ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:岩本蓮加

びーむ色調補正3
10回目のバスラは、乃木坂史上最大となる7万人キャパの日産スタジアム。

神宮球場と秩父宮ラグビー場の二会場同時開催だったシンクロニシティライブ(6thバスラ)でさえ6万人だったのだから、よく考えるととんでもない。まあ3DAYSで合計18万人だったあの時も驚愕ですが。

英雄たちの帰還


DAY1のセットリストはこちらです。

Overture

<2012年>
01. ぐるぐるカーテン(センター:秋元真夏、齋藤飛鳥)
02. おいでシャンプー(センター:齋藤飛鳥)
03. 走れ!Bicycle(センター:樋口日奈)
04. 指望遠鏡
05. せっかちなかたつむり(秋元、樋口、鈴木、梅澤、久保、遠藤、賀喜)
06. 狼に口笛を(センター:佐藤楓)
07. 制服のマネキン(センター:生駒里奈)

<2013年>
08. でこぴん(秋元、齋藤、山下、遠藤、賀喜)
09. 他の星から(岩本、久保、佐藤楓、清宮、田村、筒井、早川)
10. バレッタ(センター:鈴木絢音、山崎怜奈)
11. 君の名は希望(センター:齋藤飛鳥)
12. ロマンティックいか焼き
13. ガールズルール(センター:山下美月)

<2014年>
14. 気づいたら片想い(センター:齋藤飛鳥)
15. 夏のFree&Easy(センター:賀喜遥香)
16. 何度目の青空か?(センター:久保史緒里)
17. ここにいる理由(センター:伊藤万理華)

<2015年>
18. 命は美しい(センター:遠藤さくら)
19. 僕がいる場所(センター:岩本蓮加)
20. 今話したい誰かがいる(センター:久保史緒里、山下美月)
21. 太陽ノック(センター:筒井あやめ)
22. 悲しみの忘れ方

<2016年>
23. ハルジオンが咲く頃(センター:梅澤美波)
24. サヨナラの意味(センター:秋元真夏)
25. 裸足でSummer
26. きっかけ

27. 絶望の一秒前

28. ごめんねFingers crossed
29. インフルエンサー(センター:齋藤飛鳥、山下美月)
30. 他人のそら似
31. I see...
32. スカイダイビング
33. 君に叱られた
34. ジコチューで行こう!

<オーケストラコーナー>
35. 夜明けまで強がらなくてもいい
36. 僕は僕を好きになる
37. Sing Out!

EN1. 会いたかったかもしれない
EN2. ハウス!
EN3. 乃木坂の詩(センター:齋藤飛鳥)


DAY1は2011年から2016年の曲を中心にしたセトリということで、デビュー当初からの歴史を辿っていきます。

例によって印象に残ったシーンを挙げていきます。

まずこの日のビジュアル仕上がってるメンは掛橋沙耶香。ちょっとハッとするレベルの仕上がり具合でしたね。久保史緒里清宮レイ、そして向井葉月も個人的に印象に残りました。

秋元真夏の挨拶からデビュー曲『ぐるぐるカーテン』へ。抜けに映る初々しい5期生たちの姿。

早くもライブが楽しくてニッコニコの遠藤さくら

『走れ!Bicycle』から激走するメンバーたち。少し体調が悪いのか辛そうな賀喜遥香

最初のMCで「初心に帰ってサイドポニー」の早川聖来。そういうの、実にバスラっぽい。

たぶん齋藤飛鳥だったと思うのですが「5期生がいっつもはじっこでずーっと同じ振り付けの練習してたの知ってるよ」という優しい言葉。「ちゃんと見ててくれたんだ」って思いますよね。

梅澤美波の白石麻衣リスペクト手紙がモニターに映し出され、当然『ガールズルール』…かと思いきゃ『せっかちなかたつむり』でした。

『狼に口笛を』でどよめく場内。

そして「イントロが流れた瞬間にいつもゾーンに入っていた」という言葉の後にモニターに映し出されたその名前。

The Origin。初代センター。生駒里奈、見参。

歌うのはもちろん自らの卒コンで「死ぬまで私の代名詞になるでしょう。そう言わせてください」とまで語ったあの曲、『制服のマネキン』。
ラスサビ前に1期生4人と輪になって微笑みを交わすのもなんだか胸が締めつけられます。
歌い終わって多くを語らず颯爽と引き上げていく生駒ちゃん。「英雄の帰還」と表現したくなるような格好良さ。

『でこぴん』デコ出しで登場した賀喜遥香。この時点でもまだ大汗をかいていてかなり辛そうで心配になります。
腕を組む齋藤飛鳥山下美月秋元真夏遠藤さくら賀喜遥香は3人で手をつないでいちゃいちゃ。
前髪を上げておでこを出す振り付けをちゃんとやっていたのは飛鳥とさくちゃんでした。

