
 手や足の震えが止まらなくなってしまい
 何だか涙が止まらず、思うように動けない自分がいました。
 
 こんな事、初めてでした

その初日、幕が上がり流れた『風船は生きている』。
スポットライトが当たったみり愛ちゃんは満開の笑顔で号泣していました。

その周りで誇らしげな表情を浮かべるメンバーたち。
そして曲のラストで彼女たちは高らかに宣言します。

 史上最少で史上最弱の12人が史上最大で史上最高の伝説を作る
 見てほしいアンダーの底力!!!

乃木坂史に残る名場面です。

この瞬間から『風船』はアンダラでは鉄板の名曲として確立されます。

最終日にはトリプルアンコールまで起こり、それをみり愛ちゃんが「ダブルダブルアンコール」と表現するというプチ名シーンも生まれました笑

動員数はのべ32,000人とも35,000人とも言われています。
毎日パンパンとはいかなかったものの、評判が評判を呼び当日券が出た結果千秋楽は満員だったそうです。

おもろいみり愛ちゃん


このアンダラ東京体育館でファンの評価を上げた彼女でしたが、既に述べたように選抜入りにはさらに2年の月日を要しました。

しかしグループ内での存在感は着実に増していきます。

真夏さんリスペクト軍団での活躍。
川村真洋卒業後はダンス番長といえばみり愛というイメージが強くなり、2020年46時間TVの「ダンス完コピチャレンジ!」でもそのスキル(とド根性)を見せてくれました。
そしてとにかく色が白い。色白王国の乃木坂でも史上屈指の白さでしょう。

『乃木坂工事中』内でも夏休みの課題のドローンマシュマロキャッチや『インフルエンサー』ヒット祈願での氷瀑登りなど、印象に残る名場面をいくつも残しています。

個人的に一番好きなのは、2019年の『乃木坂工事中』における「新春ゲーム大会SP 日村軍VS設楽軍」の延長戦で放送された「イノシシ鬼」。
(このゲーム大会好きなんですよね。メンバーの晴れ着姿も可愛かったし推しの井上小百合の出番も多かったので笑)

相手チームの鬼を指名できる(=一番ノロそうなやつは誰だ)という話し合いの中で新内眞衣が「みり愛遅いよ、みり愛」と発言したらなんと自分と同じチームだったという抜群の前振り。

案の定相手から指名された彼女が設楽さんに「みり愛ちゃんナメられてるけど大丈夫?」と意気込みを聞かれ「大丈夫です」「ナメられ…大丈夫です」「あい…」「あう…」という謎の返答をしていたのがめちゃめちゃ可愛かった。

これと同種の「おもろい子」感が出ていたのが、最近では堀未央奈卒業企画の「2期生ハウス」。よくわからない応援団みたいなキャラクターでのハイテンション挨拶が秀逸でした。「ダンスの先生」も良かった。そういう部分を冠番組でもっと観たかった気がします。

バナナマンに「ちゃん付け」で呼ばれる数少ないメンバーのひとりでもありましたね。


最後は例によって勝手に彼女の今後について考えます。

記事作成時点で卒業後の進路は不明ですが、演技の道に進んでほしい気がします。

初期は舞台での活躍が目立ちました。
研究生として参加した2014年の『16人のプリンシパルtrois』では主役のポリン姫を見事射止めます。
2016年『じょしらく弐』で波浪浮亭木胡桃を演じ、同じチームだったキャプテンの桜井玲香をいじり倒したこともありました。

その物怖じしない舞台度胸、そして子役出身ということも考えると女優志望なのだと思い込んでいました。しかしこれ以降、舞台への出演は2018年の『セーラームーン』で水野亜美役を演じるだけにとどまります。(ちなみに映像作品はドラマ『ザンビ』に出演しています)

