ロスジェネはえてしてこだわりすぎる

タグ:6期

びーむ色調補正3
前の記事では今回のアンダラに臨む岡本姫奈と6期生たちの想いにフォーカスしました。

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当記事では間違いなくこの日のハイライトであった『日常』について。

これだよこれ


そもそも『Documentary of 41stSG アンダーライブ~6期生と違う景色~』で盛大にネタバレしていたじゃないですか。

『日常』をやること。
練習風景からセンターが恐らく増田三莉音であること。
V中の「特別な演出が入る」という表現を踏まえれば最初は6期生だけでパフォーマンスし途中から先輩が加わり「最後は全員で」というパターンなのもほぼ確定。

個人的にはライブ前にここまでネタバレして、しかも煽ってハードル上げて大丈夫なのだろうかと心配していました。

そして現地で観ていたDAY1。

鳥肌が立ちました

6期生の想い。先輩たちのプライド。
ステージ上でメンバーが発する熱量に負けてなるものかと燃え上がる客席。

メンバー同士の、そしてメンバーとファンの真っ向勝負。

これだよこれ。

私の観たいアンダラがそこにはありました

何度も何度も現実に打ちのめされながらも、反骨の魂を燃やし選抜を食ってやろうと全員が一枚岩になって懸命に闘っていた初期アンダラ。

そして「初期アンダラの熱さを取り戻したい」と座長北野日奈子を中心に新たなアンセム『日常』を生み出した2018年武蔵野の森。

あの頃と重なる何かがこの日にはありました
それはきっと「全員アンダー(合流時点で)」という過去にない試練を課せられた6期生だからこそのものでしょう。

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せっかくYoutube上にフルサイズが公開されているので秒刻みに見どころを挙げていきます。


3:12 膨れ上がった観客の期待を一身に浴びながら笑ってみせる増田三莉音
3:17 マリオネットのような狂気をはらんだ表情が堀未央奈を思わせる矢田萌華
3:31 現状に抗うように懸命に手を伸ばす長嶋凛桜の姿に涙が出そうになる
3:44 カットインする大越ひなの、その美しさの説得力
3:52 かつて見たことのない角度で腰をそらす瀬戸口心月、衝撃の身体能力
4:04 髪を振り乱して踊りながらその髪が戻ると圧倒的なビジュアルの瀬戸口心月

2番が始まる
フルコーラスなんだ

そして単に「前半は6期生」「後半から先輩たちも合流」ではなく
6期生全員センターであることに気づく

4:30 自身へのコールに一瞬天使のような微笑みを浮かべる鈴木佑捺
4:34 田村真佑かと見まがう美貌を見せる愛宕心響
4:59 髪をかき上げ自虐的に嘲笑ってからこちらに刺すような視線を向ける海邉朱莉
5:02 次の刹那に画面に写される森平麗心の美しさ、激しさ、儚さ
5:08 かつて見たことのない角度で腰をそらす瀬戸口心月
5:14 「なんて嫌だ!」の部分で激しく踊りながら叫ぶように歌う森平麗心
5:22 個人的に一番好きな内側へのキックからスクワットの振り付けを衝撃の安定感で魅せる川端晃菜
5:49 真打ち登場感が凄すぎる先輩メンバー
6:20 髪が乱れまくりでも委細構わず美しさを見せる森平麗心
6:26 過去のセンターが「薄ら笑い」を浮かべてきた場所で真っすぐな瞳を向けてきた岡本姫奈
6:52 わずかの時間でその美貌とダンスを見せつける岩本蓮加
7:09 金川沙耶の見事なキメ
7:14 再び真っすぐ前を見つめる岡本姫奈
7:20 鳴り止まぬいやむしろ大きくなる歓声

観ているこちらが痺れるほどの緊張感を纏いながら登場した6期生たち。

最初にアップになるセンター増田三莉音。わかっていたけれど上がる大歓声。
そして己の魂を叩きつけるようなパフォーマンスをする6期生10人

「悪いけど、おいしいところは全部持ってくよ」と言わんばかりのド迫力の先輩たち
懸命にそれに食らいつく6期生たち。

歴史的な一夜でした。

『Documentary』のエピローグが急遽(…かどうか本当のところはわかりませんが)作成されたことも。
その最後に「2026.03.19」と日付を入れたことも。

