前の記事までで3日間の印象に残ったシーンを列挙してきました。
当記事では5期生お見立て会について。
迎えたその日
まずはこの日に至るまでの流れをざっとおさらいします。
5期生11人が加入すると発表されたのは2月1日のことでした。
翌2日から公式Youtubeチャンネル『乃木坂配信中』で毎日正午にひとりずつプロフィール動画を公開。
そのトップバッターは井上和さん。
その完成されたビジュアルはかなりのインパクトを与え、一気に「乃木坂5期生」に対する注目度を上げます。
さらに17日と18日には29thシングル特典映像『乃木坂46 5期生 Background Story』の予告編が公開されます。
しかし最初の記事でも書いた通り、21日深夜に29thシングルでの「5期生抜擢単独センター」が発表されたことによりファンの頭に冷水が浴びせかけられます。
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そして迎えたこの日。
前日には冨里奈央(とみさと・なお)さんが欠席するという残念な発表もありました。
司会進行は信頼と実績の高橋大輔アナ。
まずは50音順にひとりずつ入場してきます。
全員が揃ってから順に自己紹介。そして特技披露からミニライブという流れでした。
五百城茉央(いおき・まお)さん。
緊張した面持ちながらニコッと笑顔を見せます。
しかしステージのセンターから所定の位置に移動する時点で既に泣き顔に。
今回の7人の中で唯一といっていいド緊張。
その初々しい姿と「マグロが好き」で満面の笑みを浮かべるところ、特技披露での剣道、さらにそこで「あ~もうやだ~」と逃げ帰るあたりがどうしても大園桃子を思い出してしまいますね。(ぞのっちの場合は「トマトが好きです」でした)
「とりあえず5期の五がつく名前の子と憶えてください」というのもなんか奥ゆかしくて個人的に好感。
一ノ瀬美空(いちのせ・みく)さん。
とにかくニッコニコ。やっぱりお見立て会では笑顔が大事ですよね。
4期の時は「あのずっとニコニコしていたショートの子」が掛橋沙耶香と清宮レイのふたりいてファンが混乱したのが懐かしいです。
今回唯一の方言アピールでした。
特技披露はピアノ。久保史緒里が悲壮な決意で「乃木坂のピアノの文化を絶やしちゃいけない」と電視台で披露した翌日になんとも凄いバッティング笑
井上和(いのうえ・なぎ)さん。
プロフィール動画でもドキュメンタリー予告編でも「スピアヘッド」の役割を担い、見事にその期待に応えてきた彼女。
自己紹介でフリップにイラストを描いていた時点で「絵ウマ」確定でしたが特技ではさらにデッサン画を披露します。
落ち着き払った態度にシックな服装、そしてもの凄く整ったビジュアル。
一見とっつきにくそうなのにちゃんと目が笑っている自然な笑顔。
最初からインパクトがあり、新たな映像が出るたびにさらに好感度が上がってきたというのが個人的な印象です。
小川彩(おがわ・あや)さん。
乃木坂伝統「最年少らしからぬ最年少キャラ」の系譜を継ぐ者ですね。
先代の筒井あやめと同じく「どのタイミングでどの角度から見ても整った顔」。
そして歯を見せた時の、どこか渡辺みり愛の「イヒヒ顔」を思い出させる表情。
ところで「右手が常に勝つジャンケン」になぜステップをつける?
