ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:奥田いろは

びーむ色調補正3
10月7日から横浜BUNTAIで3日間開催された39thSGアンダーライブ。

その最終日の配信を観たのでレポします。

いいアンダラ


最初に全体の印象を書いてしまうと、非常に締まったいいアンダラでした。

ひとつの大きな理由として過去にアンダーセンターを経験しているメンバー(※)が過半数を占めていたことがあるのでしょう。
※伊藤理々杏と林瑠奈は32nd『さざ波は戻らない』でWセンター

これは恐らく史上初のはず。
それゆえにオリジナルセンターで披露されるアンダー楽曲が多く、どこか「樋口日奈と2期生の時代」のような「アンダラのスター大集合」感がありました。

なおかつ本編ラストでフロント3人をフィーチャーしてきっちり花を持たせる。

全員が行くべきところと控えるところを理解して役割を果たしている、という感じでした。

セットリストはこちら。

Overture
01. Under’s Love(センター:金川紗耶)
02. My rule(センター:林瑠奈)
03. Hard to say(センター:田村真佑)
04. マシンガンレイン(センター:金川紗耶)

05. 落とし物
06. ~Do my best~じゃ意味はない
07. 滑走路(センター:佐藤璃果)
08. 交感神経優位

<39ブロック>
09. 絶望の一秒前(奥田いろは)
10. 君に贈る花がない(センター:柴田柚菜、岩本、吉田、矢久保美緒、璃果)
11. シンクロニシティ(センター:松尾美佑)
12. サヨナラの意味(センター:金川紗耶)

13. さざ波は戻らない
14. あの日 僕は咄嗟に嘘をついた(センター:黒見明香)
15. 三角の空き地(センター:矢久保美緒)
16. 嫉妬の権利(センター:吉田綾乃クリスティー)
17. 踏んでしまった

<Hot! Cool! Sexy!ブロック>
Sexy:田村真佑
18. バレッタ(センター:田村真佑 、理々杏、璃果、柴田、林、矢久保、奥田)
19. 深読み(センター:田村真佑、岩本、吉田)
20. 悪い成分(センター:田村真佑、理々杏、金川、黒見、松尾)
Cool:林瑠奈
21. Wilderness world(センター:林瑠奈、岩本、吉田、璃果、柴田、矢久保、奥田)
22. 命は美しい(センター:林瑠奈、理々杏、金川、黒見、松尾)
23. ここにいる理由(センター:林瑠奈、岩本、璃果、矢久保、奥田)
Hot:金川紗耶
24. 太陽ノック(センター:金川紗耶、理々杏、吉田、黒見、柴田、田村、松尾)
25. 狼に口笛を(センター:金川紗耶 + 岩本、璃果、矢久保、奥田)
26. ジャンピングジョーカーフラッシュ(センター:金川紗耶)
27. 不道徳な夏

EN
EN1. ロマンスのスタート(センター:田村真佑)
EN2. 車道側(センター:林瑠奈)
EN3. 左胸の勇気(センター:金川紗耶)
EN4. 錆びたコンパス(センター:金川紗耶)

WEN1. 不道徳な夏


ここからはいつものように印象に残ったシーンを挙げていきます。

金川紗耶のキャラクターからすると意外だった『Under’s Love』というオープニング。

『My rule』大間奏で林瑠奈の高速デフラワー!手足長い

『落とし物』の奥田いろは、大間奏のソロダンスで右足を引く速さよ!

『~Do my best~じゃ意味はない』の岩本蓮加、最後の「ありがとう」が妙にしおらしい。

『交感神経優位』!この曲好き!Bフレからブリッジ、サビと『若者のすべて』に似てるけど!笑
ラスサビのソロ歌唱、少し前のめりなリズムで汗だくになりながらひたむきに歌う柴田柚菜
その姿はゆんちゃんの持ち味であり魅力だった「青春感」が今なお彼女の内にあることを感じさせてくれました。

MCでの林瑠奈、「Switchとかネット通販のやり方とかを教えてくれた松尾と矢久保に感謝」が面白かった。

奥田いろは『絶望の一秒前』。
なんでまたこんなソロ歌唱向きでない曲を、とは思いましたが。
5期生制服。セリフ調のラスト。「何もできなかったあの頃の私」と「今の私ができること」の対比。それだけではないでしょうが、彼女がこの曲を通して訴えたいものがあることは伝わってきます。

当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得ておりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。
松尾美佑は『シンクロニシティ』。
研究生時代に振りを教わって「初めて坂道の一員になれた瞬間」という、いい話。

