ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:佐藤楓

タオル補正
前の記事では大園桃子の乃木坂人生を振り返りました。
今回はその卒業の理由について自分なりに考察してみたいと思います。

アイドル性とセンター適性


ブログで卒業発表した文章を私なりに要約すると、

 乃木坂に入って沢山の素敵な瞬間と沢山の辛くて怖い思いの両方を味わって、ずっとそんな感情の浮き沈みが続いてきました。
 いつかそれが落ち着く日が来るのかと思っていたけれどどうやら無理みたいです。
 だから、5年間を区切りとして卒業します。

こうならないための分岐点はあったのでしょうか。
例えば、彼女がもし抜擢センターでなかったら。

その場合『逃げ水』は与田祐希と山下美月のWセンターでしょう。

でも2017年夏の完成度がピークに達していた先輩たちの間に「出来上がってる感」が売りの美月を放り込んでもきっとさほどのインパクトを残せなかったかと。
そして「よだもも」と「くぼした」を対比するという構造も曖昧になるので、やはりよだももセンターが正解だったのだと思います。

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もちろん堀未央奈の時の教訓を活かしてWセンターだったのも正しい。
ただそれは結果的に、九州のしかも田舎から出てきた純朴な少女が突然トップアイドルグループのセンターに立つというシンデレラストーリーをふたり同時にやらせることでもありました。

隣にいる与田っちょの「小っちゃい子が一生懸命頑張ってる」感じに対し、毎回「やりたくない…」と泣く桃子は相対的にあまりイメージが良くありませんでした。
既に「3期センター=運営推され」のレッテルも貼られていた彼女の方にヘイトが向いてしまったのはある意味必然。

完全な後出しジャンケンで言うと、よだももはセンターではなく2列目中央において「月光」部分の振りだけは実際と同じくふたりをフィーチャーしてお披露目する、というのがベストだったと思います。

そこからは握手人気を加味しながらポジションを調整し、どこかで齋藤飛鳥のようにズバッとよだもものどちらかをセンターに起用する(あるいはそこでWセンター)。まあ実際のその後のリリースを見ると21st『ジコチューで行こう!』ぐらいしかそのタイミングはなかったのですが。


彼女が参加したシングルでのポジションは『逃げ水』でのWセンター以外はフロント1回、2列目3列目がいずれも3回。

握手人気は上位でした。
ただ最上位というわけではなく、同期の与田山下久保梅澤がグループ屈指の個別握手会完売速度だったのに対しそれに次ぐ存在。常に堀未央奈と同じくらい。

それでも運営からの高い評価と期待は揺るがぬものでした。
『言霊砲』『地球が丸いなら』『平行線』『友情ピアス』とユニット曲にも数多く参加していたことがそれを示しています。

しかし、最後まで周囲の期待に彼女の気持ちが追いつくことはありませんでした。

過去の発言を見ると、自分よりパフォーマンスの質が高いメンバーや努力を重ねているメンバーを間近に見て、そこに並んだりその前に立つことに引け目を感じていたように思えます。

これは大園桃子の素晴らしさが「アイドル性(あるいはスター性)」「センター適性」という極めて曖昧で言語化しづらい…というかそもそも正解がないものだったことに起因しているのではないでしょうか。

私も本当はこういうフワッとした言葉を使うのは嫌ですし、率直に言ってほとんどの場合「推しの贔屓目」だと思うんですけれども笑

ごくごく稀にですが確かにそれを持っていると思わせる人がいて、私にとって大園桃子はそのひとりでした。

彼女の場合のアイドル性は私なりに言語化すれば「観る者を笑顔にする力」
赤ちゃんや動物の可愛い仕草を見て誰もが顔をほころばすような。「ほっこり感」と言い換えてもいいでしょう。初期の舌を出すクセなんてまさにそれですよね。

そしてセンター適性は『三番目の風』と『思い出ファースト』の、彼女に向かってエネルギーが収束と放射を繰り返すあの感じ。

特に『三番目の風』の「希望の使命は」の部分で1列に並んだ3期生たちがガッと左右に分かれ、その真ん中で桃子が腕を振り上げて空を指さすあの振り付け。
タレント集団で見た目も個性もバラバラな3期生たちがその瞬間ひとつにまとまってドン!と飛び出してくるような姿。

