ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:ハイボール

今年も来ました「白州プレミアムハイボール缶」。

早速飲んでみたので感想です。

いい香り~

そこから一口。

スモーキーというより、かなりウッディ
後味しっかり。
甘みは感じない。

ここまでが一口目の感想です。

口に含んだ瞬間に鼻にスッと果実系の爽やかな香りが抜けて、そこからはウッディ。
2023年版が「香るハイボール」、今回が「清々しい」なので爽やか・ライト系かと勝手に想像していたんですが個人的にはむしろ逆かと。

今回の方がやや重厚。
美味いかどうかと尋ねられれば、やはり美味いとしかいいようがない

ウッディ、爽やか、柔らか、なのに味しっかり。
これが去年の感想。甘さというか仄かな甘みがあった気がします。

それに対し今年の感想は
ウッディ、ちょいビターというか渋みのような感覚、柔らか、そして味しっかり甘みなし

好みでいえば去年。ウイスキー飲んでる感じがするのは今年。
そもそも前提としてどっちも美味い。
(ちなみに2023年12月の第2弾「シェリー樽原酒ブレンド」も飲みましたが正直ピンとこなかったので記事にしていません)

関連記事:2023年第1弾「香るハイボール」の感想


例によってお金の話も。

参考価格660円(税込)。去年と同じですね。

350mlでアルコール度数9%ってことはシンプルに計算すると31.5mlがアルコール(ウイスキー)分。
ボトルは700mlで43%だから301ml。比重がどうとかの細かい話はざっくり計算なので無視。

31.5/301=10.5%

700mlの10.5%=73.5ml

ボトルは定価7,700円ですから、その10.5%って800円超え
そもそも定価でボトルを買える機会自体がほとんどありません。抽選販売かコンビニのミニボトルぐらいじゃないですかね。

使われている原酒がボトルと同じかは定かでない(樽の組み合わせや配分が違うとか)ですけれども。

バーゲン価格ですよね。まあボトルが高すぎるだけという気もしますが笑
ボトルは今年に入って値上げしたのですが、ハイボール缶は値段据え置きなのでお得感がありますね…って完全にサントリーの手のひらの上で踊らされています。

値上げが大不評だったので、この入口商品で白州ファンを拡大しようということなんでしょう。

660円はやっぱり高いとは思います。でもその価値はあるかと。
個人的にはそんなに普段からハイボールは飲まないのですが、買えるならもう2~3本買いたいです。

もちろんプレ値で買う必要はありません。


最後に極私的なジャッジを纏めると、

白州ハイボール缶「2024年版・清々しいスモーキー」は
凄く美味い!
第1弾+ちょいビター&ドライ!
もう2~3本買って半月に1本ぐらい飲むのが正解だった!

です。




俺たちの味方家飲みコスパ最強として名高いティーチャーズ
そのハイボール缶が出ました。

ということでハイボール缶レビュー第4弾です。

ティーチャーズ ハイランドクリーム

上でも書いたようにコスパ最強の呼び声高いスコットランドの雄。
その辺のスーパーで1,000円ちょいで買えるという高い入手性でありながら、この価格帯では珍しくスモーキーさを前面に出したフレーバーが特徴です。

キーモルトはアードモア。
そもそも創業者の息子さんが「ティーチャーズ」の原酒確保のために設立したのが「アードモア」という、ちょっといい話。

公式の商品説明はこちら。

「ティーチャーズ ハイランドクリーム」をソーダで割ったシンプルな設計で、ティーチャーズの魅力である、“スモーキーにして、爽やか”な心地よい味わいをお楽しみいただけます。
(公式サイトより引用)

これもウイスキーとソーダだけ=加糖も香りづけもされていない、いうなればピュアハイボールということですね。

ハイボール缶もリーズナブルなので気負わずに飲んでみました。

おお…スモーキーだ

第一印象はかなり煙い。
苦み、コク。後味は仄かな苦みでキレは良い。炭酸強めかも。

ガブガブいける感じですね。

ボトルをストレート~トワイスアップぐらいで飲んだ時に感じるような甘さはほぼなし。
同じくバニラのような香りもほとんど感じなかったかな(香りもスモーキーがメイン)。

