ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:遠藤さくら

タオル補正
11月5日に公式Youtubeチャンネル『乃木坂配信中』上で31stシングル『ここにはないもの』が生配信にて初披露され、結果的にそこが選抜発表の場になりました。

Who’s next?


いつも選抜発表の記事ではまずセンターについて書くのですが、今回は現エース齋藤飛鳥の卒業シングルですから彼女がセンターなのは当然至極。

ということでまずは5期生を今回の選抜に入れなかったという判断について考察します。

いくつか考えられる理由はありますね。

飛鳥卒業と同時に5期生を入れても目立たないこと。

今作のプロモーション期間が、5期生の出演する「新・乃木坂スター誕生! LIVE」と丸かぶりなこと。

そして年末大型歌番組にも同曲で多数出演するであろうことを考えると、初めての期別単独ライブ+シングルプロモーション+年末進行を新人に課すのは酷なこと。

このあたりが主なものでしょうか。

まあ、やむを得ないかなとは思います。
ここで5期にパンクされても困る。

それでも個人的には井上和とあと何人かには、飛鳥の背中を見ておいてほしかった
一緒にシングルプロモーション期間を過ごしてほしかった。

問答無用の大エースである飛鳥がどのようにシングルのセンターとして楽曲に向き合い、MV撮影やTV出演に臨むのか。その現場に立ち会うという経験を5期生にさせることができなかったのが残念でなりません。

もうひとつ気になるのが、今回入れなかったことによって32ndシングルで再び5期生抜擢センターの可能性が高まったように思えること。



次作はそれと似た状況。
しかし4期でセンター候補となる遠藤さくらと賀喜遥香は既にそれぞれ2回のセンター経験がある。

そう考えると、結構な確率(個人的には70%以上かと)で井上和センター
『Actually…』の惨事を踏まえて両サイドも5期生で固める『夜明けまで強がらなくてもいい』パターンでしょうね。

これ、大反対です。
まあ勝手に予想して勝手に反対するのもいかがなものかと思いますが笑

私は和ちゃんのことを、それこそ白石麻衣ばりに「認めざるを得ない」逸材だと思っています。それでもわざわざアンチがつく押し出し方をするのはデメリットの方が圧倒的に大きい。

そもそも既に「新人抜擢センター」は中西アルノで消化している。
あれを「なかったことにする」のは違うんじゃないかと。
そして凄く変な表現になりますが、アルさんが(本人の側にも一因があったとはいえ)抜擢センターに伴うアンチを引き受けてくれたのですから。

であれば32ndは敢えてのかきさく=賀喜遥香と遠藤さくらのWセンターが良いのでは。

あのふたりが並んだ時の「ビシッと背骨が通った感覚」
白石西野Wエースを思い出させるような絶対的な安心感。
乃木坂ファンであれば周知のことかもしれませんが、TVでしか乃木坂を観ない層にもそれを提示するのは意味のあることだと思います。

その両サイドは素直に山下美月と与田祐希で挟みましょう。

5期生は3人を歌番組でカメラに抜かれる2列目中央に配置してしっかりお披露目。
いったん2列目に置くことによって和ちゃん以外のふたりも「聖域感」が薄れて、以降の変動(ストレートに言えば序列の)に対応しやすいというメリットがあります。

とはいえそこを誰にするかは非常に荒れるところでしょうね。
まあミーグリの完売状況がはっきり単独2位になった川﨑桜は当確でいいのでは。
個人的には2列目からスタート=聖域化しないのであれば、お姉さん組に先にチャンスをあげてほしいという気がします。

5期生はこれまで3期や4期とは若干違うステップを踏んできています。

プリンシパルも単独ライブもやらない。
単独ライブを経験せぬまま真夏の全国ツアーに参加する。
「5番目のなんとか」という楽曲も作られない。

私としてはそこに「2列目中央に新人を並べる」という新しい売り出し方も加えてほしいと考えています。


続きます。


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びーむ色調補正3
前の記事では印象に残ったシーンを挙げました。



