ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:ライブ

びーむ色調補正3
10thバスラに関する記事のラストは5期生について。

ライト層向けのセトリ、ではなく


個人的に今回のバスラで不満だったのは、セトリ。
「バスラ」を冠する以上はもっとアンダー曲やユニット曲をやってほしかった。
両日披露の曲が結構あったので、そこを減らしてもっといろんな曲をやってほしかったというのが正直なところです。

観ている最中はライト層向けのセトリか?でも10周年に新規ファンとか来るかねえ?と大いに疑問を感じていました。

でもたぶん、違いますね。
きっとこのセトリ、もっと言えばこの2日間の多くはある意味で5期生たちのためのものだったのではないでしょうか。

「乃木坂を知らない」彼女たち。

現時点までの情報では3期生の久保史緒里や佐藤楓や向井葉月のようなゴリゴリの乃木オタは5期生にはいなさそうです。(余談ですが加入前の遠藤さくらが握手会にまで行っていたというのは意外でした)

でも別にそれは悪いことではありません。

知らなければ、これから徐々に知っていけばいい
そして知らないからこそ「乃木坂らしさ」という言葉に囚われすぎずに自分の個性を発揮できる場合もあります。

大園桃子も与田祐希も「知らない」子たちでしたけれど、あんなにも乃木坂を好きになってくれたじゃないですか。

ただ、5期生が既に知ってしまったこともあります。

それは「怖さ」

加入早々に巻き起こった騒動により同期ふたりが活動自粛。
顔の見えない「ファン」というものに対し、また乃木坂というグループのあまりの大きさに「恐怖」を覚えたことでしょう。(個人的には騒動の際に炎上させていたのが全て「ファン」だとは思いませんし、逆に全て「アンチ」だとも思っていません)

そんな5期生たち11人に

乃木坂46のもの凄さ
それを作ってきた先輩たちのもの凄さ
それを応援するファンのもの凄さ

これらを伝えること。

それこそが今回のバスラの最重要課題だったのではないでしょうか。

そしてそれは見事に達成された。

デビュー10周年の歴史を、その重みを、重ねられてきた想いの強さを
歴代メンバーもスタッフもファンも(そしてバナナマンも!)「乃木坂46」というグループを、どれほど大切に思っているかを。

5期生は体感することができたのではないでしょうか。



絶望する前に


最後にひとつ妄想を書きます。

10thバスラDAY2の終盤で『絶望の一秒前』を歌い終わった5期生たち。

まだ息を弾ませたままの井上和が、一歩前に踏み出してこう言うのです。

「もう1曲、歌わせてください。絶望が、漆黒の闇が来ても飲み込まれない勇気。それを私たち5期生が持つために

そして流れて来たのはこの曲。

 どんな暗闇に迷っても
 生きてれば出口はある
 絶望する前に
 勇気は左の胸に…

『左胸の勇気』。

これやられたら泣くなあ

いや、そもそも妄想ですけど笑

ホント、5期生にはこの曲を歌ってほしい。というか運営が歌わせるべきでしょう。

最初のアンダー楽曲。
アンダーメンバーたちがスタジアムでブーイングを浴びせられた曲。
最初のプリンシパルのテーマ曲。
(2014年アンダラ2ndファイナルで能條愛未が「本日の主役」になった曲笑)

時は流れて、
2021年9thバスラの1期生ライブでラストに選ばれた曲。
そして「乃木坂46」というコールを持つ恐らく唯一の曲でもあります。

不屈。

何度も何度も困難や逆風や絶望を経験し、それでも立ち上がってきた先輩たち。
その歩みが積み重なって、これほど多くの人に支持されたということ。

そのひとつの象徴である楽曲です。

既に全ツのスケジュールがアナウンスされているのでそれよりは後になるでしょうが、5期生にも絶対にプリンシパルを経験させるべきです。

そこでこの『左胸の勇気』を歌ってほしい。


デビュー直後にいきなり「怖さ」を知ってしまった彼女たち。
そしてバスラで乃木坂というグループとそのファンのパワーのもの凄さの片鱗を知ることができた彼女たち。

これから先、困難や逆風や絶望に直面することもきっとあるでしょう。

そんな時に、この日に見た先輩たちの姿と7万人の観客の熱狂が、彼女たち5期生の勇気になることを願っています。



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びーむ色調補正3
ここまでの記事ではDAY1/2それぞれの印象に残ったシーンを纏めました。




当記事では2日間を通じての雑感を書きます。

グループの力、卒業生の輝き


まず最初に、正直個人的に今回は埋まらないと予想していました。
もちろんその最大の理由はコロナの影響。ただ中西アルノと岡本姫奈の一連の騒動を嫌気するファンも一定数いるのではないかと。

