別にシリーズ化するつもりはないのですが、ハイボール缶レビュー第3弾です。
カバラン・シングルモルトハイボール。
正式名称はKAVALAN BAR COCKTAIL「DRY シングルモルトハイボール」。
KAVALAN(以下、カバラン)とは2006年に稼働を開始した台湾のウイスキー蒸留所、ならびにその看板商品の名前。初のメイドイン台湾ウイスキーメーカーであり歴史も新しいのですが、既に世界的なアワードで多くの受賞歴を誇ります。
その「カバラン クラシック シングルモルト」のハイボール。「黄色いやつ」です。
ウイスキーと炭酸だけと缶に明記されています。
ちなみに同じカバランハイボール缶でも青いやつは加糖されていますのでハイボールというよりカクテルですね。(なので私はそちらは無視です)
なにはともあれ飲んでみました。
こりゃまた美味いな。
トロピカルフルーツのような華やかな香り。
そこからフワッと来る甘さ。
ウイスキー感はあまりないので、敢えていえばそこが物足りないか。
美味い。一度飲む価値あり。
こちらのアルコール度数は6%。にもかかわらず基本的に薄めのハイボールは酷評する(※)私がそう思うのですから、普段からハイボールは薄めで楽しんでいる方には相当良いのでは。
※角ハイボール缶の無印(アルコール度数7%のやつ)を「味がしない」と評価している。ただし同「濃いめ(9%)」は「コスパ最強」と評価してケース買いしている。
アルコール度数といい価格帯といい、食中酒ではなく食後にまったり楽しめるところといい、個人的にはウイスキーというよりクラフトビールと同じ領域の商品という感覚です。
「プチ贅沢」。
いわゆる「普通のビール」を1本飲んだ後の2本目として悪くないどころか大いにあり、な選択肢だと思うのです。
ここから先はお金の話です笑
参考価格363円(税込)。
白州・山崎の約半額だ!
320mlでアルコール度数6%ってことはシンプルに計算すると19.2mlがアルコール分。
ボトルは700mlで40%だから280ml。本当は比重がどうのとか細かい話もありましょうがざっくり計算なので無視。
19.2/280=6.86%
700mlの6.86%=48ml
ボトルって最安値でも8,000円くらい(平均だと余裕で10,000円超えます)ですからその6.86%って549円。
これに炭酸水分の価格も加わるわけですから。単純計算でボトル買って再現しようとしたら最安値でも約600円なわけですよ。
それが363円。店によってはもうちょい安く買えます。
正直、バーゲンじゃないですか。
「これ気に入った人はぜひボトルも買ってみてね」という、入口商品。
腕時計なら戦略価格と言われるやつです。
欠点はアルコール度数が6%なこと。これが9%なら笑
まあそれだとさすがに500円超えちゃう値付けになってまた話が変わってくると思いますが。
そして「9%なら」と書きましたがこれは飲んでみたいという希望を言っているだけで、この6%自体のバランスは非常に良いです。
繰り返しになりますが、とりあえず一度は飲むべきだと思います。
私個人としては「たまの贅沢」なのでケースで買うまではいかないですけど。
近場でいつでも買えお店があるのでちょこちょこ買ってます。
そのお店以外で見たのは成城石井。イオン系(「イオンリカー」「やまや」)で売っているという口コミもありました。
値上がりのニュースが出たらケース買いするかも、というぐらいには気に入っています。
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最後に極私的なジャッジを纏めると、
カバランハイボール缶は
2本目に飲む360円として素晴らしく完成度が高い!
カバランクラシックの流通価格を考えるとバーゲン!
です。
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