
2026年6月8日、『乃木坂工事中』内で42ndシングル選抜メンバーが発表されました。
センターは一ノ瀬美空。
少し意外でした。
共に立つセンター
まず、5期生から4人目の単独センターを出したこと。
1期生で5人(生駒、白石、西野、生田、飛鳥)と卒業センターふたり(深川、橋本)。
2期生は堀未央奈ひとり。
3期生は山下美月ひとり。
4期生は遠藤さくら、賀喜遥香のふたり。
「単独センターって重いんだな」と感じさせる、錚々たるメンバーです。
いかに「銀河系軍団」5期生とはいえ4人目か、というのが正直なところでした。
それがみっくというのも意外。
これ書くとファンの方に凄く怒られそうですが、彼女のお披露目動画を観た時の第一印象は「量産型」でした。
前日の井上和の衝撃が凄すぎたというのもあるでしょう。
でも私には、みっくは「笑顔が魅力的な普通に可愛い子」に見えたんです。
もっと言うと「少人数アイドルグループの赤(=センター)にいそうな顔」だと思ってました。
個人的に彼女が非常に整った顔立ちだということに気づいたのは舞台『セラミュ』を観劇した時ですから、2年以上が経ってからです。
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そのビジュアルイメージ通り、抜群の愛嬌で初期から活躍した彼女。
しかしみっくはただ可愛いだけのアイドルではありませんでした。
ニコニコしながら先輩にグイグイいく、時に狂気をはらんだ愛情表現。
遠藤さくらに「お尻触らせてください」と迫り矢久保美緒に睨まれたり、「鉄の女」松尾美佑に「みーきゅんって呼んでください」と相撲で勝負を挑み勝利してみせたり。
このあたり尊敬する松村沙友理を思わせますね。
33rdシングル映像特典の個人PV『片腕ドリル彼女 みーぎゅんぎゅん!』なんてもろにまっつんの『ガチャ子さん』の後継者ですよね。あれめちゃめちゃ好きです。
個人的に凄く憶えているのが最初のスタ誕ライブ、アンコール中の幕間Vで「ライブに来たオランウータン」をやり切った姿。
「可愛くない」ことも平気でやる、とても好感が持てるものでした。
5期生屈指のダンスメン。
そして初期は明らかに苦手意識があった歌も徐々に向上し、最後のスタ誕ライブでは安定したピッチで「安心して生歌を聞けるメンバー」へと成長していました。
このあたりも「苦手だからと投げ出さない」という彼女の努力家な一面が窺えます。
ライブに行くと彼女の推しメンタオルを持っている女子が目につくので「女性人気が高い」ようにも思います。
そして「数字を持っていそう」な感じもあります。
昨年の乃木坂リズムフェスティバルのリアルイベント争奪戦の時にはボーダーラインが「異常値」といえるほど過熱していました。
ざっと挙げただけでもこれだけ魅力がある彼女。
それでも私はみっくセンターがあまりピンときませんでした。
「量産型」のビジュアルという第一印象に捉われていたこと、そしてもうひとつ彼女がセンターを務めた5期生曲『熱狂の捌け口』がこれまたピンと来ていなかったからです。
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シングル発売前の文章であればここで「どんな楽曲になるのか、そしてこのシングル期間を通して一ノ瀬美空がどのように成長していくのか楽しみです」と締めくくるところでしょう。
しかし、記事作成時点で既にシングル期間も全ツも終了しています。
そして全ツを通して観て、私にはなぜ5期生4人目の単独センターとしてみっくが選ばれたのかがわかりました。
新キャプテン菅原咲月にとって初めての全ツ。
もちろんそこで遠藤さくらや賀喜遥香をセンターに据えてさっちゃんを支えてもらうという手もあった。
でも、それではやがて来る「かきさくのいない夏」に対して何の備えもしていないことになる。
だから今年の夏は互いに支え合う、共に立つセンターとキャプテンという体制を選んだ。
だからこそ初センターとなる同期、一ノ瀬美空が選ばれたのでしょう。
そして運営は私が思っている以上に「夏の座長」の適性というものを意識しているようです。
夏の座長。
昨年、加入から8年の賀喜遥香ですら神宮でそのプレッシャーを語り涙しました。
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過去5年を遡れば、そこに立ったのは
賀喜遥香、井上和、井上和、賀喜遥香、遠藤さくら。
かきさくそして和ちゃんの3人だけなのです。
運営が心底信頼している、「踏ん張れる」メンバーが選ばれてきたことがよくわかります。
つまり今回みっくがセンターに選ばれたのも、運営の彼女に対する絶大な=その3人に匹敵するほどの信頼感の証しなのでしょう。
続きます。
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