『他の星から』。憧れの西野七瀬ポジをやる佐藤楓
2021年の全ツでは与田祐希でした。この日欠場の彼女以外は全員同じメンバーだったので恐らく代打なのでしょう。それでも「嬉しいだろうな、良かったな」と思わせます。

『バレッタ』のセンターはやはり鈴木絢音山崎怜奈

『ロマンティックいか焼き』でバズーカを撃てずにオロオロする遠藤さくら。楽しそうにニコニコ笑いながら走る掛橋沙耶香

『何度目の青空か?』が終わり焚かれるスモーク。
「あ、これは卒業生来るな」からあのかっちょいいイントロ。
縦1列から左右に展開していくメンバーたち。その最後にいたのは-

伊藤万理華

沸き上がる歓声。

彼女が前に進み出ると再び何とも言えないどよめきが広がります。

そのスタンスからすれば「一番こういう日に来なさそう」な彼女の登場に、さすがにTVの前の私も鳥肌が立ちました。そして素直に「綺麗になったなあ」とも思いました。
万理華の後ろで必死に涙をこらえている向井葉月の姿がまたグッときます。



夢から醒めないで


『命は美しい』。
ひとりで登場する遠藤さくら
床スクリーンの映像に合わせて舞う、西野七瀬が2017年東京ドームでやったのと同じ演出。

『僕がいる場所』、センターは岩本蓮加
今彼女がこの曲を歌うとどうしても宝田明さんのことを考えてしまいます。
最後に澄んだ微笑みを浮かべるれんたん。

そして『太陽ノック』で真ん中に立ったのは筒井あやめでした。
5期生の加入により「最年少キャラ」から乃木坂の主要メンバーへ飛躍が期待される彼女。
また定義が曖昧な言葉を使ってしまいますが「驚くほどセンター適性あるなあ」と感じました。

『悲しみの忘れ方』で涙を流す賀喜遥香

清宮レイの「先輩と一緒に乃木坂でいられることが本当に嬉しい」という言葉。

『ハルジオンが咲く頃』『サヨナラの意味』で見事に統一されたサイリウム。

『裸足でSummer』にVTRで登場の与田祐希
この日のサンダル脱ぎ捨て隊は岩本蓮加清宮レイ田村真佑という「なんだかいい」3人。

齋藤飛鳥のソロダンスから始まった『きっかけ』。
ソロ歌唱でつないでいきます。岩本蓮加賀喜遥香の歌に好感。

そしてDフレ前半を任されたのは柴田柚菜でした。
『乃木坂スター誕生』で評価を上げ、選抜までたどり着いた彼女の晴れ舞台。

後半はもちろん久保史緒里
「あの人」の後を担わなければいけない、彼女の恍惚と不安。
比べてしまえば声量も余裕もまだまだだけれど、それでも心に響く
それが久保史緒里の歌。

「今日はここまで」。
いや6年間を26曲で振り返るというのは駆け足にも程があるのでは笑

そして5期生登場。
『絶望の一秒前』。Aフレの井上和の画力の強さたるや。冨里奈央もビジュアル良いな~。

『ごめんねFingers crossed』で松村沙友理ポジ=裏センターを堂々と務めた鈴木絢音
この曲、そして続く『インフルエンサー』での乱れ髪が美しい掛橋沙耶香

『I see...』のイントロでどよめく客席。

さらに『スカイダイビング』!この曲好き!
佐藤璃果の肩を抱き寄せる久保史緒里
同じ東北出身で同い年で、でも憧れの先輩で。そんな近くて遠いふたりの関係性。
それをグッと引き寄せる久保ちゃんの腕の力強さと、心底嬉しそうなさとりかの笑顔。

本編最終ブロック前のMC。
田村真佑の「1,500ぐらいの力で」が微笑ましい。

そして「もう涙が出ちゃうんですけど~」と話し始めた賀喜遥香。彼女を優しくさする岩本蓮加

「なんて人生だ!」そして「夢が醒めそうで怖い」というかっきーの言葉。
既に乃木坂のエース格のひとりにまで成長し、写真集も爆売れ予定の彼女。
そんな彼女をして現実感を失わせるほどのスケール(=会場の規模も観客の数も、そして卒業生含めた10周年の歴史も!)がこの日のライブにはあったということでしょう。

オーケストラ演奏による『夜明けまで強がらなくてもいい』。
何度書いてきたかわかりませんが、遠藤さくらの「弱さと儚さ越しにある強さ」。本当に凄い。

『僕は僕を好きになる』でめちゃめちゃ笑顔の早川聖来。たぶん田村真佑と笑い合っていたものと思われます。

アンコール。再び登場した生駒里奈伊藤万理華。その前を走る5期生たち。

交わるはずのなかった過去と未来が現在で交錯する瞬間。
ちょっと時空が歪んだかのような不思議な感覚。

『ハウス!』でしっかりコケる秋元真夏

5月8日にコロナ感染が判明しこの日は欠場となった与田祐希。
そのポジションを埋めたのは(恐らく)佐藤楓阪口珠美向井葉月といった3期生たち。
同期の頼もしさみたいなものを勝手に感じました。