この日の『日常』が歴史に刻まれるべきパフォーマンスだったからでしょう。

『日常』の
アンダラの
そして乃木坂の歴史に残る一夜でした。


最後にひとつ、完全に蛇足だと思いますが上で触れた愛宕心響をはじめとしてこの曲を披露している時の6期生のビジュアルは素晴らしかった。

それはとても乃木坂的なことで。

例えばライブが楽しすぎる姿がすこぶる可愛い西野七瀬や遠藤さくら。
そしてバスラや誰かの卒コンでは毎回、常にも増して仕上がりまくったビジュアルで登場する山下美月。

いつも可愛いけれど一番大事な時にこそ一番美しい。
それは乃木坂の、あまり語られないけれど極めて重要な伝統です。

翻ってこの日、6期生たちは間違いなく最大の見せ場である『日常』でこの日一番の美しさを-思わず「凄みがある」と言いたくなるほどのそれを-見せてくれました。

1年で、6期生もしっかり乃木坂になったなあ。

そんな感慨を覚えた私でした。


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過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数65,000文字、加筆部分だけでも8,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。

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びーむ色調補正3
前の記事では印象に残ったシーンを挙げました。

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座長の葛藤


岡本姫奈にとってはかなり難しい状況だったと思います。
そもそも2作連続で入った選抜から外れたのですからそのショックはあったことでしょう。

さらに今回は6期生全員アンダーにより、なかなかに特殊なメンバー構成でした。

3期3人(伊藤理々杏、岩本蓮加、吉田綾乃クリスティー)。
4期4人(金川紗耶、黒見明香、佐藤璃果、柴田柚菜)。
5期ひとり(岡本姫奈)。
6期10人(休業中の小津玲奈を除く全員)。

奥田いろはがスケジュール都合で欠場したため、同期は誰もいない。
初座長の不安で先輩たちに頼りたいけれど、どうしても先輩たちの目線は6期生の方に向いてしまう。もちろん自分だって6期生たちを支えてあげたい。

誰にどこまで気持ちを吐き出していいのか、きっと迷うこともあったでしょう。

もっと言えば、ファンの注目も6期生と卒業する佐藤璃果にある程度持っていかれるという状況でもありました。

そんな中でおかひなが押し出したのは自身のアイデンティティたる「バレエ」
オープニングのソロダンス、森平麗心とのユニット、そして『相対性理論に異議を唱える』。
優雅に舞い美しくターンする彼女の姿はやはりさすがと思わせるものでした。

そしてもうひとつ触れておきたいのが「表情」。
彼女の「やりすぎない」「わざとらしくない」けど「切実」な表情は個人的にとても好感の持てるものでした。

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新人には本来ないはずのもの


6期生について。

基本的にはこれまでの新規生が初めてアンダラに参加する時は、選抜から外れた悔しさよりも「先輩と一緒にライブできることの喜び」の方が大きかったように思います。(新たに覚えることばかりで大変なのはもちろんですが)

だからこそ私はかつて4期生が初めてアンダラに参加した28thアンダラ(寺田蘭世卒コンでもありました)の記事でこう書きました。

 メンバーとファンの熱気、一体感、そして少しの悲壮感と反骨心。
 それらが混じりあったあのアンダラ独特の空気。

 それを4期生たちに味あわせてあげたいという思いが蘭世をはじめとした先輩メンバーたちにあったのではないでしょうか。

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しかし今回の6期生は「全員アンダー」。
本来新人にはないはずの「少しの悲壮感と反骨心」。それを既に彼女たちは感じていたように見えました。

前作で瀬戸口心月と矢田萌華が抜擢センターに選ばれたのに後が続かなかった。
期全体としてはミーグリ売り上げで苦戦していることも相まって、もしかしたら「ノー」を突きつけられたように感じてしまったかもしれません。

さらにライブ開催まで2週間を切った段階から公開され始めた『Documentary of 41stSG アンダーライブ~6期生と違う景色~』。

もちろん運営の意図はアンダラそして6期生に対する注目度と期待度を高めること。
それでも私は正直「これが6期生にとってプレッシャーにならなければいいな」と思っていました。