まさに太陽のような彼女の笑顔が真ん中にあってこそのものでした。


2019年の夏に彼女が活動を休止した頃でしょうか、一部ファンの間で「桃子は星野みなみのようなポジションでのびのび活動した方が良いのでは」という議論がありました。

みなみちゃんのような立ち位置、つまりセンターやフロントからは一歩引いた位置で可愛いをまき散らしながら着実にファンを集めていく。

でも、これも星野みなみが何年もかけていくつもの葛藤を乗り越えて至った境地ですよね。

14thシングル選抜発表の『乃木坂工事中』。
握手会で心ない人から「みなみちゃん、強みがないのに選抜いれてラッキーだね。まあ初期から推されてたからいるんだよ」って言われた、と語り「なんで自分が選ばれているのかいまだにわからない」と涙を流したことを思い出します。
「そんな言ってるやつクズだから!そいつの人生なんかカスだからさ、そいつより絶対頑張ってるしね」と怒ってくれた設楽さんの優しさも懐かしいですね。

そして、大園桃子のセンター適性は高すぎた。

だから彼女の葛藤と苦悩を知りつつも、周囲は「いつかグループの中心に立ってほしい」と期待してしまっていたのではないでしょうか。

山下美月が「私はずっとその後をついて行くんだろうと思った」と振り返り
久保史緒里は「3期生の真ん中に立つ人間はやっぱり桃子」と語り
期待されることの辛さを身に染みて知っている齋藤飛鳥をして「ぞのさんに期待してしまっている自分がいるので、私のためにも頑張ってくれませんか」と言わしめた

その、あまりにも高いセンター適性。

「そのままの桃子がいいんだよ」という言葉に励まされたと彼女は語っています。

これは慰めとかではなく、みな本心から言っていたのだと思います。
自身の持つアイドル性とセンター適性というスペシャリティを信じて、彼女なりにベストを尽くしてさえくれればそれでいい。それで十分周りが納得するだけの輝きを彼女は放てる。それをファンや周囲の人たちは伝えたかったのでしょう。

私もずっと期待していました。

年を重ねるうちにいつか彼女も色々なことと折り合いをつけられるようになって、周囲の期待に自分の気持ちが追いつく日が来るんじゃないか。
そしたらまた、彼女はセンター候補のひとりになって「よだももとくぼしたの物語」もいよいよ乃木坂のセンターをめぐるフェーズに入るんだ、と。

まあでも今にして思えば「色々なことと上手に折り合いをつけられるようになった大園桃子」って、それは本当に大園桃子なのか?という気もしますね。

だからやっぱり、この結末しかなかったんだと思います。

大園桃子はその特別なアイドル性とセンター適性により周囲の期待を集め、いつかそれにふさわしくなりたいと願いながら気持ちが追いつかずに卒業する。

とても悲しいことだけれど、それは避けようのない幕切れだった。

だけど、
乃木坂だから我々は大園桃子を5年も見ることができたし、
乃木坂だから大園桃子は大園桃子のままでいられた。

それもまたひとつの真実でしょう。

高山一実が卒業を発表した『乃木坂配信中』の中での「乃木坂は本当に暖かくてみんながみんな優しくて凄い素敵なグループ」という桃子自身の言葉がそれを示しています。

それがせめてもの救いです。
そう思わなければやってられないです。

橋本奈々未とはまた違った意味で、きっと彼女も伝説となるのでしょう。


遠くまで旅する君にあふれる幸せを祈ろう


ここへきてしょうもないこと書きますけど、大園桃子って、そもそも名前が可愛いですよね笑
何と言っても母音がすべて「お」ですから。

それはさておき。

以前の記事で自分が桃子のファンであると認識したのは『乃木坂工事中』の富士急ハイランド企画だったと書きましたが、もうひとつあったことを思い出しました。

ほぼ同じ時期なのですが、23rdシングル『Sing Out!』の映像特典『しかちゃんの動画』。
そこに写っている彼女の楽しそうな姿とそこに入るメンバーやマネージャーさんの言葉から「愛されてるなあ」というのが凄く伝わってきました。