続きます。

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伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。
 

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過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。



タオル補正

浴びせられた冷や水


前回の46時間TV、記事の最初を私はこんな言葉で始めていました。

 毎回そうなんです。

 観ている間はちょっぴりグダグダ感を感じていたはずなのに。
 終わりが近づくにつれてこみ上げる「やっぱ乃木坂だな!」感。
 そして終わった後の強烈な乃木坂ロス。

 4度目の『乃木坂46時間TV』。
 今回もやっぱり同じでした。

前回(2020年)乃木坂46時間TVの記事:


そして迎えた5度目の46時間TV。残念ながら今回は「やっぱり同じ」ではありませんでした。

理由はご想像の通りです。

前日深夜から立ち込めていた暗雲。

『乃木坂工事中』で発表された29thシングルの選抜メンバー。

既に「29thセンターは5期生の中西アルノ」という(結果的に的中だった)リークも、加入前の彼女に関する良くない噂(こちらの真偽は存じません)も目にしていました。

発表されたのは齋藤飛鳥と山下美月というエース格ふたりにキャプテンと副キャプテンまでつけた「保護者4人」というフロント。そして5期生からたったひとりでの抜擢センター。

私はこの時点でリークが事実であることを確信しました。

例えば5期生抜擢センターが井上和さんであったらきっとこういう構成にはならなかった。恐らく4期生の時と同様に3人同時登用になったと思います。

しかしそうではなく、この違和感バリバリのフォーメーション。
特にキャプテンである真夏さんフロントの違和感が凄い。
それが指し示すものは、5期生の中でもファンが諸手を挙げて歓迎するタイプではない「誰か」の抜擢。

間もなく始まる46時間TVのラストにそのセンター披露が控えていると思うと、始まる前から冷水を浴びせられた気分でした。

余談ですが「あれ?もしかして真夏さん初フロントか?」と思って調べたら17th『インフルエンサー』以来5年ぶり2回目なんですね。
本人はもうポジションがどうこうというのはないでしょうが、こういう形で引っ張り出されるのは真夏さん推しの方からすると複雑なのではないでしょうか。


まあ言いたいことは山ほどありますがこれは46時間TVの記事ですので、まずはざっと時系列で印象に残った場面をピックアップしていきます。

「どうせ1週間ぐらいはアーカイブあるだろう」と思ってほとんどメモを取っていなかったのでいつものライブLVレポに比べてすごく粗いですが笑(時系列も間違っていたらすみません)


DAY1


まずオープニング、『乃木坂配信中』での予告通りコスプレで登場した梅澤美波田村真佑与田祐希

そしてオープニングアクトを務めたのは齋藤飛鳥
『浅草キッド』にインスパイアされてのタップダンス。
見守る今野さんと菊池さんのカットイン。やり切って倒れこむ飛鳥。
後でファンの方から送られてきたイラスト「乃木坂キッド」も素晴らしかったですね。あれTシャツにしてほしい笑

書道パフォーマンスの筒井あやめ
まさに「凛」。
タスキを結ぶところから始めるのが良いですね。それにしても綺麗な顔してんなあ笑

大運動会のチーム分けのために行なわれた全メンバーの50m走タイム測定。

走る前の煽りVの中で「普段走ったりしないんですか?急いで駅に行く時とか」と聞かれて「駅?タクシーで行っちゃう」と素直に答える岩本蓮加
嬉しそうにニコニコ笑いながらダサい走り方をする山下美月(凄く褒めてます)。

3期生が集まってカメラに映るといつも後ろでジャンプする与田祐希

オープニングの時点で「電視台でティモンディ高岸さんインスパイアキャラをやるのでもしよかったら来てください!」と言っていた清宮レイ
願いが叶ってご本人登場。本物の横でもフルスロットルで走り続けるレイちゃんが素晴らしい。

そしてこの日のハイライトは「バナナ&メンバーが選ぶ! ベストソング歌謡祭」。

 その曲その曲に思い出があるから

これ、メンバーが言うならわかりますけどバナナマンの言葉なんですよ。

それってなんかもう、ファンじゃん。

10年半乃木坂を見守り続けてくれているおふたりの愛情。
この日はMCではなくひな壇での参加だったのでそれが素直に出ていたように思います。

齋藤飛鳥の「日村さんが好きだから」日村さん「やぁった!」設楽さん蹴りを入れる、の流れも良かった。

『裸足でSummer』について北野日奈子が語った「どうすれば選抜に入れるだろうねってひめたんと一緒に必死に考えていた時期で」という言葉。

弓木奈於「生田絵梨花さんっていう先輩がいて」への日村さん「知ってるよ!」の速さ。

佐藤楓が語った西野七瀬への想いも強く印象に残りました。

彼女が加入前からなーちゃんファンなのは知っていました。『帰り道は遠回りしたくなる』が初選抜なのももちろん知っていました。
でもでんちゃんにとって「推しの卒業シングルにギリギリ間に合った選抜入りだった」というのは個人的には気づいていなかったなあ。彼女も「最後の切符を掴んだメンバー」だったんですね。