そんな彼女たちに与えられた今回のアンダー楽曲、『愛って羨ましい』。

初期チェッカーズを思わせるドゥーワップ的な曲調に抜けのいいサビ。
ポップで前向きで、いい曲だと思います。
歌詞は例によって「好きだと言えないウジウジ野郎がゴチャゴチャ自分を正当化している」という私の苦手なやつなんですが笑


とりわけ印象的なのが「Go get’em girl!」の掛け声。

…あれ。

なんかおかしいと思いませんか。

この曲の主人公は「俺」なのに掛け声は「ガンバレ、女の子!」
つまり、詞のストーリーとは無関係なのです。(詞中の「彼女」はあくまでも告白される側)

となるとこれは、アンダーメンバーへ向けたものと考えるのが自然でしょう。

後輩を優しく支える先輩たちへ。
難しい状況の中でセンターに立つ岡本姫奈へ。
そしてやはり、全員アンダーという試練からスタートする6期生たちへのエール

私はそう考えています。


続きます。

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タオル補正
前の記事ではセンター池田瑛紗について書きました。

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バウンスバックの是非


その池田瑛紗の両脇を固めたのは遠藤さくらと五百城茉央でした。

前作の衝撃の選抜落ちから即フロントでの復帰となったいおちゃん。
過去に例のないバウンスバック。今回も賛否両論を呼びました。

個人的には「非」ですね。

別にいおちゃん個人がどうこうというんじゃありません。
嫌なのは、これではあまりにもポジションというものが軽すぎないか?ということ。

もちろん私も結成当初からの古参オタ笑ですから、ポジションが「大人のさじ加減」だなんてことは重々承知です。
40th選抜発表の記事でもいおちゃんの選抜落ちは「遠くない将来に訪れる5期生全員免除という状況への布石」そして「アンダラ動員のテコ入れ」だろうと書いています。
39thの「さくみく」と同じように一度フロントに立たせて「格」を上げる。それも悪くないと思います。

それでも、

予定通りにアンダラの座長をやって帰ってきたらフロントですか?
過去のアンダラ座長と比べて類例がない何かを成し遂げましたか?

そんな疑問が頭に浮かんでしまうのです。

メンバーのポジションに一喜一憂するファンはもちろん、選抜落ちに奮起してアンダラ座長として必死に頑張ったいおちゃん自身や彼女をを支えたメンバーたちの気持ちも逆なでしかねない悪手ではないでしょうか。
こういうアンチがつきそうな采配は止めた方がいいと思うんですよね。

あとこれは完全に蛇足なんですが、遠藤さくらとシンメというのも個人的にはあんまりかなあ。
小顔で長身、長い手足に華奢な身体でしかもボブとあまりに系統が似すぎている
もうちょっとキャラクターが違う組み合わせの方がしっくりくるのではないかと。

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7年越しの願い


こちらも驚きをもって迎えられた6期生全員アンダー。

私は『2019年の乃木坂46』に収録した丸7年前の記事でこんなことを書いています。

 メンバー同士が気を緩めてイチャイチャしている姿。
 メンバー同士の信頼関係。そして外仕事が多い中、グループに戻った時の圧倒的なホーム感。個人的にはこれこそが今の乃木坂の良さであり、何年も追い求めてきた「乃木坂らしさ」の答えだと思う。

 「やっぱ乃木坂だな!」としか表現のしようがない、あの空気。

 あの空気感の元になっているもの。
 それは前に立つ者が後ろにいる者への敬意を持ち、感謝を忘れずにいること。そして後ろにいる者は前に立つ者の重圧と不安を思いやること

(「【考察】4期生合流の前に思うこと」より)

だからこそ「4期生全員にアンダーを経験させるべき」だと。

ですから今回の6期生全員アンダーは個人的に7年越しの願いが叶った形です。
(ただ私はこれを「抜擢センター廃止」とセットで考えています)

新期生が全員、選抜に入る前にまずアンダーに合流しアンダラという場とその熱気、そしてそれを支える先輩たちの姿を体感する。
それはすなわち「選抜だけが乃木坂じゃない」ということを身をもって知ることです。

それはきっとこの先のグループの雰囲気に計り知れないほどプラスの影響を及ぼすでしょう。

これから6期生たちも「前に立つ者」と「後ろにいる者」に分かれていきます。
「選抜との距離感」がそれぞれ違ってくるのは避けようがありません。
そして必然的に「後輩の後ろにいる」先輩メンバーも出てくるでしょう。

