ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:井上和

タオル補正
前の記事では「かきさく」Wセンターという選択と『Monopoly』のMVについて考察しました。

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ここでは選抜ボーダーとアンダーについて。

地団駄とカマキリ


34thで選抜から外れたのは3期生の伊藤理々杏と中村麗乃、そして休業中の金川紗耶。
新たに選抜に入ったのは3期生の向井葉月と4期生の黒見明香、そして5期生の冨里奈央でした。

8年目にして悲願の初選抜となった向井葉月

グループのパブリックイメージとアンマッチな「面白パワー系」としてスタートしてしまった(もちろんそれは彼女の持つ要素のひとつではあるのでしょうが)彼女の乃木坂人生。

握手人気では同期の中で苦戦が続きました。
さらに4期生の加入、そしてコロナ禍でのオンラインミーグリ化により完売状況の二極化が進み、彼女の完売もゼロや1という状況が続きます。

しかし。
32nd『人は夢を二度見る』から上昇傾向に転じ、33rd『おひとりさま天国』では2桁完売。

この要因のひとつは過去数作の選抜ボーダーラインで流動性が出たことによるファンの後押しでしょう。
そして彼女がずっとなくさずにいた一生懸命さと乃木坂愛、そして「いいやつ」感がファンに浸透したことも大きかったのだと思います。

意外と言っては失礼なのですが、32ndアンダラの会場で彼女の女性ファンをちらほら見かけて驚いた記憶があります。

そして黒見明香

ちょっと「人と違うリズム」を持っているタイプな彼女。
「先輩風」と「カマキリ」で『乃木坂工事中』内でブレイク。同期の選ぶ2023年MVPでも見事1位を獲得しました。
「イジられる」ことを鷹揚に受け止める、どころか「(フィーチャーしてくれて)ありがとう」と感謝までする姿が非常に好感度高い

乃木坂野球部としても活躍。しっかり準備してひとつひとつの仕事に臨んでいるのが印象深いですね。

その一生懸命さや誠実さが浸透したことでファンをしっかりと掴みミーグリの完売を伸ばしてきました。
前作では5期生を除けばアンダー内で最上位。今作ではさらに完売数を上げています。


アンダーセンターは中西アルノ。5期生では初です。
前作のミーグリ完売実績がアンダー内では圧倒的でしたから極めて順当。

どんな曲が来るかと思っていたらなんと意外、白とスカイブルーの衣装も爽やかなアイドルポップス。
Aフレでは後ろに手をまわして左右にステップというド王道の振り付け。

これは秋元康が彼女への興味を失ったということなのか。
あるいは「ファンがアルノに普通のアイドルをやらせろって言うから王道ソングを渡してみたよ。ほら、物足りないだろ?」と言っているのかもしれません、というのはうがった見方が過ぎるでしょうか。
まあ私は正直拍子抜けしました笑


ただこの曲聴いて改めて思ったのですが、アルさん歌上手くなりましたよね。
特にBフレ。1番2番それぞれで彼女のソロ歌唱があるのですが、実に良い。

いやもちろんお披露目の時点から歌唱力は高かったですけど、ここまで上手くはなかった。

あの時の陶酔型の歌唱ではなく、現在の彼女は「いい意味でテクニカル」だと思います。
見せつけるように技巧に走るのではなく素直にテクニックを使っているというか。

2023年のライブの本数ではグループトップである5期生アンダー組。
さらに『超・乃木坂スター誕生!』や『NHK俳句』というレギュラー番組まで抱えたアルさん。
そんなスケジュールの中でもしっかり研鑽を積んでいるんだな、と思わせます。

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その時点の2番手3番手


最後に35thシングルに期待することを。

前の記事で書いたように、個人的にはそもそも34thも井上和の連続センターが最善手だったろうと思っています。(実際にはスケジュールがキツ過ぎたのでやらなくて正解でしたが)