『三角の空き地』!
オリジナルの中田花奈は艶っぽさが前面に出ていましたが割と「サラッとした」メンバーの多い今回のアンダラでは曲自体の良さが目立ちました。(どちらがいい悪いではなく別の面が強調されたという意味です)
センター矢久保美緒が1番終わりで見せた「心をどこかに置いてきたような」実にいい表情

そして『踏んでしまった』だー!!
アンダラではもはや「紅だー!!」ぐらい盛り上がる鉄板曲

本編最後の「Hot! Cool! Sexy!ブロック」については次の記事で書きますが、ここからの新衣装が可愛かった。

締めはこの夏を駆け抜けた曲『不道徳な夏』。

アンコールは『ロマンスのスタート』から。
『車道側』でひたすら楽しそうにじゃれる岩本蓮加吉田綾乃クリスティー

最後の曲『錆びたコンパス』。これも次の記事で。

Wアンコールは再びの『不道徳な夏』。黒見明香を捕獲する田村真佑

最後の最後はメンバーとファンがお互いに向けて「サンキュー!」。
これいいアイディアでしたね。なんだかグッときました。

この日のビジュアル仕上がってんなあメンは、やっぱり金川紗耶ですかね。
林瑠奈も以前のような力みが抜けて魅力的な表情が多かった。

そして特筆したいのが奥田いろは

表情、動き、シルエット(姿勢)等、この日の彼女の「すみずみまで神経が行き届いている感」は半端なかった
やはり舞台出演を重ねて様々な角度から観られ続ける日々を経験しているのが大きな成長の糧となっているのでしょう。


続きます。

『2021年の乃木坂46 上 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数65,000文字、加筆部分だけでも8,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。

当時感じた感想や見解をそのまま残すため本文は主に文体の修正にとどめ、「今にして思うこと」は各記事の末尾に「追記」という形で新たに文章を加えました。


『2020年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数84,000文字、加筆部分だけでも10,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。

「今にして思うこと」は各章の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


『2019年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
こちらは総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームです。


『アンダラ伝説』 kindle版
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。


Kindle本が読み放題になる Kindle Unlimited の新規登録は こちら から。 
初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能。期間終了後は月額980円です。


 


タオル補正

それが当たり前になればいいのに


前の記事では37th『歩道橋』を「3期4期5期の代表作」と評しました。

関連記事:


そのセンターを任されたのは遠藤さくら

近年で最小のミーグリ部数ゆえ、セールス的には底。
これまでであれば山下美月が担ってきたであろう「一番厳しいとこ」
それを背負うところにまで遠藤さくらが来たのです。

運営からの絶対的な信頼。堂々たるエースに成長しました。
感慨深いです。

逆に、小川彩を3列目にしたのはどうなのか。
せっかく前作で一気にフロントにもってきたのだから継続性という意味でもここは2列目にしておくべきだったのでは。そうすれば38thでセンターにするという線も残ったのに。
ちょっと運営の「腰が引けた」感がして残念です。

奥田いろはの初選抜。

前作フル完売させた彼女を6期加入前に一度選抜に入れておきたいというのは理解できます。運営的にも『ロミオ&ジュリエット』に続き『1789』のヒロイン役も射止めたいろはを後押ししてあげたい気持ちはあるでしょう。

林瑠奈の選抜復帰。

これも「わかる」。私は林ちゃんの評価が高いので笑
ちゃんと喋れるかしこ。目を引く美人かつ個性のあるビジュアル。グループ内での推し変ではなく「外から」ファンを連れてくる可能性があるメンバーのひとり。だからなるべく外仕事をさせたいし選抜にしておきたいところです。

6期生が本格的に合流するとどうしても選抜発表での注目はそちらに集まるのでその前に、というのは正しい判断だと思います。

わからない…というか釈然としないのは、選抜を外れたのが菅原咲月冨里奈央であること。

私にはまた「結局落としやすいところを落としただけ」が繰り返されたように見えます。

15th『裸足でSummer』の井上小百合と伊藤万理華のように。
そして26th『僕は僕を好きになる』での北野日奈子のように。

関連記事:
 

「アンダーを知らないメンバーをアンダーに落とすとモチベーションが心配だからアンダーでも気持ちを切らさずに活動した実績があるメンバーが落とされる」。
これは単なる推測です。

