ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:ディスコン

以前に「ディスコンが気になるモデル」としてファーストダイバー現代デザインSBDC051を取り上げましたが、その結論が出ました!

関連記事:

ほぼ満点のフルリニューアル!


今、めちゃめちゃ興奮しながら記事書いてます笑

今回アナウンスされたのは

DIVER SCUBA ヒストリカルコレクション
1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン SBDC107

まずなんといっても時分針のデザインが変更されたのが大きい!私が願っていた「SBDC027っぽいやつ」になってます!(MM300に近い気もします)
しかも!秒針がちゃんとファーストダイバーのやつ!

インデックスもより短く四角いものになりかなりファーストダイバー感向上しています。

しかも現行SBDC051の厚さ13.8 ㎜、横42.6 ㎜、縦49.8 ㎜から新型SBDC107は厚さ13.2 ㎜、横40.5 ㎜、縦47.6 ㎜へサイズダウン。これはかなり嬉しい。厚さ0.6mm、縦横共に2.0mm以上小さくなっていることはかなり装着感が向上しているでしょうし使い勝手も良くなります。

もちろん予想通りムーブメントは70時間ロングパワーリザーブの6R35へ変更されています。

素晴らしい。ここまでは文句なく満点です。

敢えて「ほぼ」の部分、個人的に気になる点を挙げるとすれば、若干ベゼルが太く感じることと文字盤カラーでしょうか。

ブラックではなく今回のコンセプトカラーである「ブルーグレー」です。これは限定モデルのためと思われるので、標準モデルの発表が期待されます。

あとは毎度同じこと言ってますが値段ですね。

ラバーベルト付属で154,000円(税込)。
そして例によって流通限定=値引きなし。現行の標準的な実勢価格88,000円から66,000円の上昇。

標準モデルを出す際には流通限定を解除してほしい…せめてラバーベルトなしにして値段を下げてほしいところですね。

発売予定日は2020年6月19日(金)で世界限定5,500本です。

最後に改めてまとめると、

デザイン大幅強化・サイズダウン・ロングパワーリザーブ。限定モデルで文字盤はブルーグレー。実勢価格は66,000円アップ。

ということになります。

詳しくは公式サイトの特集ページをご覧ください。

写真がめちゃめちゃ格好いいので、こちらを見れば私の興奮が皆さんにも伝わると思います笑

同時にハイエンドの復刻3部作(ファースト、1968、ツナ缶)もアナウンスされたのですが、正直そっちは値段も高いし売れないんじゃないかと思っちゃうぐらいこのSBDC107は素晴らしい。

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早く現物見たい!そして標準モデルの発表が待ち遠しい!

その暁には何卒流通限定の解除を…お願いしますよセイコーさん。

!!!2020年6月13日追記!!!
ファーストダイバー現代デザインに新たに3モデルが追加されました!




この記事を書いている時点でもの凄く欲しい時計のひとつがSBDC097。
「スモウ」という愛称で呼ばれるセイコーダイバーシリーズの、ネット流通限定モデルです。
上の記事で書いた通り、スモウは2019年にモデルチェンジし旧型から大幅に質感が向上し同じぐらい大幅に価格が上昇しました。

実勢価格では46,200円→93,500円。なんと2倍です。

しかし、実はこの記事作成時点ではまだギリギリこの値段で買える旧型スモウがあるのです。

それがSBDC057。ペプシベゼルのモデル。
とっくにディスコンしているのですが、さほど人気がないのかまだわずかながら在庫が残っています。

私は既にMM300のSBDX017を所有していますので、セイコーダイバーの本数を増やすなら標準的な黒ダイヤル黒ベゼルでないものがいい。特にペプシは前から1本欲しいと思っていました。そして人とかぶるのが嫌なロスジェネ世代としては人気がないのはむしろプラス要素笑

個人的には新型の完成度の高さに惹かれており、だからこそSBDC097が欲しいのですが「実勢価格アンダー5万円でスモウを買えるラストチャンス」しかも「自分としては願ったりかなったりのペプシ」。気持ちが大きく揺さぶられます。

