ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:向井葉月

タオル補正
2024年11月1日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組内で向井葉月さんが卒業と芸能界引退を発表しました。

まずは彼女の乃木坂人生を振り返りましょう。

夢挫折希望絶望


2016年9月、乃木坂46の3期生オーディションに合格。同年12月の日本武道館におけるお見立て会で初めてファンの前に立ちます。

第一印象は「素朴」

『乃木坂工事中』の3期生紹介では齋藤飛鳥が担当。
そこでは「走り方にクセがある」ことがフィーチャーされます。

その後も「食いしん坊」とか「汗っかきで前髪がなくなる」など、当時は「面白パワー系のいじられキャラ」という印象が強かった葉月。

もちろんそれは彼女の持つ要素のひとつではあるのでしょうが、グループのパブリックイメージとはマッチしていませんでした。

大の乃木坂ファンだった彼女ですから「バラエティメンは人気が上がりにくい」という傾向も理解していたはずです。

もしかしたら先輩たちをあまりにリスペクトしていたゆえに「自分はああはなれない」と考えていたのかもしれません。だから「面白パワー系」に活路を見出してしまった。そんな気がします。

そして多士済々の3期生の中、握手人気ではやや出遅れます。
少しずつ完売部数を上げていきますが、30部フル完売には一度も到達しないうちに4期生が加入。そこからはさらに苦戦を強いられることになります。

追い打ちをかけるようにコロナ禍でのオンラインミーグリ化による完売状況の二極化、5期生の加入と逆風が続き、彼女の完売はゼロや1という状況が続きました。

そんな苦闘を続けていた時期の真っ只中に、彼女はこんなブログを投稿します。

 皆様こんにちは!向井葉月です。

 私は乃木坂に加入してから面白いけど乃木坂らしくない子だなという印象が強かったと思います

 やっぱり最初は面白くしなきゃ!目立たなきゃ!って必死になりすぎていました。

 そういうイメージのまま乃木坂にいることに本当に長い間悩みました。
 その印象やキャラを捨ててしまったら自分に何が残るんだろうとも考えました。

 そんな私の方が好きだ!って言う方も中にはいらっしゃると思います。

 でも私は本当の自分で乃木坂にいたいです。

 今までの印象を変えたくて、
 また初めから、今年乃木坂に加入した新人さんと思って少しずつ自分が出来ることを頑張っていくのでファンの方にもちゃんと見ていてほしいです。

 最近は綺麗に見せる踊り方とか表情も綺麗にうつるようにお家でたくさん研究しました。

 もちろんこれからもお仕事もライブも元気にやります!楽しいことは楽しい!面白いことは面白い!

 印象を変えることは時間がかかるし簡単なことではないけれど自分らしくいたいな〜というお話です。

 これからの私を見ていてください。
(乃木坂46 向井葉月公式ブログより引用)

「まだ蕾だけど。」というタイトルがつけられたその文章には彼女の苦悩がにじみ出ているかのようで、当時非常に驚いたのを憶えています。

投稿されたのは2021年10月。28thシングル『君に叱られた』ぐらいの時期。
すなわち加入から5年以上も経過してこんなことを書いているんです。

ちょうど同じくらいの在籍期間で1期生たちが初期キャラを黒歴史として笑い飛ばした(白石麻衣の「マヨラー星人」など)のとは全く違う、切実さ

少しずつ綺麗なお姉さんへと変わりつつあった彼女ですが、それをグループのファンの目に留めさせ、さらに「自分のファン」にするのは非常にハードルが高かった。

「自分のファン」を掴む最大のチャンスは加入から1年ぐらいの短い期間。
今でこそ乃木坂ファンの間では定説のように語られていますが、これも3期生と4期生の加入に際し起きた事象を後から分析したものです。

「期別売り」の第1世代である3期生特有の難しさを最も味わったのは彼女だったのかもしれません。

それでもじわじわと上がったミーグリ完売実績と、以前に比べ選抜が流動化したことを追い風に34th『Monopoly』で悲願の初選抜
加入から実に丸7年が経過していました。