しかし運営がそう考えているようにしか見えない采配が過去にあったのも事実。
もしこれが本当なのであれば全員一度はアンダーを経験させてくれよ、とは思いますね。

例えば五百城茉央、一ノ瀬美空、川﨑桜の3人は32ndでの初選抜(抜擢センター中西アルノを除けば5期生で最初の選抜入り)から一度も選抜を外れていません。

別に3人のうち誰かが選抜から外れるべきとか言うつもりはありません。でももし今後人気が落ちて来た時に「外しづらい」。
連続選抜により清宮レイや柴田柚菜が他推しのファンからのヘイトを溜めてしまったのと同じ状況にならないかという懸念はあります。

メンバーからすれば選抜に出たり入ったりが一番辛い。かつて誰か(たしかきいちゃん)がそう語っていました。

でも個人的には「それが当たり前になればいいのに」

綺麗事なのは重々承知しています。妄想の類だとも思います。
でもあの頃は中元日芽香と北野日奈子のふたりだけだったいわゆる「ボーダーメン」が10人ぐらいいて、2~3シングルに1回ぐらい選抜入りできれば。出入りが激しいストレスを分かち合えるメンバーが何人もいて。選抜が遠すぎる閉塞感も軽減されて。

それが理想だと思ってしまうのです。

当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得てはおりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。
最後に次作の予想を。

今から既に、待ち遠しいです。

38thはいよいよ6期生参加でしょう。
とはいえ表題参加ではなく期別曲での参加という4期生までのやり方に戻すと思います。

個人的には23rd『Sing Out!』の時と同じように、アルバム→シングルの順で短い期間で出してほしいです。
この時新人だった4期生はアルバムで『キスの手裏剣』シングルで『4番目の光』、そして24th『夜明けまで強がらなくてもいい』が表題初参加でした。
今回は12thバスラの円盤が2月にあるのでそこまでリリースは詰め込まないかな?という気もしますが。

39thで6期生抜擢センターというのもほぼ間違いないかと。

その場合38thの方のセンターが全ツ座長扱い(=39thはツアー終盤でリリース)でしょう。
さらに38thセンターは5月の味の素スタジアムでのバスラも最新曲センターとして迎えることになります。

それを考えるとやはり井上和かと

3年前の10thバスラ、日産スタジアム2DAYS14万人。
そこで「はじっこで何度も同じ振り付けを練習していた」5期生が、3年の時を経て堂々たる主力として6期生にその背中を見せつける

これはこの先のグループにとって必要なステップという気がしますね。

ただ井上和だと3年連続夏の座長になるのでさすがにそれは避けるとすれば賀喜遥香
さくちゃんが『歩道橋』でエースの貫録を見せただけに、かっきーにもWエースの一角として格好いいとこ見せてほしいです。

個人的には上でもちらっと書いた通り、小川彩に託してほしいと思っています。
あの若さと小さな身体で、常に期待以上のものを見せてきたあーや

高校3年生。後輩の加入。
その溢れんばかりのポテンシャルを解放するにはいいタイミングです。


『アンダラ伝説』 kindle版
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。


『2020年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数84,000文字、加筆部分だけでも10,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。

「今にして思うこと」は各章の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


『2019年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
こちらは総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームです。


Kindle本が読み放題になる Kindle Unlimited の新規登録は こちら から。 
初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能。期間終了後は月額980円です。

びーむ色調補正3
今年で3年連続となる「スタ誕ライブ」。

個人的にも3年連続の参戦です。

2年半の集大成


セットリストはこちら。

01. ケセラセラ(全員)
02. 君に届け(五百城茉央・岡本姫奈・川﨑桜・冨里奈央)
03. シャボン玉(一ノ瀬美空・井上和・小川彩・菅原咲月・中西アルノ)

<ソロコーナー>
04. ふめつのこころ(池田瑛紗)
05. 人生(五百城茉央)
06. SAKURA(川﨑桜)
07. I BELIEVE(一ノ瀬美空with井上和・小川彩)
08. 三日月(中西アルノ)
09. 100万回の「I love you」(菅原咲月)
10. 君の知らない物語(井上和)
11. 春よ、 来い(ピアノ:小川彩 歌:奥田いろは)

12. NO MORE CRY(五百城茉央・池田瑛紗・岡本姫奈・冨里奈央)
13. 気分上々↑↑(一ノ瀬美空・川﨑桜・菅原咲月・中西アルノ)

SPゲスト・ゴスペラーズ

14. ひとり(ゴスペラーズ&井上和)
15. ロビンソン(ゴスペラーズ&井上和・中西アルノ)
16. YOUNG MAN (Y.M.C.A.)(ゴスペラーズ&全員)

