ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

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2020年1月に復活した機械式アルピニスト。

「和製エクスプローラー」の異名で親しまれてきたシリーズです。

復活第1弾「現行アルピニスト(以下「現行」)」と第2弾「アルピニストセカンド(以下「セカンド」)」についてはそれぞれ記事にしました。
その後にセカンドのカラーバリエーションも発売されています。

関連記事:
 


これらの記事ではアルピニストについて以下のように紹介してきました。

 シリーズ名としては1960年代からありますが、そのスタイルが確立したのは1995年発売のSVCF005/007/009。それ以降はサイズやムーブメントは変わったもののデザインエッセンスは四半世紀の間ほぼ不変。

 最大の特徴はインナーベゼルの簡易方位計。そして偶数時はアラビア数字、奇数時はくさび型が交互に並ぶいわゆる飛びアラビア数字のインデックスにコブラ針です。

 

上の写真が現行の代表的なモデルのSBDC091です。

しかし、アルピニストの2021年新作はなんとオリジナルモデルの復刻デザイン。
その名も「1959アルピニスト」。

私は「1960年代からあるシリーズ」と書いていたのにオリジナルは1959年だったり、「スタイルが確立したのは1995年モデル」と書いたのに遥か昔のオリジナルデザインだったりと色々立場がないです笑

今回発売されるのは数量限定の完全復刻SBEN001と現代デザインのSBDC145/147/149。当記事では基本的に後者を取り上げます。(当記事ではその現代デザインを便宜上「オリジン」と呼びます)

不思議な新鮮さのあるデザイン



 

最大の特徴はもちろんこのデザイン。
6・9・12時位置に実にレトロな、というか個人的にはよそでは見たことがないビッグサイズのくさび型インデックス。

オリジナル(と復刻)は4方向すべてがくさび型ですがこちらは3時位置にデイト表示。とはいえパッと見の印象にはそれほど大きな違いがありません。

これ復刻とほぼ同じなんだけどいいんですかね?売れないんじゃ?とこちらが心配になってしまうぐらいです笑

もちろん復刻の方がデザインもサイズ感もオリジナルに忠実ですしウォッチパッドもついてるし上位ムーブメント搭載なんですけどね。でも価格差を考えるとゴリゴリのマニア以外はこちらの「オリジン」を選ぶのでは。

話を戻します。
特徴的なこのインデックス、写真だと本当にレトロで…というか正直古臭いんですけど。
実物見るとこれが意外にも古さを感じさせないんですよ。

なんというか、ドレスウォッチ然としたスポーツウォッチ。
そこにレトロ感も加わって全体としてすごく新鮮に感じます。

チャプターリングも外周目盛りもない、すなわちインデックスがダイヤルの一番外にあるという力強さを感じさせるデザイン。

インデックス内周の目盛りもアンティークっぽい。そこでダイヤルに段差がついているようです。仕上げはサンレイ。そしてインデックスと針の夜光はすべてヴィンテージベージュで秒針はゴールド。
かなりこんもりした印象のドーム型風防もレトロ。横径からすると比較的長いラグもドレス感あり。

ケースは基本的にサテンで斜めの面はポリッシュ。
ブレスは表面サテンのサイドがポリッシュ。なのですが、現物を見た瞬間はセンターポリッシュのツートンブレスかと思いました(中列だけポリッシュ、左右の列はサテン仕上げの)
実際には中列のコマの連結面がポリッシュされている(恐らくカットもされている)ようです。少なくとも写真を見る限りでは現行やセカンドのブレスとは違う仕上げに見えますね。

サイズは厚さ 12.9 ㎜、横 38 ㎜、縦 46.2 ㎜でほぼセカンドと同じですね。

それ以外の基本スペックは現行とほぼ同じ。
おなじみ70時間パワーリザーブの6R35ムーブメントに20気圧防水、風防はサファイヤクリスタルで裏蓋スケルトン。そしてレザーベルトモデルはDバックル標準装備となっています。例によって全モデル流通限定=値引きなしです。