続く35th『チャンスは平等』でも山下美月卒業に伴い3期全員選抜だったこともあり連続選抜となります。

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いいやつ。


彼女の活動の中で印象に残っているのはやはり『乃木坂工事中』での活躍です。

バブル相撲では足腰最強の高山一実を真っ向勝負で打ち破ったり。
バナナマンのツアー密着企画でカメラの前に出てくるもうまく話せず「番組に貢献したい」と泣いたり。
飼っているカエルをスタジオに持ち込んでメンバーを恐怖のドン底に陥れたり。
近所の公園で知らない小学生とキャッチボールしたエピソードも面白かった。

ドタバタ地団駄
不器用でスタイリッシュじゃなくて、でも真摯
そして何よりも、いいやつ

そんな愛されキャラでした。

上で引用した「今までの印象を変えたい」というブログを考えれば、私のこのような印象はご本人にとって不服かもしれません。
でも同ブログから1年ちょっと経過した2022-23年の年越しCDTVで発表した抱負が「地団駄を踏まない」でしたから、きっと自分の持ち味を徐々に認めて愛せるようになっていたのではないでしょうか。

卒コンや卒セレでは先輩に愛でられるシーンを数多く残しました。

松村沙友理の卒コンで「白石さんが卒業したら松村さん寂しくなっちゃうと思うから、私が沢山話しかけます!」と声をかけてくれた後輩に「まいやんのポジションに入ってほしいと思いました」と紹介された『でこぴん』。

憧れのみなみちゃんと「キラーン!」をやった星野みなみ卒業セレモニーでの『ロマンティックいか焼き』。

もうひとつ忘れてはいけないのが2023年11月に放送された『乃木坂工事中』の「お歳暮グランプリ」。
5期生からお世話になっている先輩へ贈る、要するにバレンタイン企画のお歳暮バージョン。

そこで中西アルノが選んだのが葉月でした。

理由を聞かれ「初期の初期に大変だった時期に爬虫類カフェに連れて行ってくれたりして…それが凄い嬉しかった」と涙ぐむアルさん。

「初期の初期」。もちろんアルノ事変のことでしょう。

多くのファンから「乃木坂の破壊者」と受け止められたアルさん。私も当時は強い拒否感を覚えました。

もちろん勝手な想像ですが、大の乃木坂ファンである葉月に何も思うところがなかったとは考えにくい。
まして自分は加入から5年半もの間ずっとアンダーなのに、アルさんは全部飛び越えてお披露目即センター。

それでも、葉月は手を差し伸べます。

それは彼女がこよなく愛した星野みなみイズムでした。
「招かれざる者」とされてしまったメンバー、秋元真夏や堀未央奈に真っ先に手を差し伸べたみなみちゃん。

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もしかしたらアルさん自身が、あるいはそれを見ていた後輩の誰かが。
きっと次の「手を差し伸べる人」になるのでしょう。

そうやって我々の好きな乃木坂は続いてゆくのです。


35th選抜発表の時の記事で3期生の功績として「グループのカルチャーとして根付いた継続の意志」を挙げましたが、葉月はまさにそれを形作り体現したメンバーのひとりでした。

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乃木坂である喜びと、同じくらいの迷いや悩みや苦しみ。
彼女にとってはそのふたつが同居した8年間だったかもしれません。

それでも、後輩たちは口々にこう言っています。

「葉月さんが今後も乃木坂を好きでいられるように頑張る」

そう思わせただけでも彼女の8年間には大きな意味があった。

私にはそう思えます。


向井葉月さん、8年間お疲れさまでした。



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タオル補正
前の記事では「かきさく」Wセンターという選択と『Monopoly』のMVについて考察しました。

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ここでは選抜ボーダーとアンダーについて。

地団駄とカマキリ


34thで選抜から外れたのは3期生の伊藤理々杏と中村麗乃、そして休業中の金川紗耶。
新たに選抜に入ったのは3期生の向井葉月と4期生の黒見明香、そして5期生の冨里奈央でした。