当記事ではいくつか雑感を書きます。

どこかずらしたセトリ


「やっぱ神宮で雨降ってこそ乃木坂だよな」みたいな感覚は正直私にもあります。

それでも前日には掛橋沙耶香の事故があり、この日は2016年神宮4thバスラを思い出させるほどの土砂降り。

ちょっとヒヤヒヤしながら観ていました。

雨かどうかにかかわらず、基本的に花道を走らせない演出にしてほしいし放水は止めた方がいい。

メンバーのテンションが上がって走ってしまうことはあるでしょうが、歩いて移動して間に合うようにセットリストを組む等、運営としてリスクを下げるためにできることはやってほしいですね。

話がずれますが個人的には危険なヒット祈願も止めてほしいです。

ライブ本編に話を戻します。

「ちょっとだけ」新鮮なセトリでした。どこか「ずらして」いる感覚というか。

『インフルエンサー』も『シンクロニシティ』も『Sing Out!』(この曲は前後2日はやったようです)もない。
鉄板ユニット曲『他の星から』『あらかじめ語られるロマンス』あたりもやりませんでした。明確なユニット曲コーナー自体がなかったこともありますが。

そして本編クライマックスに『深読み』、アンコール1曲目が『好きになってみた』。
『Actually…』聴いてなさ過ぎて「なんだっけ、この曲?」と思ったのは私の個人的な問題ですが笑

どちらもここで歌っておかないと当分披露する機会がなさそうな気もするのでセトリに入るのは別に良いのですが、ライブのクライマックスで歌う曲というイメージではない気がします。

『僕は僕を好きになる』を外すことによって、山下美月を押し出しすぎないようにした=賀喜遥香に花を持たせた…というのはうがった見方が過ぎますかね。

でもアンコールがトークコーナー(トリンギョ様のやつ)からまったり始まるというのも珍しい。というか卒業セレモニーを別にすればちょっと記憶にないです。

ちょっとずつずらして、新たな定番となる曲を探している。
ないしは定番曲を少し寝かせて「毎回同じセトリ」と言われないようにしている。

きっとその両方なのでしょう。

この夏のセンター


最近になってようやく9thバスラDAY1(無観客配信、全体ライブ)の円盤を観ました。

個人的に驚きだったのが、たった1年半前なのにかっきーの存在感が当時とは比べものにならないほど大きくなっていること。

さらに遡ること半年余り、26thシングル選抜発表の記事の時点で私は彼女をセンター候補のひとりとして挙げていました。

つまり2年前から堂々の人気メンバーだったわけですが、そこから彼女はさらに階段を上り続けます。

28th『君に叱られた』で初センター。
写真集『まっさら』は推定18万部超を売り上げる大ヒット。
そして今回の30th『好きというのはロックだぜ!』で再びセンターに。

ちなみに「1シングル挟んでの即センター返り咲き」というのは乃木坂史上でも西野七瀬と齋藤飛鳥という大エースふたりしかいません。

もはや誰もが認める「エース格」のひとり。センターに立つことに何の違和感もありません。

それでも彼女はまだ時折「本当に私で大丈夫なんでしょうか」という顔を見せます。

以前にも書いたのですが恐らく彼女は「初めてのこと」に対する苦手意識が強い。

そんなかっきーにとって、乃木坂10年の歴史でも数えるほどのメンバーしか経験していない「センターとして全国を回る」ということは恐怖に近いプレッシャーだったのでしょう。

関連記事:


この日のキャンプファイヤーコーナーでの『泣いたっていいじゃないか?』。

ラスサビで堪えきれずに泣き出した賀喜遥香。
それを見守るメンバーたちの優しい表情が炎の揺らめきの中に浮かびあがります。

かっきーはセンターとして重圧を感じて、ずっと気を張りながら頑張ってきたんだな
そしてそんな彼女の頑張りをメンバーたちはみな認めているんだな

観る者にそんなことを思わせる、心がじんわりと暖かくなる素敵なシーンでした。

この翌日、千秋楽の『ジコチューで行こう!』では、賀喜遥香と遠藤さくらは互いを見つめながら涙を流したそうです。(観てないのですが笑)