「ベストソング歌謡祭」が終わり再び電視台へ。

賀喜遥香は「46時間、生絵カキ!」。46時間中にメンバー全員を描いたイラストを完成させるというチャレンジ企画であることを発表。衝撃的な量のコピックペンが衝撃的でした。

人狼が始まるところまで観てこの日は寝ました。


DAY2以降に続きます。


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3度目の正直


本来は2020年5月に白石麻衣卒コンとして行なわれる予定でした。
2021年9月開催と発表されるも直前にまた延期。

そして3度目の正直で立つ、2度目の東京ドーム。

セットリストはこちらです。

Overture
01. ごめんねFingers crossed
02. ジコチューで行こう!
03. 太陽ノック(センター:生田絵梨花)
04. おいでシャンプー(センター:山下美月)
05. シンクロニシティ(センター:梅澤美波)

06. ざぶんざざぶん
07. ファンタスティック3食パン
08. 自惚れビーチ
09. ひと夏の長さより…(センター:秋元真夏、賀喜遥香)
10. 何度目の青空か?
11. 日常
12. 裸足でSummer
13. 空扉

<期別コーナー>
14. ぐるぐるカーテン
15. ゆっくりと咲く花
16. 毎日がBrand new day
17. I see…

18. Route 246
19. 僕は僕を好きになる
20. インフルエンサー(センター:山下美月、与田祐希)

21. きっかけ
22. Sing Out!
23. 夏のFree&Easy(センター:与田祐希)
24. ガールズルール(センター:山下美月)
25. 君に叱られた
26. 他人のそら似

EN1. 最後のTight Hug
EN2. 僕だけの光
EN3. ダンケシェーン
EN4. 乃木坂の詩

印象に残ったシーンを挙げていきます。

まず思ったのが「最初から凄い走るな~」でした。

齋藤飛鳥の「やっぱすごいかも東京ドーム」というコメント。これについては後でまた触れます。
秋元真夏の「バトン渡した感じもある」という言葉にはちょっとドキッとしました。

誕生日当日だった掛橋沙耶香。バースデーケーキでお祝いされて挙動不審になるのもロウソクに「ふ~」する姿も可愛い。

『ファンタスティック3食パン』では「今日は罰ゲームやらないのね」と思いました笑

『自惚れビーチ』、アカペラのオープニングで楽しそうなメンバーたちの中ひとり緊張した面持ちの鈴木絢音

『ひと夏の長さより…』は(センターである)松村沙友理の卒業を機に楽曲の良さが多くのファンに認識されてスタンダードになった感じ。あとこのところの賀喜遥香は本当に一段と可愛い。

氷のような悲しみをたたえたメンバーたち、そこからサビで北野日奈子が激情を炸裂させる『日常』も見事。

『空扉』で生田絵梨花とおでこをくっつけて嬉しそうな遠藤さくら
そしてカメラを見つけたのにタイミングを失ってアピールできないのが可愛い佐藤楓

鈴木絢音がMCで「数年後にまた戻ってこれたら」とコメント。同期がどんどん卒業していく中でこの前向きな発言は嬉しいですね。

期別コーナーに入り、1期『ぐるぐるカーテン』で和田まあやと顔を見合わせた瞬間に涙ぐむ樋口日奈
『ゆっくりと咲く花』で登場した2期生がたった4人であることに気づいた時にこみあげる寂しさ。四方からセンターステージに歩み寄り「2」のポーズで全員泣き、一瞬後に鈴木絢音は笑ってみせます。
次の『毎日がBrand new day』で出て来た岩本蓮加は泣いていました。恐らく2期生たちの姿に感極まっていたのしょう。

『僕は僕を好きになる』で山下美月が登場した瞬間の眩いスター感。

終盤のMCでは1期生が10年の重さを感じさせる言葉を発します。
生田絵梨花の「どれもひとりではかなえられなかった夢」。
齋藤飛鳥は「人生そのもの」。

そこから円陣を組み、『きっかけ』。
ドームでこの曲をやることの意味。花道を歩きながらAフレを歌い出した齋藤飛鳥の声が震えていたのは緊張のためだけではないでしょう。

