ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:早川聖来

タオル補正
前の記事で書いたように、スタートで出遅れながらもその後は右肩上がりにポジションを上げてきた早川聖来。

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いつもトゥーマッチ


舞台『CROSS ROAD』の2022年6月24日公演。

幕が上がる前から泣きじゃくっていた彼女。
オープニングの歌をどうしても歌うことができず、そのまま幕が下りて公演中止となったそうです。

そして千秋楽まで全て休演。

24日間31公演というハードスケジュールの舞台に加え、6月26日には『乃木坂スター誕生!』ライブ
本来は4月に開催予定だったこのライブがコロナの影響で延期され、ちょうど舞台とバッティングするという悪い巡り合わせもありました。

このライブは2年半に及んだ4期生冠番組の総決算ですから、せーらもどうしても出たかったのだと思います。

佳境に入った舞台。4期生にとって大きな区切りとなるライブのリハーサル。

そのふたつが重なったことによるオーバーヒート
私にはそうとしか見えませんでしたし、多くのファンもそう感じたのではないでしょうか。

そして7月10日には公式サイト上で彼女の休養が発表されます。

初期からどこか危うさのようなものはありました。
『乃木坂どこへ』で時間の都合で東京タワーに上れないと言われただけで泣いてしまった時に「ちょっと感情の起伏が激しいタイプだな」と思ったのを憶えています。

決定的だったのが2022年2月の46時間TV

電視台「せらずきっちん!」で料理中に電流を流されるという狂気の沙汰に遭います。
さらにその後の「乃木坂三者面談」ではホリケン(ネプチューン堀内健さん)の無茶ぶりの洗礼。「46時間働かなきゃいけないのに、もう脳味噌が回りません」と号泣。

この直後、2022年3月の『Actually…』リリース時点でのインタビューでも「根拠のない自信がずっとあって」「それが去年(2021年=初選抜の頃?)ぐらいからなくなっちゃった」。
そして「自分を否定することしかできなくなった」

ネガティブな言葉が並び、ファンは一層不安を募らせます。

残念ながらその不安が的中してしまいました。


シングルのたびに握手(ミーグリ)人気を上げてきた彼女ですが、改めて振り返るとその間ずっと印象に残る活躍を続けてきたことに気づきます。

前の記事で書いたプリンシパル。

2019年10月から2020年3月の『乃木坂どこへ』。
泣いて笑って感情を見せる彼女の姿は大人しいメンバーが多い4期生の中で目立っていました。

2020年6月から2021年4月の『ノギザカスキッツ』では大活躍。
ACT1ではさらば青春の光とスタッフさんが選ぶMVPに選出されています。

出たがり、欲しがり、サービス精神旺盛
脇役でも常に爪痕を残しにいくスタイルの彼女は乃木坂ファンの好みからすると「出しゃばり」と言われそうな気がしていたのですが、それ以上に自身のファンを掴みました。

同じ頃に4期曲『Out of the blue』では初となるセンター。

勢いそのままに続く27th『ごめんねFingers crossed』で初の選抜入り。
というかこれが初選抜だったのか、と思うぐらい既に彼女の活躍は目立っていました。
同作のMVでは高山一実、新内眞衣という乃木坂史上屈指の美脚メンと共に「美脚軍団」として登場というのも凄いですね。

2021年5月から2022年3月までの『乃木坂スター誕生!』および同『2』ではゲストとのコラボ要員としての起用が目立ちました。
ここまで冠番組で見せてきた彼女の器用さ、如才なさ、度胸が信頼されてのことでしょう。

ずっと、ずっと活躍してきました。

46時間TVでホリケンさんに泣かされた時に賀喜遥香が「頑張り屋さんだから、何でも期待に応えようとしちゃうんですよ」と語っていましたが、まさにこれが早川聖来なのだと思います。