昨年の全ツセンターがさくちゃんで今年がかっきーというのは、様々な巡り合わせの結果であって決して意図してのものではないと思います。

それでも「そこに立った者にしかわからない何か」を共有できる存在がいること、しかもそれが身近な同期であることはお互いにとって心強いことでしょう。

そしてきっと、この先の乃木坂にとっても計り知れない価値があります。

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聖地・神宮での全ツファイナル3DAYS。

2022年8月30日に行なわれたそのDAY2を視聴しましたのでレポします。

鈴木絢音の感慨と実感


セットリストはこちらです。

Overture
01. 好きというのはロックだぜ!
02. 夏のFree&Easy(センター:与田祐希)
03. おいでシャンプー(センター:賀喜遥香)
04. ガールズルール(センター:山下美月)
05. 裸足でSummer

<期別コーナー>
06. 絶望の一秒前
07. バンドエイド剥がすような別れ方
08. 猫舌カモミールティー
09. ジャンピングジョーカーフラッシュ
10. 僕の衝動
11. 僕が手を叩く方へ
12. 海流の島よ

13. 会いたかったのかもしれない
14. ロマンスのスタート

<シャッフルコーナー>
15. 君の名は希望(センター:秋元真夏)
16. 涙がまだ悲しみだった頃(センター:山下美月)
17. 設定温度(センター:久保史緒里)
18. 13日の金曜日(センター:清宮レイ)
19. マシンガンレイン(センター:遠藤さくら)

20. 泣いたっていいじゃないか?(センター:賀喜遥香)
21. ひと夏の長さより…

22. 自由の彼方(センター:和田まあや)
23. Under’s Love(センター:和田まあや)

24. ごめんねFingers crossed
25. Actually…
26. 深読み
27. 太陽ノック(センター:遠藤さくら)
28. 空扉
29. ジコチューで行こう!
30. 君に叱られた

EN1 好きになってみた
EN2 自惚れビーチ
EN3 乃木坂の詩

例によって印象に残ったシーンを挙げていきます。

まあこの日はとにかく、雨

2016年神宮4thバスラを思い出させるほどの土砂降りでした。

まずオープニングはスモークが凄くて全くメンバーが見えずに、やむを得ずカメラは客席を映すという斬新なスタート。そこへさらに放水という暴挙笑

スモークが晴れるまで雨が降っていることにすら気づかないぐらいでした。

『おいでシャンプー』で賀喜遥香の髪の香りをかぐ齋藤飛鳥山下美月
「ダメダメダメ」のところで後方にいるのにきっちりカメラ目線で決めてみせたのもさすがの山下プロ。

『ガールズルール』でまた放水し、笑っちゃってる齋藤飛鳥

その彼女が「なんでこんな降ってるの~!?」と叫んで始まった『裸足でSummer』。
しかしそのラストでまたも放水。

最初のMCで「飛鳥さんみたいにとお願いして髪巻いたのに、いつもと一緒になっちゃいました」と笑顔で嘆く遠藤さくら

期別コーナーは5期生から。髪やメイクを直す間もなく出てきた彼女たち。
にもかかわらず小川彩の完成度は際立っているなあ。
菅原咲月の素早くカメラを見つけてニコッと微笑むところも好感度高い。

そして4期生のJJF!(『ジャンピングジョーカーフラッシュ』)この曲好き。
かきさく(=賀喜遥香遠藤さくら)の飛車角感よ。

3期生はこの日から復帰した伊藤理々杏センターの『僕の衝動』。
『乃木坂工事中』の「キメ顔グランプリ」効果で観客が完全に「待ち」の体勢にある中で堂々と決めて拍手を浴びる理々杏。

続く3期曲は『僕が手を叩く方へ』。
個人的には3期生が輪になってお互いを笑顔で見交わすだけでウルっときちゃうんです。
そこへ客席からのクラップが重なって、なんかもう。
1期2期5人の「後輩のためにできることを考えた」という言葉から始まったシャッフルコーナー。期も選抜もアンダーもシャッフルする、融合と継承の試み。

山下美月と『涙がまだ悲しみだった頃』という組み合わせは意外。

『13日の金曜日』、清宮レイの『ザンビ』コントが微笑ましい。
この曲で(いつも捕獲される側の)与田祐希が弓木奈於を捕獲するという珍しい光景も見られました。
その後、花道をキョンシーポーズを取りながら走る与田っちょ。自由で良い笑

『マシンガンレイン』でビシッとセンターを張ってからのコントという遠藤さくらの落差
「いきますよ~」から自己紹介するというのは、何ともひめスパイア(中元日芽香インスパイア系)。