しかし実際にはステージバック席の解放こそなかったものの、日産スタジアムの上の方まで見事に埋まって7万人×2日間の延べ14万人。

デビューから10年以上経ってこれだけの観客動員力を維持しているというのは本当にもの凄いことだと思います。

卒業生の出演も良かった。

これまで基本的に卒業生を登場させないできた乃木坂運営。
(近年での例外は2019年桜井玲香卒コンの最後の最後で花束を渡しに出てきた若月佑美、そして2021年松村沙友理卒コンでのさゆりんご軍団ライブで中田花奈、伊藤かりん、佐々木琴子が出演したぐらいでしょうか)

今回の卒業生登場は会場のボルテージをMAXに引き上げ、祝祭感を醸し出しまくりました。

そして何より「ちゃんとみんなスター」なのが凄く良かった
こういうレジェンド登場系の企画って、やっぱり「変わってしまって」いてガッカリすることがあるじゃないですか。

もちろん今回出演したメンバーは卒業からまだ数年ですので「老い」の心配をしていたわけではありません。それでも「(現役時とはメイクや髪色を替えたので)ケバくなった」とか言い出すオタがいるのってあるあるだと思うんですよ。

でも、全然そんなことなかった。

「まだまだ現役でいける」というのともちょっと違う、「現役メンバーとは違う輝きを放っている」という印象。
「アイドル」ではなく「めちゃめちゃ色白で細くて綺麗なお姉さんたち」。発光してんじゃない?ってぐらい。

グループを立ち上げからここまで大きくして、ひとつの時代を築いて、身を引いた。
そして今とびきり素敵な女性としてステージに立っている。

それはなんだかとても美しいことでした。

コール問題についても軽く触れておきます。

気持ちは凄いわかるけど、まいやんの煽りに雄叫びが上がった瞬間は正直「そうだよな~ここまで2年以上、辛かったよな~わかるよ~」と思ってちょっとウルっときましたけど。

コールしたのは非常によろしくない。

影ナレで「一瞬思わず声が漏れてしまう」のはOK、「自ら意図して継続的に声を出す(=コール)」はNGと明確な線が引かれていましたからね。まあ雄叫び(=レスポンス)は極めて黒寄りのグレーかもしれませんが。

その線引きが実際の感染防止にどれほど有効かはさておき、せっかくここまで我慢してきたんだし。批判の矛先は結局、運営やメンバーに向くわけですから。

もう少しの辛抱、と信じたいですね。



背負うふたり


遠藤さくらと久保史緒里。
今回のライブではこのふたりにかかる負担の大きさが気になりました。

もうこのところずっと、もしかしたら26th『僕は僕を好きになる』の選抜発表あたりからその状態なんですけどね。

遠藤さくらが背負わされたのは、卒業生の影

かつて西野七瀬に「乃木坂感めっちゃある」と言われた時からそれは始まっていましたが、今回のバスラは特に顕著でした。

DAY1の中盤、ひとりで登場したさくちゃん。
床スクリーンの映像に合わせて舞う、西野七瀬が2017年東京ドームでやったのと同じ演出から『命は美しい』。

そしてDAY2。
前日にオリジン生駒里奈が披露したその残像が残る中での『制服のマネキン』。
合間のVでは彼女の「先輩のポジションに入るプレッシャーって本当に凄くて」という発言がフィーチャーされていたにもかかわらず、です。

逆境でこそ光り輝く遠藤さくら。事実『命』も『マネキン』も素晴らしかった

それでも私はいたたまれない気持ちで観ていました。

西野七瀬だけでなく生駒里奈まで背負わせるのか
それはあまりに酷ではないか。

もちろん運営も彼女の負担は考慮しているので今回は岩本蓮加や筒井あやめをセンターに起用したのだと思います。5期生の中からもエース格に成長し過去表題曲のセンターを務めるメンバーが現れるのも間違いないでしょう。

それまでの間は露骨な「背負わせる」演出を控えめにして、さくちゃんに負担をかけ過ぎないようにしてほしいです。


そして久保史緒里。
彼女の場合は「背負ってしまいすぎ」のような気もしますが。

困った時の久保史緒里という感じで、歌でもトークでもことあるごとに登場し毎回頑張っちゃう久保ちゃん。個人としてモデルもラジオも演技仕事もあります。

既に生田絵梨花という巨人の抜けた跡を少しでも埋めようと奮闘してくれている彼女。
「乃木坂のピアノ文化を絶やしちゃいけない」と46時間TVでの弾き語りチャレンジもありました。

関連記事:


そして今回、久保ちゃんは『日常』のセンターを務めました。

賛否でいえば恐らく「賛」の方が圧倒的に多いと思います。2019年11月の「3・4期生ライブ」も同曲のセンターでした。

でも個人的にはこれは正直違うかなと。

もちろん北野日奈子との関係性もありますし、そもそもこの曲のオリメンです。そして何より彼女自身にとっても「復活」の特別な曲であることは重々承知しています。
でも思うんです。だからこそ自分のオリジナルポジションで歌ってもよかったんじゃないでしょうか。