8年目にして悲願の初選抜となった向井葉月

グループのパブリックイメージとアンマッチな「面白パワー系」としてスタートしてしまった(もちろんそれは彼女の持つ要素のひとつではあるのでしょうが)彼女の乃木坂人生。

握手人気では同期の中で苦戦が続きました。
さらに4期生の加入、そしてコロナ禍でのオンラインミーグリ化により完売状況の二極化が進み、彼女の完売もゼロや1という状況が続きます。

しかし。
32nd『人は夢を二度見る』から上昇傾向に転じ、33rd『おひとりさま天国』では2桁完売。

この要因のひとつは過去数作の選抜ボーダーラインで流動性が出たことによるファンの後押しでしょう。
そして彼女がずっとなくさずにいた一生懸命さと乃木坂愛、そして「いいやつ」感がファンに浸透したことも大きかったのだと思います。

意外と言っては失礼なのですが、32ndアンダラの会場で彼女の女性ファンをちらほら見かけて驚いた記憶があります。

そして黒見明香

ちょっと「人と違うリズム」を持っているタイプな彼女。
「先輩風」と「カマキリ」で『乃木坂工事中』内でブレイク。同期の選ぶ2023年MVPでも見事1位を獲得しました。
「イジられる」ことを鷹揚に受け止める、どころか「(フィーチャーしてくれて)ありがとう」と感謝までする姿が非常に好感度高い

乃木坂野球部としても活躍。しっかり準備してひとつひとつの仕事に臨んでいるのが印象深いですね。

その一生懸命さや誠実さが浸透したことでファンをしっかりと掴みミーグリの完売を伸ばしてきました。
前作では5期生を除けばアンダー内で最上位。今作ではさらに完売数を上げています。


アンダーセンターは中西アルノ。5期生では初です。
前作のミーグリ完売実績がアンダー内では圧倒的でしたから極めて順当。

どんな曲が来るかと思っていたらなんと意外、白とスカイブルーの衣装も爽やかなアイドルポップス。
Aフレでは後ろに手をまわして左右にステップというド王道の振り付け。

これは秋元康が彼女への興味を失ったということなのか。
あるいは「ファンがアルノに普通のアイドルをやらせろって言うから王道ソングを渡してみたよ。ほら、物足りないだろ?」と言っているのかもしれません、というのはうがった見方が過ぎるでしょうか。
まあ私は正直拍子抜けしました笑


ただこの曲聴いて改めて思ったのですが、アルさん歌上手くなりましたよね。
特にBフレ。1番2番それぞれで彼女のソロ歌唱があるのですが、実に良い。

いやもちろんお披露目の時点から歌唱力は高かったですけど、ここまで上手くはなかった。

あの時の陶酔型の歌唱ではなく、現在の彼女は「いい意味でテクニカル」だと思います。
見せつけるように技巧に走るのではなく素直にテクニックを使っているというか。

2023年のライブの本数ではグループトップである5期生アンダー組。
さらに『超・乃木坂スター誕生!』や『NHK俳句』というレギュラー番組まで抱えたアルさん。
そんなスケジュールの中でもしっかり研鑽を積んでいるんだな、と思わせます。

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その時点の2番手3番手


最後に35thシングルに期待することを。

前の記事で書いたように、個人的にはそもそも34thも井上和の連続センターが最善手だったろうと思っています。(実際にはスケジュールがキツ過ぎたのでやらなくて正解でしたが)

まあ32nd34thはもの凄くカメラに映るポジションであるWセンター曲の2列目中央、33rdは単独センターですので準3作連続センターと言えなくもない笑

Wセンターは次作ではどちらもセンターにならないのが通例。まして今作で遠藤さくらと賀喜遥香の並走状態を敢えて作ったのであれば次作にどちらかの単独センターはないかと。
3期生が次に単独センターになる時、それは卒業センターでしょう(私はこの予想には目を瞑るスタンスですが)。

そして現状5期生で単独センターとなればやはり、井上和以外ありえないと思います。
であればその両隣も5期生で挟むべき。

運営は5期生の2番手というか和ちゃんに続くフロントメンバーを決めかねている感がありますが、個人的には正直「2番手が誰かは決めなくてもいい」けど「もたもたせずに誰かをさっさとフロントに立たせた方がいい」と思っています。