17. できっこないを やらなくちゃ(全員)


<乃木坂46 5期生SPECIAL LIVE>
Overture
01. 絶望の一秒前
02. いつの日にか、あの歌を
03. バンドエイド剥がすような別れ方
04. 熱狂の捌け口 
05. 「じゃあね」が切ない
06. 考えないようにする
07. 心にもないこと
08. 17分間
09. おひとりさま天国

EN
EN1 ダンケシェーン
EN2 太陽ノック(センター:岡本姫奈)
EN3 乃木坂の詩


印象に残ったシーンはごく軽めに。

『シャボン玉』!これ聴きたかった!アァーイ!

『I BELIEVE』。
決していわゆる「歌メン」ではない一ノ瀬美空の歌唱の安定感。元々得意でも武器でもないけれど、ちゃんと歌に向き合ってきた2年半を感じさせます。

『君の知らない物語』、そしてゴスペラーズさんとの共演で感じた井上和の「失敗しなさ」

和ちゃんにはここ一番で絶対に外さないという信頼感がありますね。
これまでもたびたびバックヤードで悩んだり泣いたりする姿を見せてはいますが、本番ではことごとく成功してきました。

それを「スター性」の一言で片づけるのはあまりにも安易だし失礼でしょう。
相当な陰の努力があるというのは大前提として、彼女は「失敗に見せない」力が凄いのだと思います。

井上和がやり切った顔をしていたら失敗に見えない
それは乃木坂の歴代エースたちを、特に白石麻衣を彷彿とさせるものでした。

当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得ておりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。
11thバスラ5期生ライブの記事では「素質に恵まれた「持てる者」であるゆえに彼女たちの想いや努力は見えにくい」と書きました。

関連記事:


しかしこの日はそれ=彼女たちの想いや努力がありありと見えました。

『春よ、 来い』

番組内で「小川彩 横浜アリーナへの道」と大々的にフィーチャー。
露骨に煽られた期待で、あーやにはかなりのプレッシャーがあったことでしょう。

そこへきて直前に奥田いろはの体調不良。
自身の演奏だけでも不安なのに、いろはの体調の心配まで加わります。

そもそも披露できるのかが不透明なまま、それでも土曜夜、日曜昼と公演は続いていき。
夜の部開演間際に発表された「奥田いろは一部出演」。
それを見た誰もが「あの曲のために出てくるんだな」と思ったことでしょう。

登場したふたりの姿に沸き上がる歓声。
その波が引いた静寂の後、奏でられるアルペジオ。
息を詰めるように聴き入る客席。

曲が終わり、あーやといろはを包んだ万雷の拍手
涙で進行できなくなったオズワルド伊藤さんを「泣いてるんですかぁ~?」といじりながら泣き笑いするふたり。


そして。

この日最も心を揺さぶられたのは終演後でした。

鳴り止まなかったんですよ、Wアンコールが

いったい何分続いたのでしょう。
客電がついて外周の看板にも電気が入り、もうメンバーが登場しないことは明らか。
それでも彼女たちを求める声は止みませんでした。

もうそれがすべてを表しているかと。

5期生2年半の集大成。

スタートは9人。ふたりが遅れて合流。
そしてすぐに「アルノ事変」。ふたりが活動自粛。
そんな異常事態の中、9人で始まった冠番組。

ここまでお披露目からたった2ヶ月。2ヶ月ですよ。
さらにその翌月には日産スタジアム、7万人の前での10thバスラ2DAYS。

「激動」という言葉すら生易しく思えるほどの大荒れのスタートを切った5期生

そんな彼女たちの活動において、間違いなくひとつの軸であり心の拠り所だったであろう5期生単独冠番組。
どう考えても間もなく6期生にバトンタッチするであろうその「ホーム」。

その集大成をこのライブで見せてやるという11人の気迫。
それがファンに届いたからこそ、あんなにも鳴り止まなかったのです。

それは同時に彼女たちの素晴らしき、そして凄まじき2年半に対するスタンディングオベーションでもありました。



『アンダラ伝説』 kindle版
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。


『2020年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数84,000文字、加筆部分だけでも10,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。

「今にして思うこと」は各章の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


『2019年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
こちらは総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームです。


Kindle本が読み放題になる Kindle Unlimited の新規登録は こちら から。 
初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能。期間終了後は月額980円です。