まあお安いのですが、一応金の話も。

参考価格184円(税込)。でも私はスーパーで163円で買いました。

350mlでアルコール度数8%ってことはシンプルに計算すると28mlがアルコール(ウイスキー)分。
ボトルは700mlで40%だから280ml。比重がどうとかの細かい話はざっくり計算なので無視。

28/280=10%

700mlの10%=70ml

ボトルって最安値でも1,000円くらい(多いのは1,100円~1,300円くらい?)ですからその10%って100円。
これに炭酸水分の価格も加わるわけですから。単純計算でボトル買って再現しようとしたら最安値でも約150円なわけですよ。

まあ最安値よりはちょい高いですが平均的な価格とはトントンぐらい。手間(と炭酸比率の精度)を考えれば全然悪くない

普段からこの濃さで飲んでいる方には非常に良いと思います。
もちろんスモーキーハイボールの入口としても優秀。

ただ個人的にはわざわざ買い溜めておくことはしません。
ティーチャーズの魅力のひとつにバニラの香りと甘さがあり、このハイボール缶の濃さではそのあたりが足りないからです。

私はボトルを買って濃いめハイボールで飲みます。ある程度濃いい(度数の高い)お酒を飲める方はそちらの方がお勧めかと。

試していませんが20mlぐらいボトルから追いティーチャーズしたら美味しいかも

24本入りケースだと送料込みで4,100円とかなので1本約170円。
「限定生産」を謳っているのでまとまった本数を確保したい人はケースで買っておいた方が良いのでは。

最後に極私的なジャッジを纏めると、

ティーチャーズハイボール缶は
スモーキーハイボールの入口として最適!
普段飲みの濃さと同じならケースで確保しておけば? 

です。




これまで当サイトでは白州ハイボール缶山崎ハイボール缶をそれぞれレビューしてきました。

別にシリーズ化するつもりはないのですが、ハイボール缶レビュー第3弾です。

カバラン・シングルモルトハイボール
正式名称はKAVALAN BAR COCKTAIL「DRY シングルモルトハイボール」。

KAVALAN(以下、カバラン)とは2006年に稼働を開始した台湾のウイスキー蒸留所、ならびにその看板商品の名前。初のメイドイン台湾ウイスキーメーカーであり歴史も新しいのですが、既に世界的なアワードで多くの受賞歴を誇ります。

その「カバラン クラシック シングルモルト」のハイボール。「黄色いやつ」です。
ウイスキーと炭酸だけと缶に明記されています。
ちなみに同じカバランハイボール缶でも青いやつは加糖されていますのでハイボールというよりカクテルですね。(なので私はそちらは無視です)

なにはともあれ飲んでみました。

こりゃまた美味いな

トロピカルフルーツのような華やかな香り。
そこからフワッと来る甘さ。
ウイスキー感はあまりないので、敢えていえばそこが物足りないか。

美味い。一度飲む価値あり

こちらのアルコール度数は6%。にもかかわらず基本的に薄めのハイボールは酷評する(※)私がそう思うのですから、普段からハイボールは薄めで楽しんでいる方には相当良いのでは。
※角ハイボール缶の無印(アルコール度数7%のやつ)を「味がしない」と評価している。ただし同「濃いめ(9%)」は「コスパ最強」と評価してケース買いしている。

アルコール度数といい価格帯といい、食中酒ではなく食後にまったり楽しめるところといい、個人的にはウイスキーというよりクラフトビールと同じ領域の商品という感覚です。

「プチ贅沢」。
いわゆる「普通のビール」を1本飲んだ後の2本目として悪くないどころか大いにあり、な選択肢だと思うのです。


ここから先はお金の話です笑

参考価格363円(税込)。
白州・山崎の約半額だ!