短くソロ歌唱をつないでいく演出。
ひとりひとりが乃木坂であること。歌い継いでいくことへの意思表示。その両方を感じさせました。

完全に余談ですが、なぜか私はDフレ前に残りは生田絵梨花だけと思い込み「Dフレ全部生ちゃんか!」と思っていました。そしてその一瞬後に「おお!俺たちにはまだ久保史緒里がいた!」さらに生ちゃんの圧倒的貫録の歌唱の前に「この人は桁が違う」と激しく感情が揺れ動きました笑

『ガールズルール』の煽り一発でノドを壊す山下美月。そして久保史緒里にキスする遠藤さくら

『君に叱られた』のイントロに起きたどよめき。フルサイズなのも良かった。

アンコールはこれが初披露となる生田絵梨花の卒業曲『最後のTight Hug』から。
それが終わり次の『僕だけの光』でひとりひっそりと泣く秋元真夏

生田絵梨花高山一実と3人で抱き合い「こんなに楽しいんだから生ちゃんずっといればいいのにねえ」と冗談めかして本音を言う齋藤飛鳥

『ダンケシェーン』のラスト「やっぱかずみんだな!」に(予想できたであろうに笑)異様に喜ぶ高山一実

そのかずみんが『乃木坂の詩』の後に語った「サイリウムが最初はただのガラスの棒、その前は割りばしだった…」というコメントに、彼女たちが上ってきた坂道の途方もない長さが偲ばれます。

この日のビジュアル仕上がってるメンは岩本蓮加
観ていて「凄みすら感じる美しさ」と感じましたが、その後に明かされた通り体調不良をおしての出演でした(それを私は「凄み」と受け取ってしまったのだと思います)。どうか無理をせずお大事になさってください。



区切りではない自然体のドーム


全体の印象を率直に言えば、4年前の東京ドーム公演と比べて焦点がぼやけていた感が否めません。

でも、それは当たり前のことだとも思います。

そもそも東京ドームこそ4年ぶりですが、2018年の全ツはスタジアムツアー(野球場やサッカー場)で2019年はドームツアー(東京のみ神宮)。

つまりいわゆる新4期の5人を除けば全員がドームでのライブは経験しているのです。

やっぱり「到達点」という感覚があった4年前。
当時は燃え尽きによるその後の大量卒業がファンの間で懸念されていました。(実際はそうでもありませんでしたが)

前回はセットリストも集大成という印象の強いものでした。
それが端的に表れていたのがアンダーコーナー。

ひとりひとり名前を呼ばれて登場するアンダーメンバーたち。
そして齋藤飛鳥や衛藤美彩、伊藤万理華や井上小百合といった「アンダーレジェンド」までステージに上がります。

そこから6曲連続でアンダー曲を披露。
温泉トリオのセンター曲を4曲続けて黎明期の立役者に敬意を表し(伊藤万理華と中元日芽香のラストステージということもありました)つつ、残りの2曲は直近アンダー曲である『アンダー』『My rule』。
これもアンダーメンバーの苦闘を「過去の美談」ではなく現在進行形のものとして提示する意図が感じられます。

 アンダーはもうひとつの乃木坂の歴史である

それを明確に打ち出す演出でした。


それに対しこの日。

期別コーナーこそあったものの、明確なユニットコーナーもアンダーコーナーもなく2ブロック目がそれらをミックスした形。(もちろん最新アンダー曲センターの寺田蘭世が不参加という事情もあったでしょうが)

現在グループとして進めている各期そして選抜とアンダーの垣根を低くする「融合」。
それを色濃く反映した内容だったと思います。そしてそれ自体は卒業者が相次ぐ中で乃木坂の空気感を守っていくための重要なトライです。

ただ結果としてこの日のセトリは真夏の全国ツアーの延長線上のもの。
福岡公演2DAYSをともに視聴していたこともあり個人的には物足りない印象が残りました。ましてその両日が結成10周年と大園桃子卒コンという特別なライブだっただけに余計に。

…とここまでやや否定的なことを書いてきましたが、それでも私はこの日のライブは大きな意味を持つものであったと考えています。

鍵となるのは冒頭で述べた飛鳥ちゃんの「やっぱすごいかも東京ドーム」。

ここから想像するにやはりメンバーにとっても東京ドームのシンボリックな意義は「ある」。
(もちろん東京での大会場として乃木坂には「聖地」神宮球場があり東京ドームを使う機会が少ないというのも影響しているでしょうが)

であれば5期生加入直前というこのタイミングで現在のメンバーたちがそれを経験しておくことには計り知れない価値があるのではないでしょうか。

彼女たちとって、再び東京ドームに立つというのが特別なことでなくなる。
言い換えれば東京ドームが「悲願」ではなく現状と地続きの「未来」になる。

これ凄く大事なことだと思うんですよね。

すでにいくつもの坂を上った乃木坂。
メンバーの活動歴も年齢層も幅広くなった現状では、初の東京ドームのように全員が同じ熱量で追い求められる目標はもうない。

それでもそれぞれが「前回との差」で自分の成長を感じることができる。

それを今回一番実感したのは3期生たちでしょう。
前回は19th『いつかできるから今日できる』の時ですから、まだ大園桃子と与田祐希しか選抜を経験していないタイミングでした。
4年前は先輩たちに手を引かれてよちよち歩きでその場所に立った彼女たちが、今回は堂々たるグループの主力として帰ってきた。