既に乃木坂のために獅子奮迅の働きをしている久保史緒里。

本当に余計なお世話以外の何物でもありませんが「この上さらに北野日奈子の想いまで背負わなくてもいいんだよ」と思ってしまったんです。

うまく伝わるかわかりませんが、久保ちゃんの思いが「乃木坂を守る」ことに向きすぎなければいいな、と。

彼女の乃木坂愛は本当に嬉しいしずっとグループにいてほしい。それが大前提です。
ですが舞台『夜は短し歩けよ乙女』で見せたもの凄いポテンシャルを、乃木坂を守るため「だけ」に使ってはいけない久保ちゃん自身のためにも使ってほしい

そう思うんです。

ましてや他メンバーのファンから「あいつ出過ぎ」みたいな目で見られるようなことは、決してあってはならないと思います。(これはさくちゃんも同じですね)


続きます。

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びーむ色調補正3
前の記事ではDAY1の印象に残ったシーンを纏めました。



当記事ではDAY2について。

『Actually…』の完成形


セットリストはこちらです。

Overture

<2017年>
01. インフルエンサー(センター:齋藤飛鳥、山下美月)
02. 逃げ水(センター:岩本蓮加、与田祐希)
03. いつかできるから今日できる(センター:齋藤飛鳥、賀喜遥香)
04. スカイダイビング(センター:秋元真夏、梅澤美波)
05. 三番目の風(センター:与田祐希)

<2018年>
06. 日常(センター:久保史緒里)
07. 誰よりそばにいたい(センター:佐藤楓)
08. キャラバンは眠らない
09. ジコチューで行こう!
10. 空扉
11. 帰り道は遠回りしたくなる(センター:西野七瀬)

<2019年>
12. ありがちな恋愛(センター:齋藤飛鳥、山下美月)
13. 夜明けまで強がらなくてもいい
14. Sing Out!
15. 4番目の光

<2020年>
16. 毎日がBrand new day
17. I see...
18. しあわせの保護色(センター:秋元真夏、齋藤飛鳥→白石麻衣)
19. シンクロニシティ(センター:白石麻衣)
20. 世界中の隣人よ
21. Route 246

<2021年>
22. 僕は僕を好きになる
23. ごめんねFingers crossed
24. 君に叱られた
25. 最後のTight Hug(センター:生田絵梨花)

<2022年>
26. 絶望の一秒前
27. 届かなくたって…
28. Actually…

29. 制服のマネキン(センター:遠藤さくら)
30. 世界で一番 孤独なLover(センター:齋藤飛鳥)
31. 他人のそら似
32. おいでシャンプー(センター:秋元真夏)
33. 夏のFree&Easy(センター:賀喜遥香)
34. 太陽ノック(センター:筒井あやめ)
35. 裸足でSummer

<オーケストラコーナー>
36. きっかけ
37. サヨナラの意味(センター:秋元真夏)
38. 君の名は希望(センター:齋藤飛鳥)

EN1. ガールズルール
EN2. ロマンスのスタート
EN3. 乃木坂の詩


DAY2は2017年から2022年の曲を中心にしたセトリということで、古参のおっさんからするともう最近の曲たちです笑

印象に残ったシーンを挙げていきます。

この日のビジュアル仕上がってんなあメンは休養十分で出走の与田祐希

影ナレは乃木坂46合同会社代表、今野義雄氏。

オープニングは5期生から順に期別での登場。
5期生井上和に触発されたか、遠藤さくらが「4期生でーす!」と彼女らしからぬ元気さで挨拶。すると梅澤美波も負けじと声を張り上げ、鈴木絢音はもはやヤケ気味に「2期生でーす!!」。
その後まったり登場する1期生というコントラストも良かった。

『逃げ水』。大園桃子の位置に立ったのは岩本蓮加でした。

この日の『スカイダイビング』はちゃんとヒコーキ振り付けやってくれて嬉しかった笑

『三番目の風』、こちらのセンターは与田祐希!走りながら「桃」ポーズを決めてみせます。

『日常』センターは久保史緒里。これについては別途書きます。

『誰よりもそばにいたい』。
佐藤楓が語るアンダラへの想い。7万人のうち何人に届いたかはわからないけれど。
ラストをハモったのはアンダーの矜持でしょう。

齋藤飛鳥のMC「生きて帰れないぐらい頑張らないと」。

そして西野七瀬登場。『帰り道は遠回りしたくなる』。
後ろで大泣きする佐藤楓

間のVでの遠藤さくらの「先輩のポジションに入るプレッシャーって本当に凄くて」という発言。

雨の中での『夜明けまで強がらなくてもいい』。

『Sing Out!』で顔を見合わせてニッコリするれんたま=岩本蓮加阪口珠美

『しあわせの保護色』では背後の仕切り板が動いていて「まいやん出るな」から予想通りの白石麻衣登場。予想通り泣く梅澤美波

『世界中の隣人よ』。
目を潤ませる山下美月。大きく息をつく早川聖来
コロナ禍初期の全てが突然に止まったあの日々は、メンバーにとって我々の想像以上に辛い時期だったのだろうと思わせます。