責任感の強そうな彼女の負担を軽減するために、シングルのフォーメーション上は井上和1強に見える現状を早く変えるべき。
2023年中に数多く見られた「先輩の中に5期生は彼女ひとりでコメント撮り」という状況を減らしてあげた方がいいでしょう。

運営の把握している各種指標が一定じゃない(指標によって2番手がコロコロ変わる)のかな。

まあ井上和以外のふたりは「フロント固定」とか「福神固定」しない、あくまでその時点の2番手3番手という前提で、和ちゃんセンターで5期生3人を遠藤さくらと賀喜遥香で挟むフロントが良いのでは。

4期生曲『ジャンピングジョーカーフラッシュ』でもその「すわりの良さ」は実証済みですから。

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びーむ色調補正3
2021年10月28日に行なわれた28枚目シングルのアンダラ。
3DAYSの最終日、そして「オルレアンの乙女」こと寺田蘭世のラストライブとなりました。

アンダラの空気


セットリストはこちらです。

Overture
01. マシンガンレイン
02. 滑走路
03. 欲望のリインカーネーション(センター:寺田蘭世)
04. ここにいる理由(センター:弓木奈於)
05. 傾斜する(センター:和田まあや)
06. 口ほどにもないKISS
07. 13日の金曜日(センター:吉田綾乃クリスティー)

<ユニットコーナー>
08. 意外BREAK(北川悠理、佐藤楓、寺田蘭世、吉田綾乃クリスティー)
09. 海流の島よ(佐藤璃果、向井葉月、矢久保美緒)
10. 遠回りの愛情(伊藤理々杏、柴田柚菜、中村麗乃、林瑠奈、弓木奈於)
11. Another Ghost(金川紗耶、阪口珠美、松尾美佑、和田まあや)
12. その女(金川紗耶、阪口珠美、佐藤楓、寺田蘭世、松尾美佑、吉田綾乃クリスティー、和田まあや)
13. 涙がまだ悲しみだった頃(伊藤理々杏、北川悠理、佐藤璃果、柴田柚菜、中村麗乃、林瑠奈、向井葉月、矢久保美緒、弓木奈於)
14. Rewindあの日(寺田蘭世、山崎怜奈、和田まあや)
15. のような存在(伊藤理々杏、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、吉田綾乃クリスティー)
16. 不等号(金川紗耶、北川悠理、佐藤璃果、柴田柚菜、林瑠奈、松尾美佑、矢久保美緒、弓木奈於)

17. 誰よりそばにいたい
18. 自由の彼方(センター:寺田蘭世)
19. 三角の空き地(センター:伊藤理々杏)
20. 錆びたコンパス
21. ブランコ
22. 別れ際、もっと好きになる(センター:佐藤楓)
23. 嫉妬の権利(センター:中村麗乃)
24. あの日、僕は咄嗟に嘘をついた(センター:寺田蘭世)

EN1. 左胸の勇気(センター:寺田蘭世)
EN2. 気づいたら片想い(センター:寺田蘭世)
EN3. 何もできずにそばにいる(センター:寺田蘭世)
EN4. 心の薬(センター:寺田蘭世)
EN5. ボーダー(センター:寺田蘭世)

「寺田蘭世の卒コン」ではなく、ちゃんとアンダラでした。

まず最初に思うのが「実にアンダラらしい気概あふれるセトリだな」ってこと。

シングル表題曲はアンコールの「気づ片」のみ、アンダー曲以外の目立った人気曲なし。
蛇足ですが1曲目が最新アンダー曲というのも初期アンダラの作法に則っている気がしますね。