勝手な想像ですが「できません」が言えなかったのではないでしょうか。
そしてその一因はスタート時点での握手人気で出遅れたことにあるのではないか、とも。

体育祭で帽子に穴を開けてツインテールの髪の毛を出していたというエピソードからすると間違いなくスクールカースト上位。

そんな自分が同期の中で人気下位というのは受け入れがたかったし、怖くもあったのではないでしょうか。

だからがむしゃらに頑張った。
人気が上がってからも、「落ちてしまう」恐怖がつきまとってアクセルから足を離せなくなっていた

明らかなオーバーペース。

でも、勝手な私はこうも思ってしまうのです。

美形で美脚でスクールカースト上位感があるのに、いつもトゥーマッチ。
だからこそ彼女は魅力的だった

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めぐりあい


活動休止から3ヶ月、2022年10月2日にラジオで電撃復帰。

しかし復帰後の彼女は「丸くなった」。もっとストレートに言えば「気が抜けた」ように見えました

彼女を「アイドル・早川聖来」たらしめていた何かは、失われていました。

グループアイドルにつきものである「序列」。
この先もそれに追いまくられる生活を続けることはできない。

活動休止中にそう思ったのではないでしょうか。

きっとどのメンバーもどこかのタイミングで「自分が走り続けられるペース」と「そのペースで立てるポジション」に折り合いをつけていくものなのでしょう。活動休止を機にそのペースを見出すこともあるかもしれません。

しかし早川聖来はそれを見つけられなかったあるいはそれを良しとしなかった

だからもう、辞めるしかない。
恐らく復帰の時点で既に卒業、そして引退まで考えていたように思います。

ただ生来の負けん気とファンへの想いが「体調を崩して舞台を欠場してそのまま辞めるなんてできない」と彼女を突き動かした。
だから齋藤飛鳥卒コンでわざわざ「久しぶりにまとまった曲数参加できる」と言った。

 体調不良に負けたんじゃない
 私は帰ってきたよ

自分を応援してくれたファンに、そう言って笑う姿を見せるため。


卒業間際のせーらが演出家とのあれこれで注目されてしまったのは残念です。

いちファンに過ぎない私には実際に何が起きていたのか分からないのでここから先は全部推測ですけれど。

そもそも個人的にはいわゆる「秋元人脈」といわれるものが(利権の匂いがするので)好きではありません。
そして乃木坂のライブは2012年から観てますけど、演出に感心したことは基本ないです。というか正直いつもすべってる。
たまに良いのがあるとそれはことごとくメンバー発信です。

件の演出家の暴言に関する噂もたびたび目にしていましたし。
まああれだけ早く辞任という形での幕引きに至ったのですから、メンバーに近い現場サイドでは以前から疑問の声が上がっていたのではないでしょうか。
もしそうなら「秋元人脈」ということでこれまで切るに切れなかった運営にも問題がありますね。

もちろんせーらの取った手段も社会人としては褒められたものではありません。
乃木坂の周囲に「叱ってくれる大人」がいなくなってしまわないか、という別の危惧もあります。(件の演出家がそうだったという意味ではありません、念のため)

でも「秋元人脈の演出家」「運営」「メンバー」の中で、一番弱い立場なのはメンバーですよね。ましてや彼女たちはまだ20歳そこそこの若さなのです。

せめて今回の出来事が今後のグループ運営の糧となってくれれば、と思います。

せーらは卒業セレモニーでこう語りました。

 アイドルって、愛を巡らせて、愛がまた帰ってくる、そういう場所

 乃木坂46が愛の出発点で終着点でもあることをこれからも祈っています


最後になりますが『スキッツ』での「刹那少女」、大好きでした。
あの3人がもう見れない、ということが実感できません。

そして、真ん中にあなたがいない『Out of the blue』もうまく想像できません。

でも、今はただ。

早川聖来さん、5年間お疲れさまでした。

どうか心穏やかに暮らしてください


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過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数84,000文字、加筆部分だけでも10,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。

「今にして思うこと」は各記事の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


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タオル補正
2023年6月16日、公式ブログで早川聖来さんが卒業と芸能界からの引退を発表しました。