だからこそ、そこに必要なのは互いに対するリスペクト

今回の6期生全員アンダーがそのための重要なステップになると確信しています。


最後にひとつ声を大にして言いたいのが「6期生って凄いんだぞ」ってこと

今回、史上最速でのアンダラ合流となります。

お見立て会からの期間でいえば3期は1年半、4期は2年10ヶ月、5期で1年2ヶ月なのに対して6期は11ヶ月

ちなみに2期生は新内眞衣がアンダラ・シーズンゼロとでも呼ぶべき2014年4月の「楽天カード×乃木坂46アンダースペシャルライブ」にお披露目から11ヶ月で参加しています。
ただこれはそもそもアンダラ自体が初めてで形成途上でしたしフルサイズのライブでもありませんでした。(にしても2期生ひとりでまいちゅんは大変だったろうな…)

「あの」5期生と比べてもなお早い。

5期生単独の初ライブは2022年12月のスタ誕ライブですから10ヶ月。新参者は2023年11月で1年9ヶ月後です。
6期生の初単独ライブは新参者で2025年11月(7ヶ月)、スタ誕ライブも2026年1月(9ヶ月)で経験しています。

運営は6期に対してかなりスパルタだと言っていいのではないでしょうか。

近年の乃木坂ではあまり見られなくなっていた「叩き上げ感」
この先、6期生の誰かがその言葉が似合うエースへと成長してくれないか。

私はこっそりそんな期待を抱いています。



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前の記事では印象に残ったシーンを挙げました。

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当記事ではライブ全体の感想とアフター配信のソロ歌唱について。

キーワードはアイコニック


もの凄くいいセトリ。だけでなく明らかに意味の込められたものでした。

オープニングから生生星…正確には生駒里奈5部作。
しかも「乃木坂を乃木坂たらしめた」楽曲『君の名は希望』から始まってデビュー曲『ぐるぐるカーテン』へと戻る構成。

そこから6期生曲、ブチ上げ曲3連発と続きます。

緊張のソロ歌唱コーナーを経て夏組と春組に分かれてのユニットコーナー。
そこでの楽曲は3期4期の期別曲。

全員揃っての5期生曲は『いつの日にか、あの歌を…』。
2パターンあった3期4期曲と違い、これは全日程固定でした。
歴史を受け継ぐ者の恍惚と不安を歌ったこの曲を、しかもアイコニックな衣装で歌う意味

そして本編最終ブロック。

3期生の特別な曲『設定温度』。
グループの歴史に刻まれた二組のWエース「白石西野」と「かきさく」。
そして『きっかけ』。

乃木坂とは、その美しさとは。
生生星時代、1期から3期の時代、そして3期4期5期の時代まで連綿と受け継がれてきた「それ」を6期生たちに駆け抜けさせる

そんな2時間でした。

ちなみに配信ではなく現場(の割と上の方)で観ていた時に目を引いたのは膝を使って低い姿勢で踊る川端晃菜長嶋凛桜

そしてもうひとつ。
少なくとも何曲かは、明らかに小津玲奈のポジションを空けたフォーメーションだったことも印象に残りました。


前の記事では中盤の海邉朱莉の活躍にフォーカスしていますが、実はこの日最も私の印象に残ったメンバーは別にいます。

それは森平麗心

前の記事で「間違いなくこの日のひとつのクライマックスだった」と書いた『設定温度』。

3期生にとってとりわけ思い出深い、彼女たちが「初めて先輩たちと一緒に歌った曲」にしてある意味「1期2期のいない世界」を象徴する楽曲でもあります。

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ソロ歌唱で歌い繋いでいくスタイル。
互いが歌っている間に暗闇の中で舞う長嶋凛桜そして川端晃菜
1番サビのラストを引き取るのはやはり歌姫海邉朱莉

