ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:伊藤理々杏

びーむ色調補正3

思った以上のボリューム感


2021年4月18日、1期2期の期別ライブと3期4期の期別ライブの間に挟まれる形で行なわれたスキッツLIVE。

さらに言えば松村沙友理の卒業発表と27thシングル選抜発表の間に挟まれた、ファンにとってももの凄く色々あったタイミングでの開催でした。

セットリストはこちらです。
(カッコ内は楽曲のセンター、コントは参加メンバー)

Overture
01. ガールズルール(山下)

コント
「保険ポリスは許さない」
(掛橋、清宮、璃果、早川)
「恋のSHIO'S CASINO」
(久保、理々杏、阪口、岩本、梅澤、中村、山下)
「まゆたんは愛されたい」
(田村、楓、与田、金川、松尾)
「かつ家」
(理々杏、梅澤、久保、柴田、筒井)
「ユーチューバー スト子」
(与田、阪口、楓、山下、遠藤)
「ザ・スキッツテン」
(黒見、向井、山下、吉田、田村、北川、清宮、弓木、早川、林、筒井)

02. 裸足でSummer(山下)

03. 制服のマネキン(遠藤)
04. シンクロニシティ(梅澤)
05. インフルエンサー(山下・賀喜)
06. ジコチューで行こう!(与田)

07. Out of the blue
08. I see…
09. 毎日がBrand new day
10. 自分じゃない感じ

11. おいでシャンプー(遠藤)

コントやMCでなかなかにグダグダのシーンもありましたが笑、コント終了後のライブパートも50分前後と思いのほかボリュームがあり楽しめました。




3期の貫録、4期の一生懸命


今回はサラッと、印象に残ったシーンだけ挙げていきます。

ちなみにこの日ビジュアル仕上がってんなあと思ったのは伊藤理々杏でした。

オープニングは『ガルル』。
そこからコントへのつなぎの部分でいきなり山下美月が台詞を忘れるという波乱のスタート。

最初のコントは「保険ポリス」。「おお、掛橋沙耶香も見込まれたもんだなあ」と思いましたが見事にキメ台詞「ちばけとったら、おえんで!」を2度も飛ばすというハプニング。
それでもさらば森田氏に「森田、台詞飛ばした!」とアドリブで言ったのは良かった…まあ自分だったのですが笑
ニヤッと笑って「もう1周!」も可愛かったですね。

そのあおりを受けてか最初のMCも混乱した状態で進んでいましたが、「スキッツ?スキット?次のスキットわぁ!」と叫ぶ弓木奈於は面白かった。
そして間違えても可愛い遠藤さくら笑

「SHIO'S CASINO」では中村麗乃のOL姿が超絶似合っていてたまげました。いや実際にはあんなスタイルのいいOLさんはそうそういないと思いますが。
久保史緒里もさすがでした。
テーマソングも「一言も嘘なんて言ってな~い」も実に腹立たしくて素晴らしい。

続く「まゆたん」では細かい演技が目を引いた与田祐希
怯えて泣き出した金川紗耶から「ビリビリで最後に触る役」を代わってあげるという漢気を見せていたのも地味に好感度高いです。
普段の棒読みはどこへやら、怖がって大暴れしていた佐藤楓

「かつ家」はもちろん柴田柚菜のウエディングドレスですよね。えぐいぐらい可愛いかった。
そしてもうひとり、凄い長尺アップを堂々とこなし「画がもつ力」を見せつけていたピリ辛の筒井あやめ

「スト子」でひたすら怯える遠藤さくら

「スキッツテン」のエンディングで他のメンバーたちが手を振る中、一切阿ることなく「ぐるぐる~」し続けてキャラを貫くスト子こと与田祐希

ライブも10曲があっという間でした。

『インフル』のWセンターは山下美月賀喜遥香
「今の美月と並んで違和感がない」って、よく考えるととんでもない。凄いなかっきー。

そしてラスト『おいシャン』フロントの破壊力。
与田山下遠藤大園筒井が放つ圧倒的なキラキラ。
そしてオリジナルとは全然タイプが違うのに、どこか「乃木坂感」を感じさせるところがまた嬉しい。


一言でまとめると「楽しかった」。

コントの生配信はやはり色々難しい部分があったようですが、特にスタートのバタバタを立て直した「SHIO'S CASINO」のメンバーたちは見事でしたね。とはいえそのうちのひとりが混乱の引き金を引いた美月なのですが笑

