ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:一ノ瀬美空

びーむ色調補正3
この先2度とないであろう、キャパ900という小箱での5期生ライブ。
当然のごとくチケットは全落でしたので最終日を配信で観ました。

「新参者」なんて言わせない


セットリストはこちら。

Overture

01. 絶望の一秒前
02. 制服のマネキン(センター:中西アルノ)
03. ガールズルール(センター:一ノ瀬美空)
04. 裸足でSummer(センター:五百城茉央)

<ユニットコーナー>
05. 銭湯ラプソディー(池田、岡本、川﨑、菅原、冨里)
06. 革命の馬(五百城、井上、奥田、中西)
07. 無表情(一ノ瀬、小川)

<おひとりさまコーナー>
08. 羽根の記憶(五百城)
09. マシンガンレイン(中西)

10. いつの日にか、あの歌を…
11. 初恋の人を今でも
12. 君の名は希望

13. 心にもないこと
14. 考えないようにする
15. インフルエンサー(センター:一ノ瀬美空、井上和)
16. Actually…
17. 17分間
18. バンドエイド剥がすような別れ方
19. おひとりさま天国

EN
EN1. ロマンスのスタート
EN2. Sing Out!(センター:菅原咲月)
EN3. 人は夢を二度見る(センター:岡本姫奈、奥田いろは)
EN4. 乃木坂の詩

WEN
WEN1. I see…


オープニングからブチ上げ曲を続け、ユニットコーナーを挟んでバラードコーナーでクールダウン。そこから本編ラストに向けて一気に盛り上げていく。
後述するオープニングでの井上和の宣言通り、この日のライブはいわゆる全体ライブのフォーマットでした。

基本生歌(一部被せかも)。そして5期生曲全部フルコーラスなのが良いですね。

印象に残ったシーンを挙げていきます。

オープニングは井上和のアカペラが鳥肌ものの『絶望の一秒前』。
ラストで彼女は薄く笑ってみせます。

そして

 5期生11人で作る「乃木坂46のライブ」見届けてください

ある意味「新参者」のコンセプト全否定笑

そこから畳み掛ける『制服のマネキン』。
言わずと知れた乃木坂の代名詞のひとつ。中西アルノセンターは少し意外。
しっかりウインクを決める菅原咲月。この後も数えきれないくらい決めるのですが。
大間奏の巻き取る振りの回転が異様に早い一ノ瀬美空

『裸足でSummer』サビ前、五百城茉央の「いっくで~!」という煽り。

井上和のMCでの「表情に注目してほしい」「配信なんで良く見えるじゃないですか」という発言。これ凄い自信だよなあ。
小川彩に褒められて「何急に~?」と照れる五百城茉央。「私も褒めてほしい」と拗ねる一ノ瀬美空

ユニットコーナーは何と驚きの『銭湯ラプソディ―』から。楽しそうな川﨑桜

『革命の馬』。白に柄という大胆なライダースを着こなしてしまう井上和。個人的にはこれ見覚えがないのですが、既存衣装でしたっけ?

『無表情』。令和版からあげ姉妹のビジュアルの強さよ!
しっかりガニ股をするのが可愛い小川彩。ここぞとばかりにキスを強要する一ノ瀬美空

おひとりさま(ソロ)コーナー。
五百城茉央の『羽根の記憶』。
かなり力んでリズムも走っていたので本人は終わった後で納得いっていない表情を浮かべていましたが、とりわけファルセットの時には彼女のイノセンスがその場を埋め尽くします。

中西アルノの「センターの方の存在感に圧倒された」というコメントから齋藤飛鳥のことかな?と思っていたら『マシンガンレイン』。
寺田蘭世か!よくぞこれをもってきた、というチョイス

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ずっと受け継がれてきたもの


MCで「10年後もご飯とか行こうね」と言って目を潤ませながら微笑む五百城茉央

『いつの日にか、あの歌を…』のポジションに入った時に客席から届いた「あーや~!」の叫びはきっと弓木奈於であろう。

カフェオーレ(五百城茉央奥田いろは)のギター伴奏で何をやる?と思ったら『初恋の人を今でも』!アンダラ2ndシーズンの本編ラスト曲じゃないですか!
ラスサビを歌う冨里奈央のなんとも菊池桃子なこと。これまたイノセンス。

この日のハイライトのひとつ、「乃木坂46の歴史にとってとてもとても大切な曲」からの『君の名は希望』。

3期初単独ライブでの梅澤美波の「この曲を嫌いだったら乃木坂じゃないよね」。
『乃木坂どこへ』内での賀喜遥香の「先輩方が絶対この曲が一番大切って言うから…」。
そうやってずっと受け継がれてきたものそして今、5期生が