初期の「しょっちゅう泣いては周囲を振り回す」という印象が舞台裏でもその通りだったらこんなに愛されることはなかろう。そう思ったんです。

そこからは「一度好きになってしまえば彼女は魅力満載」ってやつです。

ビジュアルも年々洗練されていきました。

個人的には『ノギザカスキッツ ACT2』の時期、特に「元祖かつ家」や「あるあるであそぼ!」はもの凄く仕上がっていたと思います。

あとは冠番組のひな壇で楽しそうにリアクション取っている時。
特にちょっと驚いた時の「わあ!」という表情が抜群に可愛い。

まあ本当は一番好きなのはSHOWROOMに出てくるときのすっぴん姿、というかそこでいつもピョコンと出てるアホ毛なのですが。


卒業と同時に芸能界から引退する桃子。

であれば、ファンとしてこれからの彼女に望むことはただひとつ。

佐藤楓が涙を流しながら言ったこの言葉に尽きます。

 桃子には幸せでいてほしい

大園桃子さん、5年間本当にお疲れさまでした。

あなたを観ることができて幸せでした。

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フォーク担当からセンターへ


前の記事をアップした後に、堀未央奈の卒業が発表されました。
センター経験者がまたひとり減ります。

だからなおのこと、初センターである山下美月だったんでしょうね。

26thシングルのアンダーに関する情報もリリースされました。

4期生のアンダー合流はなく、3期までの14人で構成。
そして有観客でのアンダーライブ開催。

既に4期単独ライブが発表されていましたので予想はしていましたが、できれば4期生もアンダーに合流してほしかった。

極力「密」状態を避け、時間も絞っての準備であればあまり後輩に教えられないかもしれません。コロナのため人数を絞った編成でのライブが望ましいという要素もあるでしょう。

それでもとにかく少しでも早く4期生にも1期2期に触れてほしいですね。その残り時間はもう本当に少なくなっているように思います。

そしてアンダーセンターは、自身初となる阪口珠美。

個人的には少し意外でした。
目に見える人気指標である個別握手会の完売実績は2期のアンダーセンター経験者たちや伊藤理々杏、佐藤楓あたりより劣っていたためです。

でも、いい選択だと思います。

まだ10代という若さ+3期期別曲でもセンター経験のない珠ちゃんを起用することによって表題曲と合わせて「変革」を印象づけることができる。

さらにそのダンススキルで今後のパフォーマンスの中核になりうる存在でもあります。

Y字バランスしながら般若心経を唱えていたあの子がアンダラの座長を務めるとは感慨深いものがありますね笑

4期Wエース(遠藤さくら、賀喜遥香)と同学年の彼女。きっと少なからず刺激を受けていることと思います。
まだまだ変化も成長もある年齢ですから、このタイミングでの起用は本人にとってもグループにも大きな財産になることでしょう。

ということで珠ちゃんセンターにはまったく不満はないのですが、個人的にちょっと見たかったのは佐藤楓。

46時間TVぐらいからビジュアルの仕上がり具合が素晴らしいですよね。
両サイドに中村麗乃、早川聖来あたりを配置すればアンダー曲では珍しい高身長でのスタイリッシュなシルエットになります。

さらに北野日奈子、鈴木絢音、渡辺みり愛、寺田蘭世、樋口日奈とアンダラセンター経験者を2列目に並べたら強いな、なんて想像をしていました。

溢れそうな情熱をこぼさないように


今回の選抜について語るのであれば避けては通れない、北野日奈子の選抜落ちについても書きます。

前作を『Route 246』と考えると、今回唯一の選抜落ち。

前の記事で書いたように、『Sing Out!』以降のきいちゃんは選抜固定メン。
そして「超選抜感」の強かった『246』でもそれは変わりませんでした。

それなのにこのタイミングで選抜から外れたことは本人も悔しいだろうしファンの方から見れば納得いかないでしょう。

私が感じたのは既視感でした。

 結局、外しやすいメンバーを外しただけじゃないか。

15thシングル『裸足でSummer』の選抜発表の時にそう思ったのを強烈に憶えています。

「落とせるメンバーがいない」状態になった時、アンダー経験のないメンバーを落とすとモチベーションを保てるか心配。
だからアンダーでも気持ちを切らさずに活動した実績があるメンバーが落とされる。