そして大間奏。
膝をついたメンバーが花のように広がる真ん中でひとり立ち、気高く舞ったのは森平麗心でした。

この『設定温度』から本編ラスト『市営ダンスホール』までの彼女は凄かった。

「儚い」のに「凛」として、手を伸ばすことさえ憚られるような「不可侵性」
西野七瀬ともちょっと違う。敢えて言うならばスイッチが入った時の遠藤さくらを思わせました。

 森平麗心はこの先、カリスマ性のあるアイドルになるんじゃないか

思わずそんなことを考えてしまうほど、この日のうるみんは魅力的でした。

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配信では終演後に後半日程のソロ歌唱が流されました。

森平麗心『硬い殻のように抱きしめたい』。
彼女の思い切りのいいファルセットは素晴らしいですね。

矢田萌華『気づいたら片想い』。
なんでまたこんなソロ歌唱に不向きなブレスのキツい曲を選んだんですかね。踊らなかったけど本当は踊りたかったのかもしれません。
それでも彼女の描く「なりたい姿」がオリジン西野七瀬を彷彿とさせる「乃木坂らしさ」であるのは伝わってきました。

愛宕心響『僕は僕を好きになる』。
失礼ながら個人的には「山下美月に寄せに行かない方がいいのに」と反射的に思ってしまいました。いや別に本人は寄せに行ったわけではないのでしょうが(憧れの先輩も美月ではなく一ノ瀬美空ですし)。
ビジュアルが洗練されてきたので、より似てきてしまっているんですよね。オリジナル衣装を着ていただけになおさら。
でも「今の私を作ってくれた大切な楽曲」をひたむきに歌う姿は素敵でした。

そしてラストは川端晃菜
ピアノ弾き語り(5期生新参者の小川彩を思い出させる!)で何かと思ったら『ここにはないもの』。
うお、こう来るか!齋藤飛鳥と声が似てるんだな。
ずっと一生懸命鍵盤を見ていた視線を一度だけ上げて客席を見回したのも印象的。

 主人公すぎる

正直、そう思いました。

個人的には「主人公感」という言葉はあまり好きではありません。
現在はミーグリ人気で苦戦している彼女が今後どこまでファンの支持を集め、グループ内でどのようなポジションに就くのかももちろんわかりません。

それでも。

「生まれも育ちも乃木坂46」
「まいやん、私が乃木坂に入るまでやめないでね」「ん~それは難しいかな~」の彼女が
飛鳥の卒業ソングを「私にとっての始まりの曲にしたいと思います」と歌うその姿を。

既にいくつもの物語を背負うその姿を表現する言葉をどれほど探しても、私には「主人公」しかありませんでした。


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過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
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6期生の新参者。現場で1回、そして千秋楽を配信で観ました。

当記事では配信をベースにして書いています。

「ここから始まる6期生の物語」


セットリストはこちら。

Overture
01. 君の名は希望(センター:瀬戸口心月、矢田萌華)
02. 制服のマネキン(センター:増田三莉音)
03. 走れ!Bicycle(センター:愛宕心響)
04. おいでシャンプー(センター:鈴木佑捺)
05. ぐるぐるカーテン(センター:川端晃菜)

06. タイムリミット片想い
07. なぜ 僕たちは走るのか?
08. ハウス!(センター:海邉朱莉)
09. 狼に口笛を(センター:大越ひなの)
10. おひとりさま天国(センター:長嶋凛桜)

<ソロ&ユニットコーナー>
11. いつかできるから今日できる(海邉朱莉)
12. 未来の答え(センター:愛宕心響、大越ひなの、鈴木佑捺、増田三莉音、森平麗心)
13. キスの手裏剣(センター:海邉朱莉、川端晃菜、瀬戸口心月、長嶋凛桜、矢田萌華)

14. いつの日にか、あの歌を…(センター:川端晃菜)
15. 設定温度(センター:森平麗心)
16. シンクロニシティ(センター:瀬戸口心月)
17. 帰り道は遠回りしたくなる(センター:鈴木佑捺)
18. ごめんねFingers crossed(センター:大越ひなの)
19. Same numbers(センター:矢田萌華)
20. きっかけ(センター:海邉朱莉)
21. 市営ダンスホール

EN
EN1. 裸足でSummer
EN2. あらかじめ語られるロマンス
EN3. ビリヤニ
EN4. 乃木坂の詩

WEN
WEN1. なぜ 僕たちは走るのか?