小川彩のピアノ伴奏。生田絵梨花が、大園桃子が思い出されます。
ひとりずつ歌い継ぐ演出に多くのメンバーが緊張する中、揺るがない奥田いろは井上和中西アルノの3人。
サビ前のフィルを弾きながらメンバーに微笑みかける小川彩。ラスサビのハモり。

ガッツリ衣装替えで舞台上に誰もいない時間を作るという斬新さ。

『心にもないこと』。このあたりから本格的に楽しくなってきちゃった川﨑桜

『考えないようにする』で私が感じたのは「乃木坂的な美しさ」
これについては次の記事で書きます。

『インフルエンサー』は井上和一ノ瀬美空のWセンター。
ラスサビで伝統の裏センターの位置に立つ岡本姫奈

『17分間』。楽しすぎてもはやタレまゆになってしまう川﨑桜

アンコール、小川彩の煽りから始まる『ロマンスのスタート』。

『Sing Out!』のソロダンス、笑顔で舞いながら泣く菅原咲月

Wアンコールは何を持ってくるのかと思えば『I see…』。これは良い判断でしたね。

この日のビジュアル仕上がってるメンは、やっぱり小川彩
巻き髪の冨里奈央も凄く可愛かったですね。


続きます。

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「今にして思うこと」は各記事の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


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びーむ色調補正3
2022年12月に行なわれた「新・乃木坂スター誕生!LIVE」。

横浜公演2DAYSを両日観に行くことができました。

個人的には2020年2月の8thバスラ以来となる乃木坂ライブの現地参戦。
まさかそれが5期生のしかも番組企画のライブとは思ってもみませんでしたが笑

当記事ではまず2日間それぞれのセットリストと印象に残ったシーンを挙げていきます。
現場なので配信の時とは比較にならない粗さです笑

DAY1


01. One Night Carnival(小川彩、奥田いろは、菅原咲月、冨里奈央、中西アルノ)
02. 残酷な天使のテーゼ(井上和)
03. タイムマシンにおねがい(五百城茉央、池田瑛紗、一ノ瀬美空、岡本姫奈、川﨑桜)

<ソロコーナー>
04. ここでキスして。(中西アルノ)
05. 慟哭(菅原咲月)
06. ありがとう(冨里奈央)
07. 純愛ラプソディ(奥田いろは)
08. 赤いスイートピー(川﨑桜)
09. 世界中の誰よりきっと(岡本姫奈)
10. プラネタリウム(一ノ瀬美空)
11. 時をかける少女(小川彩)
12. 糸(五百城茉央)
13. ルージュの伝言(池田瑛紗)
14. Story(井上和)

15. 夏色(一ノ瀬美空、奥田いろは)
16. シーズン・イン・ザ・サン(五百城茉央、菅原咲月、冨里奈央)
17. Sunny Day Sunday(池田瑛紗、井上和、中西アルノ)
18. ふわふわ時間(岡本姫奈、小川彩、奥田いろは、川﨑桜、冨里奈央)
19. お願いマッスル(井上和withVTR串田アキラ)
20. まだ若い君へ(カフェオーレ=五百城茉央、奥田いろはwithオズワルド畠中悠)

SPゲスト・trf YUKI
21. masquerade(YU-KI&一ノ瀬美空、小川彩、菅原咲月)
22. EZ DO DANCE(YU-KI&一ノ瀬美空、小川彩、菅原咲月)
23. CRAZY GONNA CRAZY(YU-KI&全員)

VTR「5期生ジャスチャーゲーム」

<乃木坂46 5期生SPECIAL LIVE>
Overture
01. バンドエイド剥がすような別れ方
02. ガールズルール(センター:一ノ瀬美空)
03. ロマンスのスタート(センター:川﨑桜)
04. きっかけ(センター:井上和) 
05. 狼に口笛を(センター:五百城茉央)
06. 裸足でSummer(センター:奥田いろは)

07. 17分間
08. 絶望の一秒前

EN
EN1 ダンケシェーン
EN2 乃木坂の詩


オープニングは千葉県出身者から成るユニット「千葉魂」による『One Night Carnival』。
番組で同曲を披露した際には不在だった菅原咲月が加入。役職は「新入り」とのこと。次期総長を狙っているそうです。編み込みヘアがすこぶる可愛い

ソロコーナー、『ありがとう』で思うように歌えず涙ぐんだ冨里奈央
彼女がついこの間まで中学生だった(小川彩とひとつしか違わない)という事実をみんな忘れがちですよね。
そんな彼女を励ますように瞬く間にターコイズ×ターコイズに染まった客席も素敵でした。