あの時はそれが伊藤万理華と井上小百合でした。
そのふたりに代わって選抜入りしたのが中元日芽香ときいちゃん。

4年半の時が流れ、今回は奇しくも彼女自身が同じような形で選抜から落ちることになりました。

その運営の判断が正しいとか正しくないとかいう以前に、やるせない。

激しく浮き沈みを経験し現在の乃木坂で最もストーリーを感じさせるメンバーのひとり。
そんなこれまでの道行きそのものが彼女の魅力のひとつだとは思います。

『日常』での気迫あふれる姿も魅力的だけれど、反骨の炎を燃やす彼女には心を揺さぶられるけれど。

でも、きいちゃんには笑顔でいてほしい。

盟友でありながら同時にその遠い背中を追いかける存在でもあった堀ちゃんの卒業がきいちゃんにどんな変化をもたらすのか。
そしてこの先の彼女の乃木坂人生がどのようなものになるのか。

それはまだわからないけれど。

できるなら笑っていてほしいです。

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毎回そうなんです。

観ている間はちょっぴりグダグダ感を感じていたはずなのに。
終わりが近づくにつれてこみ上げる「やっぱ乃木坂だな!」感。
そして終わった後の強烈な乃木坂ロス。

4度目の『乃木坂46時間TV』。
今回もやっぱり同じでした。

書きたいことも書くべきことも山ほどある気がしますが、まずはざっと時系列で印象に残った場面をピックアップしていきます。

DAY1


まずオープニング。
MCは高山一実賀喜遥香
あのミス・パーフェクトがガチガチに緊張していているのがわかります。初の46時間TV、そのオープニングで先輩とのMC。しかも生放送。
しかしその状況でもやっぱり「持ってる」彼女。いつものイケメンぐせで言ったであろう「乃木坂愛してる」がトレンド1位を獲得。

そしてこれが46時間TV全体を象徴する言葉となります。

自分のブース内でなかなか壁にマフラータオルが取りつけられずジタバタする大園桃子「今それどころじゃないです」が例によって素晴らしい。

北野日奈子久保史緒里の2ショットトーク。ともにかつて体調不良で活動休止を経験をしたふたりがいきなり号泣するという熱いスタート。

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個人的に初日の電視台で強い印象が残ったのは3人でした。

アンミカさんに心を開いて泣き出した齋藤飛鳥。その後のなりきりテレビショッピングも良かった。

遠藤さくらは「さくらが絵本を読み聞かせ」で「可愛い絵にも注目してくださいね」と言いながら一度もカメラに向かって絵を見せないという壮大なボケをかましてきます。恐らく本人は「誰も突っ込まんのか~い」と思っていたでしょう。違うか。

早川聖来のパンダも実にあざと可愛かった。やっぱり彼女は松村沙友理を思わせるところがありますね。

DAY2


2日目最初の企画は新4期生5人によるフリートーク。
ここで林瑠奈が一躍ニューヒロインの座に躍り出ます。というか白目をむきながら転がり出たという感じですけど笑
「白目スイッチで気分が上がる」というコメントも実に秀逸。
元々整った顔立ちをしている彼女。ブログでも既にエキセントリック少年ボウイ感を醸しまくっており、今後への期待と不安でいっぱいです。

そしてこの日午前のMCである遠藤さくらが「全力投げキッス」の無茶ぶりを受けて凄く普通のやつをやるというボケをかまします。
新内眞衣からの「え~今の全力?おかわりほしいな」に対し自らカメラに近づくという積極性を見せつつも1回目と同じく凄く普通のやつをかぶせてくるというボケ連打。そしてなぜか本人はダメージを受けているという愛らしい姿。

掛橋沙耶香の電視台は内容よりも「ビジュアル仕上がってんなあ」と思いました。なんかこのところブログの写真では痩せすぎて心配な感じでしたがちょっと安心。

3期企画は「3期生運動能力女王決定戦」。

「私たちはみんな普通だから面白くない」と言っていましたがまあ確かに松村沙友理秋元真夏齋藤飛鳥のような飛び道具な人はいませんでしたね。
でもなんか全体に微笑ましく観れました。

高跳びでは大園桃子がどうしても飛べずに「あらあらどうしましょう」と困ったり。
久保史緒里に「白いよ今日も」という謎のヤジが飛んでいたのも面白かった笑
フラフープで『ロマンティックいか焼き』のように頭の上で手を合わせながら回すぞのっちと1回落とした後も黙々と練習を続ける与田祐希
佐藤楓が腹筋2回で悶絶していたのも良かった。
ラグビーボールキックでまたぞのっちの「あらあらあら…」とか。