320mlでアルコール度数6%ってことはシンプルに計算すると19.2mlがアルコール分。
ボトルは700mlで40%だから280ml。本当は比重がどうのとか細かい話もありましょうがざっくり計算なので無視。

19.2/280=6.86%

700mlの6.86%=48ml

ボトルって最安値でも8,000円くらい(平均だと余裕で10,000円超えます)ですからその6.86%って549円。
これに炭酸水分の価格も加わるわけですから。単純計算でボトル買って再現しようとしたら最安値でも約600円なわけですよ。

それが363円。店によってはもうちょい安く買えます。
正直、バーゲンじゃないですか。

「これ気に入った人はぜひボトルも買ってみてね」という、入口商品。
腕時計なら戦略価格と言われるやつです。

欠点はアルコール度数が6%なこと。これが9%なら笑
まあそれだとさすがに500円超えちゃう値付けになってまた話が変わってくると思いますが。
そして「9%なら」と書きましたがこれは飲んでみたいという希望を言っているだけで、この6%自体のバランスは非常に良いです。

繰り返しになりますが、とりあえず一度は飲むべきだと思います。

私個人としては「たまの贅沢」なのでケースで買うまではいかないですけど。
近場でいつでも買えお店があるのでちょこちょこ買ってます。

そのお店以外で見たのは成城石井。イオン系(「イオンリカー」「やまや」)で売っているという口コミもありました。

値上がりのニュースが出たらケース買いするかも、というぐらいには気に入っています。

当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得てはおりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。
最後に極私的なジャッジを纏めると、

カバランハイボール缶は
2本目に飲む360円として素晴らしく完成度が高い!
カバランクラシックの流通価格を考えるとバーゲン! 

です。

2023年はサントリーウイスキー100周年のメモリアルイヤー
ということでその一環として6月に発売されたの白州ハイボール缶に続き、8月には山崎も出ました。

白州ハイボール缶の感想はこちら


白州と同じく350mlの缶で660円(税込)。やっぱり高い笑

とはいえ入手困難(ほぼプレ値でしか買えない)な山崎が、ハイボール缶とはいえ正規価格で手に入るとなればそりゃ興味を惹かれます。個人的には白州が結構良かったので期待も膨らみます。

とりあえず発売当日に1本買い、場合によっては買い増そうとその日の夜に飲みました。

サントリー推奨は「グラスに注いで氷を入れる」なので、冷蔵庫でしっかり冷やしてから氷入りグラスに注いで一口。

おお…美味いな

アルコール度数9%とは思えないほどのコク。
口に含んで「ミズナラの深い余韻」を探すと、言われてみれば確かに湿った木のような香り

美味いハイボールというより美味いウイスキーの水割りを飲んでいる感じ。
それと同時に「なんぼでも飲める」という感覚もあります。

でも、なんだろうなあ。

なんか釈然としない。

凄く飲みやすいけど、これは飲みやすくして飲む酒じゃないのでは?と。
個人的にはどうしても風味をソーダで飛ばしている感覚が拭えませんでした。

やっぱり私はソーダで割る前の山崎が欲しい。それはみんなそうか笑

間違いなく美味いですよ。
でも個人的には買い足そうとまでは思えませんでした。高いし。

ちなみに白州は前の記事書いた後に定価で売ってるセット商品(「プレミアムモルツ マスターズドリーム」との抱き合わせ)があったので買っちゃいました。これも既に完売したっぽいですが。

まあこの深いコクと飲みやすさの両立はこのお値段に恥じないクオリティですし、好きな人はめちゃめちゃ好きだと思います。

なんでぜひ、皆さん1缶は買ってみて飲むことをお勧めします…といいたいところですがこちらももうプレ値でしか買えなそう。

やっぱり推奨は前回同様に値段が1/4な「角ハイボール缶 濃いめ」のケース買いですかね笑

当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得てはおりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。
最後に極私的なジャッジを纏めると、

山崎ハイボール缶は
間違いなく美味いが、薄めずに飲みたい酒!
でも好きな人はめちゃめちゃ好きだと思う! 
プレ値で買う必要はなし!