まあ32nd34thはもの凄くカメラに映るポジションであるWセンター曲の2列目中央、33rdは単独センターですので準3作連続センターと言えなくもない笑

Wセンターは次作ではどちらもセンターにならないのが通例。まして今作で遠藤さくらと賀喜遥香の並走状態を敢えて作ったのであれば次作にどちらかの単独センターはないかと。
3期生が次に単独センターになる時、それは卒業センターでしょう(私はこの予想には目を瞑るスタンスですが)。

そして現状5期生で単独センターとなればやはり、井上和以外ありえないと思います。
であればその両隣も5期生で挟むべき。

運営は5期生の2番手というか和ちゃんに続くフロントメンバーを決めかねている感がありますが、個人的には正直「2番手が誰かは決めなくてもいい」けど「もたもたせずに誰かをさっさとフロントに立たせた方がいい」と思っています。

責任感の強そうな彼女の負担を軽減するために、シングルのフォーメーション上は井上和1強に見える現状を早く変えるべき。
2023年中に数多く見られた「先輩の中に5期生は彼女ひとりでコメント撮り」という状況を減らしてあげた方がいいでしょう。

運営の把握している各種指標が一定じゃない(指標によって2番手がコロコロ変わる)のかな。

まあ井上和以外のふたりは「フロント固定」とか「福神固定」しない、あくまでその時点の2番手3番手という前提で、和ちゃんセンターで5期生3人を遠藤さくらと賀喜遥香で挟むフロントが良いのでは。

4期生曲『ジャンピングジョーカーフラッシュ』でもその「すわりの良さ」は実証済みですから。

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総文字数84,000文字、加筆部分だけでも10,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。

「今にして思うこと」は各記事の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


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びーむ色調補正3
この先2度とないであろう、キャパ900という小箱での5期生ライブ。
当然のごとくチケットは全落でしたので最終日を配信で観ました。

「新参者」なんて言わせない


セットリストはこちら。

Overture

01. 絶望の一秒前
02. 制服のマネキン(センター:中西アルノ)
03. ガールズルール(センター:一ノ瀬美空)
04. 裸足でSummer(センター:五百城茉央)

<ユニットコーナー>
05. 銭湯ラプソディー(池田、岡本、川﨑、菅原、冨里)
06. 革命の馬(五百城、井上、奥田、中西)
07. 無表情(一ノ瀬、小川)

<おひとりさまコーナー>
08. 羽根の記憶(五百城)
09. マシンガンレイン(中西)

10. いつの日にか、あの歌を…
11. 初恋の人を今でも
12. 君の名は希望

13. 心にもないこと
14. 考えないようにする
15. インフルエンサー(センター:一ノ瀬美空、井上和)
16. Actually…
17. 17分間
18. バンドエイド剥がすような別れ方
19. おひとりさま天国

EN
EN1. ロマンスのスタート
EN2. Sing Out!(センター:菅原咲月)
EN3. 人は夢を二度見る(センター:岡本姫奈、奥田いろは)
EN4. 乃木坂の詩

WEN
WEN1. I see…


オープニングからブチ上げ曲を続け、ユニットコーナーを挟んでバラードコーナーでクールダウン。そこから本編ラストに向けて一気に盛り上げていく。
後述するオープニングでの井上和の宣言通り、この日のライブはいわゆる全体ライブのフォーマットでした。

基本生歌(一部被せかも)。そして5期生曲全部フルコーラスなのが良いですね。

印象に残ったシーンを挙げていきます。

オープニングは井上和のアカペラが鳥肌ものの『絶望の一秒前』。
ラストで彼女は薄く笑ってみせます。

そして

 5期生11人で作る「乃木坂46のライブ」見届けてください

ある意味「新参者」のコンセプト全否定笑

そこから畳み掛ける『制服のマネキン』。
言わずと知れた乃木坂の代名詞のひとつ。中西アルノセンターは少し意外。
しっかりウインクを決める菅原咲月。この後も数えきれないくらい決めるのですが。
大間奏の巻き取る振りの回転が異様に早い一ノ瀬美空