バリエーションは3種類。

SBDC145

アイボリー、というか見る角度や明るさによってホワイトにもイエローにも見える絶妙なシャンパンダイヤルにメタルブレスを装備。



SBDC147

ブラックダイヤルにメタルブレス。これも色味が絶妙でグレーとブラウンが混じったようなトロピカルダイヤル風味。

SBDC149

シリーズ伝統のダークグリーンダイヤルにブラックレザーベルト。


価格とまとめ


定価はメタルブレスが82,500円(税込、以下同じ)、レザーベルトは80,300円。実質はポイント10倍でそれぞれ74,250円と72,270円。


まとめます。

正直これ、万能時計だと思います。

6R系プロスペックスの標準スペック(=高い実用性)を備えたドレスウォッチ。
そこにほんの少しだけスポーツウォッチ感を加えているのがサイズより大きく見せるダイヤルデザインと、一見ツートン風のブレス。

ビジネスマンの普段使いに最適な一本でありながら、時計好きにも訴える(少なくとも私には笑)不思議な魅力があります。

そして細腕さんもニッコリのサイズ感に6R系プロスペックスとしてはセカンドに次ぐ安さ。
人気出そう、というかどうやら既にヒットしているようですね。

個人的に1本選ぶなら147ですね。使い勝手の良いブラック文字盤でありながら味のある色味なのがこの「オリジン」の不思議な魅力をさらに際立たせています。

ここまで書いてきたように私の感覚ではドレスウォッチなのですが、145をキャンバスストラップに換装された方の写真を見ると実にアウトドアウォッチでした。なかなか楽しみ方に奥行きのある時計ですね。


ちなみにセイコー創業140周年記念モデルで「金春色(こんぱるいろ)」というなんともエビフライサンドが食べたくなるカラーに凝ったダイヤル加工のSBDC151というモデルも出たのですが、どうやら瞬く間に完売した模様です。

 



2020年1月に復活した機械式アルピニスト。

シリーズ名としては1960年代からありますが、そのスタイルが確立したのは1995年発売のSVCF005/007/009。それ以降はサイズやムーブメントは変わったもののデザインエッセンスは四半世紀の間ほぼ不変。

最大の特徴はインナーベゼルの簡易方位計。そして偶数時はアラビア数字、奇数時はくさび型が交互に並ぶいわゆる飛びアラビア数字のインデックスにコブラ針です。

マニアの間での異名は「和製エクスプローラー」。

アウトドアウォッチという出自やコブラ針(むこうはベンツ針ですが)と飛びアラビア数字インデックス(むこうは3・6・9ですが)がロレックス「エクスプローラー(以下「エク1」)」を思わせるというのがその由来です。

リンク先記事にその歴史や特徴を詳しく書いていますのでよろしければご一読ください。

 

そのアルピニストに、25年目にして初めてデザインバリエーションが登場しました。
一言でいえばシンプル版アルピニスト。マニアとしては「あれ、これ本気でエク1に寄せてきたんじゃ?」と思わざるを得ません笑

標準モデルからの変更点

1月に出たSBDC087/089/091/093(便宜上、以下「標準モデル」)との変更点は以下の通りです。

まず一番目につくのが簡易方位計ならびにそれを操作する4時位置のリューズがなくなったこと。アルピニストのアイデンティティである簡易方位計を手放すという思い切った変更です。

そしてさらに思い切ったのが今回発表された3モデルすべてが岩肌のようなざらつきを表現したグラデーションダイヤルというラインナップ。以前に紹介したオリエントスターアウトドアのRK-AU0206Bに似ていますね。

 
さらに細かく見ていくと、インデックスがアプライドから退色ベージュのプリントに。外周もドット夜光以外退色ベージュ。外周の細かい秒目盛りもなくなりました。

デイト表示は黒地に白文字(標準モデルと逆)でサイクロップスレンズもなし。
3時位置のリューズガードもなくなっていますね。

とにかく全体にシンプルになりました。

その分、厚さ 12.9 ㎜、横 38 ㎜、縦 46 ㎜とサイズがコンパクトになっています(ちなみに標準モデルは厚さ 13.2 ㎜、横 39.5 ㎜、縦 46.4 ㎜)。現行機械式プロスペックスでは最小となる38mm径が嬉しいですね。