この日のハイライトのひとつ、キャンプファイヤーコーナー。

『泣いたっていいじゃないか』。
歌メン揃いの中、嬉しそうにふたりで一緒に歌う久保史緒里佐藤璃果

MC企画「1分トーク」では小川彩に「いい意味で圧がある」と言われたと嘆く梅澤美波

『ごめんねFingers crossed』。
前年ツアーのリード曲だったのに、相次ぐ卒業や離脱によりソロ歌唱となってしまったパートが多くてふと切なくなります。
ラスト寸前で不敵な笑みを浮かべる山下美月

『太陽ノック』でべらぼうに可愛い投げキスをする遠藤さくら

『ジコチューで行こう!』、齋藤飛鳥にまとわりつくよだやま(与田祐希山下美月)。
与田っちょは大間奏で飛鳥から首を絞められなぜかガッツポーズ。

アンコールでオチに使われた筒井あやめの「飛鳥さん、私まだ汚れていいキャラじゃないと思うんですけど」というコメント。

鈴木絢音の「あの頃の乃木坂良かったな~」という感慨と「今の乃木坂も最高だな」という実感。

この日の仕上がってるメンは与田祐希久保史緒里阪口珠美筒井あやめも目を引かれました。



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2022年6月26日、ぴあアリーナMMにて行なわれた乃木坂スター誕生!LIVE。その夜の部を視聴しましたのでレポします。

さすがの貫録の先輩たち(一名を除く)


セットリストはこちらです。

オープニング漫才(ぺこぱ)

01. ザ☆ピ〜ス!(掛橋沙耶香、黒見明香、佐藤璃果、清宮レイ、矢久保美緒)
02. DESIRE(賀喜遥香)
03. 青い珊瑚礁(柴田柚菜)
04. ラムのラブソング(遠藤さくら)
05. プレゼント(矢久保美緒)
06. Diamonds(佐藤璃果)
07. ひなげしの花(黒見明香)
08. プレイバックpart2(林瑠奈)

09. 淋しい熱帯魚(賀喜遥香、田村真佑)
10. かけめぐる青春(清宮レイ、松尾美佑)
11. Timing(ぺこぱ、掛橋沙耶香)
12. 春一番(佐藤璃果、柴田柚菜、筒井あやめ)
13. ペッパー警部(金川紗耶、弓木奈於)

14. 夏色のナンシー(清宮レイwith乃木スタメイツ:掛橋沙耶香、黒見明香、佐藤璃果、矢久保美緒)
15. 守ってあげたい(北川悠理)
16. 君は天然色(松尾美佑)
17. CHE.R.RY(田村真佑)
18. セーラー服と機関銃(筒井あやめ)
19. 渡良瀬橋(金川紗耶)

20. どうにもとまらない(山本リンダ、林瑠奈)
21. 狙いうち(山本リンダ、樋口日奈)
22. Everything(久保史緒里)
23. ツイてるねノッてるね(伊藤理々杏withスーパーたまちゃんず:阪口珠美、佐藤楓、吉田綾乃クリスティー)
24. 愛のしるし(与田祐希、筒井あやめ)

25. 心の旅(譚:掛橋沙耶香、北川悠理)
26. フライングゲット(佐藤璃果、柴田柚菜、清宮レイ、林瑠奈、矢久保美緒)
27. EZ DO DANCE(DJ KOO、松陰寺太勇、弓木奈於withスーパーやんちゃんず:遠藤さくら、金川紗耶、田村真佑、松尾美佑)
28. YOU ARE THE ONE(DJKOO、全員)

ノギザカスキッツ出張VTR
「まゆたんは愛されたい」+「保険ポリス」(さらば青春の光)

乃木坂46 4期生SPECIAL LIVE

Overture
01. 4番目の光
02. 走れ!Bicycle(センター:柴田柚菜)
03. ガールズルール(センター:賀喜遥香)

04. 命は美しい(センター:筒井あやめ)
05. 制服のマネキン(センター:柴田柚菜)
06. 猫舌カモミールティー
07. 図書室の君へ
08. キスの手裏剣
09. I see…

EN1 おいでシャンプー(センター:遠藤さくら)