『裸足でSummer』サビ前、五百城茉央の「いっくで~!」という煽り。

井上和のMCでの「表情に注目してほしい」「配信なんで良く見えるじゃないですか」という発言。これ凄い自信だよなあ。
小川彩に褒められて「何急に~?」と照れる五百城茉央。「私も褒めてほしい」と拗ねる一ノ瀬美空

ユニットコーナーは何と驚きの『銭湯ラプソディ―』から。楽しそうな川﨑桜

『革命の馬』。白に柄という大胆なライダースを着こなしてしまう井上和。個人的にはこれ見覚えがないのですが、既存衣装でしたっけ?

『無表情』。令和版からあげ姉妹のビジュアルの強さよ!
しっかりガニ股をするのが可愛い小川彩。ここぞとばかりにキスを強要する一ノ瀬美空

おひとりさま(ソロ)コーナー。
五百城茉央の『羽根の記憶』。
かなり力んでリズムも走っていたので本人は終わった後で納得いっていない表情を浮かべていましたが、とりわけファルセットの時には彼女のイノセンスがその場を埋め尽くします。

中西アルノの「センターの方の存在感に圧倒された」というコメントから齋藤飛鳥のことかな?と思っていたら『マシンガンレイン』。
寺田蘭世か!よくぞこれをもってきた、というチョイス

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ずっと受け継がれてきたもの


MCで「10年後もご飯とか行こうね」と言って目を潤ませながら微笑む五百城茉央

『いつの日にか、あの歌を…』のポジションに入った時に客席から届いた「あーや~!」の叫びはきっと弓木奈於であろう。

カフェオーレ(五百城茉央奥田いろは)のギター伴奏で何をやる?と思ったら『初恋の人を今でも』!アンダラ2ndシーズンの本編ラスト曲じゃないですか!
ラスサビを歌う冨里奈央のなんとも菊池桃子なこと。これまたイノセンス。

この日のハイライトのひとつ、「乃木坂46の歴史にとってとてもとても大切な曲」からの『君の名は希望』。

3期初単独ライブでの梅澤美波の「この曲を嫌いだったら乃木坂じゃないよね」。
『乃木坂どこへ』内での賀喜遥香の「先輩方が絶対この曲が一番大切って言うから…」。
そうやってずっと受け継がれてきたものそして今、5期生が

小川彩のピアノ伴奏。生田絵梨花が、大園桃子が思い出されます。
ひとりずつ歌い継ぐ演出に多くのメンバーが緊張する中、揺るがない奥田いろは井上和中西アルノの3人。
サビ前のフィルを弾きながらメンバーに微笑みかける小川彩。ラスサビのハモり。

ガッツリ衣装替えで舞台上に誰もいない時間を作るという斬新さ。

『心にもないこと』。このあたりから本格的に楽しくなってきちゃった川﨑桜

『考えないようにする』で私が感じたのは「乃木坂的な美しさ」
これについては次の記事で書きます。

『インフルエンサー』は井上和一ノ瀬美空のWセンター。
ラスサビで伝統の裏センターの位置に立つ岡本姫奈

『17分間』。楽しすぎてもはやタレまゆになってしまう川﨑桜

アンコール、小川彩の煽りから始まる『ロマンスのスタート』。

『Sing Out!』のソロダンス、笑顔で舞いながら泣く菅原咲月

Wアンコールは何を持ってくるのかと思えば『I see…』。これは良い判断でしたね。

この日のビジュアル仕上がってるメンは、やっぱり小川彩
巻き髪の冨里奈央も凄く可愛かったですね。


続きます。

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あっという間に今年の夏も終わろうとしています。

全ツファイナルは聖地神宮、過去最長となる4DAYS

DAY1は現地で、DAY4は配信で観ることができました。

当記事では基本的にDAY4について書いています。

あれから4年


セットリストはこちら。

Overture

01. 裸足でSummer(センター:井上和)
02. ジコチューで行こう!(センター:遠藤さくら)
03. 好きというのはロックだぜ!
04. 太陽ノック(センター:久保史緒里)
05. ガールズルール(センター:山下美月)