『ごめんねFingers crossed』で前日同様に美しい掛橋沙耶香

そして『最後のTight Hug』で生田絵梨花登場!他事務所の人も来た!即泣く秋元真夏岩本蓮加梅澤美波そして久保史緒里という3期生たちも軒並み泣いています。

ここまでの25曲で「今日はここまで」が流れますが、いやこの日は2022年も含むはずでは笑

そして『Actually…』のイントロが流れ、中西アルノが真ん中に進み出ます。
ややまばらな拍手。歌い出した彼女は涙声でした。

中西さん一本かぶりだったオリジナルとは歌割から変更されていました。
「普通の」乃木坂のシングル曲のようにメンバーが順に歌い繋いでいき、それに伴い順に抜かれていくカメラワーク。

オリジナルと(中西さん活動自粛中の)齋藤飛鳥・山下美月Wセンター版を足して2で割ったようなこの日のバージョン。

私は、これこそが『Actually…』の完成形だと感じました。

騒動を受け止めつつ、中西さんをスポイルしない。
まあ言ってしまえばそのバランスを取りにいっただけだとは思います。

それはその通りなのですが、思いのほか出来がいい。
オリジナルがいかに「出来上がりを無視してインパクトだけ狙いにいった」ものであるのかを浮き彫りにしたというか。

Wセンターバージョンの時も同じこと言いましたけど、最初からこれやっときゃ良かったんですよ。

ひとつだけ苦言を呈すなら、Wセンター版では裏センターとして存在感を発揮していた与田祐希が中西さんの陰に隠れて完全に見えないのでポジションを半ずらしにしてほしいです笑



とてもとても幸せな時間


バスラの印象に残ったシーンに戻ります。

『Actually…』の余韻が残る中、モニターには遠藤さくらが27thシングルでセンターに選ばれた際のブログが映し出されます。

 とにかく私は、
 どう思われても何を言われても、ただ前を向いて頑張り続けるしかないです。



そこからの『制服のマネキン』。半泣きのさくちゃん。震える指先。

齋藤飛鳥の「ここにいるみんなのことがとっても大切です」という言葉。

レアなフルサイズの『裸足でSummer』!

アンコール、メンバーが東側ステージと西側ステージに分かれて登場することがアナウンスされ、ひとりずつ交互に発表していきます。6thバスラ「シンクロニシティライブ」のアンコールで神宮と秩父宮のメンバーを交互に発表したやつの再現ですね。

ここで卒業生も登場することが発表され大歓声。本編には出演しなかった高山一実松村沙友理も登場。

いくまいさゆ=生田絵梨花白石麻衣松村沙友理の揃い踏み。

そしてまいやんが叫びます。

 日産スタジアムぅ~
 出し切れぇぇぇ~!!

『ガールズルール』。
もう場内は完全に歯止めが利かない状態になっていました。

白石麻衣松村沙友理の「バルシャーク」。その視線の先にはバナナマンのふたり。日村さんの本家(ではない)バルシャーク。とてもとても、幸せな時間。

続く『ロマンスのスタート』で煽ろうとするも息が切れて声を出せない西野七瀬

気がつけば生田絵梨花齋藤飛鳥をガッチリと「生田固め」に捕らえ、西野七瀬にハグされた与田祐希が大粒の涙を流していました。

なんだ。なんだこれ。
もう二度と見られなかったはずの光景が、今まさに繰り広げられている。

幸福感、いや多幸感。

ずっと甘噛みする高山一実すらそれを増幅します。

秋元真夏の締めの言葉がまた良かった。

 素敵なメンバーたちと一緒に乃木坂を作ってこれたことが、人生の誇りになりました

キャプテンになってから彼女は力のある言葉を語れるようになったと思います。


続きます。

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びーむ色調補正3
10回目のバスラは、乃木坂史上最大となる7万人キャパの日産スタジアム。

神宮球場と秩父宮ラグビー場の二会場同時開催だったシンクロニシティライブ(6thバスラ)でさえ6万人だったのだから、よく考えるととんでもない。まあ3DAYSで合計18万人だったあの時も驚愕ですが。

英雄たちの帰還


DAY1のセットリストはこちらです。

Overture

<2012年>
01. ぐるぐるカーテン(センター:秋元真夏、齋藤飛鳥)
02. おいでシャンプー(センター:齋藤飛鳥)
03. 走れ!Bicycle(センター:樋口日奈)
04. 指望遠鏡
05. せっかちなかたつむり(秋元、樋口、鈴木、梅澤、久保、遠藤、賀喜)
06. 狼に口笛を(センター:佐藤楓)
07. 制服のマネキン(センター:生駒里奈)