印象に残ったシーンを挙げていきます。

オープニングの『ザ☆ピ〜ス!』は全員めちゃめちゃ力んでましたね。
後ろ足をピョコピョコ上げる振り付けがひときわ楽しげな清宮レイ

賀喜遥香の『DESIRE』で起きたどよめき。
かなりオリジナルの歌い方を研究している感じが好感。

遠藤さくらは『ラムのラブソング』。ド緊張で声を震わせながらも笑顔はしっかりキープ。
そして続く矢久保美緒の、歌い出し寸前までさくちゃんを肯定し続ける優しさ(自分の歌唱プレッシャーもあったろうに何ていいやつ!)。

『ひなげしの花』は頭のハイトーンが凄く強いバランスで出ていてびっくり。
黒見明香はだいぶ表情が柔らかくなりましたね。

MCで「また角生やしたの?」に「生やしました~」と微笑む遠藤さくら

『Timing』、ぺこぱのおふたりに挟まれ小っちゃくて可愛い掛橋沙耶香

北川悠理の『守ってあげたい』。彼女の声はちょっとユーミンっぽいんですね。

いわゆる田村真佑の「チャーミングなところ」が全開だった『CHE.R.RY』。

無表情が似合う筒井あやめの『セーラー服と機関銃』。
この日に限らず、いつも自分の歌割りではしっかりマイクに声を載せてくるあやめんの歌は好感が持てます。

金川紗耶は『渡良瀬橋』。
本人は「自信ない」らしいですけど、個人的に彼女の歌声も歌唱も嫌いじゃないです。

『どうにもとまらない』。
急遽この日欠場となった早川聖来の代打を務めた林瑠奈。しかも山本リンダさんご本人登場というプレッシャーのかかる場面を堂々と、実に堂々とやってのけます。

なんて男前。
むしろ普段のライブで乃木坂曲を歌う時の方が緊張しているように見えます。
きっと彼女にとっては「乃木坂の曲を歌い継ぐ」ことの方が「怖い」のでしょう。
そんなグループに対する強い愛情と憧憬が垣間見られ、個人的にはめちゃめちゃ好感度が上がりました。

続く『狙いうち』から先輩ゾーンに入ります。
樋口日奈はもう「さすがの貫録」の一言でいいですね。

「歌姫」と大煽りされて登場の久保史緒里『Everything』。
案外緊張していないように観えました。
ただ個人的には曲との相性の問題で、彼女本来の素晴らしさが十分には発揮されていなかったように思います。

それでも「あなたが想うより強く」の「う」一音だけファルセットにする出し入れが完璧だったのはさすが我らが久保ちゃん。

さらに『ツイてるねノッてるね』の伊藤理々杏もやっぱり「貫録」と表現したくなる落ち着きと安定感。スーパーたまちゃんず3人の美しさも。

そして出てきたのは初期PUFFYインスパイアのハイツインふたり組

よだめん=与田祐希筒井あやめによる『愛のしるし』。
「久しぶりのツインテールで変なスイッチが入った」らしい与田っちょがラスサビで頭をブンブン振り回し、マイクがちゃんと音拾うか観ているこちらが心配になります笑