<ユニットコーナー>
06. 意外BREAK(センター:遠藤さくら、阪口、楓、中村、璃果、松尾、奥田、冨里)
07. Am I Loving?(センター:筒井あやめ、吉田、田村、菅原)
08. 自惚れビーチ(センター:五百城茉央、理々杏、賀喜、井上、中西)

09. 空扉
10. 他人のそら似(センター:与田祐希)
11. 君に叱られた
12. 僕は僕を好きになる
13. 夜明けまで強がらなくてもいい

<アンダーコーナー>
14. 踏んでしまった
15. 錆びたコンパス
16. Hard to say

17. Never say never
18. シンクロニシティ
19. 誰かの肩

<期別曲コーナー>
20. 絶望の一秒前
21. 4番目の光
22. 三番目の風(センター:与田祐希)

23. 設定温度
24. ごめんねFingers crossed
25. Actually…
26. 逃げ水(センター:岩本蓮加、与田祐希)
27. バンドエイド剥がすような別れ方
28. I see…
29. 僕が手を叩く方へ
30. おひとりさま天国

EN
EN1. 夏のFree&Easy
EN2. ダンケシェーン
EN3. 僕だけの光
EN4. 人は夢を二度見る
EN5. 乃木坂の詩


最初に書いておきたいのは「5期生の選抜組は憶えること多かっただろうな、めちゃめちゃ頑張ったんだろうな」ということでした。
まあまあ出ずっぱり。もちろんオリジナルポジションで参加する曲は数えるほど。
それであの堂々たるパフォーマンスは素晴らしかったと思います。

とりわけ多くの楽曲でフロントを務めた井上和は、ただでさえ座長のプレッシャーがある中で本当に立派でした。

この日のビジュアル仕上がってんなあメンは、珍しいポニーテールがすこぶる可愛かった遠藤さくら
賀喜遥香柴田柚菜筒井あやめも良かった。そしてカメラに抜かれる回数は少ないものの映ると必ず可愛い小川彩

オープニング。
座長井上和の「ヘイヘイ神宮ぅ~、最終日、盛り上がっていくぞぉぉぉ~っ!!」という煽り。

煽りでいえば『ジコチューで行こう!』の遠藤さくらも彼女史上一二を争うぐらい声が出ていました。
そしてそのさくちゃんにキスを要求し見事ゲットした与田祐希。してもらっておいてなぜ首を絞める?

なぜかこの日、同じ画面で抜かれる機会の多かった中村麗乃池田瑛紗ダブルデコ出し

『好きというのはロックだぜ!』でタオルを回すのが下手なのが微笑ましい遠藤さくら清宮レイ

『太陽ノック』でセンター脇を務めた岩本蓮加筒井あやめという「最年少顔面強強」コンビ。

『ガールズルール』で田村真佑金川紗耶に両サイドからほっぺたをプニプニされる五百城茉央

明らかに最初のMCから声が上ずり、テンションがおかしい梅澤美波
彼女を筆頭に肩に力が入りまくっていた3期生たちについては次の記事で書きます。

遠藤さくらの「私も気合入ってポニーテールなんてしちゃってますけども」。
「集大成」が出てこなくてあたふたするのも愛くるしい。

次に誰に話を振るのか思い出せない梅澤美波に「私です」と助け船を出し、「遠藤さくらにチューいただきました!」と荒ぶる与田祐希

幕間のVでラムネを開けられない遠藤さくらに上がる声援。

『意外BREAK』。遠藤さくらの超絶スタイルとアウトロでの不敵な笑み。せっかく手足の長いメンバーを揃えているのに、なぜここに金川紗耶はいないのか。

『Am I Loving?』は筒井あやめ菅原咲月の制服姿の青春感よ!
対する吉田綾乃クリスティー田村真佑が9thバスラでの星野みなみのようになんとなく(「難なく」ではない)着こなすのもさすが。