そしてこの日の会場はキャパ2,500人のTACHIKAWA STAGE GARDEN。
さらにモニターなし。

このあたり初期アンダラ、それも地方シリーズを思い起こさせます。

どういう経緯でこの会場やセトリが決まったのかはわかりませんが、寺田蘭世の意志が働いていたと思いたい。

ついに4期生が合流した今回のアンダラ。
1期2期はわずか3人。ボーカルの柱である伊藤純奈もダンス番長の渡辺みり愛も卒業。

選抜では少しずつ進んでいた「世代交代」がアンダーにも及んだのです。

だからこそ今、後輩たちに感じてほしいもの。

メンバーとファンの熱気、一体感、そして少しの悲壮感と反骨心。
それらが混じりあったあのアンダラ独特の空気。

それを4期生たちに味あわせてあげたいという思いが蘭世をはじめとした先輩メンバーたちにあったのではないでしょうか。

それに4期生も応え、結果として締まった良い内容になった(半分が新人なのに!)のだと思います。

これぞアンダラ。そう思わせるライブでした。

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真顔のあやてぃー


例によって印象に残ったシーンを列挙します。

いきなり繰り出された「ぷちょへんざ」
横浜アリーナ、史上最少構成でのアンダラを思い出させます。

『口ほど』でセンター阪口珠美の両脇に柴田柚菜佐藤璃果というフレッシュなふたりを配置したのは曲のイメージと合っていました。(オリジナルは今回選抜入りしている北野日奈子と鈴木絢音)

『海流』の弾き語りという演出は意外。
ギターを弾く向井葉月を優しく見守る矢久保美緒の姿も良かった。

演奏後に葉月が語った「初めてアンダラでやったユニットはすごく心に残ってる」から「今回のユニットがずっと心に残るものであってほしいな」というコメントも心暖まるものでした。

『遠回りの愛情』!
井上小百合推しの自分としては94年組の楽曲がこうして歌い継がれるのは嬉しいです。
この曲の中村麗乃はちょっと肩に力が入っていましたが、今後の歌メンとして期待される彼女にはどんどんこういう機会が与えられるといいですね。

『アナゴー』!
オリジナルが伊藤万理華・齋藤飛鳥・西野七瀬という強メンかつダンスメンのこの楽曲に、現アンダーのダンスメンたちが挑みます。
特に金川紗耶のリズムを打つ手の切れ味、そして阪口珠美の肩甲骨から上の前後の動きの大きさというか可動域の広さが印象に残りました。

『その女』では座ってのダンス。これまた珍しい演出ですね。
そして寺田蘭世にはやはり赤が似合う。

『なみころ』。当ブログでこれまで何度書いたかわからないぐらい書いてきた「柴田柚菜の青春感」が炸裂します。

『錆びたコンパス』の名曲感、アンセム感。
そして山崎怜奈のスター感というか真打ち登場感が凄かった笑

『ブランコ』は個人的に本編ラストかアンコールだと思っていたので「ちょっと早くない?」と思いました。

本編ラスト。

 この歌を歌っていると、青春だったなあと思う曲

蘭世のこのコメントから流れ出したのは

『咄嗟』。

アンダラ2ndシーズン至上主義者としてはもう鳥肌ですよ。
しかもフルコーラス。久しぶりに見たよカメラのシャッター切るの。いや本当はその振り付けは抜かれてなかったので見れなかったんですけど。

アンコールの『心の薬』でひとりずつ寺田蘭世に抱きつくメンバーたち。

最後の『ボーダー』で必死に涙を我慢する向井葉月

そして本日のビジュアル仕上がってるメン。ハイポニーの林瑠奈が出てきた瞬間には彼女で確定と思ったのですが…吉田綾乃クリスティーです。

『13日の金曜日』でいろいろグダグダないつものあやてぃーだな笑という感じだったのですが、『意外BREAK』Bフレでの彼女は驚くほどの美人さん。

いや、元々真顔だと美人なのは知ってましたけど。この日の彼女は私が松村沙友理のスペシャリティと考えている「可愛くて美人でしかも優しい顔をしている」の後継者はもしかしてあやてぃーなんじゃないかと思わせるほど。

普段はふわふわポワポワしたお姉さんで年下メンバーを愛でるイメージが強いあやてぃー。いつもニコニコしているのは好感度が高いのですが、その反面真顔を見る機会は多くありません。