特技はそろばん。このチョイスもどこかレトロ好きなあやめんテイスト。
「何か言いたいことは?」と大輔氏に聞かれ「特にないです」というのも最年少キャラの系譜だなあ。
「緊張はめちゃくちゃしました」というコメントでしたが全くそう見えませんでした。
奥田いろは(おくだ・いろは)さん。
子役出身という奥田さんですが、五百城さんほどではありませんがかなり緊張の面持ち。
それも相まってかなり素朴な印象を受けました。
「コーヒー店でのアルバイト再現」はよくわかりませんでしたが「鳩を威嚇すると必ず飛び立つ」は面白かった。西野七瀬の天敵ですね笑
特技のギター弾き語り、聴く者のセンチメンタリズムを刺激するソロシンガーっぽい歌声ですね。曲の後半は音を外していたようですが、ポテンシャルを感じました。
菅原咲月(すがわら・さつき)さん。
最初のプロフィール動画では「窓の外を眺める顔が橋本奈々未に似てる」「ラストの正面顔は柏木由紀だ」と話題騒然となりました。
個人的には見るたびに顔が違うという印象。
内気な儚い系かと思いきゃドキュメンタリー予告編では割とよくしゃべる明るい女の子。そこでは「上手く笑えない」的なことを言ってたのにお見立て会では誰よりも笑うという。(緊張するとヘラヘラしちゃうタイプなのかも)
最初のイメージからどんどん変わっていっているのですが個人的には別にそれが嫌じゃないです。現時点での印象はトータルで岩本蓮加っぽい感じかな?
「私のことを推して絶対後悔はさせません!」という気が強そうなコメントも良かった。
唯一残念だったのが特技披露のバスケで着ていたウェアが(日本人プレイヤー・八村塁の所属する)ウィザーズというベタなセレクトだったこと。個人的にはナゲッツなら100点でした。
中西アルノ(なかにし・あるの)さん。
この時点で既に「渦中の」だった中西さん。
彼女がセンターという事前リークも加入前の良くない噂も目にしていたので、個人的にはどうしてもネガティブなフィルターをかけて彼女を見ていたと思います。
だからでしょう、自己紹介の「爬虫類のペットいっぱい飼ってます」「それを友達の苗字で呼んでます」「よく変わってるねって言われます」の時点で思いました。
苦手だわ~
「変わってるね」のくだりでの表情は堀未央奈の「ワタス顔」をちょっと思い出しました。
でも普通にニコニコ笑いながら話している時の表情は割と良い印象を受けました。
そして特技の歌披露。初めて観客の前での歌唱ですからこれをもってその歌唱力を判断することはできません。でも歌い出しの4小節で思ったのが「BiSHのアイナ・ジ・エンドみたいだな」でした。語尾の声の返し方からそう感じたんだと思います。
個人的にはこの歌唱法も(正直、選曲も)
苦手だわ~
です。
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全体的に5期生は肝が据わった感じ。
五百城さんと奥田さんは緊張が表に出ていましたが、他の5人は堂々たるものでした。
「いきなり一輪車に乗って現れる」とか「Y字バランスをしながら般若心経」のようなぶっ飛んだ特技はありませんでしたね。
そして初の楽曲披露。
3曲とはいえフルサイズ。
センターは『ガールズルール』が一ノ瀬さん。『インフルエンサー』は井上さんと中西さんのWセンターで『君に叱られた』は奥田さんでした。
一ノ瀬さんはなんというか「めちゃめちゃこなれてんなあ」という感じ笑
キメポーズやカメラへのアピールなど、新人とは思えません。
小川さんは歌おうが踊ろうがとにかく顔が崩れない。このあたりも実にあやめんっぽい。
それに対し井上さんは様々な表情を見せつつそのどれもが綺麗。
『インフル』の髪をかき上げる振り付けの貫録たるや、なかなか衝撃的でした。
奥田さんはとにかくひたむき、全力という印象。
まだ緊張が残っているようでしたが、それはセンターのプレッシャーもあったのでしょう。
逆に五百城さんはさっきまで震えていたのはどこへやら、笑顔で堂々たるパフォーマンス。
歌って踊るのが好きなんだろうなと思わせました。
中西さんは『ガルル』のような笑顔の方が良いですね。
『インフル』での顎を上げてこちらを見下すような表情は「ああ…やっぱりそうなっちゃうのね」と残念に感じました。
菅原さんはなんだかやたらと楽しそう笑
他のメンバーと絡む振り付けでわちゃわちゃしたり、遊びの部分で「ガオ」ポーズを取ってみたり。
くしゃっと笑うのも好印象、というかこの時点でそんなに素直に笑えるのはどれだけ度胸があるのだろうという感じ。緊張しないんですかね?
5期生それぞれの魅力を垣間見ることができたお見立て会。
しかしこうしている間にも、刻々とその瞬間は近づいていました。
続きます。
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