ということで考えてないで実物見てこようと、某大手家電量販店で実際に自分の腕に乗せて見比べてきました。

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実機を見比べての感想


SBDC057と比べたのは標準のブラックモデル、SBDC083。

先に手に取ったのは057。
自分の旧型スモウに対する以前からの印象通り、価格からすれば驚異的な仕上げ。やっぱいいな~これでこの値段は凄いなあ。
そして特徴的なコロンとしたフォルム。ペプシってそもそもチープさを感じるカラーリングでそこがいいのですが、絶妙にマッチしてカワイイ印象。

続いて083。
以前グリーンの081は触れたことがあったのですが、083を手に取って見たのは初めて。

めっちゃ質感いい!
なんだこれ。一瞬SBDX017持ってるの忘れて反射的に欲しくなるぐらい質感いい。

なぜか057より083の方がベゼルがフラットに感じます。そもそも色が違えば印象が違うのは当然ですし057はベゼルに膨張色が入っているのもその一因でしょうが、恐らく最大の理由は厚みが違うためかと。

 

ベゼル12時位置のルミナスポイント周辺シルバー部分が旧型は三角になっているのに対し新型は辺が閉じていない=縦長の三角形の途中で終わっている。スモウの特徴である大銀杏が縦にふたつ並んでいるようにも見えますね。
結果としてその部分の横幅も狭くなっていて、数字のフォントが細くなったことと相まってスマートさを増しています。こういう細かなリファインが全体の印象を整えているんですね。

全体の印象として写真で見るよりずっとスタイリッシュ。なんだかスモウじゃないみたいでした。個人的には新型の方が好きですが、旧型の方を好む方もいると思います。


場合によっては057を買うつもりで見に行ったのですが、決められませんでした。

旧型を買うには新型の仕上がりが良すぎる

新型を買うには旧型との価格差があり過ぎる

どっちもどっち、の逆。どっちもいいから決められない!って感じです。

旧型の実勢価格を頭から追い出して新型を買う、または新型の仕上がりを見なかったことにして旧型を買うのか。

悩ましい…



タイプ別買い時ジャッジ


最後に「ディスコンしそうなモデル」の記事と同じように現在の買い時度を5点満点で評価します。

買い時度…5(現在の価格で買えるうちに買いましょう)

・旧型スモウのキャラクターが好きな人
旧型と新型はそっくりだけどよく見るとキャラクターが違います。旧型の「丸っこい」イメージが好きであれば在庫があるうちに買うべき。まさしく今がラストチャンスです。

・ペプシベゼルのセイコーダイバーをなるべく安く手に入れたい人
記事作成時点でペプシベゼルの機械式セイコーダイバーで実勢価格が最安値です。しかも上位ムーブメントの6R系搭載。お買い得なのはまちがいありません。

買い時度…2(旧型は見送った方が無難か)

・新型スモウのスマートさにやられた人
「でも値段が…」わかります。ただここで値段につられて旧型を購入しても新型も欲しくなる可能性が高い。なのでここはじっと我慢してお金を貯めるのが吉かと。
私個人としては新型のカラーバリエーションを色々見てみたい(出してほしい)と感じました。

新型のペプシも見てみたいです。
チューダーのブラックベイGMTみたいなシャープな印象になるかもしれません。
ブラックダイヤルで出してくれないかなあ。セイコーはペプシベゼルにするとネイビーダイヤルが基本なんですよね。
キャッシュレス5%還元期間が2020年6月末までなので、出すなら早めにお願いしますセイコーさん!

!!!あくまでも私の個人的な考察ですので、予想が外れても一切の責任は負いません!!!

!!!2020年11月13日追記!!!
ついに新型のショーグンが発表されました!