先輩の中でただひとり「貫録など一切感じさせない」のがさすが与田っちょ
冗談でも皮肉でもなく、本当に彼女の素晴らしさだと思います。

掛橋沙耶香北川悠理のユニット「譚」による『心の旅』。
涙を流す悠理ちゃん。優しくハモるさぁちゃん。
ウッドベースとパーカッションも加わり、暖かな時間が流れます。

クライマックスはDJ KOOさん登場からの『EZ DO DANCE』。そら盛り上がりますわな。

いったん終了し、乃木坂曲でのスペシャルライブへ。

遠藤さくらの「皆さんにキスの手裏剣いっぱい投げちゃうもんね~」という煽り。

賀喜遥香に「ちばおえ」を強制される掛橋沙耶香も可愛かった。
彼女は『I see…』でこっそりやっていたプク顔ウインクも良かったですね。

この日の「仕上がってるメン」は与田祐希




4期生たちのひと区切り


個人的には観ていて楽しかったです。

まあ正直、歌唱力という意味では何度か「あらら…」という場面もありました。

そして声を潰していたメンバーが複数いた気がします。
練習しすぎなのか、昼の部で潰したのか、単に緊張でノドが縮んでいたのかもしれませんが。

いつもはグループの中で何人かのうちのひとりとして歌う機会がほとんどの彼女たち。

観衆の前で歌声をソロで響かせる時、自分がどうなるのか
それを知れたことは大きいし、それぞれが今後の糧にすればいいと思います。

そして先輩たちの見せた貫録の姿。

与田祐希を除けば、全員『セラミュ』キャストかつ外仕事でも舞台経験ありなんですよね。

やっぱり連日お客さんの前で歌を歌った経験のあるメンバーは腹の据わり方が違うな、と思わされました。

『見殺し姫』『星の王女さま』そして『ザンビ』と、3期生はプリンシパル以外にも結構舞台を経験しています。(与田っちょも『見殺し姫』と『ザンビ』は出演)

そう考えると、4期生も一度全員出演の村内舞台をやっておくといい気がしますね。(スケジュールの都合で現実的には難しいでしょうが)


4期生にとってはここでいったん一区切り。

『乃木坂どこへ』『ノギザカスキッツ』そして『乃木坂スター誕生!』と2年半にもわたって冠番組を持ち続けた4期生。もちろんコロナの影響や新4期の途中加入という要素はあったけれど、それは彼女たちにとって「僥倖」以外の何物でもありませんでした。

それだけの機会を与えられて彼女たちはどこまで来たのか。

それを示すのが総決算であるこの日の意味であったと思います。
(だからこそ早川聖来もなんとしても出たかったんじゃないかな、と思います)

そしてそれぞれが番組で発掘された自分の個性を発揮したという面において、その2年半が無駄ではなかったことを彼女たちは証明してみせました。

冠番組は5期生に移りました。これからはきっと「期別」ではなく個人戦の要素が増えてきます。
それに焦りを覚えているメンバーもいるかもしれません。

でも4期生は先輩たちとは違い「TV慣れ」という経験(=TV的にどういうところがオンエアされてそれにどういう反響があるかを知ること)を活動初期から存分に積むことができた。

その強みを自覚して、これからの乃木坂を盛り上げていってほしいです。


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ここまでの記事ではDAY1/2それぞれの印象に残ったシーンを纏めました。




当記事では2日間を通じての雑感を書きます。

グループの力、卒業生の輝き


まず最初に、正直個人的に今回は埋まらないと予想していました。
もちろんその最大の理由はコロナの影響。ただ中西アルノと岡本姫奈の一連の騒動を嫌気するファンも一定数いるのではないかと。

しかし実際にはステージバック席の解放こそなかったものの、日産スタジアムの上の方まで見事に埋まって7万人×2日間の延べ14万人。

デビューから10年以上経ってこれだけの観客動員力を維持しているというのは本当にもの凄いことだと思います。

卒業生の出演も良かった。

これまで基本的に卒業生を登場させないできた乃木坂運営。
(近年での例外は2019年桜井玲香卒コンの最後の最後で花束を渡しに出てきた若月佑美、そして2021年松村沙友理卒コンでのさゆりんご軍団ライブで中田花奈、伊藤かりん、佐々木琴子が出演したぐらいでしょうか)

今回の卒業生登場は会場のボルテージをMAXに引き上げ、祝祭感を醸し出しまくりました。

そして何より「ちゃんとみんなスター」なのが凄く良かった
こういうレジェンド登場系の企画って、やっぱり「変わってしまって」いてガッカリすることがあるじゃないですか。

もちろん今回出演したメンバーは卒業からまだ数年ですので「老い」の心配をしていたわけではありません。それでも「(現役時とはメイクや髪色を替えたので)ケバくなった」とか言い出すオタがいるのってあるあるだと思うんですよ。

でも、全然そんなことなかった。

「まだまだ現役でいける」というのともちょっと違う、「現役メンバーとは違う輝きを放っている」という印象。
「アイドル」ではなく「めちゃめちゃ色白で細くて綺麗なお姉さんたち」。発光してんじゃない?ってぐらい。

グループを立ち上げからここまで大きくして、ひとつの時代を築いて、身を引いた。
そして今とびきり素敵な女性としてステージに立っている。

それはなんだかとても美しいことでした。

コール問題についても軽く触れておきます。

気持ちは凄いわかるけど、まいやんの煽りに雄叫びが上がった瞬間は正直「そうだよな~ここまで2年以上、辛かったよな~わかるよ~」と思ってちょっとウルっときましたけど。