しかしこの日の彼女は随所で凛とした美しさを見せていました。

『その女』では佐藤楓と共に華やかさを加えます。

そして『のような存在』で左右に分かれたメンバーの間を前に駆け出してくる彼女。
『シンクロニシティ』や『帰り道は遠回りしたくなる』をはじめとして乃木坂ではおなじみの振り付けですね。さらにメンバーの間をしなやかに舞う姿は実に乃木坂的。

同期で初めて卒業者が出たことや年下の先輩たち(主に2期)の相次ぐ卒業により、彼女の中で何か変化が生じたのかもしれません。

まさに「スイッチが入った」と感じさせる美しさでした。

続きます。



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笑顔の理由


ここまで印象的なシーンを列挙してきましたが、実は個人的に最も強く印象に残ったのは卒業スピーチの中で松村沙友理が語った感謝の言葉です。

「たくさんの人が私に笑顔の印象を持ってくださっているのは、外に出る時に楽しい気持ちになれるようにマネージャーさんがいつも盛り上げてくれるからだと思います」

これまでも常日頃から多くのメンバーがスタッフさんへの感謝を口にしてきました。
ただ、ここまでしっかりと具体的な貢献を言葉にしたことはほとんどなかったのでは。

スタッフさんも乃木坂が大好きで乃木坂のために一生懸命で。
メンバーもちゃんとそれを理解していて感謝している。

私がこの言葉から感じたのは、そんな暖かな関係性でした。

乃木坂って、暖かい。

我々ファンの側が「乃木坂のこういうところが好き」で「バックヤードでも実際にそうだったらいいな」と願うイメージ。
まさにその部分が実際に存在しており、しかもそれがグループ内だけでなく周囲の人々も含めてであることを示唆するメンバーの発言。

嬉しいですよね。

これまでもたびたびこのようなコメントが出てきました。

2020年12月の4期ライブで筒井あやめはライブの感想を聞かれ「何とも言えない暖かい空気感が4期生は初めからあって今回も私自身その空気に支えられた」と語りました。

2021年3月の9thバスラ1期ライブで「いい人の周りにはいい人が集まる」と言った星野みなみ。

そう考えるとこの日も随所に乃木坂の「暖かさ」を感じさせる場面がありました。

1期生コーナーでの『泣いたっていいじゃないか?』。
松村沙友理のラストライブで高山一実センター曲を選ぶという、その優しさ。

前の記事で「舞台メンはみんな超絶」と書いたように、自身の舞台公演期間中なのにそれでもライブに参加するメンバーたち。

この日の前後も久保史緒里以外にも生田絵梨花、伊藤理々杏、中村麗乃、清宮レイ、筒井あやめが舞台の公演期間中でした。それでもみんな2DAYSのうちどちらかに出てくるその気持ちというか心意気。
無理はしてほしくないけど、本人たちが「先輩の最後のライブに出たい」と思ってくれているならそれはやっぱり我々の好きな乃木坂だよなあ。

同じく前の記事でも書いた『でこぴん』。

まっつんが自身の卒コンという晴れ舞台であのエピソードを語るのも、『でこぴん』の歌唱メンバーに葉月を入れて披露するのもいい。

凄く失礼な表現なのは重々承知していますが、決して人気メンバーというわけではない葉月をここで大々的にフィーチャーして特別な曲『でこぴん』をやるという乃木坂の暖かさ。

ああ、乃木坂っていいなあ。
そうしみじみ言いたくなりますね。

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「ホントかっこいいよね。わかる」


そしてまっつん最後の出演となった『乃木坂工事中』での大縄跳び46回チャレンジ。

堀ちゃんの時の「2期生ハウス」と同様に自分にとってのアフター配信というかカーテンコールという感じでした。

もう全編が名シーン。

飛ぶ前に「ちょっと1回みんなで気合い入れよう」と言って輪になる1期生。
「できる!」「うちらはできる!」からの円陣。
それをキラキラした尊敬と憧れの目で見つめている梅澤美波と久保史緒里。