詳しくはこちら>>>
【速報】SBDC029、ついにディスコンか!新型ショーグンSBDC129,SBDC131登場


※この記事は2020年新作発表を機にディスコンが懸念されるセイコーダイバーについて考察した一連の記事の4番目です。重複を避けるため一部記載を簡素にしている部分がありますので、よろしければ前提として事前にこちらの記事もご覧ください。

関連記事:
セイコー プロスペックス ディスコンしそうなモデルたち(インデックス)
セイコー プロスペックス SBDC051 ディスコンしそうなモデルたち①



SBDC029、通称「ショーグン」。

2008年に発売された初代SBDC007から2015年にモデルチェンジした2代目が現行です。その際の変更点は文字盤の表記が変わったぐらいで価格も据え置きでした。

特徴はどことなくトゲトゲしたそのフォルム。それが海外ユーザーに甲冑っぽさを感じさせてペットネームの由来となったようです。
個人的にはこのトゲトゲを見るといつも魚の「カサゴ」を思い出します笑

12時位置のインデックスや極端に短い時針もとんがっています(いわゆる「モンスター系」ですね)が、実はその印象をもたらしているのはベゼル。
サイドが溝ではなく上部から斜めに切り欠きを入れています。またラグもベゼルに沿う形で段が設けられており、八角形っぽく見える工夫がなされています。昔のブライツSAGNシリーズが思い起こされますね。

全体にけっこう細かい作りになっているのです。

また、ダイバースキューバの機械式モデルでは唯一のチタン製。軽量なので好む方も多いのですが、傷がつきやすいというデメリットもあります。標準でウレタンバンドも付属しています。

歴史的デザインソースを持たないことや、チタン製ゆえにダイバースキューバの中では最高値であることなどから地味な印象が強くやや人気は低いと思われますが、手の込んだ作りと「軽いダイバーズが欲しい」というニーズに応えるモデルとしてずっとラインナップされてきました。

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ディスコンの根拠


単純に、現行ダイバースキューバで最も古いモデルになったから。
そして、ムーブメントが6R15であり6R35への移行が想定されるためです。

現状、特に気になる値動きはしていません。

モデルチェンジ時の予想変更点・価格


ここは素直に70時間ロングパワーリザーブの6R35へムーブメントをグレードアップし、風防をサファイヤクリスタル化すると思われます。

スモウがSBDC083で同じ変更をして先代から+27,500円(税込、以下同じ)でした。
デザインもこのままかと。個人的にはモンスター系の時針やインデックスはこの価格帯にそぐわない気がしますが、他のモデルとの差別化という意味でも継続が妥当でしょう。

流通限定化はなさそうです。既に高価格モデルですし人気も考えるとさらに実勢価格を上げることは考えにくいです。

ひとつ気になるのが値引き率。現在プロスペックスの値引きは基本2割。しかしSBDC029は現在も3割引きが標準的な価格となっています。これは「古いモデルなので以前のまま」が建前でしょうから、モデルチェンジに伴いこれも2割に変更される可能性が高いでしょう。

ということでまとめます。

現在のSBDC029のコアショップでの標準価格がこちら。

定価:120,000円+税=132,000円
実勢価格:92,400円(3割引き)
実質価格:83,160円

予想変更点

◎:ムーブメント変更
◎:風防のサファイヤクリスタル化
×:デザイン変更
×:流通限定モデル化

予想価格

定価:140,000円+税=154,000円
実勢価格:123,200円(2割引き)
実質価格:110,880円

SBDC083の前例を考えれば+27,500円なのですが、定価10万超のモデルは1万円単位の値付けなので本当は+33,000円。ただここは戦略的に+22,000円に抑えてくると予想しました。

それでも実質で133%、3万円弱の上昇ですね。ロングパワーリザーブなので妥当と言えば妥当な価格なのですが、定価で15万円超、実質でも10万円を優に超えてくるというのはユーザー心理にはだいぶ影響がありそうな気がします。

ちなみに+33,000円だった場合はこうなります。

定価:150,000円+税=165,000円
実勢価格:132,000円(2割引き)
実質価格:118,800円



タイプ別買い時ジャッジ


以上の内容を踏まえ、現在の買い時度を5点満点で評価します。

買い時度…3.5(値段をウォッチしつつ動きが出たら迷わずに)

・いつかはショーグンを買おうと思っていた人
上に書いたようにモデルチェンジする場合はほぼ間違いなく価格上昇幅の大きいムーブメント変更を伴いますし、3割引きでもなくなるでしょう。ロングパワーリザーブへのこだわりがなければ買うべきは現行。
ただ値動きがまだ底値を見せていないので現時点では様子見が妥当かと。もしどこかの店が3割引きを止めて2割引きの値を付けたらそれが決断のタイミングかもしれません。