ただ私が実際に観劇した『じょしらく弐』と『セーラームーン』いずれの演技も好感の持てるものでした。

コメディの賑やかしキャラ、『セーラームーン』でいえば田上真里奈さんが演じていた海野ぐりおみたいな役が似合うのではないでしょうか。


とはいえまだ21歳。いくらでも変われるし何にでもなれる年齢です。

乃木坂での日々を糧に、新たな道での活躍を祈っています。

渡辺みり愛さん、8年間お疲れさまでした。


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2021年5月16日、公式ブログ内で伊藤純奈さんが卒業を発表しました。

ついにスイカも全員卒業ですね…

アイドルとしての苦闘


簡単に彼女の経歴を振り返ります。

2013年3月、2期生として乃木坂46に加入。5月に『16人のプリンシパル deux』と『乃木坂って、どこ?』でお披露目。

当時は「金平糖、こんぺ伊藤!」というキャッチフレーズを使っていましたが、まあ1期2期の多くのメンバーが経験している初期のキャラクター迷走黒歴史ですね。乃木坂において「キャラ」というものがさほど意味を持たないことが判明するのはずっと先のことです。

アンダーライブにはまだ研究生だった1stシーズン(初の有料ライブとなったブルーシアター公演です)から参加。「ずんな」という現在では誰も使っていないニックネームもこの頃についたものと記憶しています。

2期生の中で正規メンバーに昇格するのが最後だった、いわゆる「ボーダー組」のひとり。
その全員の昇格が発表されたのは2015年2月、極寒の西武ドームでのことでした。

しかしその後もグループ内でのポジションは思うように上がりませんでした。

各パーツの大きいはっきりした顔立ちに長身。いわゆるアイドル的なビジュアルではなく、「華奢で儚げ」という乃木坂のメインストリームとも少し違う個性の持ち主のずんな。勝手なイメージですが宝塚の男役の方に近いのではないでしょうか(詳しくないので違っていたらすみません)。
つまりどちらかと言えば男性より女性に人気が出そうなタイプ。

握手人気はそれほど高くなく、その完売速度が選抜入りしているメンバーに匹敵するレベルに達することはありませんでした。

正規メンバーに昇格した12thから27thまで16枚のシングルに参加したものの、結局選抜入りは一度もなし。

アンダー楽曲でもほとんどが3列目。2列目は18th『アンダー』20th『新しい世界』の2回。フロントは卒業発表後の27th『錆びたコンパス』だけ。

在籍8年。
率直に言って、アイドルとしては代表作と呼べるものはありませんでした。

舞台女優としての輝き


しかし加入から3年半が経った2016年10月、彼女は大きな転機を迎えます。

舞台『墓場、女子高生』。

いわゆる「グループ内舞台」です。
しかし前年の『すべての犬は天国へ行く』同様に、既存の優れた戯曲を舞台経験があり演技力に定評のあるメンバー(※)を中心とした布陣で演じるという「本気度の高い」舞台でした。
※伊藤万理華、井上小百合、能條愛未、樋口日奈ほか。当時は全員がアンダーだった

そんな中、これが初舞台だったずんな。
彼女が演じたのはオカルト部の部長・武田。

実はこの武田、ぶっ飛んだコスプレをする出オチキャラだったんです。
正直、初舞台の演者に任せるのは少々酷な役。

しかし彼女はそれを実に堂々と演じ、それだけでなく強烈な存在感まで発してみせました。

驚きでした。

濃いメイクが映える顔立ちに凛とした立ち姿。
そして太く、かつ通る声。

「アイドルっぽくない」彼女の個性が、舞台上ではそのままストロングポイントになったのです。

ついに自分の居場所を見つけたずんな。

これ以降彼女は定期的に舞台に出演するようになります。

個人的に劇場で観劇したのはこの『墓場』のみですが、『三人姉妹』『七色いんこ』『セーラームーン』はCS放送で観ました。

中でも特に『三人姉妹』は良かった。
登場人物全員が大仰で誇大妄想でクレイジーなロシア悲劇にバッチリはまっていました。
ビジュアル的にも「外国の上流階級(没落含む)」役が似合うんですよね。

舞台で磨きをかけたその歌唱力によりライブでは「歌メン」として重用され、特に8thバスラでは大活躍でした。個人的には西野七瀬ソロ曲『釣り堀』を歌ったのが印象深いですね。