それ以外の基本スペックは標準モデルとほぼ同じ。
おなじみ70時間パワーリザーブの6R35ムーブメントに20気圧防水、風防はサファイヤクリスタルで裏蓋スケルトン。そしてレザーベルトモデルはDバックル標準装備となっています。例によって全モデル流通限定=値引きなしです。

SBDC115

標準モデルでは一番人気(と思われる)グリーン、そのグラデーションダイヤル。あちらと同様に針とSEIKOマークはゴールド。こちらはメタルブレスを装備。

SBDC117

ブルーグラデーションダイヤルに同色のレザーベルト。針とSEIKOマークはシルバー。

SBDC119

ブラックグラデーションダイヤルに同色のレザーベルト。針とSEIKOマークはシルバー。

凄くいい、だからこそ気になる


下のまとめで改めて書きますが、いい時計だと思います。

ただ…個人的には色々惜しい。

まず、インデックスがプリントなこと。

コスト削減なんですかねぇ。ここは頑張りどころだったと思うんですが。標準モデルと同じアプライドインデックス使えばいいのに。使いまわしで済むんだし。

まあ無理やり好意的に解釈すればヴィンテージのエク1もプリントインデックスですからそれに寄せたと言えなくもない笑

ただ、この時計ではインデックスと外周がヴィンテージテイストのベージュ。
そして夜光は針と外周上のドットで、それは白なんですよね。

ん~、なんかちぐはぐに感じます。
夜光が退色してベージュになる方が自然じゃないでしょうか。

さらに言えばブラックとブルー文字盤は針とSEIKOマークがシルバーなのも気になります。ここはグリーンと同じようにゴールドにしてベージュのプリントと色調を合わせるべきなのでは。

そして誰もが思うことでしょうが、なぜプレーンなダイヤルがない?デフォあっての変わり文字盤でしょうが。

オリエントスターアウトドアは格好いいしこれも実物はかなり良さそうです。ただ、まず普通のやつをくれまいか。

あとはリューズガードも残してほしかったですね。

 

今後のバリエーションとして期待したいのは以下のふたつ。

まずはエクスプローラーっぽくすることに全振りしたバージョン。

普通のブラック文字盤に現行セイコー5と同じ「フチありアプライド」インデックスでエク1っぽく。当然インデックスのフチと針とSEIKOマークはすべてシルバー。であればリューズガードもなしのままで。メタルブレス。
インデックスと外周のプリントと夜光はどちらも白で。これをどちらも退色ベージュにした限定モデルとか出したらめちゃめちゃ売れそう笑

続いてアルピニストの色を強く残すならこんな感じでしょうか。

ブラック文字盤で標準モデルと同じアプライドインデックス(フチだけでなく全面)。インデックスと針とSEIKOマークはすべてシルバーでこちらはリューズガードあり。メタルブレス。
外周のプリントと夜光はどちらも白で、細かい秒目盛りも復活。

どちらも見てみたいけど、特に前者の「全力エク1」は本気でやってくれないかなあ。

セイコーさん、アイディア料は現物支給でオーケーですよ笑


価格とまとめ


定価は標準モデルから5,500円(税込、以下同じ)安い設定になり実勢でメタルブレスが79,200円、レザーベルトが77,000円。実質はポイント10倍でそれぞれ71,280円と69,300円。

上ではぶつくさ文句を言っていますが「アルピニスト」の名を冠した時計であること、そして「和製エクスプローラー」というかねてからの愛称に一歩近づいたデザイン変更であることを考えるとどうしても色々言いたくなるってだけです。

その辺の思惑を抜きにすると悪くない…どころか優秀なフィールドウォッチだと思います。

70時間パワーリザーブの6R35ムーブメント搭載機では最安値。
そして細腕さん待望の38mm径。

この2点だけでも高く評価したいですし、加えて20気圧防水ですから使い勝手としては抜群にいい。(その意味では文字盤のクセだけがちょっと気になりますが)

標準モデルも仕上げが良かったので、恐らくこちらも価格以上の仕上げなのでしょう。時計単体としては魅力十分です。

ましてこの加工文字盤に魅力を感じる人であれば強くお勧めできます。

以前に紹介したオリエントスターアウトドアや、そこでも取り上げたハミルトン「カーキフィールド」あたりとともに、アンダー10万円のフィールドウォッチとして非常に有力な選択肢だと思います。