買い時度…3(新作発表を待ちましょう)

・パワーリザーブ70時間が必要な人
SBDC051の記事でも書いたように70時間で意味があるのは2本使いの人と、平日のメイン時計として使って週末は別の時計をする人。その場合はモデルチェンジ後の価格設定を確認して納得がいけば新作を購入するのが良いでしょう。

・チタンのセイコーダイバー(ツナ缶以外)が欲しい人
現状それに該当するのはこのSBDC029だけなのですが、何らかの新モデルが出るかもしれませんのでそれを待ってから動いても遅くないと思います。

ということで2020年春・ディスコンが心配なモデルたちのシリーズは終了です。

セイコーがバーゼル撤退し「何らかの形で」3月中に新作発表ということですので、これからも注視していきたいと思います。


関連記事:
セイコー プロスペックス ディスコンしそうなモデルたち(インデックス)
セイコー プロスペックス SBDC051 ディスコンしそうなモデルたち①
セイコー プロスペックス SBDY009 ディスコンしそうなモデルたち②
セイコー プロスペックス SBDY015 ディスコンしそうなモデルたち③

!!!あくまでも私の個人的な考察ですので、予想が外れても一切の責任は負いません!!!

※この記事は2020年新作発表を機にディスコンが懸念されるセイコーダイバーについて考察した一連の記事の4番目です。重複を避けるため一部記載を簡素にしている部分がありますので、よろしければ前提として事前にこちらの記事もご覧ください。

関連記事:
セイコー プロスペックス ディスコンしそうなモデルたち(インデックス)
セイコー プロスペックス SBDC051 ディスコンしそうなモデルたち①



ひとつ前のSBDY009の記事を書いている最中にヨドバシ.comで価格を確認していてふと気づきました。

「あれ、ノーマルのタートルがいない…」

「SBDY015」で検索するとそこに現れたのはなんと「販売を終了しました」の文字。

マジか。慌ててセイコーの公式を見るとそこにはまだ掲載されています。
ということで何かの手違いかもしれませんが取り急ぎタートルのディスコンの可能性について考察します。

タートルの特徴についてはSBDY049を紹介した記事に詳しく書いていますのでそちらをご参照ください。



今にして思えばこの記事書いた時点でディスコンの可能性に気づくべきでしたね…

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ディスコンの根拠


上で書いた通り、ヨドバシ.comの「販売を終了しました」です。
そして現在、ネットコアショップでも品切れの店が増えています。

特に気になる値動きはしていなかったので個人的には全く想定外でした。

モデルチェンジ時の予想変更点・価格


SBDY049/051との相違がそのまま想定される変更点です。

関連記事:(上のリンクボックスと同じ記事です)
セイコー プロスペックス SBDY049、タートル狙いなら必見のド本命モデル

詳しくはこちらの記事をご覧いただきたいのですが、049と051はネット流通限定で2020年1月にリリースされたモデルで外装の大幅な強化がなされています。
風防がサファイヤクリスタルになりサイクロップスレンズもついたこと。そしてベゼルインサートがセラミックに。さらにダイヤルがエンボス加工の凝ったものになっています。

同じシリコンバンドのSBDY051と比較すると定価の差額は12,000円+税で13,200円。

内訳を想像すると(分かりやすく税抜で書きます)
サファイヤクリスタルで5,000円、サイクロップスレンズで1,000円、セラミックベゼルで3,000円、エンボス加工で3,000円(※)。都合12,000円かな。

※文字盤に波型の模様が彫られていた+専用の秒針が使われていたSBDY031は通常モデル+4,000円でした。
エンボス加工が標準仕様になる可能性は低いと思います。3rdダイバーからの歴史的デザインですのでそこはこれまでのイメージを踏襲するのが基本かと。