<2013年>
08. でこぴん(秋元、齋藤、山下、遠藤、賀喜)
09. 他の星から(岩本、久保、佐藤楓、清宮、田村、筒井、早川)
10. バレッタ(センター:鈴木絢音、山崎怜奈)
11. 君の名は希望(センター:齋藤飛鳥)
12. ロマンティックいか焼き
13. ガールズルール(センター:山下美月)

<2014年>
14. 気づいたら片想い(センター:齋藤飛鳥)
15. 夏のFree&Easy(センター:賀喜遥香)
16. 何度目の青空か?(センター:久保史緒里)
17. ここにいる理由(センター:伊藤万理華)

<2015年>
18. 命は美しい(センター:遠藤さくら)
19. 僕がいる場所(センター:岩本蓮加)
20. 今話したい誰かがいる(センター:久保史緒里、山下美月)
21. 太陽ノック(センター:筒井あやめ)
22. 悲しみの忘れ方

<2016年>
23. ハルジオンが咲く頃(センター:梅澤美波)
24. サヨナラの意味(センター:秋元真夏)
25. 裸足でSummer
26. きっかけ

27. 絶望の一秒前

28. ごめんねFingers crossed
29. インフルエンサー(センター:齋藤飛鳥、山下美月)
30. 他人のそら似
31. I see...
32. スカイダイビング
33. 君に叱られた
34. ジコチューで行こう!

<オーケストラコーナー>
35. 夜明けまで強がらなくてもいい
36. 僕は僕を好きになる
37. Sing Out!

EN1. 会いたかったかもしれない
EN2. ハウス!
EN3. 乃木坂の詩(センター:齋藤飛鳥)


DAY1は2011年から2016年の曲を中心にしたセトリということで、デビュー当初からの歴史を辿っていきます。

例によって印象に残ったシーンを挙げていきます。

まずこの日のビジュアル仕上がってるメンは掛橋沙耶香。ちょっとハッとするレベルの仕上がり具合でしたね。久保史緒里清宮レイ、そして向井葉月も個人的に印象に残りました。

秋元真夏の挨拶からデビュー曲『ぐるぐるカーテン』へ。抜けに映る初々しい5期生たちの姿。

早くもライブが楽しくてニッコニコの遠藤さくら

『走れ!Bicycle』から激走するメンバーたち。少し体調が悪いのか辛そうな賀喜遥香

最初のMCで「初心に帰ってサイドポニー」の早川聖来。そういうの、実にバスラっぽい。

たぶん齋藤飛鳥だったと思うのですが「5期生がいっつもはじっこでずーっと同じ振り付けの練習してたの知ってるよ」という優しい言葉。「ちゃんと見ててくれたんだ」って思いますよね。

梅澤美波の白石麻衣リスペクト手紙がモニターに映し出され、当然『ガールズルール』…かと思いきゃ『せっかちなかたつむり』でした。

『狼に口笛を』でどよめく場内。

そして「イントロが流れた瞬間にいつもゾーンに入っていた」という言葉の後にモニターに映し出されたその名前。

The Origin。初代センター。生駒里奈、見参。

歌うのはもちろん自らの卒コンで「死ぬまで私の代名詞になるでしょう。そう言わせてください」とまで語ったあの曲、『制服のマネキン』。
ラスサビ前に1期生4人と輪になって微笑みを交わすのもなんだか胸が締めつけられます。
歌い終わって多くを語らず颯爽と引き上げていく生駒ちゃん。「英雄の帰還」と表現したくなるような格好良さ。

『でこぴん』デコ出しで登場した賀喜遥香。この時点でもまだ大汗をかいていてかなり辛そうで心配になります。
腕を組む齋藤飛鳥山下美月秋元真夏遠藤さくら賀喜遥香は3人で手をつないでいちゃいちゃ。
前髪を上げておでこを出す振り付けをちゃんとやっていたのは飛鳥とさくちゃんでした。

『他の星から』。憧れの西野七瀬ポジをやる佐藤楓
2021年の全ツでは与田祐希でした。この日欠場の彼女以外は全員同じメンバーだったので恐らく代打なのでしょう。それでも「嬉しいだろうな、良かったな」と思わせます。

『バレッタ』のセンターはやはり鈴木絢音山崎怜奈

『ロマンティックいか焼き』でバズーカを撃てずにオロオロする遠藤さくら。楽しそうにニコニコ笑いながら走る掛橋沙耶香

『何度目の青空か?』が終わり焚かれるスモーク。
「あ、これは卒業生来るな」からあのかっちょいいイントロ。
縦1列から左右に展開していくメンバーたち。その最後にいたのは-