かくいう私も正直、ここ最近の1期生を観ている時の感情はずっと「楽しいのに涙が出そう」です。

最初のトライが38回で失敗に終わり、ガチで落胆する1期生たち。
高山一実は「もう多分無理だと思います」秋元真夏は「たぶんあともう1回(が限界)」。

再度トライ。
「がんばってください!」と叫ぶ清宮レイ。

そして悲願達成の瞬間。
悲鳴のような歓声を上げながら笑顔でバンザイする後輩たち。

泣き崩れる松村沙友理。

 1期生で10年間ずっとやってきて
 なんでも頑張ったらうちらに達成できないことはないんだな

その言葉に真夏さんも生ちゃんも樋口日奈も、そして「泣いちゃうんだ、それで」と憎まれ口をたたいていた齋藤飛鳥までもがもらい泣き。その飛鳥ちゃんの頭を優しくなでる星野みなみ。

成功した後に設楽さんが「久保ももう泣く寸前でしたね」って言ってましたけどそれ日村さんですよね。そもそも久保ちゃんはがっつり泣いてましたし。

そんな彼女の「先輩方あまりにもかっこ良すぎて」に日村さんが「ホントかっこいいよね。わかる」と相槌を打っていたのもなんかグッときました。

最後の生ちゃんの高音「難しいですよ!なあ!?」も良かった。

これもまた愛情にあふれた暖かくて優しい時間。

本当に素晴らしいフィナーレでした。


かずみん「みんなと一緒ならなんでも出来る!」


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コショウ入れて鼻にも入れて辛くなれ


第1部のさゆりんご軍団ライブが終わり、休憩を挟んで第2部は全体ライブ。

セットリストはこちらです。

Overture
01. さ~ゆ~Ready?
02. ガールズルール(センター:松村沙友理)
03. 夏のFree&Easy(センター:松村沙友理)
04. ロマンスのスタート(センター:松村沙友理)
05. ごめんねFingers crossed

06. でこぴん(向井葉月、秋元真夏、高山一実、樋口日奈、松村沙友理)
07. 今、話したい誰かがいる(新内眞衣、松村沙友理)

08. 無表情(親衛隊:佐藤璃果、早川聖来、松尾美佑、矢久保美緒、弓木奈於/応援隊:岩本蓮加、阪口珠美、佐藤楓、山下美月、吉田綾乃クリスティー、黒見明香、柴田柚菜、林瑠奈)
09. 1・2・3
10. やさしさとは(松村沙友理、生田絵梨花)

11. 急斜面(松村沙友理)
12. 泣いたっていいじゃないか?(1期生)
13. ひと夏の長さより…(1期生)
14. シンクロニシティ(センター:松村沙友理)

EN1. サヨナラの意味(センター:松村沙友理)
EN2. 悲しみの忘れ方(センター:松村沙友理)
EN3. さ~ゆ~Ready?


印象に残ったシーンを挙げていきます。

オープニング、松村沙友理が赤くてドットでフリフリというザ・アイドルな衣装にツインテールで登場します。
歌うのは卒業ソロ曲『さ~ゆ~Ready?』。めちゃめちゃいい曲ですよね、これ。

最初のMCからまっつんらしさが炸裂して見どころ満載でした。

言葉を探しながら「えー うーん えー うーん」。
早くも「ぶりっ子をしてしまう」が出てますよ松村さん笑

「これ言っていいのかな…もうじき29歳ですよね?」と切り込む齋藤飛鳥
「私NGないけど年齢だけはNGなんだよ!」と激昂するまっつん。

さらに遠藤さくらに向かって
「大丈夫?心配、可愛すぎて」という謎の不安を吐露するまっつん。

その後VTR内で「白石さんが卒業したら松村さん寂しくなっちゃうと思うから、私が沢山話しかけます!」と声をかけてくれた後輩メンバーがいたこと、そして「その子にまいやんのポジションに入ってほしいと思いました」と語ります。

披露されたのは『でこぴん』。後輩とは向井葉月でした。
葉月、本当にいいやつだなあ。

号泣あしなが姉さん・新内眞衣が必死に涙を我慢している姿が泣ける。
そして額縁衣装!ふたりだけのシーソー!結局ふたりで大泣きするのもまた泣ける。

からあげ姉妹。

個人的にはホント『食物連鎖』の時に「ミュージックステーションに出れば世界がざわつくだろ」と思ってました。ていうかなんで『食物連鎖』やらないんですか!からあげ姉妹の最高傑作じゃないですか!