つい3週間前の北川悠理に続き、4期生から立て続けの卒業。

正直予想していたとはいえ、やはりショックでした

まずは彼女の歩みを振り返りましょう。

スタートダッシュ不発


2018年8月19日、「坂道合同オーディション」に合格。
12月3日に初ステージとなる日本武道館でのお見立て会。乃木坂への配属が発表されたのもこの直前でした。

切れ長の目をした美形。
でもこの手のビジュアルはドルオタには人気出ないだろうな。気も強そうだし。

これが私の第一印象でした。

そして4期生にとって最初の参加となった4thアルバム『今が思い出になるまで』握手会。

彼女は完売状況で同期の中で下から2番目と出遅れます。

2019年4月、その状態で臨んだ『3人のプリンシパル』。

しかしここでは逆に握手会完売状況で下位だった北川悠理と早川聖来が序盤から飛び出します。

最初期からエース格として扱われた遠藤さくらが1勝15敗という大惨敗を喫するのをしり目にせーらは開幕から怒涛の8連勝
その後「揺り戻し」というファン心理によりやや苦戦しますが最終的に11勝5敗。
これは賀喜遥香と並び最多の2幕出演回数でした。

私も当時のレポで「舞台上での立ち居振る舞いが身についているという感じでしょうか。立っている姿勢や台詞を言いながらの身体のラインなど、観られていることを十分に意識した姿が印象に残りました」と書いています。

全体的に「演技」というもの自体に苦労しているメンバーが多い中、少し抜けた存在でした。

このプリンシパルでの活躍、そして握手会でも「釣り師」として評判を集めた彼女。

ここからシングルを出すたびに完売速度を上げていきます。

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右肩上がり


23rd『Sing Out!』では完売状況は相対的に下位のままでしたが、同期の中位グループとの差はほとんどなくなっていました。
24th『夜明けまで強がらなくてもいい』では24/25完売。
25th『しあわせの保護色』では同じく25部を3次で完売。
30部フルのメンバーと同列で比べることはできないものの、これはなかなか優秀でした。

そしてコロナ禍で初めて発売された26th『僕は僕を好きになる』。

握手会がミーグリ(オンラインお話し会)に変わった最初のシングル。
とはいえ実際には『保護色』の握手会振替という形で一度ミーグリが開催されていました。

やはりコスパという面で多くのファンが「見」という判断をしたのでしょう、グループ全体としては惨憺たる完売状況。

しかし、ここでせーらは一気に躍進します。

いわゆる「忠誠心の高い」ファンが育っていたのでしょう。
握手会の時は4次や5次で当然のように完売していた先輩メンバーたちが最後まで完売させることができない中、彼女は見事に自身初の30部フル完売を達成したのです。

しかも5次完売。

これは梅澤美波、久保史緒里、与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香、田村真佑と並んでグループ最速タイでした。(山下美月はスケジュール調整が遅れたため完売も遅くなりました)

同シングル収録の4期曲『Out of the blue』では自身初となるセンター。

もちろん、この次の27thシングル『ごめんねFingers crossed』では選抜入り。

以降はぎりぎり2次完売(=最速)しないぐらい、つまりエース級に次ぐ完売速度を維持しました。

相当の強メンでないとフル完売が難しい(単価が高いため)アルバムの個別ミーグリでも完売。
ミーグリ人気では4期Wエースの遠藤さくら、賀喜遥香に次ぐ堂々の3番手の地位を確立します。

「スタートダッシュに失敗すると厳しい」が定説の乃木坂。
しかし彼女は自らの力で細い糸を手繰り寄せてポジションを上げ続けたのです

そしてプリンシパルでその片鱗を見せた演技力を武器に、4期生の中では舞台メンとしての活躍も目立ちました。

2019年10月にはミュージカル『美少女戦士セーラームーン2019』。
2020年4月『スマホを落としただけなのに』。2021年6月の再演にも出演。
そして2022年6月『CROSS ROAD』ではシアタークリエにおける東宝ミュージカルにキャスティング。