です。

2023年はサントリーウイスキー100周年のメモリアルイヤー
ということでその一環として白州のハイボール缶が限定発売されました。

正直、ハイボールはそんなに好きではありません笑

ウイスキーも一応嗜むのですが、お酒に強いわけではないのでストレートでは飲めない。
なので家では基本的にロック。氷が解けていく味の変化を楽しむ感じです。

ハイボールはめんどいし炭酸水のことも考えるとコスパもイマイチな気が。
そもそも高くて美味い酒をわざわざ3倍にも4倍にも薄めて飲むのはなんか釈然としないのです。単に私が貧乏性なだけなのですが笑

チェーンの居酒屋で飲むハイボールとか、薄すぎて「風味だけだな」もっと言えば「味がしない」ぐらいの感覚です。

とはいえ入手困難(ほぼプレ値でしか買えない)な白州が、ハイボール缶とはいえ正規価格で手に入るとなればそりゃ興味を惹かれますよね。元々白州はハイボールで飲むのが美味いという評判ですし。

一応山崎も響も白州も10年くらい前に飲んだことはあるんですけど、もはや「美味しかった」以外何も憶えてません。

350mlの缶で660円(税込、以下同じ)。高い笑

でも「まあ外で生ビール1杯飲むのと変わらんからいいか」と思い1本買ってきました。

推奨は「グラスに注いで氷を入れる」なのですが、冷蔵庫でしっかり冷やしてから氷なしでグラスに注いで飲みました。

 美味い。
 美味いな~。

「森香るハイボール」というコピーに流されているとは思うんですが、やはりスモーキーというかウッディな香り。
飲み口は非常に爽やかな印象でスーッと入ってきます。ただ後味もしっかり。

 ウッディ、爽やか、柔らか、なのに味しっかり。

660円の価値はあると思いました。
10本も20本も買うのはあれだけど、もう2~3本買っときゃよかったな。

この文章を書いている時点で発売から1ヶ月以上経過していますのでネット上ではプレ値でしか買えなそうですが、さすがにプレ値で買う必要はないですね。

でも非常に良かった。
8月に出る山崎ハイボール缶も買うつもりです。何本にしようかな…

!!!追記!!!
山崎ハイボール缶も飲みました。その感想はこちら



ただ、これを飲んで思ったこともありまして。

 「角ハイボール缶 濃いめ」の4本分か…

私が唯一買う缶のハイボール。

ノーマル(7%のやつ)は自分には味が薄くて正直話にならんのですが、濃いめは凄くいいと思います。

風味だけじゃなくてちゃんと味があるし。
なんつっても自分で作るより楽だし。(レモンピールスピリッツも加えられているので余計そう思います)

缶に「氷を入れるだけ。それだけで、お店のおいしさ」と書いてありますが、個人的には冷蔵庫でキンキンに冷やして(氷で薄めずに)ゴクゴク飲むのが好きです。

近所のスーパーではこれが1缶170円とかで買えるんですよ。

角瓶自体、2023年7月出荷分から1,749円→2,101円に値上げされています。
記事作成時点では楽天市場でも1,800円+送料あたりの値付けになっていることを考えると実は缶の濃いめがコスパ最強なのでは。

ということで白州ハイボール缶を飲んですぐに角ハイボール缶濃いめをケース買いしました。

ケース(24本)だと送料無料で最安値4,300円くらいからですね。ポイント施策絡めれば実質4,000円を切るぐらいまでになるので、かなり安い。

この先値上げのアナウンスがあったら(その可能性は高い)もう1ケース買います笑

当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得てはおりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。
最後に極私的なジャッジを纏めると、

白州ハイボール缶は
凄く美味い!
もう2~3本買って半月に1本ぐらい飲むのが正解だった!
プレ値で買う必要はなし!

あとは
角ハイボール缶濃いめを値上がりする前にケースで買っておこう!

です。

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