最強の包容力


そしてずんなを語る上でもうひとつ外せないのが

乃木坂史上最強のモテ男。

彼女に対抗できるとしたら若月佑美ぐらいでしょうか。

個人的に衝撃だったのが『乃木坂工事中』の2期生バレンタイン企画。

膝を叩いて「おいで!」と齋藤飛鳥を招き、嬉々として膝の上に乗ってきた飛鳥ちゃんの頭をなでるというシーン。
あの飛鳥ちゃんが完全に手なずけられている!…いや当時はまだ末っ子キャラでしたけども。でも番組内でメンバーに甘える姿を見せたいタイプではなかったので凄く驚いた記憶があります。

こんな彼女の男前キャラ(後に「酒豪」も)は徐々に冠番組などで明らかになっていき、いつしかずんなは「乃木坂一のモテ男」と呼ばれるようになります。

彼女の高いコミュニケーション能力は加入前から備わっていたもののようです。
正確な表現は憶えていないのですが、学生時代は「自然と周囲に人が集まるお姫様(お嬢様かも?)」キャラだったと語っていました。

そして多くのメンバーが彼女の「人を包み込む優しさ」について証言しています。

きっとその包容力でこれまで多くのメンバーを助けてきたのでしょう。
決してグループ内での序列は高くなかったけれど、乃木坂に安定感をもたらしてくれた存在のひとりだと思います。


最後に彼女の今後について。

まあ卒業後も舞台女優として活動していくのは間違いないでしょう。

『三人姉妹』のマーシャが非常に良かったのでまたちょっと悪い女の役をやってほしいなあ。明らかに間違っていて周りに迷惑をかけているんだけど自分の信念を貫いていてなぜか魅力的な女性。

って書いていて連想したのがスカーレット・オハラだったんですが笑
まあスカーレットはいわゆる「悪い女」とは違うと思いますが、ずんなには凄く似合うと思います。観てみたい!

乃木坂メンバーとしては珍しく「俳優さん目当てで観に来た女性ファンを自分のファンにできる」タイプの彼女。

ぜひこれからもいい意味で演劇ファンを「え!この人、元乃木坂なの?」と驚かせてほしいです。

伊藤純奈さん、8年間お疲れさまでした。


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伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

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当ブログに掲載された記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧の方にも楽しんでいただけることと思います。



タオル補正

乃木坂のターニングポイント


もしもあのスキャンダルがなかったら。

そう考えたことは一度や二度ではありません。

ただ、今改めて思うのは「あれがあったから乃木坂は現在の姿になった」ということです。
ターニングポイントと言っていいかもしれません。

あの出来事がもたらしたものはふたつ。
「アンダーの地位向上」「メンバー相互のリスペクト」

あの日以前の乃木坂は、選抜とアンダーの間に絶望的な格差がありました。
今でもあります。でもまるで比じゃない。

いちファンの私の目には、当時の超選抜には甘えがあったように見えましたしアンダーには絶望しかありませんでした。
そして両者の関係もギクシャクしているように見えていました。(もちろん個人的に仲のいいメンバーはいたでしょうけれど)

選抜は前に立つ者の辛さを分かってもらえないと感じていたでしょうし、アンダーはアンダーで選抜のパフォーマンス力不足に不満を感じていたことでしょう。

しかしあのスキャンダルによりグループに激震が走り、甘えは奪い去られます。
そしてファンと直接対峙して信頼を取り戻したアンダーメンバーの姿は、超選抜のメンバーをしてアンダーへのリスペクトを抱かせるに十分なものだったのでしょう。

結果的にあれがあって良かったとは口が裂けても言えないですし、そもそも微塵も思っていません。

ただ確実に言えるのは、あの件がなければアンダラ2ndシーズンがあんな極限の日々になることはなかったし、あれほどの熱狂を呼ぶこともなかった。そしてアンダラがグループのキラーコンテンツのひとつにまで成長を遂げることもなかったでしょう。