全体的に舞台経験の豊富な3期生はトラブルにも動じない姿を見せていました。
コントとはいえ4期生たちにとってはとても貴重な場になったことでしょう。

ライブで感じたのは3期と4期が組み合わさった時の相性の良さ。

何度も書いている「個性の3期」「乃木坂感の4期」というキャラクターの違い。それがお互いの良さを引き立たせ合って相乗効果をもたらしていたように思います。




この後に控えるそれぞれの期別ライブに向け、期待が膨らむ公演でした。


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タオル補正

連続選抜の重さ


そしてパターン2。

どうしてもこのシングルで4期抜擢をする場合。

であればフロントと2列目の両サイド、齋藤飛鳥・堀未央奈を山下美月・与田祐希にスイッチですね。
3期4期だけで構成されたフロントで本気の世代交代をアピール。そして2列目は最強布陣で全力サポートする。この図式を強調した方が良かったと思います。

さらに歌番組では司会者の隣に喋れる先輩(白石・生田・飛鳥、あるいは高山・真夏・松村の誰か)が座り「今回は後輩を売り込みに来ました!」と明るく紹介してくれれば。
それが「いやいや私はまだまだ卒業する予定はないんで場所を譲るつもりはないんですけど~」と言える(本当に当面卒業予定のない)メンバーであればなお良いですね。

そしてもうひとつ。
24thでボーダーメン切りをするのであれば、前作『Sing Out!』選抜の時点でもっと細やかな配慮が必要だったと思います。

現時点で改めて前作の選抜を眺めてみると、こんな判断が働いていたように推測されます。

4期合流前に阪口珠美と渡辺みり愛を初選抜することは確定。
伊藤理々杏と佐藤楓は22nd『帰り道は遠回りしたくなる』で1回限りのお試し初選抜というシナリオだったのが、ふたりとも握手が売れすぎた(4次で30部完売)ため外しづらくなった。片方だけ外すわけにもいかず両者残留。

また運営として「りりれん」の間で扱いに大きな差をつけることは望んでいなかったので岩本蓮加が選抜復帰。れんたんよりも握手完売速度の速いメンバーが複数いるのでもう1枠増やすことになり、そこを鈴木絢音、寺田蘭世そして樋口日奈で争った結果、絢音ちゃん。

つまり、たまちゃんとみり愛の選抜は既定路線だったが、より握手完売速度の速いメンバーが何人もいたためそのバランスに苦慮し、最終的に蘭世とひなちまが割を食う形になった。

しかし結果として連続で選抜入りしたりりあとでんちゃんのふたりはアンダーメンバーのファンから大きなヘイトを集めてしまいました。

連続選抜=選抜定着がこれまでの流れであり、過去何人ものメンバーがこの厚い壁に跳ね返されてきました。
24thのアンダーメンバー(活動休止の井上小百合と大園桃子を除く)で連続選抜の経験があるのはこのふたりと6th『ガールズルール』以前の中田花奈だけです。
そう考えると「ふたりにはまだ時期尚早」という拒絶反応が出てくるのもある意味無理からぬことではないでしょうか。

運営はもう少し「連続選抜」というものの重みに自覚的であるべきだと思います。


どうか心を折らないで


さらに気になるのは蘭世とひなちまのショックです。
選抜実績という切り口ではりりあ、でんちゃん、れんたん、絢音ちゃんとの勝負づけがついてしまったように見えるのです。本人たちもファンも、これは非常につらい。

『Sing Out!』時点
りりあ、でんちゃん(連続選抜) > れんたん、絢音ちゃん(アンダーを1作挟んで復帰) > 蘭世、ひなちま(3作連続アンダー)

24th時点
りりあ、でんちゃん、れんたん、絢音ちゃん(1作アンダー) > 蘭世、ひなちま(4作連続アンダー)

この6人は全員揃って24th選抜から外れたので現時点ではいわゆるボーダーメンであると推測されます。そうであれば、前作の時点でここまでの差をつける必要があったか大いに疑問です。


ここまで「どうするのがベストだったのか」と謳って書いてきましたが、正直ここの判断は非常に難しいです。(この6人全員選抜だと人数的にアンダラが成立しないという問題もありました)

ほぼ横一線とみて単純にローテーションで蘭世とひなちま選抜で残りの4人アンダーでも良かった気がします。たまちゃんが憧れのひなちまと一緒に選抜入りというトピックにもなりますし。もうひとり増やすのであればりりれんのバランスを考慮し絢音ちゃんかと。

いずれにせよ苦渋の選択であることに変わりはありません。


全員が納得する選抜などありえません。
ファンに過度に阿る必要もないと思います。

ただ、4期生合流により選抜入りのライバルが11人増えるという極めてナイーブな状況で先輩メンバーたちの心を折りにいくような選択だけは避けていただきたいです。


文句ばかり言い続けてきたので、最後に24thシングルに期待することを書きます。


続きます。

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