先輩たちと同じように、舞台女優としてのステップを順調に踏んでいるように見えました。

しかしその『CROSS ROAD』。

6月24日公演の幕が上がった後に急遽中止。

糸はプツリと切れました


続きます。


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びーむ色調補正3
前の記事ではこの日の印象に残ったシーンを挙げました。

関連記事:


こちらの記事では遠藤さくらの8分間について書きます。

8分間の終わりに


9th以来2年ぶりとなる、バスラでの期別ライブ祭り。

2年前の4期生について私は「一番難しい立場だった」と書いています。

今回もそれは同じでした。

大前提として観る側のハードルが上がっている。
数多くの期別ライブを経験し、そのほとんどが配信されてきた4期生。

そして前日の5期生ライブが非常に良かった。
「フレッシュ」「初々しい」という魅力は今や彼女たちのもの。

関連記事:


さらに翌日には2年前に感動的なライブを見せてくれた3期生が控えている。

加入からのキャリアでいえば2年前の3期生、すなわちあの「完成したアイドルの姿」と同じ。
もちろんいわゆる新4期(喜ばしいことにもう完全に死語になりましたね)は1年ちょいキャリアが短いのですが。

少し前まで4人姉妹の末っ子だったのに、気づいたら3人姉妹の真ん中になっていた彼女たち。
上とも下とも比較される、間に挟まれる者の辛さ。

4期生はここで何を見せられるのか、何を見せたいのか

否が応でもそれが問われるライブとなりました。

そしてこの日のクライマックス。

ライブ終盤、怒涛の4期曲連打の前。
スポットライトに照らされた遠藤さくらが口を開きます。

同期ひとりひとりへのメッセージ。

清宮レイへ「4期生のヒーローです」
早川聖来には「聖来の周りには4期生がいるよ」

そして彼女は8分間にも及ぶそのメッセージの最後をこう結んだのです。

 みんな、頑張ろう?

常に同期の先頭を走ることを求められ、誰にも負けないぐらい頑張ってきた遠藤さくらが。

次々に無理難題を押し付けられ、誰よりも風当たりの強い場所に立ち続けてきた。
そのたびに目に涙を浮かべ、口をへの字に結びながら必死に耐えて。
先輩や同期、周囲の人々の懸命な支えもあってこれまでの困難を乗り越えてきた。

あの遠藤さくらが

こんなにも暖かい笑顔を向けて仲間たちに手を差し伸べている。

成長するってことその美しさと切なさ
そんな彼女の姿に胸が締めつけられる思いでした。


ちょうど1年前、「アルノ事変」から始まった悪夢のような日々。

その中で光明となったのは写真集を大ヒットさせ、次作シングルでもセンターを務めた賀喜遥香。

それでも、4期生全体としてはグループを覆った悪い流れに抗いきれませんでした
早川聖来と清宮レイの活動休止、そして掛橋沙耶香の事故。

それに対し5期生は活動初期の衝撃から逆に結束を固めたかのように見事な立ち直りを見せ、そのポテンシャルを発揮しだします。
歴史は繰り返されるとはいえ「新しい方」に流れるファンも一定数いてミーグリの人気でも躍進。それを「脅威」と受け止めるメンバーもいることでしょう。

ただがむしゃらにやっていればよかった時間はとうに過ぎて。
気づけば後輩たちが猛烈な勢いで迫ってきている。

挫折、行き詰り、不安。

そんな今だからこそ、遠藤さくらは大切な同期に向けて投げかけたのでしょう。

「頑張ろう」という単なる励ましではなく

「頑張ろう?」という問いかけを

ちなみにこの台詞、アドリブだったそうです。

これまでの歩み。自分たちの現状。掛橋沙耶香への想い。

全てが込められた『4番目の光』。

賀喜遥香が、筒井あやめが、清宮レイが、北川悠理が、そして早川聖来が涙を流します。

遠藤さくらはDフレをこれまでになく力強く歌い上げ

「この坂道 登れ」の部分で早川聖来が感極まります。
彼女を彩ってきた良い意味での虚構と自己陶酔の仮面。それが剝がされた活動休止。
自分はもう一度その仮面をかぶれるのか。そんな虚像と実像が交錯した素晴らしい表情でした。