きっと深い感慨があったことと思います。

そして次は4期生たちが同じように感じるはずです。


その意味で、2021年の東京ドームは未来へとつながるものでした。


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びーむ色調補正3
前の記事では全体の印象を書きましたが、こちらではこれがラストライブとなった大園桃子について。

思い出すのは生田絵梨花壮行会


この日のライブ本編はあくまでも全ツのいち公演であり、アンコールからが桃子の卒業セレモニーという体裁。

しかし、もう最初からメンバーたちの彼女に対する愛が溢れて止まりません。
さながら「桃子スペシャル」の様相です。

思い出すのはプリンシパルtrois千秋楽のこと。

生田絵梨花が受験による活動休止前ラストとなったあの日。
一幕も二幕もそこかしこで彼女に対するエールが送られ、ステージ上の誰もが「頑張れ、生ちゃん!」というメッセージを送っていたあの日。

なんかこれもう「生田絵梨花壮行会」だな。もはやプリンシパルが壮行会の出し物みたいだ。

しみじみ乃木坂の暖かさを感じたあの日と、同じ感覚。

6年も経ってメンバーもほとんど入れ替わって、それでもなお同じ感覚を味わえる。
確かに受け継がれているものがあると感じられる喜び。古参の特権です笑


開演前のご当地メンバーコーナー。みんな大好きな「楽しい茶番」ってやつですね。
私も「これ必要なのか?平和か?」と思いながら微笑ましく観ていました。

そこで披露された「茶碗蒸しの歌」の時点で既にその魅力を炸裂させる大園桃子。

それを皮切りに繰り広げられたのは、誰もがみな彼女のことを想うそれはもう暖かい時間。

最初のMCから桃子との思い出を語るメンバーたち。
久保史緒里の横で涙をこらえる岩本蓮加。

いくつもの「桃ポーズ」。

そしてクライマックスはもちろん、『逃げ水』。

イントロでは泣くのをぐっとこらえる与田祐希。
サビ前の『月光』部分で手をつなぎ歩き出すふたり。
ふたりにしかわからない何かが彼女たちの間を流れ、そして最後に抱き合います。

よだもも。特別なふたり。最強のふたり。

続く『ガールズルール』、桃子の後ろで「3期」ポーズを取る岩本蓮花。

アンコール。
桃子からの挨拶に続き流れて来たのはあのアンセム。

特別で特別な曲『三番目の風』。

泣き崩れる岩本蓮加。クールなビジュアルで普段は感情があまり表に出ない(昔も今もゲラですが笑)彼女の桃子への愛、3期への愛。

この曲終わりに桃子が浮かべた「終わった…」という表情も素晴らしく印象的でした。

そして『やさしさとは』。

2018年全ツ、ふたりの思い出。語られる齋藤飛鳥の悔恨。

 なんで私の力で乃木坂っていいなって思わせられなかったんだろう。ずっと心残りでした

吉田綾乃クリスティーの「11人でもがんばる」コメントにはちょっと安心しました。

最後の最後、Wアンコールの『逃げ水』。
よだもものうしろで号泣する梅澤美波と久保史緒里。

この日だけでこんなにも忘れられないシーンを残し、彼女はステージを降りました。



大切にしたいもの 一番目は何だろう?


この日のライブ。
最終活動日である9月4日には『乃木坂配信中』で「大園桃子から最後のご挨拶」を生配信。
そしてその中で公開された『思い出ファースト』のMV。
翌5日深夜の『乃木坂工事中』での「3期生 12人で最後の晩餐」。