かつて「セイコーの良心」と呼ばれたブランドがありました。

それが「メカニカル」。その名の通り、機械式時計を良心的な価格で提供していました。
その中でも特に人気の高かったシリーズ「アルピニスト」が先代のディスコンから2年の時を経て「プロスペックス」ブランドとして復活しました。

以前の記事でチラッと書きましたが、私は先代のSARB017の購入を何度か真剣に考えていました。

アルピニスト メカニカルとは その歴史


アルピニストという名前の時計は1960年代にありましたが、現在の形になったのは1995年のこと。四半世紀の歴史を持つ、セイコーファンにはお馴染みのシリーズです。

登山用のアウトドアウォッチとして登場。
その成り立ちにふさわしく、最大の特徴はインナーベゼルの簡易方位計で、20気圧強化防水も装備しています。
外観上の特徴はコブラ針。そして偶数時はアラビア数字、奇数時はくさび型が交互に並ぶいわゆる飛びアラビア数字で、ゴールドのアプライドインデックス(一部モデルは除く)。

マニアの間では「和製エクスプローラー」なんて呼ばれています。

アウトドアウォッチという出自やコブラ針(むこうはベンツ針ですが)と飛びアラビア数字インデックス(むこうは3・6・9ですが)がロレックス「エクスプローラー」を思わせるというのがその由来です。

SBDY049の「和製アクアノート」SBDC097の「和製ヨットマスター」は私が勝手に言ってるだけですが笑、アルピニストのこれは割とよく言われます。

初代

1995年発売、ケースサイズ36mm、4S15ムーブメント
6時位置に赤字で「Alpinist」ロゴ、裏蓋に三連山マーク、サイクロップスレンズ

SCVF005 ブラック文字盤、三角インデックス(ホワイト夜光)、メタルブレス
SCVF007 ベージュ(アイボリー)文字盤、メタルブレス
SCVF009 グリーン文字盤、レザーベルト

2代目

2006年発売、ケースサイズ39.5mm、6R15ムーブメント
ロゴなし、裏蓋に三連山マーク、サイクロップスレンズなし

SARB013 ベージュ(アイボリー)文字盤、メタルブレス
SARB015 ブラック文字盤、くさび型インデックス(シルバー)、夜光ドーフィン針、メタルブレス
SARB017 グリーン文字盤、レザーベルト

初代と2代目はこの3色展開です。
ブラック以外の2色は大筋で変更ありません。

なぜかブラックだけは毎回頑なにアラビア数字混じりのインデックスにしないのが謎です。
2代目ブラックに至ってはアイデンティティであるコブラ針も捨ててもはやなんだか立ち位置がよくわかりません笑

代表的なモデルはグリーン文字盤。

一番人気だったのかはわかりませんが、2代目ではグリーンの017だけがずっとディスコンにならずに2018年まで作られ続けたので今となってはアルピニストというと真っ先にこのカラーが浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

初代のデザイナーによればご自分の愛車ミニローバーの色「アーモンドグリーン」にインスパイアされたという深みのある濃い緑。決して服と合わせやすいわけではないですがかなり珍しい色味で惹かれますね。

「SARB017 メタルバンド」で検索すると017をメタルブレスに交換しているユーザーのブログがいっぱい出てきます。

最新モデルの特徴とバリエーション



そして最新型はこうなりました。

3代目

2020年発売、ケースサイズ39.5mm、6R35ムーブメント
6時位置にプロスペックスロゴ、裏蓋スケルトン、サイクロップスレンズ、Dバックル

SBDC087 ブラック文字盤、三角インデックス(シルバー)、メタルブレス
SBDC089 ホワイト文字盤、シルバーインデックス、レザーベルト
SBDC091 グリーン文字盤、レザーベルト
SBDC093 ベージュ(アイボリー)文字盤、レザーベルト(カーキ)、ネット流通限定
…わかりにくい。カラーバリエーションが3世代で微妙に違っていてややこしい。