『自惚れビーチ』、「ありえないから」がありえないくらい可愛くてあざとい五百城茉央伊藤理々杏にちょっかいを出す中西アルノ

『他人のそら似』での「みんな~ちゃんと水飲んでる?ご飯食べてきた?」という与田祐希の煽りというかなんというか。
菅原咲月の顔を至近距離で見つめる井上和。その後与田祐希と手をつないで走る井上和

神宮での『夜明けまで強がらなくてもいい』。
個人的には2019年桜井玲香ラストステージの記憶と分かちがたく結びついたこの曲
あの時玲香から何かを告げられて顔を歪めて泣いた遠藤さくら
そこからの4年もの時間。ちゃんと歩んでちゃんとエースへと成長したさくちゃん
そして金川紗耶はこの曲との相性抜群ですね。

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強気なあの子がもらした本音


『踏んでしまった』。とにかく速い。不敵な松尾美佑可愛いというより綺麗な小川彩

『錆びたコンパス』でちゃんと黄色に染まる場内。ここでも実にいい表情を浮かべる松尾美佑

メンバーがプロ野球のユニフォームを着て出てくる演出の『Never say never』。
昭和男子の私はどうしてもパリーグのデーゲームを思い出してしまうアイパッチ(今は「アイブラック」と呼ぶらしい)をつけてきた黒見明香。歌う時には既に外していたが笑
梅澤美波と五百城茉央というグループ最長身ふたりに挟まれる捕らわれの与田祐希

歌い継ぐ演出の『シンクロニシティ』。
サビの吉田綾乃クリスティーの安定感。中西アルノの声の太さ。

井上和の「ペンライトを消してください」というお願いから『誰かの肩』。
泣く梅澤美波。振り返る井上和を優しく見つめる4人のお姉さん(久保山下遠藤賀喜)。

『ごめんねFingers crossed』。齋藤飛鳥ポジに入る金川紗耶
ここでも改めて思う「さやえんどう」のダンス曲との親和性の高さ。

『Actually…』でキメキメの五百城茉央。舌打ちし苦々しい表情をしてみせる久保史緒里
そして完全に会場が「それ待ち」の体勢に入る中西アルノの咆哮。もはや伊藤理々杏の『僕の衝動』に匹敵するのではなかろうか。

そのイントロがさらに会場のボルテージを上げる『バンドエイド剥がすような別れ方』。
じゃれ倒す5期生たち

『I see…』、バックステージで駆け寄ってくる矢久保美緒を受け止めしっかりと抱きしめた遠藤さくら

本編ラスト前、井上和の座長挨拶。
地方会場では先輩たちが行なっていたこの部分。やはり和ちゃんの負担軽減のためだったのでしょう。

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初の座長はどうしても自省的になってしまう。それは齋藤飛鳥も遠藤さくら賀喜遥香もそうだった。