『無表情』では後輩たちが「親衛隊」「応援隊」としてワラワラと出てきて楽しげにはしゃぎます。
最短距離で親衛隊をやり感無量の矢久保美緒。相変わらずこういう時にノリノリなのが好感度高い山下美月。ちなみにメンバーたちが過去制服を着ていたのは運営が私のブログを読んだからに違いない笑

 

生田絵梨花がからあげ姉妹スタート時のエピソードとして「ふたりともくすぶってる時期」と発言していたのが少し驚きました。これたぶん『食物連鎖』を忘れてますよね。10thシングル『何度目の青空か?』の生田絵梨花個人PVですから、まっつんはそれこそ「くすぶってる時期」ですけど生ちゃんはセンターです。
『無表情』は12th『太陽ノック』のカップリングなのでその頃は確かにふたりとも苦しい時期だったかもしれません。

「楽しい時にはいつも横にまつがいた」という生ちゃんの言葉が切ない。

それにしても『1・2・3』は名曲ですね。
ふたりだけの『やさしさとは』にも胸が締めつけられます。

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御三家の幻と『サヨナラの意味』


ハイライトだった『急斜面』。

まっつんの左右を水色と緑のスポットライトが照らします。古参オタの7割がこの時点でウルウルしていたことでしょう。
最初から泣き出しそうな彼女。それでもドレスの裾をぎゅっと握って歌い出します。

白石麻衣公式Youtubeチャンネルでの
松村「ひとりでね、『急斜面』やったの~」
白石「頑張ったね~(なでなで)」も含めて、忘れられない名シーンになりました。

その曲の余韻が残る中ステージ上に現れたのは1期生たち。
その戦友たちと歌うのは自身唯一のセンター曲『ひと夏の長さより…』です。

そしてアンコール。

卒業スピーチの中でまっつんは「導いてくれる人はいる」から「自分ひとりで悩まないで」とメンバーに語りかけます。

重い言葉です。

スピーチに続いて歌われたのは『サヨナラの意味』。
「橋本奈々未の歌」だったこの曲を白石麻衣が「乃木坂の卒業ソング」へと昇華し、この日の松村沙友理もそれを引き継ぎました。

キャラクターはそれぞれバラバラなのになぜか3人並ぶとバランスが取れて、最強。
それが乃木坂の誇る御三家でした。

その全員が自身の卒コンのクライマックスでこの曲を歌う。
それはとてもでき過ぎたシナリオで、それでいてとても自然なことのように思えました。


横浜アリーナの通路を一周する演出に、ドレスの裾をかいがいしく持つ花嫁介添人の生田絵梨花齋藤飛鳥。そしてそのふたりに「スーパースターにこんなことさせて…」とおどけるまっつん。

本当ですね。
あんな頼りない始まりから、スーパースターが生まれましたよ。

それも、何人も。


ラストはもう一度『さ~ゆ~Ready?』
もう一度言いますけど、めちゃめちゃいい曲。そして初めて聴いた時から思ってましたけど、LINDBERGの『今すぐKiss Me』に似てますね。

ちなみにこの日のビジュアル仕上がってんなあメンは久保史緒里

舞台『夜は短し歩けよ乙女』(配信で観ましたが最高でした)の公演中だからでしょうか。完全に顔面にスイッチ入りっぱなしの美しさ
っていうか主演舞台(しかも台詞も動きもすんごい量)の公演期間中に先輩の卒コンに普通に出てくる久保ちゃんの凄まじさ。あんた生田絵梨花かよ。

いやそれを言うなら舞台メンはみんな超絶ですよね。舞台の本番や稽古をこなしながらライブの演出とか立ち位置とかよく憶えられると本当に感心します。


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