大園桃子はこれ以上ないぐらい手厚く送り出されました。

あえて意地の悪い言い方をすれば、表面的には抜擢センターで華々しくデビューしたのに3列目まで落ちたメンバーですよ。

それでもほとんど批判的な声は聞こえませんでした。むしろ絶賛の嵐。

これだけ考えてもいかに大園桃子という存在が特殊だったかがわかります。

記録より記憶に残るタイプ、などという定型句では表現できません。
ファンはもちろん、彼女のアンチだった人たちも否応なく思い知らされたはずです。

そしてもうひとつ。
この手厚い送り出し方、その全てが5年間懸命に走り続けて今や乃木坂の太い幹にまで成長した3期生12人に対する運営からのプレゼント。

それが感じられたからこそ、桃子推しでも3期推しでもないファンが観ても感動的なものになったのではないでしょうか。

そして当の大園桃子はといえば。
卒業発表以降ずっと、観ているこちらが切なくなるほどのビジュアルの仕上がりでした。

みんなそうだ。

毎回思うのですが、卒業を発表すると乃木坂メンバーはみな透明になります。
透明感が増し過ぎて、現実味がなくなっていく。

桃子の場合は透明感などという言葉では表現しきれない、常軌を逸した「それ」でした。

話を戻します。

『配信中』、『思い出ファースト』MV、そして『工事中』。
そこでも新たな記憶に残るシーンが生まれました。

「卒業でわがままを聞いてもらえると思って」桃子が希望したからMVが作成されたという事実。

「クリスティーは泣くのが早いのいつも」というコメント。

MVのラスト。花火のあと、海辺でメンバーたちが歌い出します。

大切にしたいもの 一番目は何だろう?
そう歌いながら輪になって飛び跳ねる3期生たち。

ラララララ…
の部分で「ちゃんと歌うんだね」と笑う桃子。

『三番目の風』について
「桃子がいなくなったら誰が立ち上がるんだろうね?」
「みんなで立ち上がろう!」

そして彼女はこう語るのです。

 今が一番楽しい
 今なら明るく卒業できる


私は桃子が卒業を発表した際の記事で「物語が突然終わってしまった」と書きました。

関連記事:


でもこの日のライブと『配信中』そして『思い出ファースト』のMVに『工事中』まで見届けて考えが変わりました。

よだももとくぼしたの物語は美しいフィナーレを迎えた。

今ではそう思っています。

天下を取ったわけでも王子様と結ばれたわけでもないけれど。

ずっと「乃木坂を知らない罪悪感」を感じていた彼女が、最後に「乃木坂になることができました」と胸を張り「私は乃木坂46が大好きです」と笑う。

こんなハッピーエンドありますか。


乃木坂46という美しい物語における、ひとつの章が幕を閉じました。


note上で乃木坂46に関する有料記事を公開しています。どちらも無料で読める部分がありますのでぜひご覧ください。

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びーむ色調補正3

9thバスラの大トリは3期生だった


感動的なライブでした。

2月の全員ライブに始まり、そこから各期別ライブでバトンをつないでいく9thバスラもいよいよラスト。

その大トリを3期生に任されたってこと自体が既に熱い。
緊急事態宣言発令によりまたも無観客配信となりましたが、そんなことを感じさせないほど終始高いままのメンバーのテンションは画面越しでも伝わってきました。

※2021年7月4日に大園桃子さんの卒業が発表されましたが、当記事の内容はそれを知らない時点での感想を記したものです。

セットリストはこちらです。

Overture
01. 三番目の風
02. 未来の答え
03. トキトキメキメキ
04. 自分じゃない感じ
05. 僕の衝動
06. 毎日がBrand new day

衣装コレクションコーナー
07. 帰り道は遠回りしたくなる(センター:与田祐希)
08. 命は美しい(センター:久保史緒里)
09. My rule(阪口珠美、大園桃子、久保史緒里、中村麗乃、向井葉月、与田祐希)
10. 三角の空き地(佐藤楓、伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、山下美月、吉田綾乃クリスティー)

11. 逃げ水
12. 不眠症
13. サヨナラの意味(センター:山下美月)
14. ハルジオンが咲く頃(センター:梅澤美波)
15. 白い雲にのって(センター:大園桃子、久保史緒里)
16. ハウス!(センター:吉田綾乃クリスティー)
17. 僕だけの光(ギター:岩本蓮加、向井葉月)

ユニットコーナー
18. 僕が行かなきゃ誰が行くんだ(向井葉月、伊藤理々杏、梅澤美波、佐藤楓、中村麗乃、吉田綾乃クリスティー)
19. 言霊砲
20. 平行線
21. ロマンスのスタート

22. Out of the blue(センター:与田祐希)
23. アナスターシャ(センター:中村麗乃)
24. Against(センター:岩本蓮加、阪口珠美)

25. インフルエンサー(センター:山下美月、与田祐希)
26. シンクロニシティ(センター:梅澤美波)
27. きっかけ(センター:久保史緒里)
28. 思い出ファースト

EN1. 大人たちには指示されない(センター:岩本蓮加)
EN2. 空扉
EN3. ガールズルール(センター:山下美月)


4年ぶりの3期生ライブ。

もちろんオープニングは『三番目の風』。そこから怒涛の3期曲連打。

そして「衣装」をトリガーに先輩たちの、そして自分たちの歴史を辿る「衣装コレクションコーナー」。
この日のハイライトである『僕だけの光』からユニットコーナーへつなぎ、他の期の期別曲、レコ大受賞曲に『きっかけ』、そして『思い出ファースト』。