伊藤万理華

沸き上がる歓声。

彼女が前に進み出ると再び何とも言えないどよめきが広がります。

そのスタンスからすれば「一番こういう日に来なさそう」な彼女の登場に、さすがにTVの前の私も鳥肌が立ちました。そして素直に「綺麗になったなあ」とも思いました。
万理華の後ろで必死に涙をこらえている向井葉月の姿がまたグッときます。



夢から醒めないで


『命は美しい』。
ひとりで登場する遠藤さくら
床スクリーンの映像に合わせて舞う、西野七瀬が2017年東京ドームでやったのと同じ演出。

『僕がいる場所』、センターは岩本蓮加
今彼女がこの曲を歌うとどうしても宝田明さんのことを考えてしまいます。
最後に澄んだ微笑みを浮かべるれんたん。

そして『太陽ノック』で真ん中に立ったのは筒井あやめでした。
5期生の加入により「最年少キャラ」から乃木坂の主要メンバーへ飛躍が期待される彼女。
また定義が曖昧な言葉を使ってしまいますが「驚くほどセンター適性あるなあ」と感じました。

『悲しみの忘れ方』で涙を流す賀喜遥香

清宮レイの「先輩と一緒に乃木坂でいられることが本当に嬉しい」という言葉。

『ハルジオンが咲く頃』『サヨナラの意味』で見事に統一されたサイリウム。

『裸足でSummer』にVTRで登場の与田祐希
この日のサンダル脱ぎ捨て隊は岩本蓮加清宮レイ田村真佑という「なんだかいい」3人。

齋藤飛鳥のソロダンスから始まった『きっかけ』。
ソロ歌唱でつないでいきます。岩本蓮加賀喜遥香の歌に好感。

そしてDフレ前半を任されたのは柴田柚菜でした。
『乃木坂スター誕生』で評価を上げ、選抜までたどり着いた彼女の晴れ舞台。

後半はもちろん久保史緒里
「あの人」の後を担わなければいけない、彼女の恍惚と不安。
比べてしまえば声量も余裕もまだまだだけれど、それでも心に響く
それが久保史緒里の歌。

「今日はここまで」。
いや6年間を26曲で振り返るというのは駆け足にも程があるのでは笑

そして5期生登場。
『絶望の一秒前』。Aフレの井上和の画力の強さたるや。冨里奈央もビジュアル良いな~。

『ごめんねFingers crossed』で松村沙友理ポジ=裏センターを堂々と務めた鈴木絢音
この曲、そして続く『インフルエンサー』での乱れ髪が美しい掛橋沙耶香

『I see...』のイントロでどよめく客席。

さらに『スカイダイビング』!この曲好き!
佐藤璃果の肩を抱き寄せる久保史緒里
同じ東北出身で同い年で、でも憧れの先輩で。そんな近くて遠いふたりの関係性。
それをグッと引き寄せる久保ちゃんの腕の力強さと、心底嬉しそうなさとりかの笑顔。

本編最終ブロック前のMC。
田村真佑の「1,500ぐらいの力で」が微笑ましい。

そして「もう涙が出ちゃうんですけど~」と話し始めた賀喜遥香。彼女を優しくさする岩本蓮加

「なんて人生だ!」そして「夢が醒めそうで怖い」というかっきーの言葉。
既に乃木坂のエース格のひとりにまで成長し、写真集も爆売れ予定の彼女。
そんな彼女をして現実感を失わせるほどのスケール(=会場の規模も観客の数も、そして卒業生含めた10周年の歴史も!)がこの日のライブにはあったということでしょう。

オーケストラ演奏による『夜明けまで強がらなくてもいい』。
何度書いてきたかわかりませんが、遠藤さくらの「弱さと儚さ越しにある強さ」。本当に凄い。

『僕は僕を好きになる』でめちゃめちゃ笑顔の早川聖来。たぶん田村真佑と笑い合っていたものと思われます。

アンコール。再び登場した生駒里奈伊藤万理華。その前を走る5期生たち。

交わるはずのなかった過去と未来が現在で交錯する瞬間。
ちょっと時空が歪んだかのような不思議な感覚。

『ハウス!』でしっかりコケる秋元真夏

5月8日にコロナ感染が判明しこの日は欠場となった与田祐希。
そのポジションを埋めたのは(恐らく)佐藤楓阪口珠美向井葉月といった3期生たち。
同期の頼もしさみたいなものを勝手に感じました。


続きます。

note上で乃木坂46に関する有料記事を公開しています。どちらも無料で読める部分がありますのでぜひご覧ください。

『アンダラ伝説』¥300
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

マガジン「2019年の乃木坂46」¥200
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。



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この日のライブを観て思ったことがもうひとつ。

それは「今こそアンダラにスターを生むべき時だ」です。

アンセム、伝説、そしてスター


これまで書いてきたように、今回のライブでは新たなアンセムと新たな伝説が生まれました。

関連記事:



残すは、アンダラの核となるメンバー。

新たな「スター」です。

今野義雄氏は2016年1月のインタビューでこんなことを語っていました。

 アンダーライブでは、アンダーメンバーの中にスターが生まれなければと思っています。最初はそれを伊藤万理華に背負わせ、彼女は見事に重責を果たしてくれました。
 そのあとバトンをタッチした井上小百合も、またここで確変して、カリスマ感のあるセンターになりました。
 それを去年引き継いだのが中元(日芽香)と堀(未央奈)ですよね。この二人には、一期と二期、Wセンターなどいろんなテーマがありました。

前年末に日本武道館に到達し、既にアンダラが大きな成功を収めていた時点での言葉です。

「スターが生まれなければならない」。

運営がゴリ押しにより特定のメンバーを祭り上げて「スターを作る」のではありません。

ポテンシャルを評価しているメンバーを、機運が高まった適切なタイミングで良いポジションにつけることによって階段を上らせた結果、「スターが生まれる」のです。

そしてスターになったメンバーには選抜への道が開かれる。
このサイクルが上手く回っていれば、アンダーの地位は向上し、アンダラのコンテンツとしての価値は高まり、アンダーメンバーのモチベーションもアップする。
そして最終的にはグループの層が厚くなります。

上で今野さんが語っていた通りにアンダラ黎明期では温泉トリオ(そして齋藤飛鳥)がスターになりました。

そして『シークレットグラフィティー』から『新しい世界』までの「樋口日奈と2期生の時代」では、アンダーセンターに選ばれたメンバーが存在感を高め選抜入りを手繰り寄せるケースが多く見られました。

この頃まではスターが生まれるサイクルが機能していたように思います。

しかし今回の29thアンダラは言うなれば「全方位気配り方式」でした。

全員センター企画があっただけでなく、それ以外でも佐藤楓以外のメンバーがセンターに立つ機会が多かった。

フロントとしてでんちゃんを挟む金川紗耶と弓木奈於。

そのふたりはオープニングでは2曲目と3曲目でセンターを務めます。
そしてライブのクライマックスであるアンダー曲コーナー。でんちゃんセンターの最新曲『届かなくたって…』から始まったのですが、ここでもまた続く2曲をやんちゃんと弓木ちゃんに任せているんですよね。

さらにこの後はフロントの両サイド阪口珠美と佐藤璃果、そして別枠の山崎怜奈と和田まあやが入れ代わりセンターに立ちます。

でんちゃんセンターはノンストップ披露のラスト『別れ際』そして座長MCを挟んでの本編ラスト『新しい世界』。

正直「もっと佐藤楓にフォーカスしてもいいのでは」と思いました。

メンバーそれぞれにスポットライトが当たっているのは素晴らしいことですし、センターに立った彼女たちのパフォーマンスも非常に良かった。

ただ、厳しい言葉を使えばどこか軸が定まっていないような印象も受けました。

当ブログでたびたび引き合いに出す、2018年12月武蔵野の森のアンダラも途中まではこの日と同じ感じだったんです。

当時のセンターは北野日奈子、アンダー曲は『日常』。
あの日は全員センター企画こそなかったものの、多くのメンバーが入れ代わり立ち代わりセンターに立ちそれぞれの魅力を炸裂させていました。

しかし本編最終ブロック。
『アンダー』から始まり『日常』で終わる圧巻のノンストップ連打。
全曲、センター北野日奈子。

強烈な印象を残しました。

あれできいちゃんはひとつステージが上がったように思います。
あまりいい言葉ではないのですが『アンダーレジェンド』級になったのではないでしょうか。



アンダーの連続性


ここ数作、アンダー曲のフォーメーションは「今回はこうするしかない」という明確な理由があるものでした。

まず、白石麻衣の卒業という大きな大きなひと区切りである25thシングル『しあわせの保護色』では期別曲祭りでアンダー曲はありませんでした。

26th『口ほどにもないKISS』では世代交代を印象づける初センター阪口珠美
それを支えるように1期2期のお姉さんたちが囲むという新人抜擢センターっぽいフォーメーション。
ちなみに他の3期生はほぼ3列目。2列目端に伊藤理々杏がいるだけでした。

27th『錆びたコンパス』。こちらは大ベテランの初センター山崎怜奈
選抜経験なしのままグループ屈指の知名度を誇るところまで来たれなちさん。目に見える人気以外の価値観でアンダーセンターという偉業。
両サイドはこの曲をもって卒業する同期の伊藤純奈と渡辺みり愛でした。