しかし049/051の変更点は高級化志向なことを踏まえると流通限定化の可能性はそれなりに高そうです。

ということでまとめると、エンボス加工以外は049/051と同じ変更点、さらに流通限定化と予想します。

予想変更点

×:ムーブメント変更
◎:風防のサファイヤクリスタル化+サイクロップスレンズ
◎:ベゼルインサートのセラミックス化
△:文字盤デザイン変更(エンボス加工)
〇:流通限定モデル化

予想価格

定価:62,000円+税=68,200円
実勢価格:68,200円(税込、以下同じ)
実質価格:61,380円

現在のSBDY015のコアショップでの標準価格がこちら。

実勢価格:46,600円
実質価格:41,940円

実質で133%、2万円上昇ですね…パッと見が変わらずでこれだと厳しいです。

仮に流通限定モデルにならずに2割引きだった場合はこうなります。

実勢価格:54,560円
実質価格:49,104円

これなら質感向上して実質アンダー5万円に収まって、みんなニコニコなんですけどね…そうはならない予感でいっぱいです。

逆にワーストシナリオはエンボス加工なしで051と同価格のパターン。

実勢価格:71,500円
実質価格:64,350円

これはさすがにご勘弁願いたい。

タイプ別買い時ジャッジ


以上の内容を踏まえ、現在の買い時度を5点満点で評価します。

買い時度…5(即買い)

・わしは無骨なタートルが好きなんじゃ!という人
・少しでも安くタートルを手に入れたい人
モデルチェンジした場合は質感向上がメインなので「タートルにラグジュアリー感とか意味不明!」と言い切れる方は今のうちに買ってしまった方が良いかと思います。
私が想像していた以上に在庫は少なくなっているように見えます。

買い時度…3(新作発表を待ちましょう)

・SBDY013/017が欲しい人
013(ブルー)や017(ペプシ)は今のところそれほど動いていないようです。であれば慌てずに発表を待ち、ディスコンが発覚したら即購入でも間に合うのではないかと(もちろん責任は持ちませんが)。

・SBDY049/051が欲しい人
モデルチェンジしてそれがネット流通限定でなければ現物を見れますので、エンボス文字盤以外の質感を確認する機会ができます。そこでセラミックがいい感じなら049をポチっと行きましょう笑

そして私はSBDY049が欲しい人です。

関連記事:
セイコー プロスペックス ディスコンしそうなモデルたち(インデックス)
セイコー プロスペックス SBDC051 ディスコンしそうなモデルたち①
セイコー プロスペックス SBDY009 ディスコンしそうなモデルたち②
セイコー プロスペックス SBDC029 ディスコンしそうなモデルたち④

!!!あくまでも私の個人的な考察ですので、予想が外れても一切の責任は負いません!!!

※この記事は2020年新作発表を機にディスコンが懸念されるセイコーダイバーについて考察した一連の記事の3番目です。重複を避けるため一部記載を簡素にしている部分がありますので、よろしければ前提として事前にこちらの記事もご覧ください。

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セイコー プロスペックス ディスコンしそうなモデルたち(インデックス)
セイコー プロスペックス SBDC051 ディスコンしそうなモデルたち①



SBDY009 復刻サムライ。

このスパッと切り取られたような特徴的なラグが日本刀を思わせるということでついた愛称が「サムライ」。

ファーストモデルは2004年発売。その復刻版として国内正規品は2018年にリリースされました。

特徴は先に述べたラグ。バリエーションモデル含め必ずベゼルがツートンカラー。
ベゼルとリューズのサイドが共に細かい網目模様になっており、文字盤にも細かなパターンが施されています。ケースの印象、そして針とインデックスも「モンスター」と同系統なので全体にゴツゴツした存在感のあるモデルです。

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ディスコンの根拠


発売して2年未満ということでまだ若いモデルなのですが、それにしては現在の値付けがいかにも安い水準になっています。

この記事を執筆している2020年2月5日時点での価格は以下の通りです。

各ネットコアショップ…実勢価格51,900円、実質価格46,710円(ポイント10倍計算)

これが基本です。定価64,900円の2割引きでポイント10倍。あとは楽天スーパーセールやYahooの5の日などのキャンペーンを駆使していかに実質価格を下げるかの勝負になります。