この日のオープニングVの最後は「4番目の光を探しに行こう」。
でもあそこは「見つかったか?」とファンに対して投げかけるべきでした。

少なくとも私は思いましたから。

 4番目の光は、ここにある

24th富士登山ヒット祈願の時のさくちゃんばりに笑

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それでもどこか自信なさげなところが


この日のライブを配信で観た鈴木絢音はブログにこう綴りました。

 4期生のみんなは、私が気付かぬうちにお姉さんになっていました。
 みんなのことを見ていると、あの時私が憧れた1期生の先輩方を思い出します
 不思議だなあ。

鈴木さん、今からその理由をご説明します笑

2020年末の4期生単独ライブの時の記事で私はこんなことを書いていました。

 本当に、1期至上主義のファンの人に今の4期生たちを見てほしい。
 うまく説明できないのがもどかしいけれど、あの頃の乃木坂にあったのと同じ何かがそこにはあります。

 華奢でガツガツしてなくて儚げでセンチメンタリズムを炸裂させた女の子たちが、静かに闘志を燃やしながら自分を変えようとする姿はどこか既視感があって

 時々ふいに鳥肌が立って、なんだか涙が出そうになるんです。

あれから2年と少し。

この日の4期生たちを観て私が思い出したのは、2015年夏の乃木坂46でした。

 絶対皆さんを後悔させないようなグループになります!
 どこにも負けないようなグループになります!
 なので乃木坂のことを愛し続けてください!

全ツファイナルの神宮球場で桜井玲香が叫んだあの夏。

既にグループとしてはほぼ完成の域に達していた。足りないのは勲章だけ。
それでもどこか自信なさげで「私なんか」というところが見え隠れする。

まだ紅白もミリオンもレコ大も東京ドームも知らない、坂の途中にいた彼女たちの記憶。

そんなあの夏の乃木坂46と。

加入から4年半が経過し確かな成長を遂げながら、まだどこか自信なさげで何かに急かされるように必死なこの日の4期生たち

両者に共通する

 STILL YOUNG

その美しさ。

それが私のノスタルジーを強く刺激するのです。


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びーむ色調補正3

4年ぶりの帰還


2019年5月、4期生初の単独ライブが行なわれた横浜アリーナ。

4年ぶり…正確には3年9ヶ月ぶりの帰還です。

セットリストはこちら。

Overture
01. 夜明けまで強がらなくてもいい
02. ごめんねFingers crossed
03. 君に叱られた
04. 好きというのはロックだぜ!

<全員センター企画>
05. 君の名は希望(センター:清宮レイ)
06. シンクロニシティ(センター:松尾美佑)
07. きっかけ(センター:林瑠奈)
08. ファンタスティック三色パン(賀喜遥香、金川紗耶、田村真佑)
09. あらかじめ語られるロマンス(北川悠理、遠藤さくら、清宮レイ、松尾美佑、矢久保美緒)
10. 風船は生きている(弓木奈於、黒見明香、佐藤璃果、柴田柚菜、筒井あやめ、林瑠奈)
11. 制服のマネキン(センター:黒見明香)
12. アナスターシャ(センター:柴田柚菜)
13. 思い出ファースト(センター:筒井あやめ)
14. 僕のこと、知ってる?(センター:佐藤璃果)
15. ここにいる理由(センター:早川聖来)
16. Wilderness world(センター:金川紗耶)
17. ぐるぐるカーテン(センター:遠藤さくら)
18. Sing Out!(センター:田村真佑)
19. 他人のそら似(センター:矢久保美緒)

20. 4番目の光
21. Out of the blue
22. 猫舌カモミールティー
23. 図書室の君へ
24. キスの手裏剣
25. ジャンピングジョーカーフラッシュ
26. I see…