印象に残ったシーンを挙げていきます。

オープニングはアイコニックな『君の名は希望』。
増田三莉音の「ここから始まる6期生の物語」という言葉とともに『制服のマネキン』。
『走れ!Bicycle』でどうやら5枚目のシングルから遡っていることに気づく。

そして『ぐるぐるカーテン』では「生生星」を想起させる年少組3人(川端晃菜増田三莉音森平麗心)フロント。
ラストのガニ股をしっかりやるのが好感度高い瀬戸口心月

そして「私たちが乃木坂46 6期生です」という宣言からの『タイムリミット片想い』。
続く『なぜ 僕たちは走るのか?』。ド頭の空に向かって手を伸ばす瀬戸口心月の「パカッと開いた口」によぎる大園桃子。

『ハウス!』で「最後に好きを伝えてくださ~い!」と叫ぶ海邉朱莉。楽曲のカラーも煽り自体も得意ではなかろうに頑張っている。
森平麗心を愛でる瀬戸口心月

この日のソロ歌唱は海邉朱莉
「初めて乃木坂を観た曲」と紹介して歌ったのは『いつかできるから今日できる』。
纏うのは個人的に「乃木坂の美の到達点のひとつ」と認識している同曲のMV衣装。
そして当時この曲をTVで披露した時になぜかある番組だけ完全生歌でなかなか凄いことになっていたのを思い出しました笑
今はあかりんがいるから安心だな!

そしてこれまた海邉朱莉センターの『キスの手裏剣』。
また可愛い系楽曲で決して彼女の得意分野ではないだろうに、挑ませる運営と挑むあかりん。その意気やよし。

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『いつの日にか、あの歌を…』からは2018年紅白衣装に。
その時披露した楽曲は『帰り道は遠回りしたくなる』。レコ大連覇イヤーにして乃木坂史上最高売り上げ楽曲、まさにアイコニックな衣装

そこから間違いなくこの日のひとつのクライマックスだった『設定温度』へ。
この曲については次の記事で詳しく書きます。

「初めて教えてもらった曲」、『シンクロニシティ』。
そこから『帰り道は遠回りしたくなる』!いいセトリだな!
真ん中を割って駆け寄る姿のあまりの乃木坂感に「さすがガチオタ」と思わせる鈴木佑捺
『ごめんねFingers crossed』は大越ひなのに似合うなあ。

そして『きっかけ』。
やはり注目してしまうDフレの歌割りは鈴木佑捺増田三莉音森平麗心海邉朱莉
とりわけうるみんは突き抜けた歌声。

その森平麗心、発表されたばかりの最新期別曲センターとして本編ラストの挨拶。話飛んじゃってましたが笑

その『市営ダンスホール』で締め。この曲好き。

アンコールではお立ち台でファンのすぐそばに行くメンバーも。

『あらかじめ語られるロマンス』でカメラに近づく森平麗心とその後ろでヒョコヒョコおどける増田三莉音

そして千秋楽だけ披露された『ビリヤニ』。
ずっとド緊張でパフォーマンスしてきたであろうこの曲を、同期に囲まれてリラックスしきって心底楽しそうに踊るWセンターのふたりが微笑ましい。

ラストは『乃木坂の詩』。
海邉朱莉が、鈴木佑捺が泣き、嬉しそうにサイリウムをブンブン振るのが可愛い矢田萌華

そしてWアンコール。曲は再びの『なぜ 僕たちは走るのか?』。
客席との「突き抜けたぞ!」「6期生ー!」のやり取りで大団円でした。

この日のビジュアル仕上がってんなあメンは森平麗心愛宕心響もだいぶ洗練されてきたように感じました。


続きます。


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当時感じた感想や見解をそのまま残すため本文は主に文体の修正にとどめ、「今にして思うこと」は各記事の末尾に「追記」という形で新たに文章を加えました。


『2020年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
総文字数84,000文字、加筆部分だけでも10,000文字以上のボリュームでブログをご覧になった方にも楽しんでいただけることと思います。

「今にして思うこと」は各章の末尾に「追記」という形で新たに文章を加え、さらに書き下ろしとして4期生の初冠番組であった『乃木坂どこへ』を振り返っています。


『2019年の乃木坂46』 kindle版
過去に当ブログに掲載した記事を再構成し加筆したもの。
こちらは総文字数10万文字、加筆部分だけでも22,000文字以上のボリュームです。


『アンダラ伝説』 kindle版
伝説のアンダーライブ2ndシーズンを題材にしたセミドキュメンタリー小説。あの頃の熱量を叩き込んだ渾身の50,000文字です。


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