『赤いスイートピー』川﨑桜の登場した瞬間の圧倒的なアイドル感。客席からため息のような何とも言えないどよめきが起こります。
松田聖子さんも楽曲そのものもまさしくレジェンドですからこの曲自体がアイドル感の塊みたいなものなのですが、それが似合ってしまう姿にちょっと驚かされました。

そして『Sunny Day Sunday』が凄くいい。
個人的に中西アルノはこういう楽しげな曲で楽しそうにしている方がずっといいと思います。

ひたすら楽しい『お願いマッスル』。

trfYU-KIさんとのコラボでスタ誕ライブは終了。

幕間VTRはジェスチャーゲーム。
「ライブに来たオランウータン」をやり切った一ノ瀬美空に好感。

5期生ライブは最新曲『17分間』のセンターである川﨑桜がいわゆる「座長」扱いでした。
この点については次の記事で別途書きます。

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DAY2


01. 残酷な天使のテーゼ(井上和)
02. タイムマシンにおねがい(五百城茉央、池田瑛紗、一ノ瀬美空、岡本姫奈、川﨑桜)
03. One Night Carnival(小川彩、奥田いろは、菅原咲月、冨里奈央、中西アルノ)

<ソロコーナー>
04. ひこうき雲(五百城茉央)
05. 赤いスイートピー(川﨑桜)
06. 真夜中のドア〜stay with me(小川彩)
07. プラネタリウム(一ノ瀬美空)
08. 元気を出して(冨里奈央)
09. 卒業(菅原咲月)
10. 点描の唄(奥田いろは)
11. VALENTI(岡本姫奈with一ノ瀬美空、小川彩)
12. ルージュの伝言(池田瑛紗)
13. First Love(中西アルノ)

14. 夏色(一ノ瀬美空、奥田いろは)
15. シーズン・イン・ザ・サン(五百城茉央、菅原咲月、冨里奈央)
16. Sunny Day Sunday(池田瑛紗、井上和、中西アルノ)
17. ふわふわ時間(岡本姫奈、小川彩、奥田いろは、川﨑桜、冨里奈央)
18. お願いマッスル(井上和withVTR串田アキラ)
19. SWEET 19 BLUES(一ノ瀬美空、川﨑桜、中西アルノ)

20. ひとり(ゴスペラーズ&井上和)
21. やさしさに包まれたなら(ゴスペラーズ&5期生全員)
22. ガッツだぜ!!(5期生全員)

VTR「5期生ジャスチャーゲーム」

<乃木坂46 5期生SPECIAL LIVE>
Overture
01. バンドエイド剥がすような別れ方
02. ガールズルール(センター:一ノ瀬美空)
03. ロマンスのスタート(センター:川﨑桜)
04. きっかけ(センター:井上和) 
05. 狼に口笛を(センター:五百城茉央)
06. 裸足でSummer(センター:奥田いろは)

07. 17分間
08. 絶望の一秒前

EN
EN1 ハウス!
EN2 乃木坂の詩


概ねDAY1と変わらないのですが楽しかったです笑

『真夜中のドア』の小川彩、中学生だということに改めて驚愕。
いや本当に凄いですね。全員参加曲でも太い声が聞こえてきて、誰かと探すと彼女でした。この先長きにわたって乃木坂のボーカルを支えられる人材だと思います。

世界的タンバリニストの座へ駆け上がった一ノ瀬美空

「『お願いマッスル』は緊張しない」という井上和の発言。

同じく和ちゃん、この日のゲストであるゴスペラーズさんとのコラボで『ひとり』を歌います。
サビ前「吸い込まれてく」の「く」の出がちょっと揺らいだのにエスカレーションさせる部分で見事にリカバリしたのは感心しました。

ジェスチャーゲームで期待通りに勘が鋭い五百城茉央

そのいおちゃん、5期生ライブの『17分間』で二手に分かれて小芝居をする振り付けでの表情が抜群に可愛い。

前日は曲終わりの井上和のキメ顔を抜かないという残念なカメラワークだった『絶望の一秒前』がこの日は改善されていてひと安心。

それはさておき現場で聴く『絶望の一秒前』、めちゃめちゃいいですね。

もちろんこれは楽曲自体の力が非常に大きく作用しているし、大音量でのうねるベースと4つ打ちが凄く気持ちいいってのもあるんですけど。

なんかすげえアンセム感あるんすよ。
5期生全員のモードがちょっと切り替わる感じというか。

特別な意味のある楽曲。
それが日産スタジアム、全ツを経てクオリティが上がり思い出も重ねられて。

本人たちにとって特別な曲を、観る者にもちゃんと「特別なもの」と感じさせる

それが既にできている5期生はやっぱり凄いと思うんですよ。


2日間通じてのビジュアル仕上がってんなあメンは、やっぱり井上和
ちょっと品がない表現になりますが、本当にお顔が強い。

私は46時間TVの5期生お披露目会の時点で「様々な表情を見せつつそのどれもが綺麗」と表現していましたが、この2日間も全く同じことを思いました。

関連記事:


スタ誕ライブでは(恐らくカバーということもあって)あまり表情を緩めることがなかったのですが、乃木坂曲のライブになるとずっと楽しそう。そして「くしゃっと笑う」彼女はこの日も実に魅力的に映りました。


続きます。

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タオル補正
前の記事までで3日間の印象に残ったシーンを列挙してきました。

当記事では5期生お見立て会について。

迎えたその日


まずはこの日に至るまでの流れをざっとおさらいします。

5期生11人が加入すると発表されたのは2月1日のことでした。
翌2日から公式Youtubeチャンネル『乃木坂配信中』で毎日正午にひとりずつプロフィール動画を公開。

そのトップバッターは井上和さん。
その完成されたビジュアルはかなりのインパクトを与え、一気に「乃木坂5期生」に対する注目度を上げます。

さらに17日と18日には29thシングル特典映像『乃木坂46 5期生 Background Story』の予告編が公開されます。

しかし最初の記事でも書いた通り、21日深夜に29thシングルでの「5期生抜擢単独センター」が発表されたことによりファンの頭に冷水が浴びせかけられます。

関連記事:


そして迎えたこの日。

前日には冨里奈央(とみさと・なお)さんが欠席するという残念な発表もありました。

司会進行は信頼と実績の高橋大輔アナ

まずは50音順にひとりずつ入場してきます。
全員が揃ってから順に自己紹介。そして特技披露からミニライブという流れでした。

五百城茉央(いおき・まお)さん。

緊張した面持ちながらニコッと笑顔を見せます。
しかしステージのセンターから所定の位置に移動する時点で既に泣き顔に。

今回の7人の中で唯一といっていいド緊張。
その初々しい姿と「マグロが好き」で満面の笑みを浮かべるところ、特技披露での剣道、さらにそこで「あ~もうやだ~」と逃げ帰るあたりがどうしても大園桃子を思い出してしまいますね。(ぞのっちの場合は「トマトが好きです」でした)

「とりあえず5期の五がつく名前の子と憶えてください」というのもなんか奥ゆかしくて個人的に好感。

一ノ瀬美空(いちのせ・みく)さん。

とにかくニッコニコ。やっぱりお見立て会では笑顔が大事ですよね。
4期の時は「あのずっとニコニコしていたショートの子」が掛橋沙耶香と清宮レイのふたりいてファンが混乱したのが懐かしいです。
今回唯一の方言アピールでした。

特技披露はピアノ。久保史緒里が悲壮な決意で「乃木坂のピアノの文化を絶やしちゃいけない」と電視台で披露した翌日になんとも凄いバッティング笑

井上和(いのうえ・なぎ)さん。

プロフィール動画でもドキュメンタリー予告編でも「スピアヘッド」の役割を担い、見事にその期待に応えてきた彼女。

自己紹介でフリップにイラストを描いていた時点で「絵ウマ」確定でしたが特技ではさらにデッサン画を披露します。

落ち着き払った態度にシックな服装、そしてもの凄く整ったビジュアル。
一見とっつきにくそうなのにちゃんと目が笑っている自然な笑顔。

最初からインパクトがあり、新たな映像が出るたびにさらに好感度が上がってきたというのが個人的な印象です。

小川彩(おがわ・あや)さん。

乃木坂伝統「最年少らしからぬ最年少キャラ」の系譜を継ぐ者ですね。
先代の筒井あやめと同じく「どのタイミングでどの角度から見ても整った顔」。
そして歯を見せた時の、どこか渡辺みり愛の「イヒヒ顔」を思い出させる表情。
ところで「右手が常に勝つジャンケン」になぜステップをつける?