涙を流しながら自分の至らなさを吐露していたそのかきさくが今、暖かな表情で和ちゃんを見つめている。ちゃんと歴史はつながっている

本編ラスト『おひとりさま天国』。さっきまで泣いていたのに貫録の煽りを見せる井上和

アンコールの『ダンケシェーン』。
ファンのスケッチブックに反応したのであろう弓木奈於、たぶん「ずっきゅん」をやっているのだがやたらとノックバックが激しい。

『乃木坂の詩』前のMCではマイクを持つ両手に力が入って捻りすぎな五百城茉央

そして個人的にこの日最も印象に残ったのはここでの松尾美佑でした。

アンダーコーナーでセンターとして堂々とパフォーマンスしていた彼女が涙を流します。
「やだやだ」泣きたくないと、強気な自分でいたい彼女がもらした本音の言葉。

そこには我々ファンが「そうあってほしい」と願う乃木坂がありました。

「みんなが一生分ぐらい誉めてくれた」
「ひとりにさせてくれないのがこの乃木坂46という場所」
「後輩の前では強くいたいと思わせてくれた」

9thバスラ期別ライブをはじめとする、過去の1期生たちの発言と重なります。

ちゃんと、ちゃんと受け継がれている。

みんながお互いを誉め合って。
後輩は先輩に憧れて、先輩はそんな後輩たちのためにかっこよくありたいと願う。

そんな乃木坂46が今もちゃんと存在している

そう感じさせてくれた松尾美佑の言葉でした。


続きます。

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個人的に4年ぶりとなる全ツ参戦!素直に嬉しいです。

縮小再生産なんて言わせない


セットリストはこちら。

Overture

01. 夏シングルメドレー
夏のFree&Easy/太陽ノック/走れ!Bicycle/ガールズルール/裸足でSummer

02. おひとりさま天国
03. 好きというのはロックだぜ!

<ユニットコーナー>
04. 意外BREAK(センター:遠藤さくら、阪口、楓、中村、奥田、冨里)
05. Am I Loving?(センター:筒井あやめ、吉田、田村、菅原)
06. 自惚れビーチ(センター:五百城茉央、理々杏、賀喜、井上、中西)

07. 空扉
08. 君に叱られた
09. 僕は僕を好きになる
10. 夜明けまで強がらなくてもいい

<アンダーコーナー>
11. 錆びたコンパス(センター:松尾美佑)
12. Hard to say(センター:阪口珠美&佐藤楓)
13. 踏んでしまった

<期別曲コーナー>
14. 心にもないこと
15. ジャンピングジョーカーフラッシュ
16. 自分じゃない感じ

17. シンクロニシティ
18. ごめんね Fingers crossed
19. Actually…
20. 逃げ水(センター:岩本蓮加&与田祐希)
21. バンドエイド剥がすような別れ方
22. I see…
23. 僕が手を叩く方へ
24. 人は夢を二度見る

EN
EN1. 太陽ノック
EN2. ロマンスのスタート
EN3. おいでシャンプー
EN4. 乃木坂の詩


シングルばっかり

ユニット、アンダー、期別曲の各コーナーと本編ラスト前の期別曲を全員でやりましょう3連発を除けばほぼシングル。

そして梅ちゃんも言っていましたが「自分たちの曲(3期加入より後の曲)」で構成されたセトリ。別日ではユニットコーナーで古い曲も披露していましたが、この日はそこもすべて『インフルエンサー』以降の曲。
(逆にアンコールは現メンバー加入前のド定番の曲で固めていました)

『君の名は希望』『きっかけ』『インフルエンサー』が入らない全ツというのも非常に珍しいのでは。どうせなら『シンクロニシティ』も外すというチャレンジを見てみたかった気も笑

これまでのグループの歩みを否定するつもりは毛頭ない。
でも、そこに囚われすぎるのも違うと思っている。
縮小再生産なんて言わせない、という気概

それが今回のセトリなんだと思います。

個人的に期別曲の「特別感」が好きなので『バンドエイド剥がすような別れ方』がもう完全に全体曲になった(『I see…』同様に)のはちょっと寂しい気がしましたが。

いつものライブレポではガッツリ書く「印象に残ったシーン」ですが、今回はふたつだけ挙げます。(理由は後述)

小川彩が客席とのコール&レスポンスで「つけてみーそ、かけてみそ」。これ32ndアンダラ名古屋公演でもやって大好評だったらしいです。

ラスト前の梅澤美波のMC中、眼前の景色を目に焼き付けようとしているように真っすぐ前を見つめて立っていた井上和

現場で観ていた時に感じたのは「和ちゃんは特別な夏なんだということを分かっているな」でした。
(もしかしたら最後の挨拶に向けて頭の中を整理し直していたのかもしれない、というかその可能性の方が高い気がしますが)