 


タオル補正
前の記事までで3日間の印象に残ったシーンを列挙してきました。

当記事では5期生お見立て会について。

迎えたその日


まずはこの日に至るまでの流れをざっとおさらいします。

5期生11人が加入すると発表されたのは2月1日のことでした。
翌2日から公式Youtubeチャンネル『乃木坂配信中』で毎日正午にひとりずつプロフィール動画を公開。

そのトップバッターは井上和さん。
その完成されたビジュアルはかなりのインパクトを与え、一気に「乃木坂5期生」に対する注目度を上げます。

さらに17日と18日には29thシングル特典映像『乃木坂46 5期生 Background Story』の予告編が公開されます。

しかし最初の記事でも書いた通り、21日深夜に29thシングルでの「5期生抜擢単独センター」が発表されたことによりファンの頭に冷水が浴びせかけられます。

関連記事:


そして迎えたこの日。

前日には冨里奈央(とみさと・なお)さんが欠席するという残念な発表もありました。

司会進行は信頼と実績の高橋大輔アナ

まずは50音順にひとりずつ入場してきます。
全員が揃ってから順に自己紹介。そして特技披露からミニライブという流れでした。

五百城茉央(いおき・まお)さん。

緊張した面持ちながらニコッと笑顔を見せます。
しかしステージのセンターから所定の位置に移動する時点で既に泣き顔に。

今回の7人の中で唯一といっていいド緊張。
その初々しい姿と「マグロが好き」で満面の笑みを浮かべるところ、特技披露での剣道、さらにそこで「あ~もうやだ~」と逃げ帰るあたりがどうしても大園桃子を思い出してしまいますね。(ぞのっちの場合は「トマトが好きです」でした)

「とりあえず5期の五がつく名前の子と憶えてください」というのもなんか奥ゆかしくて個人的に好感。

一ノ瀬美空(いちのせ・みく)さん。

とにかくニッコニコ。やっぱりお見立て会では笑顔が大事ですよね。
4期の時は「あのずっとニコニコしていたショートの子」が掛橋沙耶香と清宮レイのふたりいてファンが混乱したのが懐かしいです。
今回唯一の方言アピールでした。

特技披露はピアノ。久保史緒里が悲壮な決意で「乃木坂のピアノの文化を絶やしちゃいけない」と電視台で披露した翌日になんとも凄いバッティング笑

井上和(いのうえ・なぎ)さん。

プロフィール動画でもドキュメンタリー予告編でも「スピアヘッド」の役割を担い、見事にその期待に応えてきた彼女。

自己紹介でフリップにイラストを描いていた時点で「絵ウマ」確定でしたが特技ではさらにデッサン画を披露します。

落ち着き払った態度にシックな服装、そしてもの凄く整ったビジュアル。
一見とっつきにくそうなのにちゃんと目が笑っている自然な笑顔。

最初からインパクトがあり、新たな映像が出るたびにさらに好感度が上がってきたというのが個人的な印象です。

小川彩(おがわ・あや)さん。

乃木坂伝統「最年少らしからぬ最年少キャラ」の系譜を継ぐ者ですね。
先代の筒井あやめと同じく「どのタイミングでどの角度から見ても整った顔」。
そして歯を見せた時の、どこか渡辺みり愛の「イヒヒ顔」を思い出させる表情。
ところで「右手が常に勝つジャンケン」になぜステップをつける?

特技はそろばん。このチョイスもどこかレトロ好きなあやめんテイスト。
「何か言いたいことは?」と大輔氏に聞かれ「特にないです」というのも最年少キャラの系譜だなあ。
「緊張はめちゃくちゃしました」というコメントでしたが全くそう見えませんでした。

奥田いろは(おくだ・いろは)さん。

子役出身という奥田さんですが、五百城さんほどではありませんがかなり緊張の面持ち。
それも相まってかなり素朴な印象を受けました。
「コーヒー店でのアルバイト再現」はよくわかりませんでしたが「鳩を威嚇すると必ず飛び立つ」は面白かった。西野七瀬の天敵ですね笑

特技のギター弾き語り、聴く者のセンチメンタリズムを刺激するソロシンガーっぽい歌声ですね。曲の後半は音を外していたようですが、ポテンシャルを感じました。

菅原咲月(すがわら・さつき)さん。

最初のプロフィール動画では「窓の外を眺める顔が橋本奈々未に似てる」「ラストの正面顔は柏木由紀だ」と話題騒然となりました。
個人的には見るたびに顔が違うという印象。