特技はそろばん。このチョイスもどこかレトロ好きなあやめんテイスト。
「何か言いたいことは?」と大輔氏に聞かれ「特にないです」というのも最年少キャラの系譜だなあ。
「緊張はめちゃくちゃしました」というコメントでしたが全くそう見えませんでした。

奥田いろは(おくだ・いろは)さん。

子役出身という奥田さんですが、五百城さんほどではありませんがかなり緊張の面持ち。
それも相まってかなり素朴な印象を受けました。
「コーヒー店でのアルバイト再現」はよくわかりませんでしたが「鳩を威嚇すると必ず飛び立つ」は面白かった。西野七瀬の天敵ですね笑

特技のギター弾き語り、聴く者のセンチメンタリズムを刺激するソロシンガーっぽい歌声ですね。曲の後半は音を外していたようですが、ポテンシャルを感じました。

菅原咲月(すがわら・さつき)さん。

最初のプロフィール動画では「窓の外を眺める顔が橋本奈々未に似てる」「ラストの正面顔は柏木由紀だ」と話題騒然となりました。
個人的には見るたびに顔が違うという印象。

内気な儚い系かと思いきゃドキュメンタリー予告編では割とよくしゃべる明るい女の子。そこでは「上手く笑えない」的なことを言ってたのにお見立て会では誰よりも笑うという。(緊張するとヘラヘラしちゃうタイプなのかも)

最初のイメージからどんどん変わっていっているのですが個人的には別にそれが嫌じゃないです。現時点での印象はトータルで岩本蓮加っぽい感じかな?
「私のことを推して絶対後悔はさせません!」という気が強そうなコメントも良かった。

唯一残念だったのが特技披露のバスケで着ていたウェアが(日本人プレイヤー・八村塁の所属する)ウィザーズというベタなセレクトだったこと。個人的にはナゲッツなら100点でした。

中西アルノ(なかにし・あるの)さん。

この時点で既に「渦中の」だった中西さん。
彼女がセンターという事前リークも加入前の良くない噂も目にしていたので、個人的にはどうしてもネガティブなフィルターをかけて彼女を見ていたと思います。

だからでしょう、自己紹介の「爬虫類のペットいっぱい飼ってます」「それを友達の苗字で呼んでます」「よく変わってるねって言われます」の時点で思いました。

 苦手だわ~

「変わってるね」のくだりでの表情は堀未央奈の「ワタス顔」をちょっと思い出しました。
でも普通にニコニコ笑いながら話している時の表情は割と良い印象を受けました。

そして特技の歌披露。初めて観客の前での歌唱ですからこれをもってその歌唱力を判断することはできません。でも歌い出しの4小節で思ったのが「BiSHのアイナ・ジ・エンドみたいだな」でした。語尾の声の返し方からそう感じたんだと思います。

個人的にはこの歌唱法も(正直、選曲も)

 苦手だわ~

です。

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全体的に5期生は肝が据わった感じ。
五百城さんと奥田さんは緊張が表に出ていましたが、他の5人は堂々たるものでした。

「いきなり一輪車に乗って現れる」とか「Y字バランスをしながら般若心経」のようなぶっ飛んだ特技はありませんでしたね。

そして初の楽曲披露。

3曲とはいえフルサイズ。
センターは『ガールズルール』が一ノ瀬さん。『インフルエンサー』は井上さんと中西さんのWセンターで『君に叱られた』は奥田さんでした。

一ノ瀬さんはなんというか「めちゃめちゃこなれてんなあ」という感じ笑
キメポーズやカメラへのアピールなど、新人とは思えません。

小川さんは歌おうが踊ろうがとにかく顔が崩れない。このあたりも実にあやめんっぽい。

それに対し井上さんは様々な表情を見せつつそのどれもが綺麗。
『インフル』の髪をかき上げる振り付けの貫録たるや、なかなか衝撃的でした。

奥田さんはとにかくひたむき、全力という印象。
まだ緊張が残っているようでしたが、それはセンターのプレッシャーもあったのでしょう。

逆に五百城さんはさっきまで震えていたのはどこへやら、笑顔で堂々たるパフォーマンス。
歌って踊るのが好きなんだろうなと思わせました。

中西さんは『ガルル』のような笑顔の方が良いですね。
『インフル』での顎を上げてこちらを見下すような表情は「ああ…やっぱりそうなっちゃうのね」と残念に感じました。

菅原さんはなんだかやたらと楽しそう笑
他のメンバーと絡む振り付けでわちゃわちゃしたり、遊びの部分で「ガオ」ポーズを取ってみたり。
くしゃっと笑うのも好印象、というかこの時点でそんなに素直に笑えるのはどれだけ度胸があるのだろうという感じ。緊張しないんですかね?


5期生それぞれの魅力を垣間見ることができたお見立て会。

しかしこうしている間にも、刻々とその瞬間は近づいていました。

続きます。

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