座長としてオープニングから井上和全開、そして一気に新曲『おひとりさま天国』。

でもそれ以降は3期4期のフロント常連組を中心としたセトリでしたし、座長の定番である「本編ラスト曲前の挨拶」は彼女ではありませんでした。

これ、もしかしたら和ちゃんの負担を減らすためなんでしょうか。

近年は遠藤さくらや賀喜遥香。かつては齋藤飛鳥が。そしてアンダラの歴代座長が言葉を絞り出すように思いを伝えてきたあの挨拶をさせないのはやはり「敢えて」なんだと思います。

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近くを見るのに精一杯


さて、今回の印象に残ったシーンが少ないのには理由があります。

席が結構良かったんですよ。

センターステージに来れば肉眼で表情も見え、オペラグラスを使えばはっきりくっきりという感じ。

近くに来たメンバーを見るのに精一杯で、全体の出来事やモニターで抜かれた表情は正直ほとんど把握していません。

まあ結局「見えるライブが至高」じゃないですか。
別にルックスが好きなわけでも何でもないミュージシャンのライブだって良席でガッツリ顔が見えればやっぱりテンションが上がるわけで。

ましてそれが乃木坂のライブとくればそりゃ至高&究極ですよね。

そして改めて「ビジュアルの乃木坂」を思い知らされました

思い出すのは11年前、最初のプリンシパル。

『会いたかったかもしれない』のBフレでメンバーが両サイドのカメラに駆け寄るシーンを下手側最前列で観た時に「一体俺はどこを見ればいいんだ!可愛いが多すぎて脳が処理できない!」と思ったあの日の衝撃。

メンバーが全員入れ替わって、それでもなお「可愛いが多すぎる」。凄いなあ。

この日のライブを観て思ったことがもうひとつ。

なんかコロナ以降の「アリーナツアー+神宮+配信」というスタイルが正解のような気がしました。

スタジアムツアーで「ライブ行ったけど全然見えなかったからもういいや」というファンを増やすよりも、アリーナで「凄い近かったからまた行きたい」とか「スタンドだけどそこそこ見えたから次はもっと近くの席を引きたい」という感想の方が次につながってリピーターが増えるのでは。

まあ「チケットが全然当たらないので冷めた」というパターンもあるのでそこの線引きは微妙なところですが。

ライブのリピーターを生みつつ収益は配信で確保、というスタイルが今のグループの規模とは合っているし適度に飢餓感が煽られてファンの熱も保ちやすいのではないでしょうか。

普通に考えてコスト面ではスタジアムツアーの方が莫大でしょうし。
どうせ神宮はやる(=スタジアム用のセットは組む)のでスタジアムツアーでも私が思うほどコストは違わないのかもしれませんが…いや当日スタッフの人件費だけでも相当違うか。

グッズ売上がライブ収益のメインだという話もあるのでそこはスタジアムの方が有利ですけどね。

スタジアムライブのお祭り感も良いのですが、それは別途神宮とバスラがありますし。

もちろん私個人としては行きたいライブにすべて当選することが何よりも望みなのですが。


全ツのもっと細かい感想は神宮のレポで書きます。


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タオル補正
前の記事ではセンターの井上和について書きました。

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当記事では選抜ボーダー、そして初選抜の中村麗乃について。

グループの活性化


33rdで選抜から外れたのは4期生の佐藤璃果と松尾美佑、そして卒業する早川聖来。
新たに選抜に入ったのは5期生の池田瑛紗、そして3期生の伊藤理々杏と中村麗乃。

3期生ふたりは前作ミーグリの完売実績だけを見れば決して芳しくありませんでしたから、選抜入りは正直意外でした。
(林瑠奈の活動休止という想定外の事態も影響したかもしれません)

ここ数作、いわゆる「思い出選抜」枠が復活したのではないかと言われています。

仮にそれを「自分よりミーグリの完売実績が上のメンバーを差し置いての選抜入り」と定義するのであれば、確かにそれに該当するメンバーはいました。

30th『好きというのはロックだぜ!』の樋口日奈、31st『ここにはないもの』では阪口珠美、32nd『人は夢を二度見る』での松尾美佑など。まあひなちまは連続選抜だったのでちょっと違う(永年勤続表彰という感もありましたし)でしょうけど。