内気な儚い系かと思いきゃドキュメンタリー予告編では割とよくしゃべる明るい女の子。そこでは「上手く笑えない」的なことを言ってたのにお見立て会では誰よりも笑うという。(緊張するとヘラヘラしちゃうタイプなのかも)

最初のイメージからどんどん変わっていっているのですが個人的には別にそれが嫌じゃないです。現時点での印象はトータルで岩本蓮加っぽい感じかな?
「私のことを推して絶対後悔はさせません!」という気が強そうなコメントも良かった。

唯一残念だったのが特技披露のバスケで着ていたウェアが(日本人プレイヤー・八村塁の所属する)ウィザーズというベタなセレクトだったこと。個人的にはナゲッツなら100点でした。

中西アルノ(なかにし・あるの)さん。

この時点で既に「渦中の」だった中西さん。
彼女がセンターという事前リークも加入前の良くない噂も目にしていたので、個人的にはどうしてもネガティブなフィルターをかけて彼女を見ていたと思います。

だからでしょう、自己紹介の「爬虫類のペットいっぱい飼ってます」「それを友達の苗字で呼んでます」「よく変わってるねって言われます」の時点で思いました。

 苦手だわ~

「変わってるね」のくだりでの表情は堀未央奈の「ワタス顔」をちょっと思い出しました。
でも普通にニコニコ笑いながら話している時の表情は割と良い印象を受けました。

そして特技の歌披露。初めて観客の前での歌唱ですからこれをもってその歌唱力を判断することはできません。でも歌い出しの4小節で思ったのが「BiSHのアイナ・ジ・エンドみたいだな」でした。語尾の声の返し方からそう感じたんだと思います。

個人的にはこの歌唱法も(正直、選曲も)

 苦手だわ~

です。

当サイトはアフィリエイトプログラムで雀の涙未満の微々たる収益を得てはおりますが、本文の内容は100%私の個人的な意見であり忖度は一切ございません。


全体的に5期生は肝が据わった感じ。
五百城さんと奥田さんは緊張が表に出ていましたが、他の5人は堂々たるものでした。

「いきなり一輪車に乗って現れる」とか「Y字バランスをしながら般若心経」のようなぶっ飛んだ特技はありませんでしたね。

そして初の楽曲披露。

3曲とはいえフルサイズ。
センターは『ガールズルール』が一ノ瀬さん。『インフルエンサー』は井上さんと中西さんのWセンターで『君に叱られた』は奥田さんでした。

一ノ瀬さんはなんというか「めちゃめちゃこなれてんなあ」という感じ笑
キメポーズやカメラへのアピールなど、新人とは思えません。

小川さんは歌おうが踊ろうがとにかく顔が崩れない。このあたりも実にあやめんっぽい。

それに対し井上さんは様々な表情を見せつつそのどれもが綺麗。
『インフル』の髪をかき上げる振り付けの貫録たるや、なかなか衝撃的でした。

奥田さんはとにかくひたむき、全力という印象。
まだ緊張が残っているようでしたが、それはセンターのプレッシャーもあったのでしょう。

逆に五百城さんはさっきまで震えていたのはどこへやら、笑顔で堂々たるパフォーマンス。
歌って踊るのが好きなんだろうなと思わせました。

中西さんは『ガルル』のような笑顔の方が良いですね。
『インフル』での顎を上げてこちらを見下すような表情は「ああ…やっぱりそうなっちゃうのね」と残念に感じました。

菅原さんはなんだかやたらと楽しそう笑
他のメンバーと絡む振り付けでわちゃわちゃしたり、遊びの部分で「ガオ」ポーズを取ってみたり。
くしゃっと笑うのも好印象、というかこの時点でそんなに素直に笑えるのはどれだけ度胸があるのだろうという感じ。緊張しないんですかね?


5期生それぞれの魅力を垣間見ることができたお見立て会。

しかしこうしている間にも、刻々とその瞬間は近づいていました。

続きます。

『2020年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数84,000文字、加筆部分だけでも10,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。

「今にして思うこと」は各記事の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


Kindle本が読み放題になる Kindle Unlimited の新規登録は こちら から。 
初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能。期間終了後は月額980円です。

また、note上で乃木坂46に関する有料記事を公開しています。どちらも無料で読める部分がありますのでぜひご覧ください。

『アンダラ伝説』¥300
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

マガジン「2019年の乃木坂46」¥200
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。



このページのトップヘ