EN
EN1 アトノマツリ
EN2 ハウス!
EN3 サイコキネシスの可能性
EN4 おいでシャンプー


まずこの日のビジュアル仕上がってんなあメンは黒見明香。彼女は凄く雰囲気が柔らかくなりましたね。
遠藤さくら筒井あやめも可愛かった。

オープニングは『夜明けまで強がらなくてもいい』。ナゴヤドームの8thバスラを思い出します。
遠藤さくらのキメ顔エンディングからそのまま『ごめんねFingers crossed』!
両サイドに金川紗耶松尾美佑を並べ、さくちゃんと4期の誇るスタイル抜群のダンス巧者3人による強力布陣。

そこから一転ニコニコ笑顔の遠藤さくら、流れてくるイントロは『君に叱られた』。
賀喜遥香の煽り。続く『好きというのはロックだぜ!』でも煽りまくり。
なのに直後のMCでは「横アリはお腹痛くなる…」と笑うかっきー。
『好きロック』の途中、フロントでしゃがんで目を合わせてニッコリする遠藤さくら林瑠奈

早川聖来の「ただいま」。
結局泣いたけど「泣かない」と我慢するのも良かった。

佐藤璃果に「りか、大好き~」と早くもかかり気味の田村真佑

曲間のVで映し出された加入前の賀喜遥香が可愛すぎてたまげる

『君の名は希望』清宮レイなのはちょっと意外。ラスサビで泣く賀喜遥香

『シンクロニシティ』のイントロにどよめく客席。そして登場した松尾美佑に再び起こるどよめき。

『きっかけ』。
この曲の見せ場であるDフレは柴田柚菜弓木奈於林瑠奈

『ファンタスティック三色パン』の3人は強いな~。
本家(齋藤飛鳥、梅澤美波、山下美月)とは全然タイプが違うのに衣装が似合う。
そしてイントロの後ろ姿が既に格好いい金川紗耶
「好きなパンを言う」でお題「セクシー」に当たってしまった賀喜遥香の「あ~んパン」も素晴らしい笑

『あらかじめ語られるロマンス』でイチャイチャする遠藤さくら矢久保美緒

『風船は生きている』!

曲間のVでの弓木奈於の「乃木坂はずっと見てたそのまんま」「こういう人になりたいと思わせてくれる先輩たち」という言葉。

『制服のマネキン』は黒見明香!似合う。その両サイドがかきさく(賀喜遥香遠藤さくら)なのも良い。

『思い出ファースト』は筒井あやめ
また定義が曖昧な言葉を使ってしまいますが、彼女にはセンター適性あると思うんですよね。
あやめんのそれは楽曲を「自分のものに」ではなく自分のものの「ように」してしまう力かと。だって3期のスペシャルな曲ですよ。大園桃子というアイコンと分かちがたく結びついた曲をその呪縛とは別のところで鳴らせるというのは、やはり特別な能力でしょう。

『ここにいる理由』。
この歌詞をアンダーに歌わせるのか。オリジナル発表当時にそう思ったことを思い出しました。
この歌詞を今の早川聖来に歌わせるのかいや、きっと逆説なんだ
彼女の気迫がビシビシ伝わってくる良いパフォーマンスでした。

『Wilderness world』、まさにこれぞ金川紗耶

『ぐるぐるカーテン』、遠藤さくらという極めて妥当なセンターの隣に並ぶのは林瑠奈という意外なチョイス。

この曲の披露中に背後のモニターに映し出される4期生たちの手書きメッセージ。
その多くに「幸せ」という言葉が並ぶのが、なんかいいなあ

『Sing Out!』田村真佑のソロダンス。踊り終えた彼女に向けられる客席からのどよめき。

『他人のそら似』、センター矢久保美緒に後ろから投げキスを乱打する遠藤さくらのタレまゆ

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MCでの弓木奈於の「乃木坂の勢いにのまれちゃうことがあって」という発言。