このブログでもずっと書いていますが、個人的に「思い出選抜」には肯定的です。(この呼び方は何とかならんかと思いますが)

トップアイドルグループの乃木坂で、一度でも選抜に入った。
その事実がそのメンバーの今後のキャリアや人生において支えとなるのであれば、ケチケチするこたあないんですよ。

目に見える形でのグループ活性化にもつながりますし。

向井葉月や黒見明香のファンがミーグリを完売させているのはやはり、遠い目標だと思っていた選抜が可能性のあるものに見えてきたのも大きいでしょう。

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ジャイアント・ベイビーの飛躍


中村麗乃は加入7年目での初選抜となりました。

元々スタイルは抜群。
「ジャイアント・ベイビー」感の強かった加入当初はともかく、ビジュアルが完成の域に達したここ数年の彼女に運営はずっと期待しているように見えました。

31stアンダー曲『悪い成分』ではセンター。
『もしも心が透明なら』『甘いエビデンス』とユニット曲にも参加。

ただ、れのちゃんはずっとミーグリ人気で苦戦が続いていました。

しかしそんな彼女に転機が訪れます。

オーディションで掴んだミュージカル『Endless SHOCK』のヒロイン、リカ役。

KinKi Kidsの堂本光一主演。
初演から21年間、全日程即日完売。「もっともチケット入手が困難な舞台」とも言われるお化け舞台。
実に53日間55公演。しかも帝国劇場。

偉業。
そして彼女自身の飛躍のきっかけ、どころか人生を変えるかもしれない大舞台です。

少し話がズレますが、この舞台出演により32ndシングルアンダーライブは全公演欠席となりました。

前作アンダーセンターである彼女の不在はもちろん痛手でしょうが、外仕事で頑張るメンバーを「あとは任せろ」と送り出すのが乃木坂ですよね。

こうして特大の外仕事という実績を積んだれのちゃん。
勢いそのままに悲願の初選抜も勝ち取ります。

これまで外仕事での評価というもの「だけ」で選抜入りした例はほとんどありませんでした。

外仕事加算はもちろん多少はあったと思います。でも明らかに握手人気、運営序列よりも優先順位が低かった。
いわゆる「舞台メン」は率直に言って「割を食って」いた印象の方が強いです。
実は4年ぐらい前から書きかけの「舞台メンは不利だよね」というタイトルの記事があるのですが、まあゴリゴリの舞台メンだった井上小百合推しの愚痴です笑

だからこそ、前作32ndシングルのミーグリ完売数が「1」だった彼女の選抜入りはエポックメイキング。

これだけ大きな外仕事を取ってくればそれが選抜入りへの大きな後押しになる。
そんな極めて健全な判断がなされた「だけ」なのですが、これまでの乃木坂ではそれができていなかったのも事実。

オリメン全員卒業という移行期の現在、乃木坂運営は過去を踏まえつつも前例踏襲から緩やかな脱却を図っているようです。

今回の中村麗乃選抜もその一例と言えるでしょう。

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最後に、ちょっとだけ34thシングルの展望を。

個人的には井上和の連続センターというのが最善手だと思います。

今作の和ちゃんが既存ファン以外の層へどれだけ訴求しているのかはわかりませんが、運営の手ごたえとして悪くないのであればここは攻めた方が良いでしょう。

賀喜遥香や遠藤さくらだとどうしても「順番」という印象を受けてしまうというのも理由のひとつです。

もちろん和ちゃんの負担軽減が大前提ではあるのですが。
33rdのプロモーションや真夏の全国ツアーを経て先輩や同期、スタッフさんのサポート体制がある程度確立できているのであれば、一気にグループの顔のひとりとして内外に印象づけるのが得策でしょう。



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