しかし例によって家電量販店とアマゾンではこんな値付けに。
ヨドバシ…45,080円、実質40,572円(ポイント10%)
アマゾン…43,265円、実質40,752円(ポイント6%)

※この記事をアップしている最中にも刻々と価格が動いています。
あくまでも作成時点の価格ということでご了承ください。

基本的に現在プロスペックスの標準モデル(=流通限定ではない)は2割引き。それに対しこのSBDY009は3割を超える割引がなされています。

同時発売だったブルーのSBDY007、ペプシのSBDY011ともども2019年頃から価格が下がりだし、実質4万円で買える現在の価格は買い時と言えるでしょう。

モデルチェンジ時の予想変更点・価格


さて、仮にディスコンになり後継モデルが出た場合に想定される変更点は以下の通りです。

ムーブメント4R35は後継がないので変更なし。
風防はハードレックスなのでサファイヤクリスタル化の可能性もありますが、コストをかけてまでやるかは微妙なところ。
流通限定になる可能性も低そうです。長らくセイコーダイバーのエントリーモデルだったスモウが高価格化してしまった現在、その役割を果たせるのはこのサムライとモンスター。サムライまで流通限定化してしまったらいよいよコアショップ以外の店頭に並ぶモデルがなくなってしまいます。

逆にわずかながら期待しているのがデザイン変更。サムライとモンスターはどっちもいかつい顔であり、12時位置のインデックスが牙みたいなとがったデザイン。時分針のデザインも類似。要するに、ケース以外の顔が似ているんです。逆にケースはどちらも独特で似ても似つきませんが。

これは製品バリエーション上イマイチなので、サムライのデザイン変えてくれませんかね。個人的には初代サムライSBDA001のバーインデックス&スモウと似た針が落ち着きがあって好きですし、サムライというペットネームに相応しい鋭さがあっていいと思うのですが。

結局変更点は「なし」またはサファイヤクリスタル化。確率は低いですがデザイン変更に期待、というところでしょう。


ということでまとめます。

予想変更点

×:ムーブメント変更
△:風防のサファイヤクリスタル化
△:デザイン変更
×:流通限定モデル化

予想価格

定価:64,000円+税=70,400円
実勢価格:56,320円(2割引き)
実質価格:50,688円

価格・仕様とも現行から大幅な変更なく+5,500円と予想します。

とここまで書いて思ったのですが、モデルチェンジの余地があまりないということは単純ディスコンの線もあり得ますね。海外では高い人気を誇るサムライですが、国内ではスモウやタートルと比べさほど人気が高くないようです。もしかしたらトランスオーシャンのようにあっさりと消えてしまう危険性も…

そう考えると国内正規品を実質4万円で買えるチャンスは今のうちだけかもしれません。




タイプ別買い時ジャッジ


以上の内容を踏まえ、現在の買い時度を5点満点で評価します。

買い時度…5(即買い)

・サムライが好きで以前から購入を検討している人
実質4万円という現在の最安値は約4割引き。底値はまだあるかもしれませんが国内正規新品としてはかなり限界近くでしょう。SBDY007は人気がないのかさらに安いです。迷っている暇があったら買ってしまった方が良いでしょう。最悪シリーズ終了の可能性もありますし。

買い時度…3(新作発表を待ちましょう)

・サファイヤクリスタルにこだわる人
どうしてもサファイヤクリスタルが良ければ待つしかありません。個人的にはここはそんなに気になりませんが。

・初代サムライデザイン復活を夢見る人
私ですね笑
いや、初代のデザイン渋くて格好いいんですよ。欧米の方が想像する「チャンバラ」ではなく「武士道」のサムライって感じで。可能性低いけど、出ないかな~。

この記事を書いている最中にまた気づいたことがあります。

タートルの最もスタンダードなブラック文字盤&シリコンバンドモデルSBDY015がヨドバシで「販売終了」扱いになっています。現時点でメーカーサイトには載っていますし断言はできませんが、ディスコンの可能性が高いと思われます。お探しの方はマメにウォッチすることをお勧めします。
タートルも取り急ぎ記事にまとめようと思います。


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