コールしたのは非常によろしくない。

影ナレで「一瞬思わず声が漏れてしまう」のはOK、「自ら意図して継続的に声を出す(=コール)」はNGと明確な線が引かれていましたからね。まあ雄叫び(=レスポンス)は極めて黒寄りのグレーかもしれませんが。

その線引きが実際の感染防止にどれほど有効かはさておき、せっかくここまで我慢してきたんだし。批判の矛先は結局、運営やメンバーに向くわけですから。

もう少しの辛抱、と信じたいですね。



背負うふたり


遠藤さくらと久保史緒里。
今回のライブではこのふたりにかかる負担の大きさが気になりました。

もうこのところずっと、もしかしたら26th『僕は僕を好きになる』の選抜発表あたりからその状態なんですけどね。

遠藤さくらが背負わされたのは、卒業生の影

かつて西野七瀬に「乃木坂感めっちゃある」と言われた時からそれは始まっていましたが、今回のバスラは特に顕著でした。

DAY1の中盤、ひとりで登場したさくちゃん。
床スクリーンの映像に合わせて舞う、西野七瀬が2017年東京ドームでやったのと同じ演出から『命は美しい』。

そしてDAY2。
前日にオリジン生駒里奈が披露したその残像が残る中での『制服のマネキン』。
合間のVでは彼女の「先輩のポジションに入るプレッシャーって本当に凄くて」という発言がフィーチャーされていたにもかかわらず、です。

逆境でこそ光り輝く遠藤さくら。事実『命』も『マネキン』も素晴らしかった

それでも私はいたたまれない気持ちで観ていました。

西野七瀬だけでなく生駒里奈まで背負わせるのか
それはあまりに酷ではないか。

もちろん運営も彼女の負担は考慮しているので今回は岩本蓮加や筒井あやめをセンターに起用したのだと思います。5期生の中からもエース格に成長し過去表題曲のセンターを務めるメンバーが現れるのも間違いないでしょう。

それまでの間は露骨な「背負わせる」演出を控えめにして、さくちゃんに負担をかけ過ぎないようにしてほしいです。


そして久保史緒里。
彼女の場合は「背負ってしまいすぎ」のような気もしますが。

困った時の久保史緒里という感じで、歌でもトークでもことあるごとに登場し毎回頑張っちゃう久保ちゃん。個人としてモデルもラジオも演技仕事もあります。

既に生田絵梨花という巨人の抜けた跡を少しでも埋めようと奮闘してくれている彼女。
「乃木坂のピアノ文化を絶やしちゃいけない」と46時間TVでの弾き語りチャレンジもありました。

関連記事:


そして今回、久保ちゃんは『日常』のセンターを務めました。

賛否でいえば恐らく「賛」の方が圧倒的に多いと思います。2019年11月の「3・4期生ライブ」も同曲のセンターでした。

でも個人的にはこれは正直違うかなと。

もちろん北野日奈子との関係性もありますし、そもそもこの曲のオリメンです。そして何より彼女自身にとっても「復活」の特別な曲であることは重々承知しています。
でも思うんです。だからこそ自分のオリジナルポジションで歌ってもよかったんじゃないでしょうか。

既に乃木坂のために獅子奮迅の働きをしている久保史緒里。

本当に余計なお世話以外の何物でもありませんが「この上さらに北野日奈子の想いまで背負わなくてもいいんだよ」と思ってしまったんです。

うまく伝わるかわかりませんが、久保ちゃんの思いが「乃木坂を守る」ことに向きすぎなければいいな、と。

彼女の乃木坂愛は本当に嬉しいしずっとグループにいてほしい。それが大前提です。
ですが舞台『夜は短し歩けよ乙女』で見せたもの凄いポテンシャルを、乃木坂を守るため「だけ」に使ってはいけない久保ちゃん自身のためにも使ってほしい

そう思うんです。

ましてや他メンバーのファンから「あいつ出過ぎ」みたいな目で見られるようなことは、決してあってはならないと思います。(これはさくちゃんも同じですね)


続きます。

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