この日のハイライト、遠藤さくらから15人へのメッセージと『4番目の光』については別途書きます。

『図書室の君へ』。あの演出について思うところはありますが、ご本人の状況が分からないのでコメントは差し控えます。

『キスの手裏剣』で筒井あやめを愛でたおす賀喜遥香

『ジャンピングジョーカーフラッシュ』が最高。
ラストの筒井あやめのやり切った表情。

そして本編最後、煽りまくる賀喜遥香
ひとしきりファンを煽ったかと思えばくるりとメンバーの方に振り返り「オイオイオイオイお前ら油断してただろ!?」
そして「4期生が大好きですか~!?」の絶叫。

アンコール『アトノマツリ』。キャップの林瑠奈が可愛いのは言うまでもないが、遠藤さくらも似合う。

トロッコを乗り換える際に名残惜しそうに抱き合う遠藤さくら賀喜遥香

最後のMC、いつもと違う声で「楽しかったでーす!」と叫ぶ北川悠理
「元生徒会長なめんなよ」と笑う清宮レイ

ラストは『おいでシャンプー』。
アンコールの選曲に意味などないのが実に乃木坂。


こう書き連ねて思うのが賀喜遥香の魅力満載というか、彼女が愛される理由が良くわかるライブだったなということ。

素直に泣いて笑って煽って「あ~んパン」して。

既に2度もシングル表題曲のセンターを務めている彼女が同期に囲まれて見せる感情の発露。それは時に無防備ですらあって。
まさに齋藤飛鳥が言うところの「周りに出ているピュアさが度を超えてる」状態。

椎名林檎的に言うならば「素顔で泣いて笑う君のそのままを愛している故に」というやつですね。


続きます。

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タオル補正
当記事ではDAY2と3の印象に残ったシーンを挙げていきます。

DAY1の感想はこちら:
 

DAY2


私がこの日最初に観たのは明らかに眠れていない賀喜遥香の姿。
正直、胸が痛みました。

今にして思えば2日目のラストには堀内健さんのアシスタントというカロリーの高い役割が待ち受けており、3日目にもお見立て会振り返りという出番があったわけですから「初日から行けるところまで行こう」と考えていたのだと思います。

先のことまで考えて必要と判断したら少々の無茶もする。そういうところが「これまでちゃんと物事に向き合ってきた(だからどうすれば成し遂げられるかを知っている)」と感じさせるかっきーの素晴らしさですよね。

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3人組のトーク企画、岩本蓮加の「朝ちゃんと起きて3食食べるのに憧れる」に思わず「いやそれは憧れることではないぞ」とTVの前で突っ込んでしまいました。

電視台、樋口日奈は「WILD SPEED HINA」と題してバイクに乗って色々なチャレンジをするのですが…カットインがひとパターンしかなかったのはわざとですよね?

弓木奈於
シンデレラの衣装で罰ゲームに挑んでいくのですが、ビリビリペンでの「痛~い」というリアクションが阿佐ヶ谷姉妹にしか聞こえない。

黒見明香は「メンバーとびっくり実験に体当たり挑戦!!」。
チャイナドレスに白衣を羽織るという攻めた出で立ち。
指2本で次々とメンバーをなぎ倒していき。
だいぶ前倒しで爆発してしまったピンポン玉。
見どころ満載でした。

鈴木絢音の「狂気的な彼女」は別途。

早川聖来
ムチャぶりされながら賀喜遥香のためにあんかけ炒飯を作るという企画ですが、料理をしている人に電流を流すというのはちょっと正気の沙汰とは思えない。本当にヒヤッとしました。
「しゃくれる」は可愛かったのですが、料理が完成しなかったのも後味悪かったですね。タイムアップしちゃったけど頑張るかっきーのために最後まで作らせてくださいでいいじゃないですか。

そのかっきーは「凄く美味しい!」と言って食べていましたが、そういえば前回の46時間TVで彼女の舌が結構アレなことが判明していましたね。

乃木坂プレイルームでの卓球大会。

「卓球キャラ」として登場するほんわか姉さん吉田綾乃クリスティー
勝負事は全力でしかできない清宮レイのスイッチが入った表情。ポイントを取るたびに「よしっ!」と声を出すところも好感が持てます。
遠藤さくらの最初は全くフットワークを使わずに勝とうとしていたらあわや負けそうになり徐々に相手に合わせてレベルを上げていくのも面白かった。