しかも実際には10th『何度目の青空か?』をもって1期生の「思い出選抜」枠は終了となり、この後さらに選抜の硬直化は進みます。ほとんどのメンバーは選抜人数が21人にまで拡大された17th『インフルエンサー』までアンダー漬けでした。

にもかかわらず、その期間のアンダーメンバーから離脱者は件の大和里菜と畠中清羅を除けば永島聖羅ただひとりなんです。

その理由のひとつはもちろんアンダーの地位が向上しアンダラという居場所が確立されたこと。

そしてもうひとつは、グループ内の暖かい雰囲気。
以前の記事で「前に立つ者が後ろにいる者への敬意を持ち、感謝を忘れずにいること。そして後ろにいる者は前に立つ者の重圧と不安を思いやること」と表現した相互にリスペクトする関係性を持つに至ったからではないでしょうか。

居心地のいい場所だったから卒業者があまり出ずにグループが大きくなった。だからこそ底堅い人気を保てたしその雰囲気に憧れて後輩たちが入ってきた。

つまり、現在我々が見ている乃木坂の姿になった。

やはり大きなきっかけとなったのはアンダラ2ndシーズンの熱狂であり、ひいてはあのスキャンダルだったのだと思います。

余談ですが、3期生たちはオーディション合格直後に会議室に集められて全員で『悲しみの忘れ方』を鑑賞したそうです。
もしかしたらそれが現在の彼女たちの持つ体育会テイストや5年経ってもひとりも欠けていないことの遠因になっているのかもしれませんね。

アリーヴェデルチ!


松村沙友理が好きでした。

可愛さと綺麗さを兼ね備えたビジュアル。
しかも表情豊かで笑顔は人懐っこい。
「からあげ姉妹」「ガチャ子さん」のようにアニメチックにデフォルメされたキャラクターも全く違和感なく演じてみせる。(これもベースのビジュアルがいいからですよね)

最強じゃないですか。

凄く印象に残っているのが、モデル仲間数人との写真でひとりだけ優しい顔立ちをしていたこと。

可愛い人も綺麗な人もいっぱいいるけど、可愛くて綺麗でさらにあんな優しい顔立ちをしているのはやっぱり松村沙友理ただひとりだよなあ。そう思ったのを憶えています。

近年は名場面製造機ぶりも完全復活し、冠番組では大活躍でした。

日村さんに振られる役で憑依型の演技をしてスタジオを凍りつかせたり
設楽さん相手に「若い子を贔屓する…」とすねて見せたり
声カワイイ選手権の留守電告白シチュエーションなのに人生のほろ苦さを感じさせるストーリーをぶち込んできたのとか最高ですよね。

そして卒業後の彼女について。

正直、松村沙友理は天才だと思います。

万能型(歌唱力除く)ですが、白石麻衣や衛藤美彩の「そつのなさ」とはまったく違います。
まっつんはどこを取っても非凡。「優等生的にこなす」という部分が一切ありません。いびつなのに何でもできる、ちょっと他にいないタイプ。

そのマルチさを活かせるのはTVに出てモデルをして時々演技をする、「タレント」という形でしょう。

でもやっぱり、クリエイティブ側にも入ってほしい。

その独特の感性と発想力で後輩たちのプロデュースやライブ演出に関わってほしいです。オーディション時に「謝罪ちゃん」と呼ばれていた矢久保美緒に西野七瀬のソロ曲『ごめんね ずっと…』を歌わせてみたいとか素晴らしい。

アイディアを出す企画屋はまっつんで、それを形にするのは…やっぱり伊藤かりんですよね(毎回名前を出してすみません笑)。


さて、つらつらと書いてきましたがそろそろ終わりにしましょう。

元推しとして最後に言いたいことは

あの時、諦めずに乃木坂に残ってくれてありがとう。
今日まで乃木坂にいてくれてありがとう。

そして
色々あったから、この先はとにかく幸せになってください。

松村沙友理さん、本当にお疲れさまでした。

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当ブログに掲載された記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧の方にも楽しんでいただけることと思います。



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