28th『マシンガンレイン』。センターはこの曲をもって卒業する寺田蘭世。ついに合流した4期生にぶっとい背中を見せます。
両サイドはアンダーメンバーではミーグリ完売速度が最上位の4期生柴田柚菜と、抜群のスタイルと高い歌唱力で今後のパフォーマンスの中核となることが期待される中村麗乃。

センターにもフロントにも全部ちゃんと理由がありましたし、これが正解だったとも思っています。

ただ、「流れ」がない。1話完結のドラマになっているんですよね。
実際には流れを作れる状況になかった、というのが正しいのでしょうが。

アンダラ黎明期や樋口日奈と2期生の時代には流れがありました。

アンダーセンターは次作でセンター横に立ち次の座長を支えてからその次で選抜入りするというかつてのスタイル。これにはアンダラに連続性を持たせる効果もありました。

やはり、以前のようにある程度フロントを固定しつつそこから何人かを選抜に送り込むというのがアンダーとしてあるべき姿だと思います。

アンダー内でのポジションに一貫性がある。だからこそ前に行くことに価値がある。

少し余談になりますがその前提があればこそ、史上最少最弱と自ら言い放った17thアンダー『風船は生きている』の渡辺みり愛、鈴木絢音、山崎怜奈フロントという大抜擢(アンダーでもほぼ3列目しか経験のない3人)にファンは「うお!運営、思い切ったな!」と感じ、そこにドラマが生まれた。そして東京体育館が伝説のひとつに数えられたのです。

そういう意味で、次作は佐藤楓の連続センターもいいんじゃないかと思います。

(以下、個人的に思うアンダーのスター候補を何人か挙げていきますが、もちろん「選抜に入ってほしくない」という意味ではありません。念のため)

全体的には「熱さ」や「気迫」よりも「楽しさ」が勝っていたこの日のライブですが、私がその中で最もパフォーマンスに気迫を乗せていたと感じたのは彼女でした。

あまり感情の起伏を見せずに「棒読み」が持ち味笑のでんちゃんですが、「やっぱりセンターになると違うな」と思わせました。

だからこそ、本編最終ブロックはもっと彼女にフォーカスしてほしかったですね。

ビジュアルはずっと仕上がってますしスポーツ系の外仕事という可能性もある彼女。
ここで連続アンダーセンターに据えて内外にアピールというのは大いにありだと思います。
ちなみに連続でのアンダーセンターは過去に伊藤万理華と中元日芽香(1曲は堀未央奈とのWセンター)しかいないので、ファンにもそれなりのインパクトを与えるかと。

金川紗耶もいいですね。

遠藤さくらの隣に立っても互角以上というその超絶スタイル。そしてキメキメのダンス。
もの凄くステージ映えするやんちゃん。

ソロダンスからの『My rule』も実に印象的でした。

一頓挫あったので賛否両論あるかもしれませんが、個人的にはこのまま埋もれさせるにはあまりに惜しい人材だと思っています。(「埋もれさせる」という表現はアンダーメンバーたちに失礼ですが上手く言い換えられませんでした)

そしてやはり、阪口珠美

彼女もステージ上で目を引きます。
そのダンスの美しさは既にファンの間でも定着しているのであともうひと押し。

「自然で優雅」なダンスの彼女ですが、逆に今のたまちゃんがアンダーセンターとして『日常』を踊ったらどんな表情を見せてくれるのか、興味をそそられます。

最後にもうひとり、林瑠奈

加入当初の白目をむいたエキセントリックキャラから2期生大好き闘魂キャラ、そして恐れ多くて震えてしまうけどそれでも歌い継がせていただきたいキャラときて、現在はきちんと喋れる安心して外仕事に送り出せるキャラになりました。

先日ゴールデンタイムのバラエティ番組に弓木奈於とペアで出演していましたが、いいコンビですね。

以前と比べ角は取れてきたものの、内面に熱い心を持った彼女はアンダーセンターっぽい。井上小百合や寺田蘭世の系譜ですね。

ビジュアルも特徴的かつ整っており、凄い偏見ですが個人的には「深田恭子さんが好きなおじ様たちに受けるのでは?」と思っています。根拠はありません笑

ただ現状彼女はミーグリ完売状況で苦戦しているので、もう少し数字の裏付けがついてきて機運が高まってからアンダーセンターに据えるのが良いでしょうね。

弓木奈於はなんか別路線というか新内眞衣ルートというか、気がついたら選抜にいる形がいい気がします。あえてアンダーセンターに置く必要はないのでは。


29thアンダラは非常に素晴らしく、多くの好意的なレポがありました。

だからこそ、次の一手は重要です。

ここで1話完結ではないアンダーの物語を見せてほしい。

そして新たなスターが生まれる瞬間を、見せてほしいです。


note上で乃木坂46に関する有料記事を公開しています。どちらも無料で読める部分がありますのでぜひご覧ください。

『アンダラ伝説』¥300
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

マガジン「2019年の乃木坂46」¥200
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。



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