まあ個人的なMVPはやっぱり山下美月。彼女については後の記事で別途書きます。

その山下美月の電視台は『自分じゃない感じ』のオリジナルMV作成でした。
乃木オタが喜ぶ様々な小ネタを大量に仕込んだり、ユーモラスな演出でありながらも楽曲のメッセージ性をしのばせたりと非常に芸が細かかったですね。

寺田蘭世は私が以前の記事で提案したメンバーコーディネイト企画をやってくれました。ただヘビはまさしく蛇足かと。ここでの林瑠奈は白目をむいていなかったので安心しました。

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そして46時間TV恒例のお昼ご飯を賭けたゲーム「オオカミちゃんは食べられない」。
各期別に4つのエピソードを話しますがそのうちひとつは嘘エピソード。それを視聴者投票で見抜かれたら昼食を食べられないという企画です。
結果的にすべての期が無事昼食ゲットするのですが、齋藤飛鳥がボソッと言っていた「こんな嘘つき集団笑」が良かったですね。

電視台に戻って、和田まあや
最初っから「清宮ちゃんは英語ペロペロです」とぶちかましてくれますが、なんといってもクライマックスの「オーマイガッシュ!」連呼。指揮者のようにメンバーを煽る姿に笑っちゃいました。
いや、彼女は人を笑顔にする天才だと本気で思ってます。

伊藤純奈はテンション0・100対決で鈴木絢音の狂気を引き出し、自らもセンブリ茶を飲んでの鬼の形相笑を見せてくれました。

齋藤飛鳥の無茶ぶりで0・100対決を被弾した山下美月の振り切りっぷりと梅澤美波の「運動神経悪い人っぽい動き」という愛に溢れる辛辣なツッコミ、そして「もう無理かもしれない…」とうなだれる美月の姿が可愛かったですね。

久保チャンネルには初日に号泣した北野日奈子が登場。ここでも熱い熱いトークを繰り広げます。
「『日常』ではギアがいっこ上がる」
「自分の力以上のものを出してその穴を埋めようとする気持ち」
なんて名言も出ました。

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タイトル発表の時点から話題を呼んでいた与田祐希断髪。こちらについては別途書きたいと思います。

「乃木坂と声優と夜あそび」では佐藤楓の「アチ!肉まんアチ!」が最高でしたね。

2期生企画「生で修学旅行の夜」。
「イヤホンガンガンゲーム」での寺田蘭世のK-POPアーティストの日本語みたいな謎のイントネーション「ジュウニガトゥニナルトォ」が面白かった。

そして「人狼ミッドナイト」では賀喜遥香の嘘をつけない感じが凄く好感持てました。

DAY3


中村麗乃「メイドカフェをオープン!」で妖精さんになり切ったものの、終わった後に倒れこむ姿と「何かを失った気がします」というコメントが良かったですね。

星野みなみはひたすらゲームを失敗しながら自らの日常を「つまんない毎日です」と振り返っているのになぜか観ている側は癒されるという可愛いの天才ぶりを発揮。

そこからのマツミン増殖!全員で揺れながら『かえるの合唱』を輪唱するというシュールな画面。さすが松村沙友理と思わせます。

4期生の全員正解クイズで罰ゲームのモノマネができないという柴田柚菜の「わんわんっ」が超絶可愛くて驚愕しました。相方賀喜遥香とイチャイチャしての「バラすなよ~」というそこに至るまでの流れも素晴らしい笑

そしてこの後ぐらいから感情を揺さぶられる電視台が増えてきます。

全体のハイライトのひとつであろう、生田絵梨花が見せた涙。こちらも詳細は別途書きます。

渡辺みり愛。本番中に他の出番の合間を縫ってダンスの完コピにチャレンジするという企画で見事に踊り切った彼女の矜持。そして感想を話しながら感情が高ぶって泣き出した佐藤楓の姿も印象に残りました。


そして電視台のラストを飾ったのは大園桃子でした。

「歌ってみた」というシンプルなタイトル。カラオケで色んな曲に挑戦しては「あ、これダメだ…」とか言いながら開始5秒で次の曲にいくようなものを勝手に想像していたんですが、全然違いました。

選ばれたのは奥華子の『変わらないもの』。

その少しハスキーで魅力的な声、炸裂するピュアネス。

彼女の歌声が聴く者の胸に沁みこんでいき、気がつけばまた佐藤楓が号泣していました。
「桃子には幸せでいてほしい」というでんちゃんの言葉の余韻とともに、すべての電視台が終了しました。

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続きます。

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