ざっくり言うと

087はほぼ初代のブラックと同じ。
089は新たに設定されたホワイト文字盤でインデックスがシルバーという組み合わせ。
グリーン文字盤の091は変更なし。
ベージュ文字盤の093はメタルブレスではなくカーキのレザーベルトになりしかもネット流通限定。

ということです。

初代から2代目でサイズアップとムーブメント弱体化、そこから3代目では質感向上とムーブメント強化という感じです。

やっぱり初代の完成度が最も高いですね。
4S15という上位ムーブメント。そしてこのデザインに対しベストな36mmというサイズ。赤のアルピニストロゴもいいなあ。

3代目はロングパワーリザーブと質感向上が売りでしょうか。

もう当ブログではおなじみ、70時間ロングパワーリザーブの6R35が採用されています。

質感について新旧の直接比較はできませんが、新型を腕に乗せて感じたのは「あれ?こんなに仕上げ良かったっけ?」でした。旧型のグリーンも何度も腕に乗せたのですがそこまでの強い印象はありません(もちろんセイコーですからお値段以上の仕上げではあったのですが)ので向上しているものと思われます。

ベゼルがポリッシュでラグはサテン。これは先代と変わりませんが、恐らくポリッシュの精度が上がっているのではないでしょうか。実際、089の実物は結構高級感ありました。

Dバックルやシースルーバック、サイクロップスレンズ復活など細かな点でも高級化志向がうかがえますね。

まあ実はプレザージュのベーシックラインですらDバックルなのですが笑


不満点はいつも通り


もう毎回同じです。値段。流通形態。

このアルピニストもまた、流通限定=値引きなし、なのです。093に至ってはネット流通限定。

先代はメタルブレスモデルが税抜き55,000円、レザーベルトで同じく50,000円。
しかし3割引きで販売されていたので現在の税率10%で計算しても実勢価格は42,350円と38,500円。ポイント10倍まで考えると実質価格は38,115円と34,650円。

安い…

それが新型はメタルブレスが税抜き77,000円、レザーベルトは75,000円。
割引なしなので実勢価格は84,700円と82,500円。ポイント10倍で実質価格は76,230円と74,500円(ネット限定はポイント5倍までなので093は78,375円)。

メタルがちょうど倍。レザーで210%です。
スモウの時と同じですね。「げっ!倍かよ!」。

前の値段を頭から追い出さないと逡巡してしまいますよね。

バリエーション設定も不満です。先代でメタルブレス換装のニーズが高いことはわかり切っているのにデフォルトではブラックの087のみの設定で、これまでずっとメタルだったアイボリーダイヤルをレザーに変更(しかもネット限定!)というのはいかがなものか。

ちなみにメタルブレス、サードパーティーだと有名なのがタイコノート。こちらは新型への対応が明記されています。(新旧両方併記なので、ケースは同一ということなのでしょう)
価格は一番安いタイプで税込16,500円。
ただグリーンモデルでメタルブレスに換装すると10万ってのもいかがなものかと。


このところのセイコーさんの値付けには本当にユーザー目線が欠けています。

先代からこの変更点だから定価がこれだけ上がる、これはまあわかります。
流通限定モデルなんで値引きしません、これもまあ要するに舶来時計の正規品と同じにしたいってことですよね。わからなくもないです。

ではなぜそれを両方同時にやるのか。

結果実勢価格が倍になることも、今の時代に先代モデルの価格なんて簡単に調べられてそれを見たユーザーがどう感じるかもセイコーにはわかっているはずです。

流通限定モデルにするなら定価の上昇幅を抑えればいいだけなのに。



まとめ


さんざん文句を言いましたが、アルピニストはやっぱりいい時計だと思います。

独創的で歴史のあるデザインでお値段以上の仕上げ。20気圧防水にロングパワーリザーブ。値段に文句を言ってますけど、実は6R35搭載機では最も安いモデルだったりします。

個人的には089が一番気に入りました。ただパッと見もはやドレスウォッチに近い印象ですね。本来のトレッキングウォッチというキャラクターから離れている気も。

本当に今年に入ってからのセイコーは魅力的な時計を連発していて、私の欲しいリストに大量追加されています。だからこそこの価格と販売戦略には苦言を呈したくなっちゃいます。

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