アンコールでは新曲が披露され、『ガルル』で見事な大団円という流れでした。



あの日に「未来」と呼んでいたもの


例によって印象に残ったシーンを挙げていきます。

いきなりですけど。
もうね、なんかオープニング『三番目の風』でセンターの大園桃子に向かってメンバーたちが歩み寄っていき12人が集結するという演出だけでジーンときちゃったんですよ。
久保史緒里「3期生の真ん中に立つ人間はやっぱり桃子」発言とか強烈に思い出して。

そして『未来の答え』を観ながらふいに思いました。
あの日に「未来」と呼んでいたものが今ここにあるんだ、と。

あの頃思い描いていたようなアイドル人生ではなかったかもしれない。
でもこうしてみんなで笑い合っていて、それぞれの「大事なもの」を見つけた。そんな感慨のようなもの。

同じように『トキトキ』の時も思いました。

ああ、完成されたアイドルだなあ、って。

4年前は全力で笑顔でパフォーマンスすることだけに必死だった彼女たち。
でもこの日の3期生はもう見事なまでにビジュアルもパフォーマンスも仕上がっていました。

加入から4年半。変な言い方になりますが彼女たちがその時間を「ちゃんと過ごしてきた」のだと感じさせます。

オープニングから3期曲を一気に吐き出す構成(「あの曲」を除いて)。本編ラストに期別曲を集中させて一気にクライマックスへと盛り上げた4期とは真逆です。
これは自信ですよね。自分たちの得意技を最初に出し切ってもなお、この先にいくらでも見せ場を作れるという。

一気にノンストップで6曲披露することも、その後の最初のMCで既に汗だくで髪も乱れているのもなんかアンダラを思い起こさせました。

そしてそこでの「乃木坂46です!」の挨拶。
痺れましたよね。「3期生です!」ではなく「乃木坂46」。

彼女たちのプライドそして決意、覚悟。そんなものがこの一言に込められていたように感じました。今野さんも「感動した」と言っていたそうです。

ステージに残ってMCを続けたくぼした梅の3人がはしゃぎます。
4年前のライブを「2,000人だっけ?」と適当なことを言う山下美月と即「800人!」と訂正する久保史緒里と梅澤美波の姿が微笑ましい。

この後も心揺さぶられるシーンの連続でした。

「衣装コレクション」前の「私を乃木坂46にしてくれるもの」という久保史緒里のコメント。

『My rule』で憧れの樋口日奈ポジションをやる阪口珠美

『逃げ水』で与田祐希がチョイスしたのはMV撮影の一度しか着用していなかった衣装。自分もあれ好きです。

『サヨナラの意味』のアウトロ、最高のタイミングで一筋の涙を流す山下美月
なんかもう意図してであれ偶然であれ「さすが美月」としか言いようがない。

『いつでき』について「私が愛した乃木坂らしさ」と評した久保史緒里
同感です。あのMVも乃木坂の美のワンオブザベストに入りますよね。

そしてハイライト。ギター演奏に乗せた『僕だけの光』

 僕だけの光 手に入れたい
 今やっと光 手に入れたよ

彼女たちの過ごした時間と、手に入れた大切なもの。
セピア色の照明の中、互いに目を見合わせながら泣き笑う3期生たち。
美しくて切なくて、素敵なシーンでした。

披露後に与田祐希が大粒の涙を流していたのも印象的でした。バンジーでもハブでも泣かない彼女が(いやハブはちょっと泣いてたけど)。

いつもながら『言霊砲』と『平行線』の破壊力たるや。

本編ラストの『思い出ファースト』は「いやフルでやらんかい!」と思いました。

個人的にこの日を通じて感じたのは「岩本蓮加のダンス好きだなあ」ってこと。
特にしなやかさと後ろ足の綺麗さが素晴らしいと思います。(このあたり新体操経験者ゆえなのでしょうか)

その彼女がセンターの新たな3期曲の感想は…まあ皆さんと同じでしょうが、正直「欅かよ」ですね。

言葉を選ばずに言えば、「完成されたアイドル」である彼女たちにあの歌詞はあまりにも失礼ではないかと。

「もう学生は蓮加だけだっけ?」という序盤のMCがもはやフリに思えます。

「決められたことをそのままやることが当時の正解だった」
「でも今では決められたことを守りながら、どうすればより綺麗に見えるかとかどう自分の個性を表現できるかを考えている」
というれんたん自身のコメントも完全にフリですね笑

岩本蓮加、清宮レイ、筒井あやめに柴田柚菜あたりのユニット曲とかならいいと思うんですけど。
これなら無理に3期曲作らなくても良かったのでは。
まあ4期曲だけにするとまたゴリ押しだ何だと言われるからなんでしょうが。

そして最後になりましたがこの日のビジュアル仕上がってんなあメンバーは中村麗乃。花道をランウェイのように颯爽と歩く姿は鮮烈でした。



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