電視台に戻って、SASUKEでんちゃんこと佐藤楓のパルクール。
変な人が映り込んでるな~とは思ったんですよね。

「まあやだ」

林瑠奈は「先輩!私に罰ゲームを受けさせて!」と題し、嬉々として罰ゲームを受けるのかと思いきゃタガメは悲鳴をあげながら全力拒否というのが面白かった。

大運動会はMVPも取った松尾美佑の負けん気の強さが出ていて良かったです。
まあ負けず嫌いは「ゲーム企画全部ガチでやるからだいたい勝っちゃう」1期生たちからの伝統ですよね。

ちなみに清宮レイの応援団は残念ながらちょうど観ていない時でした。

「大根抜きサバイバル」における与田祐希の「無」も実に素晴らしい。

大運動会後の遠藤さくらのハウスダンス、そして与田祐希久保史緒里の弾き語りについても別途書きます。

「乃木坂三者面談」では堀内健さん登場。
さあ、悪夢の始まりだ笑

「誰か泣くまで帰らないよ!」という恐怖の宣言に、観る者の多くは遠藤さくらの大泣きを想像したと思いますが実際には早川聖来でした。
マラソン番組の深夜にホリケンはそりゃオーバーフローするよね…自分はめちゃめちゃ笑いながら観ていましたけどメンバーは恐怖だったでしょう。

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DAY3


この日は「4期生のお見立て会を振り返ろう」の終わりごろから観始めました。

続く「3期生のお見立て会を振り返ろう」。
すっかり大人になったメンバーたちが、同窓会のようにあーだこーだ騒ぎながら当時の映像を観るというのがなんかもう心暖まる。

当時の髪型を「引きちぎった前髪」といじってくる山下美月に「覚えてろよ山下」と凄む久保史緒里
その言葉通り美月の「フラミンゴになりたい」に対し「今でもなりたいの?」と反撃。美月のフラミンゴはこの後の中村麗乃の電視台でも(事前ロケだったのに)いじられているという奇跡の一致でした。

5期生お見立て会は別途書きます。

掛橋沙耶香の電視台。
大人の女性はランチのメニューを決めるのにコイントスなどしないぞ笑
清宮レイの小芝居と思い切りのいいハリセン、これまた好感度高し。

和田まあやのドッキリ企画。
10年選手の彼女が46時間TVの間中…というかそれ以前の収録からこまごま動き回っていたその仕事量と溢れるサービス精神。
そして梅澤美波はパフェふたつ食べてたんかい!笑

そして表題曲以外の「バナナ&メンバーが選ぶ! ベストソング歌謡祭」。

井上小百合推しの自分としてはやっぱり『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』に入っていてほしい。
でもメンバーも大幅に入れ替わったから正直30位くらいがいいとこかな、と思っていました。

ランキング発表が進み、残すはあと数曲。

「ああ…もうランクインはしてないな…」と思ったところで4位『自由の彼方』(井上小百合センター曲)。
1stアルバム『透明な色』に収録された10thアンダーメンバーによる楽曲。アンダラ2ndシーズンのエピローグのような曲です。

もうこれで満足だ、と思いきゃなんと3位が『咄嗟』。

アンダラ2ndのテーマソングにしてアンダラのアンセム。
当時を知るメンバーがもう7人しかいないのにこの順位。

さすがにウルッと来ました。

コーナー最後で北野日奈子が「『咄嗟』の時のアンダラはメンバーもファンもスタッフさんもなんかもう凄かった」と語り「ね!もの凄かったよね」とそれに同意する齋藤飛鳥

あの絶望の日々を、そしてその果てに見つけた希望を知るふたりのやり取り。
彼女たちの中にまだちゃんとあの日々が生き続けていることが垣間見えてこちらも感情が揺さぶられます。
(アンダラ2ndシーズンについてはぜひこの下で紹介している『アンダラ伝説』をご覧ください)

スペシャルライブも別途書きます。


続きます。

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